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このWikiは、拓也作品の動画をテキストに書き起こし保管しています。一部を除き、AIか投稿者か見分ける編集をしていません。メンバーの承認はできません。次の更新はありません。 AI拓也(シリー...
前回のあらすじ
12人村 3日目:昼 残り9人
村人:5人 占い師:1人 霊能者:1人 狩人:1人
人狼:2人 狂人:1人
妖狐:1人
センパイ:占いCO拓也◯
藍沢柚葉:占いCO拓也◯
レオ:霊能CO
ゴブリン仮面:霊能CO
チクニーザウルス:霊能CO
暫定白:拓也
グレー:マネヱヂヤア、母ウニ、一休、虹ピクミン
処刑:センパイ
犠牲:GM>マサヒコ
GM「3日目の朝になりました。犠牲者はマサヒコさんです。
マサヒコさんは無残にも食い殺されてしまいました」
マネヱヂヤア「マサヒコさん・・・・・」
チクニーザウルス「マサくんが死んじゃった!」
ゴブリン仮面「嘘だろうマサヒコ・・・・・・!」
GM「マサヒコさんの死体は手足が変な方向に曲がっており、全身には殴られた跡がありました。
頭の上には大きな文字で『人狼』と書かれています」
レオ「マサヒコーーーーーー!!!」
チクニーザウルス「人狼だ!人狼の仕業だ!」
ゴブリン仮面「違う!これは村人たちの陰謀に違いない!」
一休「・・・・・・ちょっと外の空気吸ってくるわ」
一休は食堂から出て行く。
拓也「マサヒコさん・・・・・・昨日俺と一緒に推理したのに・・・・・・」
一休は部屋に戻る。
GM「犯人は人狼でしょう。人狼はこの中に紛れています。では議論を開始してください」
拓也「昨日処刑されたのはハァハァ喘ぎ続ける拓也が尊敬していたセンパイだ。
ハァハァ喘ぎ続ける拓也は仇を取ってみせるっす!」
GM「ちなみに、拓也さんは別室で待機していてください」
拓也「ウッス・・・・・・」
母ウニ「占い結果は?誰を占ったのかしら?」
一休「俺じゃないですよね」
藍沢「占い結果を発表します。チクニーザウルスさんは白でした。占い理由は『狼っぽい』という理由だけです。
チクニーザウルスさんの他にも『狼っぽい』と思った人はいましたが、
狼っぽさでいったらチクニーザウルスさんの方が上だと判断しました」
マネヱヂヤア「どうして私たちグレーでなく霊能者を占ったんですか?」
藍沢「チクニーザウルスさんを吊れば、狼を処刑できる可能性が
あるからです。チクニーザウルスさんを白と出た以上、私はこれ以上このことについて何も言いません」
母ウニ「せめて呪殺狙いの占いというなら理解できたのに。これだと、本当に狼を処刑できればラッキーくらいにしか思っていないわよね?」
マネヱヂヤア「そうですね。これはあまりにも······」
レオ「霊能者CO!センパイは人間でした!つまりセンパイは真占い師か狂人か妖狐だ」
チクニーザウルス「センパイは人間だった!」
拓也「ビルダー拓也が霊能者でございます。センパイは死んでおります。」
レオは拓也の乳首をつまんだ。
拓也「痛い!やめて!乳首は敏感なんだ!」
レオは拓也を殴りつけた。拓也は気絶してしまった。
レオは拓也を蹴飛ばした。拓也の歯は折れてしまった。
レオは拓也を殴りつけた。拓也の頭からは血が出た。
レオ「これでわかったっすか?本物の霊能者はオレなんスよ!」
レオは拓也を殴った。拓也は死んだ。
レオ「これで1匹始末したっすね!」
レオは拓也の股間を蹴り上げた。拓也のペニスは潰れた。
