戦刃むくろ

ページ名:戦刃むくろ

登録日:2023/01/03 Tue 14:25:58
更新日:2024/06/28 Fri 13:36:55NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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この項目には『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のネタバレしかありません。
閲覧には十分にご注意ください。
















































戦刃むくろ…この学園に入学した16人目の高校生…
《超高校級の絶望》と呼ばれる女子高校生…
戦刃むくろに気をつけて。













戦刃いくさばむくろとは、ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の登場人物。






概要


第4章の終盤、霧切響子の口から初めて明かされた存在であり、苗木誠らと同時期に希望ヶ峰学園に入学したものの、
その苗木はもちろん、15人の新入生の誰もが存在を知らなかった「16人目」の高校生。
プロローグの全員集合にも姿を現さなかったため、プレイヤーもここで初めてその存在を知ることになっただろう。


第4章において、大神さくらが学園長室の鍵を破壊したため、隙をついて霧切が侵入し、その存在を彼女が認知。
その後の第5章で、苗木との密談で、《超高校級の絶望》という異名を持つ人物だと明かし、霧切は彼女こそが黒幕ではないかと推理した。
そして、同じく学園長室で入手した学園全体のマスターキーを駆使し、学園の謎を暴くことを霧切は苗木に誓う。




……しかし、事態は急転する。
就寝中の苗木を覆面の人物が強襲した夜の翌朝、モノクマが停止したため十神達はモノクマを解体、調査した後、
「今しかない」と判断した、その場にいなかった霧切を除く5人は、学園長室に乗り込むことを決める。


だが、武器を調達しに植物園に行った腐川ジェノサイダー翔に人格交代して戻ってきて、植物園に死体があったと証言。
急いで5人が確認しに行ったところ、覆面を頭に被った謎の死体が横たわっていた。
顔を確認するためにジェノサイダーが覆面を剥がそうとしたところ、仕掛けてあった爆弾が作動し爆発。
顔が黒焦げになってしまったため、身元を判明出来なくなってしまった。


しかし、死体を調べた結果、身元は判らずとも体つきから性別は女性であると思われたこと、
爆発前に被っていた覆面が、昨夜自分を襲撃した何者かの被っていたものと同じという苗木の証言から、
死体の素性は霧切が黒幕と目星を付けていた戦刃むくろであると推測された。
モノクマが停止したのも、彼を操作していた黒幕が死亡したためと考えれば矛盾せず、
黒幕の死亡によって「コロシアイ学園生活」は終わりを迎えた…と思われたが、直後にモノクマが活動を再開し、学級裁判の開始を宣言。
モノクマが活動を再開したということは、黒幕はまだ生きているということになり、死体が戦刃であるという前提すら怪しくなる。
結局、苗木たちは死体の素性すら分からないままに捜査を開始し、証拠と思しきものを集めながら、
死体は戦刃むくろか、それとも現在行方が分からない霧切かと推測しながら学級裁判の時を迎えるが、
学級裁判開始ギリギリになって霧切が姿を現し、死体の正体は姿を見せなかった戦刃むくろなのだと宣言。



すなわち、戦刃むくろは本格登場前から死亡してしまったことになる。
謎の「16人目」にして黒幕候補という肩書きを引っ提げてこれは、まさに出オチと言わざるを得ない。







それはともかく、霧切が入手した戦刃のデータには、彼女のおおまかなプロフィールが書かれていた。



人物


肩書きは《超高校級の軍人》であり、世界最強と謳われる傭兵集団「フェンリル」のメンバーの女子高校生。
幼い頃家族旅行中に謎の組織に誘拐され、紆余曲折を経て「フェンリル」に単身で自ら入隊を希望。
幾多ものの戦場を行き渡り、数々の戦績を打ち立てた後、高校入学前に突然日本に帰国した。


