マリアン=スリンゲナイヤー(とある魔術の禁書目録)

ページ名:マリアン_スリンゲナイヤー_とある魔術の禁書目録_

登録日:2012/03/24(土) 20:49:25
更新日:2023/08/10 Thu 17:20:27NEW!
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とあるシリーズの登場人物 新約 とある魔術の禁書目録 グレムリン オーバーオール 眼鏡 眼鏡っ娘 悪趣味 グロ 魔術サイド 科学サイド 超coolだよアンタ! マリアン=スリンゲナイヤー



「その程度のつまらない思考回路じゃあ……私達『グレムリン』にゃあ届かないぞ?」







新約 とある魔術の禁書目録の登場人物。
cv:五十嵐裕美
初出は三巻。



第三勢力「グレムリン」の一員。
外見は二本の三つ編みに纏めた白髪に黒い肌の少女。
眼鏡を着用し、素肌にオーバーオールを身につけただけの非常にエロ……けしからん格好をしている。
挿絵から判断するにはいてないつけてない。 横乳なんて拝み放題である。 実にエロ……けしからん。



「椅子に合った足置きとドリンク用の小型冷蔵庫がほしかったんだけどさ。」




「どっちがどっちになりたい?」



だが、やはりそこは禁書キャラ。
エロ可愛い外見とは裏腹に、やる事は残忍なんてもんじゃない。



彼女の正体は、北欧神話にも登場する、神々の武具を作った職人の一族「黒小人(ドヴェルク)」の一人。


用いる術式は「加工」に特化しており、金を介する事であらゆる「モノ」を使いやすい形に「加工」出来る。
スマホを回路に使われている金を媒体に、未契約で使用可能にした事も。



だが、彼女を語る上で最も外せないのが「人体の改造」だろう。
オーバーオールから取り出した鋸や金槌等の七つの純金製工具を媒体に術式を行使する事で、
人体を分解し組み換え生きたまま全く違う「モノ」に「加工」する事も可能なのだ。
例を挙げてみても、両腕を蛇口に改造し失血死させたり、両足を車輪に変えて生ゴミに直行させたり、
複数の人間の身体を瞬時に切断した後、パズルのように組み換え(たように見せ掛け)て同士討ちを誘発させたり、
果ては色や質感を周囲の壁と同化させて素材のストックやトラップとして活用したりと実にスプラッタ極まりない。
また、そのような所業を平然と行えるだけあって、彼女自身の感性もかなりブッ飛んでおり、
人間製の家具を「癒しグッズ」として愛用している辺り正気とは思えない。


本人曰く「目的に合わせて最適な形を作っているだけ」。件のスプラッタ趣味も相手の恐慌を誘発させるのが主目的。


まあ、家具に関しては「罰」が主目的ながらも趣味が入っているのを否定は出来ないらしいが。



因みに、二巻に登場しおっぱい聖人……もとい、神裂火織を苦戦させた『投擲の槌』(ミョルニル)もマリアンの「作品」。



それほど残虐な彼女だが、その一方で仲間を大切に思う一面もあり、仲間に死なれると激しく激昂する。
仲間とそれ以外の人間との線引きが極端すぎて、自分の仲間は非常に大切にするが、それ以外に対してはどんなに残忍な事も平気でできるというわけである。




劇中の活躍



新訳三巻ラストにて登場。
逃げ帰ってきたサンドリヨンに対し、所詮は「捨て駒」に過ぎなかったと告げ、逆上した彼女を返り討ちに。
続く四巻では反学園都市サイエンスガーディアンの協力者として、バゲージシティを襲撃した学園都市の部隊と交戦。
木原一族の一人・木原病理を撃破した後、持ち込んだ家具(因みに、その内のテーブルはサンドリヨン製……哀れ)で仕事合間の癒しタイムを満喫中、
偶然通り掛かった雲川鞠亜と近江手裏に仲間との通信を聞かれ口封じの為に追撃。
だが、先程まで通信していた仲間シギンが既に手裏の手に落ち能力をリークしていた為、能力を封じられフルボッコにされてしまう。


辛うじて逃げ延びた後、バゲージシティをさ迷う中で、先程顔を合わせた仲間の一人・ベルシが木原病理と刺し違えた現場と遭遇。


ベルシの死に激昂し、使うのを躊躇っていた『戦乱の剣』(ダインスレーヴ)を開放、居合わせた鞠亜達をバゲージシティごと薙ぎ払おうとする。
だが、そこに駆け付けた上条さんに阻まれ、交戦の末敗北。
もう一人の仲間・オティヌスが『死者の軍勢』(エインヘリヤル)として復活させたベルシに抱えられながらバゲージシティを後にした。