レオ「これで2匹!」
やり直し
ゴブリン仮面「私の結果は・・・・・・センパイは人間だった。つまりセンパイを殺した犯人はこの中にいる!」
拓也「俺が本物なのに誰も俺を信じてくれなかった・・・・・・うっうっ」
GM「拓也が泣いています」
一休「霊能者! てめぇらのどっちか人狼なんじゃねぇのか!?」
レオ「オレは違うぜ!」
チクニーザウルス」「僕、ゴブリン仮面、レオさんのうち誰かが人狼で、残りは村人なんだ!」
ゴブリン仮面「私は村人だ!狼などいない!」
一休「ならお前らで殴り合え!」
レオ「狼はお前だろ!(ゴブリン仮面を指差す)」
ゴブリン仮面「そんなことはない!私は無実なのだ!」
一休「狼、お前だろ?!」
ゴブリン仮面「違うのだ······うう、私が疑われている····なぜ私ばかり疑われるのだ・・・・」
チクニーザウルス「僕、みんな仲良くして欲しいんだ!(涙を流す)だから、みんなが喧嘩するのは悲しいんだよ」
一休「狼を吊れば終わるんだよ!」
ゴブリン仮面「私からしたら、霊能者はどちらも真に見えるが、どちらが本物なのかわからない」
レオ「そういえばゴブリン仮面さん、
昨日『霊能のフリをして皆を守るしかないんだ!』って言ってましたけど、フリってなんすか?」
ゴブリン仮面「それは私の役職が霊能者ではないからだ」
レオ「おいおいおいおい!」
一休「なんだと!?」
ゴブリン仮面「私の正体は・・・・・・村人だ!村人だから何もできない!」
レオ「ファッ!?ゴブリン仮面さん、村人なのになんで霊能を騙っていたんすか?」
ゴブリン仮面「私は霊能を騙ることで、村人に守ってもらおうかと思ったんだ。そうすれば、村人が一人助かるだろう?」
母ウニ「ちょっと!それ、どういう意味よ!」
ゴブリン仮面「ふ、深い意味はない!ただ、助けてもらおうかと思って・・・・・・」
母ウニ「ふざけないで!霊能者を騙るなんて、人狼と変わりがないわ!」
ゴブリン仮面「違うのだ・・・・・・私が疑われている・・・・・なぜ私ばかり疑われるのだ・・・・・・」
拓也「みんな仲良くしてくれよ!あと、母ちゃん、この人は人狼じゃないと思う!」
母ウニ「どうしてわかるの!」
拓也「だって、この人、すごく寂しい目をしているもん」
ゴブリン仮面「うう、私は無実なのだ······うう、うううう、うおおおおおおん!!!」
レオ「なんすかこの茶番!」
マネヱヂヤア「ゴブリン仮面さんが霊能者から村人にスライドですか。わかりました。
では、今日吊られる方はゴブリン仮面さんということで」
ゴブリン仮面「うおおおおおおん!!(泣)」
拓也「ああ、よかった、ゴブリン仮面が死んでくれるなら、淫獣拓也は助かった!これで生存確定だ!」
拓也は安堵した。もう安心だと。
だが、そう簡単に物事はうまくいかないものである。
拓也「じゃあ今日は霊能者を吊るっす」
レオ「オレは拓也に入れるぜ。お前も霊能者なんだろ?」
拓也「い、いや待て!霊能者は淫獣拓也じゃない!レオかチクニーザウルスの誰かだ!」
母ウニ「わたしも拓也に入れたいわ」
マネヱヂヤア「私も拓也に入れます」
一休「じゃあ、タクヤ処刑の流れ?(笑^O^☆♪」
拓也「ままま待て!ハァハァ喘ぎ続ける拓也は村人だ!」
拓也には、自分が処刑されることだけは回避できるという妙な自信があった。
根拠は無いが、きっと自分は吊られない。そう信じていた。
しかし、そんなわけがないのである。
GM「投票の結果、拓ちゃんが処刑されました。そして、拓ちゃんは無残にも食い殺されてしまいました」