「フェンリル」のメンバーは全員体のどこかに「狼のタトゥー」が刻まれており、組織に忠誠を誓っているという。
実際、死体の右手の甲には狼のタトゥーがあったため、死体の正体が戦刃だと確定した。
一方で、手には赤い付け爪がしてあり、女子高生としてはともかく、軍人としてはどこか不釣り合いなファッションと言えよう。


ただし、霧切の言に反して、戦刃が《超高校級の絶望》だという記載はどこにもなかったため、
戦刃のデータを検めた十神は、戦刃が《超高校級の絶望》というのは霧切の早とちりだと判断している。



その後行われた学級裁判では、犯行時刻にアリバイがない苗木と霧切のどちらかが「クロ」だという推論で進み、
モノクマが急にタイムアップを宣告したことで、霧切の証言に追及しないのならば苗木が、追及すれば霧切が犯人にされてしまう。
こうして、死体が本当に戦刃だったのかも明らかにならないままに、裁判は打ち切られてしまった……。







追記・修正はフェンリルに入隊してからお願いします。



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顛末


ストーリー分岐で苗木がクロとなる(=霧切を庇う選択を採る)と、苗木が処刑されることとなるが、
アルターエゴのウイルスによって苗木は処刑を免れ、廃棄場に落とされたところを霧切に救出される。
そして学園に戻った二人はモノクマと対峙し、戦刃むくろの学級裁判のやり直しを提案する。


これにはいくつか事情がある。


まず、黒幕は邪魔者と認識した苗木と霧切を排除するため、苗木を殺害し、その罪を霧切に擦り付けようとしたが、
苗木を襲撃した時に霧切によって妨害されたため、計画を変更して戦刃むくろの死体を担ぎ出し、殺人事件をでっちあげた。
学級裁判で苗木がクロとされたことで、彼を排除できた…と思いきや、アルターエゴの介入で彼の処刑(おしおき)は果たせなかったばかりか、
そもそも苗木誠は戦刃むくろ殺害のクロではないので、学級裁判の判断は誤っていることになり、
明示されている学級裁判のルールに従うのならば、本来は『誤った判断を下した苗木以外の全員』を処刑しなければならないのだが、
苗木の排除を優先した黒幕(モノクマ)は、ルールを無視して苗木が判断だという誤った判断を支持し、苗木を処刑するというルール違反を犯した。
黒幕が自身の敷いたルールに則ることに拘っていることを見抜いていた霧切はこの点を衝き、
生還した苗木を即時再処刑させないように仕向け、再度戦刃むくろ殺しに関する学級裁判を開かせようとしたのだ。


果たして霧切の読み通り、黒幕(モノクマ)は苗木の処刑を止め、戦刃むくろ殺しの裁判を再度開くことを認める。
こうして苗木たちは、再び戦刃むくろ殺しの捜査・裁判と、学園の秘密全ての謎解きを行うことになったのだ。



その後、学園の制限が解除された更なる詳しい調査で、以下のことが判明する。


  • 容姿は黒髪のショートヘアーで、目は切れ長、そばかすがある。
  • フェンリル時代は百戦錬磨の活躍で、傷を負うことは一度もなかった。
  • 身長:169cm、胸囲:80cm。(霧切の検視より)

容姿に関しては、どこか野暮ったい印象がある人物だ。


そして、この新事実により、モノクマファイルの記載にある決定的な矛盾が明かされる。
それは、「全身にここ数日のものではない傷があった」という記述。


《超高校級の軍人》という肩書きから、苗木たちは当初「戦場で負った古傷だろう」と判断していたが、
入学時点では戦刃むくろの身体に傷跡はなく、「フェンリル時代に傷を負ったことはなかった」記述が事実だと判明したことで、
戦刃の死体にあった「ここ数日のものではない傷」をいつ負ったのかという謎が浮上した。


また、苗木を襲った覆面の人物と同じ覆面を被っていたため、苗木を襲ったのは戦刃と推測されていたが、
苗木を襲った覆面の右手の甲には狼のタトゥーがなかったため、この人物は戦刃ではないということが判明し、
苗木の証言に基づいた「死体発見前日まで戦刃むくろは生きていた」という推測は誤りであり、
さらに、霧切が襲われた苗木を庇ったのも事実だと判明したことで、彼を襲った覆面の正体は黒幕であったと推測された。


戦刃むくろの死体にあった傷はいつ負ったものなのか?そしていつまで生きていたのか?
生きている間、彼女はどこで何をしていたのか?黒幕とはどういう関係なのか?


