動物名:ペラゴルニス・サンデルシ
愛称:ルーシー
所属:ミチアト古生物研究所
管理権限:1
アニマルガール概要:彼女はオドントプテリクス目ペラゴルニス科ペラゴルニス属"ペラゴルニス・サンデルシ”のアニマルガールです。 ジャパリパーク・セントラル国際空港にて、空輸されてきた直後のペラゴルニスの化石にサンドスターが接触した結果誕生しました。現在はゴコクエリアのミチアト古生物研究所にて生活しています。
後述の非常に高い滞空能力を生かして空を飛んでいる事がよくあり、その際は離陸から一週間以上滞空している事もあります。睡眠も飛行しながらしているようです。
その飛行能力を生かしてパーク職員の「お手伝い」をする事があり、抱える程度の荷物を長距離輸送している事もあります。しかし荷物が重すぎたりすると翼か腕のどちらかが急に痛みだし、そのまま「不時着」してしまうようです。
早朝、シュウ氏が木に引っかかったまま眠っているルーシーを発見、助け出しました。 すごい体勢で木に引っかかってたから二重の意味で驚いたよ...。 ―シュウ |
研究所の屋上で離陸のために風を待っていたところ、同施設の職員に飛び降り自殺すると勘違いされ一時騒ぎになりました。 本当にごめんなさい......強く抱きしめたから腕、痛かったですよね。 ―[匿名希望] 腕が死ぬかと思いました...。でも、大丈夫ですよ! ―ルーシー |
他の鳥類アニマルガールが行っている『走って離陸』を試そうと丘の上から全力疾走しながら坂を駆け下ったところ、途中でつまづいて坂を転がり落ち、下にいた ティタノボア「レイナ」 の尻尾に腕をぶつけました。 腕を押さえて悶絶してたけど、大丈夫だった? ―レイナ ううう...なんで毎回腕に当たるんですかぁ...。あとレイナさんごめんなさい、大丈夫です。 ―ルーシー |
眠ったまま飛行している間に風が変わって流され、アクシマエリア上空まで移動、大きな翼からライバルのグンカンドリと勘違いしたオオグンカンドリ「ふー」に攻撃されそうになり、野生解放で数百メートルほど吹き飛ばしました。 とんだ無礼をしてしまい申し訳ない。しかしすごいかぜおこしだった...。 ―ふー こちらこそ、かなり遠くまでふきとばしちゃいました...。 ―ルーシー |
―どうして彼女はこうも飛行関連でトラブルに巻き込まれるのか...。 ―職員████
航空機や鳥以外の飛行生物に興味を示しており、特に誕生直後に見た航空機には人一倍興味がわいたらしく、たまにジャパリ図書館などへ出向いて航空機について調べているようです。特に「羽ばたかずに飛ぶ」原理が気になると語っています。そういう彼女自身もあまり羽ばたかない事は言わないであげてください。
性格は穏やかで理性的です。また魚料理が好みであり、外出の際は先述のジャパリ図書館かナリモン水族館のレストランストリートが目的地の場合が大半です。
容姿:髪は白く、両側頭部から灰色の地に黒の翼が生えています。この翼は鳥類アニマルガールの中でも最大級の大きさと長さですが、同時に非常にデリケートらしく不用意に触られるのを嫌がります。前髪は黄色く、白髪との境界面に黄色い髪留めを四つつけています。
服装は白ですが、上着の袖が翼を模しているのか、和服のように伸びており先端に向けて白から黒にグラデーションしています。下は白のスカートで、下に黒のタイツを履いています。
能力・野生解放:一般的な鳥類アニマルガールと同じように飛ぶ事ができますが、彼女の場合高所から飛び降りるか、風がないと離陸できません。しかし僅かでも風があるとそれを巧みにとらえ、遥か上空まで上昇し、滞空することが可能です。滞空自体は姿勢を維持さえすれば非常に楽なようで、乱気流でもない限りは常に安定して飛行できます。
野生解放能力は「海風抱く古代の翼」と呼ばれており、一時的に腕の骨が強化され、さらに頭部の翼が肥大化し輝きを放ちます。腕にけものプラズムを溜めて振るう事で強烈な突風を巻き起こす事ができるようです。
ただし野生解放終了後、丸一日はは確実に腕を痛めて飛べなくなります。
なんて言うんでしょう......腰じゃないし..."ぎっくり翼"? ―ルーシー
Q.こんにちは、ペラゴルニスのルーシーさんですか? A.はい...なんでしょうか? Q.アニマルガールの調査という事で、いくつか質問したいんですが、いいでしょうか? A.調査ですか...わかりました、答えられる質問なら。
Q.ありがとうございます!ではまず...ルーシーさんはここで生まれたんですか? A.実は違うんです。生まれたのは大きな飛行機が飛んでくる場所...えっと、何でしたっけ。
Q.セントラル空港ですね!あぁ、だから今飛行機の本を? A.はい。羽ばたかずに飛んでいるのが不思議で...。
Q.なるほど。 そういえばルーシーさん、この間「墜落」したって聞きましたが...大丈夫だったんですか? A.あぁ...墜落っていうほどの勢いで落ちたりしてませんから大丈夫ですよ。ちょっと"ぎっくり翼"に
Q.ぎっくり......翼...? A.重いものを持って飛んだりすると、翼か腕がつったみたいにものすごく痛むことがあるんです。
Q.なるほど...苦労してるんですね。 A.でも、これが私ですから。 [記録終了] |
動物情報
動物名: ペラゴルニス・サンデルシ
学名: Pelagornis sandersi
分布: 現在のアメリカ合衆国サウスカロライナ州周辺
IUCNによる保全状況:絶滅(EX)
動物概要:今から約2500万年前の新生代第三紀に生息していた、史上最大級の飛翔する鳥類です。翼開長は6~7メートルあったと推定され、これは現在生きている最大の翼開長を持つ鳥類であるワタリアホウドリの2倍以上です。シミュレーションの結果、ペラゴルニスは上昇気流に効率よく乗る能力を備え、いったん飛び立てば大きな翼の翼端に生じる乱気流の抗力を受けにくく、一週間以上にわたり滞空することも可能だったという結果が出されました。
その一方、飛行のために翼の骨は極限まで軽量化されており、厚さはわずか1ミリしかないため非常に脆弱であり、研究初期では飛行できたかすら疑問視されるほどでした。脚は短くずんぐりしていて、水かきもあったことから、水面を走って飛び立ったのではとも言われています。
また、嘴には歯に似た骨質の突起があり、これで獲物をひっかけて捕らえていたと考えられています。
執筆:Type-ZERO
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