拓也「ハァハァ・・・・・・」
GM「拓也がビクンビクンしています」
拓也「うぅ・・・・・・」
拓也「オレは死ぬ・・・・・・のは嫌だ・・・・・・」
拓也「だが・・・・・・、オレは・・・・・・、もう駄目だ・・・・・・」
拓也「もう・・・・・疲れたよ・・・・・」
拓也は白目を剥いて口から泡を吹きながらビクンビクンと痙攣している。
GM「拓也は死んでしまいました・・・・・・」
拓也「んあぁ・・・・(逝)」
拓也は死んだ。享年20歳。死因は失禁。あまりにも無様な死に方であった。
GM「それでは、投票を始めます。皆さん、怪しいと思う人物を指差してください。せーのっ!」
(ここから投票開始。GMが1d100を振る。結果は12。参加者は順に挙手していく。
一番遅かった人が吊られるというルールではない)
拓也→ゴブリン仮面
チクニーザウルス→ゴブリン仮面
レオ→ゴブリン仮面
藍沢→ゴブリン仮面
マネヱヂヤア→ゴブリン仮面
母ウニ→ゴブリン仮面
一休→ゴブリン仮面
虹ピクミン→ゴブリン仮面
ゴブリン仮面→母ウニ
GM「はい、全員一致でゴブリン仮面さんに決定しました!お疲れ様でした!」
(一同笑)
ゴブリン仮面「私の正義が、こんなところで終わってしまうのか・・・・・・正義とは、なんだったのか・・・・・・」
(一同爆笑)
ゴブリン仮面「うわぁぁぁん!!!」
ゴブリン仮面は泣きながらどこかへ走り去って行った。
こうして、ゴブリン仮面は、村人達の疑いをはらすことができずに消えていった。
だが彼はまたすぐに別の村に現れるだろう。
なぜなら彼の正義が、まだ燃え尽きてはいないからだ!
ゴブリン仮面、完!!!!!!!!!!
GM「それでは皆さん自室に戻ってください」
チクニーザウルス「ふぃ〜、やっと静かになったな〜」
拓也「疲れたぜ・・・・・・まったくもぉ・・・・・・」
レオ「お前が言うなよ」
マネヱヂヤア「・・・(眠そうに目をこすりつつ部屋を出ていく)」
拓也「マネヱヂヤア大丈夫かなぁ・・・・・・」
GM「拓也さんも頭大丈夫ですか?」
拓也「マンコを種マンにされた俺に死角はない!フゥーン!マンマンが裂けちゃうよ!ああああっ!」
レオ「・・・・・・」
一休「おいレオ。どうしたんだよ。何か言えよ。黙るなよ。なぁ?おい」
レオ「うるせぇ!今集中してるんだよ!あっち行け!」
一休「お、おう、そうか、邪魔しちまってすまなかったな。あ、そうだ、あのさ、お前って何者なの?」
レオ「ん?どういうこと?」
一休「いや、だからさ、その、お前って人間なのかなって思って。
だってお前、この村で、誰よりも人間離れしてるじゃん。
なんというかさ、こう人間じゃない別の生き物みたいなさ。な?」
レオ「何言ってるの?ただのしがないイケメンだけど?」
一休「そっか、イケメンか・・・・・・。イケメンねぇ・・・・・・、なんか腹立ってきたな」
GM「皆さん自室に戻りましたね。では夜のターンに入ります」
一休「いやいやいや、まだオレいるからね?夜になってねーから」
GM「早く戻れ」
3日目:夜
拓也はシャワーを浴びていない。
拓也「ふぃ~!シャワー浴びてないけどシャワーを浴びた気分!」
拓也は疲れ果てて泥のように眠っている。
体臭がひどいのだろう。部屋中に臭いが充満している。
床にはまだ乾いていない体液が残っている。
だがそんなことを気にせず眠り続ける拓也。
「お~い、たくやく~ん!」
誰かに身体を強く揺さぶられている。
自分を起こそうとする声も聞こえてくる。