これらの謎は、再度開かれたこの事件の学級裁判で明かされることとなった。









警告!!

この先は本作の黒幕に関する超重大なネタバレがあります!












































偽江ノ島盾子/戦刃むくろ



登録日:2023/01/03 Tue 14:25:58
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プロローグ~第1章に登場し、全身槍で串刺しになり死亡した「江ノ島盾子」の正体。
そして、コロシアイ学園生活の黒幕である本物の江ノ島盾子の双子の姉で、《超高校級の絶望》の1人。


CV:豊口めぐみ





真・人物


生まれついて「絶望」を愛している妹・江ノ島盾子を溺愛しており、彼女に常に服従している。
なお、妹への呼称は「盾子ちゃん」。
彼女のためならば如何なる殺人も厭わず、それが全て妹のためと盲信している。
その妹は、姉のむくろも「絶望」を愛していたと推測しているが、
作中の言動を見るに、むくろは「絶望」よりは妹のために行動している節がある。


作者のインタビューでは、実は戦刃むくろこそが生まれついての「絶望」であり、
妹の江ノ島は持ち前の才能「超高校級の分析力」で生まれた瞬間に姉の「絶望」を分析してトレースしたという旨の事が仄めかされており、
結果的には江ノ島の方が「超高校級の絶望」という扱いだが、むくろの「絶望」がその発端だったことになる。
一方で、苗木の言葉でころっと心境が変化するなど、むくろのそれは妹よりも脅威の感じない「絶望」であることは否めないが、
逆にそれこそむくろの絶望が「天然」である証左であり、それをトレース・実践し続けた影響で江ノ島の方の「絶望」が強くなったのかもしれない。



なお、双子なのに苗字が違う理由については、江ノ島曰く何度も同じ質問に答えさせられて絶望的に飽きているため、
「よくある話だから勝手に想像しろ!それが正解でいいぜ!」と言及するに留め、明確にはされていない。


軍人らしく体力面・戦闘面でのスペックこそ高いが、後述のようにギャルらしい振る舞いや他人のふりがとにかく下手であるなどあらゆる面で不器用な上、
さらに大のシスコンであるため、江ノ島からは「残念なお姉ちゃん」呼ばわりされており、彼女からの扱いは非常に悪い。
罵声を浴びせられるのは日常茶飯事で、体のいいパシリ扱いされているが、戦刃自身はそれが快感となっている様子。


双子ではあるものの、正統派美人かつグラマラスな江ノ島とはほとんど似ておらず、
妹に扮装したときも当の本人からは「雑魚キャラ」「エキストラA」「ヒンソーな体」とボロクソに貶された。
江ノ島に変装している時は、本物に合わせて一人称は「あたし」、同級生の呼び方は呼び捨てであるが、
本来の一人称は「私」、同級生の呼び方は「くん」「さん」付けであり、後述のスクールモードではこの呼び方が出てしまい、苗木に指摘される事がある。





コロシアイ学園生活において


コロシアイ学園生活を姉妹で主導した戦刃むくろと江ノ島盾子だったが、実際の生活を裏からコントロールするにあたり、
江ノ島は姉(戦刃)を「残念だからコントロール役には不適格」と判断し、学園生活の内通者として潜り込ませることにする。
しかし、そこで江ノ島は戦刃の肩書き《超高校級の軍人》を「3Z=絶望的に臭い、絶望的に汚い、絶望的に気持ち悪い(江ノ島談)」と判断し、
そんな世間のニーズから大きく外れている肩書きを持った姉を、そのまま内通者として潜り込ませることに難色を示した。
そして江ノ島が採用したのが、姉を《超高級の軍人》ではなく、花があって捨てるにはもったいない「《超高校級のギャル》江ノ島盾子」として変装・潜入させることだった。