因みに、ベルシこと木原加群とはグレムリンが設立される前からの知り合いで、木原病理への復讐以外眼中に無かった彼に魔術を仕込んだのも彼女。
つっても直接教えた訳では無く、復讐の為に独力で魔術を研究する彼を全力でサポートする事で少しでも勝率を上げようとしていた。
(まあ彼の目的が「確実な相討ち」だった為結局は無意味だったが)
三年前、黒小人が使う工具の進歩を目指していた彼女が目を付けたのが加群であり、
目的自体は挫折に終わったものの、それ以来『投擲の槌』と共に腐れ縁として長い付き合いとなる。


彼女にとって彼はグレムリンの魔術師よりも近しい存在であり、
グレムリンに引き入れたのも「科学者」として彼が必要とされる事で彼の復讐の足止めが出来るのではと考えた故。


真に『仲間』と呼べるのは彼だけだったのかも知れない。




「もしも復讐が終わってさ、それでも無意味に生き残っちゃって、何にもなくなっちゃったら、その時は私のトコに来いよ」






余談だが、彼女が組み換えた「人間」はちゃんとした知識と上条さんの幻想殺しがあれば元に戻せるらしい。
サンドリヨンは上条の手で下に戻された上、改造されて元に戻った影響で自分の体を自由に分解、再構築できるようになった。
ただし再構築するには分解して材料になった体を他の誰かに作り直してもらわなければならないし、作る人が材料の分量を間違えると体が小さくなってしまうが。




「……これ以上修正されるのもつまらないし、ここらで追記の一つもしてみますかっと」


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  • 結標よりすごい露出狂。 いがいと可愛い。 -- 名無しさん (2013-08-08 22:55:51)
  • 木原加群に対しては仲間意識は勿論、恋愛感情も少なからず有りそうだな。 -- 名無しさん (2013-09-14 23:29:17)
  • あんだけ段取り手間掛かったのに失敗で魔神は片眼使って片手間で槍製造とは笑えんな -- 名無しさん (2013-09-15 00:00:06)
  • 仲間意識が人一倍強いのに、結果的にはことごとく裏切られるような顛末。トールさんにもやられたし。皮肉かな非情かな。 -- 名無しさん (2013-12-11 16:16:02)
  • 一瞬スリケンナイヤーに見えてアウトオブアモーな名前だと勘違いした -- 名無しさん (2013-12-11 16:22:56)
  • 逆に言えば段取り踏めば魔神と同等の芸当ができる。やっぱ化けモンよなあ。 -- 名無しさん (2014-05-14 08:57:19)
  • 今後の話で、あれだけ残虐非道な事をやってきた罰を受ける時は来るのかな。記憶を失ったアウレオルス、脳に傷を負って首輪無しでは生活できなくなった一方通行、一度は死にかけて片腕と片目を機械にした麦野、第三の腕を失ったフィアンマ、AIM思考体の欠片にされた薬味、猫の玩具になったオティヌスといった前例を考えても、こいつも生き残るなら、力を失うか、二度と治らない傷を受けるかしてもらわないと釣り合わないぞ -- 名無しさん (2014-05-31 21:10:37)
  • 一方通行やフィアンマみたいに迷走してるんじゃなくて正気で歪んでるのが更生しづらそうな雰囲気。まあ、黒夜とかも仲間になれたんだから無理ではないだろうが -- 名無しさん (2014-10-07 00:03:11)
  • 裏切られまくったわけだが、上条さんと同じように側にいようとする者がいるのは得がたいものかと。 -- 名無しさん (2014-10-10 15:24:52)
  • ダイの大冒険のガルダンディーに近いタイプかも。他人には平気で残虐行為をして楽しむくせに、自分が仲間をやられると怒り狂う身勝手なところとか -- 名無しさん (2014-10-10 21:42:24)
  • 相変わらず何も考えてない能力だなw -- 名無しさん (2015-10-25 10:35:27)
  • イラストは普通の眼鏡っ娘に見えるんだが本文を見ると普通なんてもんじゃない -- 名無しさん (2016-01-29 12:37:17)
  • なんだかんだ腐れ縁のミョルニルちゃん -- 名無しさん (2016-03-02 18:56:56)

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