GM「お~い、たくやく~ん!起きてください!」
拓也は目を覚ますと、「ウボァー!」と言って飛び起きた。
拓也の身体は全身に精液がついでいる。
「臭いよぉ~!」「誰か助けてぇ~!」「オナホォ~!」
拓也は悲鳴をあげながら部屋中を走り回る。
だがいくら走っても精液が落ちない。
走り回れば暴れまわるだけ、余計精液まみれになってしまう。
拓也は転んでしまった。
拓也「痛ぇ!クソ!糞!クソ!誰だよこんなことして!」
「おい一休!」拓也は叫ぶ。
一休「うるせぇなぁ・・・・・・」
「この精液とってくんない?淫獣拓也臭すぎてもう死んじゃう・・・・・・」
拓也は泣きそうな声で訴える。
「自分でとれやカス」一休は冷酷な態度をとった。
拓也は一休に飛びかかると、マウントポジションを取り殴りつける。
拓也「テメェ!殺すぞ!オイ!殺すぞ!コラ!・・・・・・うっ!・・・・・・」
一休に反撃され殴られてしまう。
拓也は倒れた。そして動かなくなった。
4日目:朝
GM「皆さんおはようございます。昨晩は誰も犠牲者は出ませんでした。」
拓也「んあ・・・・・・?」
拓也は目を覚ました。
拓也「そうだ・・・・・・。俺は昨日、あの野郎に襲われて・・・・・・・」
拓也「思い出したぞ。俺の身体が汚されて・・・・・・。くそぉ! アイツはどこだ?」
GM「拓也さんの足元で気絶していますよ。」
拓也は辺りを見回す。
そこには白濁液まみれの床で横たわる全裸の一休の姿があった。
拓也は慌てて駆け寄る。
すると一休の心臓は動いていることがわかった。
拓也「よかった。死んでないのか。」
一休は小便を漏らしていた。
どうやらショックで失禁してしまったらしい。
拓也は一休の身体を綺麗に拭いて服を着せてやった。
拓也「おい大丈夫か?」
一休」「うっ・・・・・臭せぇ。最悪だ。」
拓也「何が臭せぇんだよ?この変態!」
一休「お前が出したザーメンだよ!」
GM「それでは、話し合いを始めてください。時間は10分間です」
レオ「GMも拓也に慣れてきたっすね」
GM「慣れたんじゃなくて諦めたんですよ」
レオ「えっ?」
GM「何でもありません。議論を始めてください」
拓也「うるさい。それよりまずは状況確認からだ」
拓也は昨晩シャワーを浴びていないため、強烈な悪臭を放っている。しかしそんなことは気にせず話を進めた。
拓也「まずは占い結果を教えてくれ」
藍沢「占いCO。母ウミさんは人狼です」
母ウニは驚いた表情をしている。
母ウニ「あらあら・・・・・ウニちゃんは村人ですよ〜」
父ウニ「母ウニは村人だよ」
藍沢「いえ、人狼でした」
一休「とりあえず占い理由を教えてくれ」
藍沢「理由はいくつかありますが、一番の理由は私が小説を書いていたからです」
拓也「なるほど、それは盲点だったな」
藍沢「はい、私は文章を書くのが好きです。母ウニを占ったのは、
私の小説の主人公と、あまりにも似ている気がしたんです。
だから、もしかしたら母ウニさんのことが好きになるかも・・・・・・と、思ったのです」
母ウニ「あらあら・・・・・・」
母ウニは顔を赤らめた。母ウニは年甲斐もなく照れたようだ。
母ウニ「うれしいわね。でも、わたしはあなたには興味ないわよ?」
藍沢「はい、わかってます」
母ウニは微笑む。しかし、目は笑っていない。獲物を狙うような目で、藍沢を見つめている。
レオ「はははっ、振られたっすね! 霊能結果っすけど、ゴブリン仮面は村人だったッス」
チクニーザウルス「霊能COゴブリン仮面さんは村人だったよ」