しかし、いくら姉妹とはいえ、戦刃のギャルとしてのヴィジュアルはあまりに残念だった。
それらしいメイクをしているものの、雑誌に載っている本物の江ノ島とは明らかに「顔が違う」と苗木から指摘されるほどで、
これは「画像処理ソフトで盛ってる」という残念な言い訳で回避したが、顔だけでなく胸も妹より小さかった*1
普段の行動も、やたらと「ヤバい」ばかり言ってて頭が悪そうだし、自由行動では野宿の経験を嬉々として語り、
ギャルのカリスマ、ファッションリーダーのはずなのにオシャレには興味がないと言い切り、
プレゼントについても、一般的なギャルならばまず興味がなさそうな「レーション」や「ナイフ」で喜ぶ始末。
最早ギャルとして取り繕うのにも無理がある状態だった。
そもそも、前述した残念な言い訳も、選定理由が「平均レベルの成績の同年代の生徒全員からくじ引きして決めた」《超高校級の幸運》である苗木*2だからギリギリ通用したものの、
「編集で盛らないと雑誌等に採用されない」レベルのギャルが、トップクラスのアイドルという才能で入学していた舞園と同レベル扱いの時点でおかしく、
頭がアレっぽい桑田あたりですら「君で例えたら不正投球して勝ってた人物を《超高校級の野球選手》と認定したようなもの」と説明すれば気付く程度の物だったのだ。


これはまずいと判断した江ノ島は、黒幕として姉である戦刃を「見せしめ役」として始末することを即決。
これには、江ノ島が《超高校級の分析力》を駆使して彼女の行動パターンを計算し、「先が読めて飽きてしまった」ことも理由にある。


その結果、学級裁判のルールを説明後、恐らく江ノ島から「牢屋に幽閉されたように見せかける」と言いくめられたであろう戦刃は、
モノクマに反抗して暴力を振るう素振りをし、その罰としてグングニルの槍で全身を串刺しにされた。
無論、戦刃自身は全くの予想外の展開であり、最愛の妹に殺されるとは露ほども思っていなかった。
最期のセリフは彼女の本心から来る言葉であり、絶望しながら死亡していった。


なお、江ノ島が死ぬ事件の前に、プロローグで大和田がモノクマに掴みかかって爆殺されかかり、
自分に逆らうものは平然と殺そうとする黒幕のヤバさに苗木たちが戦慄する場面があったため、
頭に血が上ったと推測されるとはいえ、そんな一幕を経た上に、校則でモノクマへの暴行を禁止されたにも関わらず、
躊躇なくモノクマに反抗し、暴行して粛清された江ノ島(=戦刃)の迂闊さに首を傾げたプレイヤーも少なくないだろう。


この件を嬉々として語る江ノ島には苗木達もドン引きしていたが、
江ノ島自身も「双子の姉を自分の手で殺す」絶望に酔いしれており、彼女と常人との決定的な断絶を露わにしている。




死後の扱い


その後、江ノ島として死んだ戦刃の死体は、特に元の姿に戻されたりはせずに生物室の死体安置冷蔵庫の中に保管されていたが、
急遽苗木と霧切を排除するための罠として事件をでっち上げようとした江ノ島に、まだ見ぬ高校生「戦刃むくろ」の死体として再利用される。
死体に覆面を被せた上で爆発で顔を焦がし、身元を不明にさせた上でアリバイのない苗木と霧切を処刑させようとしたが、
苗木がクロとなるルートでは、彼の生還と予期せぬ二度目の裁判、そして霧切が死体を検視したことで「全身の傷」が致命傷であると判明したため、彼女の正体が明らかとなった。
※霧切がクロとなるルートでは彼女が処刑されて学園の秘密も明かされず、黒幕の正体も明かされないアナザーエンドとなる。


