登録日:2012/02/17 Fri 04:02:22
更新日:2023/08/12 Sat 19:08:37NEW!
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ゴドスとは、TOMY(現:タカラトミー)が販売していたプラモデル『ZOIDSシリーズ』に登場するゾイドの一種。
【機体スペック】
型式番号:RMZ-14
所属:ヘリック共和国
全長:8.6m
全高:8.2m
全幅:3.8m
重量:23t
最高速度:150km/h
登場員数:2名
【概要】
分類は恐竜型ゾイドで、より正確にはアロサウルス型。旧シリーズでも骨ゾイドと呼ばれるゾイドに属するガリウスの後継機で、ゴジュラスを小型化したような機体。
恐竜型ゾイドは闘争心がかなり強いらしく、それを元にしたこの機体の戦闘力は共和国小型ゾイドの中でも随一。
戦場を高速で走破する脚力から繰り出されるキックは生半可な装甲なら容易く粉砕し、モルガやマーダー等の帝国小型ゾイドはまるで張りぼてであるかのように蹴り飛ばされる。その強さは、対抗手段を欲した帝国がコイツの設計をパク――参考にしてイグアンを開発した程。
間違いなく当時最強の小型ゾイドである。
また第二次大陸間戦争のころには、これらの能力に加えて荷電粒子砲を標準装備。
小口径なのでむろん攻撃力はジェノザウラーなどには及びもつかないが、それでも荷電粒子砲であり、装甲の厚いイグアンに対抗した。
長い脚で機敏に跳ね回る機体が大量に登場して荷電粒子砲を打ちまくる様はさぞかし帝国軍の肝を冷やしたであろう。
機体の特徴としては通常型の他に重装仕様(指揮官タイプとも呼ばれる)が存在し、それぞれ頭部の形状が違う。
主にアニメやゲームでは重装仕様のゴドスが採用されるため、むしろ通常型を知らなかったという人も少なくなかったのではないだろうか。
また、パイロットの搭乗位置が少々特殊であり、1人は普通に頭部のコクピットへと搭乗するのだが、もう1人は背中に装備された対空砲座に剥き出しの状態で搭乗。
……150km/hで疾走するゾイドの背中に剥き出しで搭乗するなんて大丈夫なのだろうか?
まあ、水中戦がメインなのに水中で口を開くとパイロットが溺死するワニ型ゾイドもいることだし、気にしてはいけないのだろう。
一応、HMMシリーズではコクピットハッチが実装され、剥き出しの状態ではなくなった。
強力な歩兵ゾイドではあるものの、やはり旧式であることと強敵が多く存在したこともあって、後にドスゴドスやティガゴドスといった後継機や、ガンスナイパーやアロザウラー等の新型機も投入されていった。
しかしゴドスも上述した荷電粒子砲の装備などの近代化改修を経つつ、またゾイド野生体の数が多く安定供給もできたことから、第二次大陸間戦争の末期となったニクス大陸の激戦にも参戦している様子が描かれている。
【武装】
- クラッシャークロー
両手のクロー。三本指がとても可愛い。
が、これを使うならキックした方が早いし強いだろう。
- 小口径荷電粒子ビーム砲
腰の左右に装備されたビーム砲。本機の主武装とも言える射撃武器で、ゲームではロングレンジガンとも呼ばれる。
- 小口径対空レーザー機銃
尻尾の付け根から3分の1くらいの部位に装備される対空火器。目立たないし使われない。ちなみに、旧プラモではイグアンの頭部にあるのと同じパーツが使われている。
- 2連装対空レーザー機銃
背中に装備された対空レーザー機銃。背中から外すと独立した飛行ユニットにもなる。が、そのせいか装備された状態の見た目は違和感を感じさせる。
気になる人はプラモか画像で実際に見てみよう。
- スマッシュアップテイル
尻尾。
打撃の威力は高いのだろうが、その様子を想像してみると可愛い。
- 対ゾイド30㎜ビームライフル
ガイサックと共通の大型火器。主に重装仕様が左腰に装備している様子が見られる。
見た目は短めの対物狙撃銃。ガイサックはこの装備でセイバータイガーを仕留めたこともあるため、ゴドスも同等の攻撃力を持つと思われる。
【アニメでの活躍】
『無印』
原作通り、共和国軍の主力量産ゾイドとして登場。
主人公勢が搭乗する機体ではないため、残念なことに扱い的には“その他大勢”でしかない。