マネアヂヤア「霊能結果は白・・・・・・狂人か妖狐が吊れたと考えるのは
楽観的すぎますね。村騙りを吊ったと見ていいでしょう」
マネヱヂヤアは頭を抱えてため息をつく。どうやら村人陣営にとって悪いことが起きているらしい。
マネヱヂヤア「まったく・・・・・・困ったものですね。今日はどうします?」
レオ『このおばさんを吊れば良いんじゃないッスか?」
母ウニ「あら、お口が悪いようね。ママは悲しいわ・・・・・・。そんな子に育てた覚えはないのにねぇ〜」
レオ「はっ、育てられた記憶もないんすよねー」
一休は考え込んだ表情をしている。
一休「ふむ・・・・・・妖狐が噛まれたのかもな・・・・・・いや、狩人が護衛成功してたのかもしれねえ・・・・・・」
レオ「そういえば今日死体無しでしたね。狩人は生きてるっすかね?」
拓也「はい。オレが狩人でございやす。」
チクニーザウルス「えー!拓也さんが狩人さんだったのー!」
母ウニ「あら、お口にクリームがついてるわよ。」
母ウニがティッシュでチクニーザウルスの口を拭く。
チクニーザウルス「あ、ありがとう」
母ウニ「あらあら、お礼なんていいのよ」
母ウニはチクニーザウルスを抱きしめる。
チクニーザウルス「えへへ、あったかいです」母ウニ「あらそう?」
チクニーザウルス「僕、体温低いから・・・・・・」
レオ「妖狐を噛んで平和だとしたら、藍沢が人狼で、妖狐の母ウニに人狼判定を出した可能性もあるっすね。」
母ウニ「あら、それは面白い推理ね。でも、わたしは妖狐でも人狼でもないのよ」
チクニーザウルス「えー、じゃあ誰が人狼なんだろう・・・・・・」
藍沢「人狼は1匹見つけたので、あとは妖狐を探さないといけませんね」
一休「妖狐はどこだ?どこに潜んでやがる?」
マネヱヂヤア「妖狐が生きているうちに人狼を全部吊ると妖狐陣営の勝利ですから、気をつけてくださいね」
チクニーザウルス「あ、そうなの?僕、人狼ゲーム初心者なんでよくわからないよお」
一休「チクニーザウルスさん、今は議論をしているんですよ。黙っていてください」
チクニーザウルス「ごめんなさい・・・・・・」
母ウニ「あらあら、かわいそうに」
拓也(どうやらハァハァ喘ぎ続ける拓也が思ってた以上に複雑なゲームみたいだな・・・・・・)
拓也はそう思い、ゲームのルールブックをめくった。
するとそこには衝撃的な事実があった。
拓也(何ぃ!?嘘をついてもいいのか?このゲーム、イカサマがやり放題じゃないか!!)
確かに、『役職者以外には真偽判定はできない」とは書かれて
いるものの『嘘をついた場合の罰則』などは記載されていなかった。
これは完全に運営側の不手際であると言える・・・・・・。
拓也(くそっ!なんでこった!俺は人狼ゲームの素人だが
この程度のルールミスには気づく!絶対に訴えてやる!)と怒りに震えていたその時、拓也はハッとした。
拓也(いやまて・・・・・・逆に考えるんだ・・・・・今こそ人狼ゲームで無双するチャンスかもしれない!)
そして・・・・・・拓也は人狼ゲーム初心者にもかかわらず超絶強キャラとして人狼ゲームに参加することになる。
拓也「占い師CO、俺占いCO、藍沢⚫!理由は人狼だから!だから人狼の藍沢占ったんだよ!占い理由終わり!
藍沢処刑!これで占い師はいなくなったから、藍沢は人外確定!」
拓也(ふふん、これが本気の占い師COよ!
占い師が全員消えたら淫獣拓也の発言力が強くなって、つまり俺の勝利が確定するんだよ!!
こんな初歩的トリックにも気付かないとは、全然ゆるケツじゃんお前!!ハッハッハー!!!)