しかしながら、多数のゴドスが一斉に砲撃を行うシーンなど、しっかりとした活躍も存在する。
やられ役というイメージがつきまとうゴドスだが、ある人が乗ったゴドスは単機で基地を落としていたりする。
その他にはヴィオーラの妹ローズの愛機として登場する他、ガイロスグランプリのピットクルーが使用する等、さまざま場所で登場する。
ちなみにピットクルーが所有するゴドスのコックピットは珍しく通常型。
『ZOIDS新世紀/0』
バックドラフト団初登場の第4話「闇バトル!」に登場。
ヘルディガンナーのチームと対戦していたが、バックドラフト団のチームモルドにバトルジャックされる。
他にもバックドラフト団の作業ゾイドなどとしてちょこちょこ登場。
このシリーズではCG技術の向上によってか、ガンスナイパーや下記のゲームのように上体を水平にして尾を振り上げた二足走行をするようになっていた。
『ゾイドフューザーズ』
ブレードライガー三機で組まれた強豪チーム「ブラックインパクト」に三機編成で挑む。
結果はお察しください。
チーム名はマジカルステッパーズと可愛らしいがファイターはオッサンである。
【ゲームでの活躍】
『ZOIDS〜ヘリック共和国VSゼネバス帝国〜』
ヘリック共和国軍の中型ゾイドとして参戦。
頭部コクピットは重装仕様のものだが、武装はビーム砲とキックの2種類。威力は高く扱いやすいため重宝される。
共和国ルートでは初期配備の機体として登場。
初期の頃は他に購入できるゾイドの性能が高いとは言えないため、大半のプレイヤーからは司令機として扱われるだろう。
ゲーム中盤からはアロザウラーやゴジュラスのように優秀な中型・大型ゾイドが揃ってくるため主力からはお役御免になることがほとんどだが、中にはこの子を愛用し続け、ラスボスのデスザウラーをも撃破する猛者も存在する。
本作と次回作『ZOIDS2 〜ヘリック共和国VSガイロス帝国〜』のゴドスは、非常に軽快な動きをしている。
キックの使用時にはガンスナイパーのように体を水平にして尾を振り上げ、ものすごい勢いで突進するモーションを披露。
同シリーズのイグアンよりも明らかに機敏で軽快なゾイドとして描かれていた。
『ZOIDS鋼の絆』
登録時に性格を感覚でプレイした時の初期機体。
パイロットのニーナ・リーベルトがけしからんおっぱいの持ち主で、パイロットスーツをはだけてスポーツブラが丸出しだったため、おっぱいに目がくらんで選択したプレイヤーも多かった。
【派生機・後継機】
直系の後継機にドスゴドスがいる。
こちらは中央大陸戦争時代にアロザウラーとの競合で敗れた機体を惑星Zi大異変後の磁気嵐が止まない環境に対応すべく仕様変更した代物。強化型としてティガゴドスという、マグネーザー(マッドサンダーのドリル)を装備したものもある。
ドスゴドスおよびティガゴドスは、バトルストーリーにて主役機として活躍した。ゴドスの派生ながら凄まじい躍進である。
西方大陸戦争時代には運用されていなかったが、このドスゴドスのデータを元にしてガンスナイパーが開発された。
旧中央大陸戦争時代には、より大型のアロザウラーがゴドスの後継機として登場。
同クラスのゾイド中最強の格闘能力を持つとされ、第二次中央大陸戦争ではデスザウラーを撃破した機体も存在する。
追記・修正はゴドスとゴルドスとゴルゴドスを間違えない方がお願いします。
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▷ コメント欄
- ゴドス、ゴルドス、ゴジュラス、ドスゴドス ヤヤコシイ -- 名無しさん (2014-04-07 01:35:33)
- ↑うるせー蹴り飛ばすぞ -- 名無しさん (2014-12-28 09:55:51)
- 初期小型歩兵ゾイド最強機体。往年の小型機の中での人気は高く、様々な派生機種が存在する。後継機が就役した後も少数ながら近代化改修された機体が最前線に留まった。 -- 名無しさん (2015-06-02 14:50:53)
- アニメでは造形的な問題か格闘戦は全く描かれなかったな -- 名無しさん (2016-01-09 10:55:40)
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