GM「拓也、お前は黙っとけ」
拓也(大声で反論)」
マネヱヂヤア「とりあえず、今日の吊り先を決めましょう。母ウニか子ウニで」
母ウニ「わたし、子ウニちゃんのこと、吊りたくないわ・・・・・・」
子ウニ「ボクも、ママと一緒にいたいな・・・・・・」
藍沢「霊能者が生きている間に、母ウニを吊ってください」
母ウニ「私に人狼判定を出した藍沢は人外、つまり一昨日吊ったセンパイは真占い師のはずよ。
そしてゴブリン仮面は狼じゃなかった。今日私を吊ったら生存者7人で狼狼狐残りか狼狼狂狐残りになるわ。センパイを吊ったのだからバランスで藍沢も吊ってくれないかしら」
マネヱヂヤア「なるほど、確かにそうですね。では母ウニさんを吊るということで」
一休「母ウニ吊りには賛成です」
チクニーザウルス「そうだね。ママ吊りで」
母ウニ「えっ、ちょっ」
拓也「よし!決まりだな!母ウニを吊り殺せ!」
母ウニ「わたしが吊られたら子ウニちゃんが一人ぼっちになるの・・・・・・」
子「大丈夫だよ、ママ」
母ウニ「うぅ・・・・・・、ごめんなさいね」
父ウニ「うおおお・・・・・・ぐずん・・・・・・」
一休(このおっさんの鳴き声って、毎回うるさいよなぁ)
GM「皆さん議論が尽きないようですね。それでは投票の時間にしましょう。怪しいと思う人物を指差してください。せーのっ!」
拓也→母ウニ
藍沢→母ウニ
一休→母ウニ
母ウニ→一休
チクニーザウルス→母ウニ
子ウニ→母ウニ
レオ→母ウニ
マネヱヂヤア→母ウニ
虹ピクミン→母ウニ
(人狼の声:「あはぁ~♡やっぱりお姉様が吊られてしまいましたわぁ~♡♡
私のこと疑わないなんて、馬鹿な人達ですねぇ。ふひひっ!」)
GM「投票の結果、母ウニが処刑されました。はい、母ウニの身体と人格は消滅します。お疲れ様でした」
母ウニは椅子の肘掛けに頭を預け、ぐったりと脱力する。その顔には、諦めと、安堵と、どこか誇らしさがあった。
きっと、これでよかったのだ、と、そう思いながら、目を閉じた。
母ウニの体が、徐々に透けていく。
母ウニ「あ、あら、私、消えちゃうのね」
母ウニは、少し寂しそうに笑った。
母ウニ「皆さん、ありがとうございました」
母ウニは、消える前に、言った。
母ウニ「もし・・・生まれ変われるなら・・・・・・今度は・・・・・・
普通の人間のお母さんになってみたいな・・・・・・」
そして、消えた。
拓也「・・・・・・・・・・・・」
チクニーザウルス「・・・・・・・・・・・・」
レオ「・・・・・・・・・・・・」
子ウニ「・・・・・・・・・・・・」
マネヱヂヤア「・・・・・・・・・・・・」
一休「・・・・・・・・・・・・」
藍沢「・・・・・・」
虹ピクミン「・・・・・・・・・・・・」
一休「・・・・・・なんか言えよ!お前ら!」
その瞬間―――、村中にサイレンが鳴り響いた。それはまるで、
死刑宣告のように聞こえた。もう逃げられないぞ、覚悟しろよ、と、そう言われている気がした。
GM「夜になりましたので、皆さんお部屋に戻られてください」
GMの声が響く。声色はいつもと変わらなかった。
淡々としていた。それがかえって恐ろしく感じられた。
部屋に戻った拓也はシャワーも浴びずにベッドの上に寝転び、天井を見つめていた。
これからどうなるのかを考えると怖かった。でも何も思い浮かばない。
チクニーザウルス「あぁ、あかんわ。どうしたらええんやろ」
隣ではチクニーザウルスがうなっていた。
彼の寝言を聞いていると、なぜか関西弁だということがよくわかる。
どうやら悪夢を見ているらしい。かわいそうだとは思うが、今はどうすることもできない。
眠気はまったくなかった。ただただ時間が過ぎていった。
しばらくして扉が開いた。入ってきたのは一休だった。
一休は無言のまま、ベッドの脇にある椅子に座った。
そして一休は静かに泣き始めた。
「なんで泣くんだよ」と、そう訊ねようとしたが、できなかった。
ごめんな。ビルダー拓也がもっとしっかりしてれば、なんとかなったのにな。本当にごめん。許してくれよ・・・・・・。俺は馬鹿だ。最低のクソ野郎だ。どうしてこんなことに、なっちまったんだろうな?拓也は答えられなかった。俺にできるのは謝ることだけだ。それももうすぐできなくなる。だからもう、泣いておくしかできねぇよ。
GM「皆さん、夜時間に拓也くんの部屋に集まらないでください」
つづく
次:AIを使って拓也さんを人狼ゲームに参加させた.3(https://wiki3.jp/takuyahokan/page/31)
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