終盤で「実は苗木たちと共に一年間は平和な学園生活を送っていた」ことが明らかになるが、
その記憶を消されて以降は面識がないこともあり、生き残った苗木たちの中に彼女に対する仲間意識を持つ者はいないが、
苗木は「信頼していた妹に裏切られ、見せしめとして殺された」最期については同情されており、江ノ島に怒りをぶつけるシーンがある。




他作品の活躍


松田夜助によって記憶を消された妹・江ノ島盾子=音無涼子の前に江ノ島の変装をして現れ、彼女を事件に巻き込んでいく。
なお、今作の変装中の彼女は本物の江ノ島に近い、理解不能な言動をしており、江ノ島の演技指導がより濃くなっている。
斑井兄弟に襲われそうになった音無や苗木の前にも素顔で現れ、格闘技で斑井兄弟を一掃している。
なお、妹が恋人の松田を殺す様子には全く反応を示していない。


  • ダンガンロンパIF 希望の脱出装置と絶望の残念無双

ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」特典の小説。戦刃が主人公となっている。
本編で処刑されそうになったところを苗木に助けられ、自分が江ノ島に利用されていただけだと自覚し、生存者達を助けるために奔走する物語。


前日譚のアニメ。
江ノ島に忠実な側近として、希望ヶ峰学園を混沌に追い込んでいく。


  • 超高校級の才能育成計画/ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿

前者は「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」付属のミニゲーム、後者はそれを発展させた単独作品のボードゲーム。
ほぼ全てのキャラが登場する関係上、彼女も江ノ島も揃ってネタバレ上等で登場する。
……のだが、キャラの立ち絵が各タイトルからの流用であるためなのか戦刃は妹に変装したままという残念な扱い。
ただし、ストーリー上はむくろが江ノ島として入学しているのがデフォルトとされており、江ノ島を操作して発生するイベントは基本的にパラレルワールドのような扱いとなっている。










余談


  • 作品の関係上、存在自体がネタバレのようなキャラクターなため、気軽に話すら出来ないようなキャラクターである。
    「ゼロ」が発売される前は人物像はほとんど明らかになっておらず、憶測で語られることが多かった。

  • 「ゼロ」と「2」の特典小説では苗木に対して気のあるような素振りがある(「1」でも快く接してくれている)ため、二次創作では彼女と苗木の組み合わせが描かれるようになった。
    • 「IF」執筆者が「ゼロ」の描写を見て「苗木の事が好きだったのか?」と聞いた所公式ライターから「そう捉えていただいてもかまいません」と返答が来たと発言している。
      • また、公式イラストで自身と苗木が同一イラストに含まれている物は全部のイラストで彼女の視線が苗木に向かって固定されている
        • ダンガンロンパ アナザーストーリーにおける彼女と苗木の会話は何というか残念さが滲み溢れており必聴である

  • クリア後の設定資料集の中で唯一下着姿が描かれている。
    ちなみにド貧乳と書かれているがスリーサイズを見る限りでは言うほどスレンダーではない。妹が凄すぎるだけだと思われる。


  • 前述の通り、自由時間のプレゼントで盾子にレーションを送ると喜ぶので、これが地味に伏線になっている。尤もすぐ退場するのでこの伏線に巡り合える機会が稀であるが。

  • 「1.2RELOAD」で追加されたスクールモードにおいてはむくろとの交流が増えており、彼女の残念な部分と苗木への好意がよりはっきりと描かれることになった。
    スクールモードをプレイしたプレイヤーは「あぁ、これは殺しとかないとその内やらかすわ」と江ノ島の行為に納得するほどに。

  • 体験版においては彼女が生存している扱いなので、学級裁判に参加する場面を見ることが出来る。

  • 彼女はミステリーにおける禁止事項として有名な『ノックスの十戒(双子の存在は読者に予め周知されるべきである)』、
    『ヴァン・ダインの二十則(プライドのある作家であれば例えば双子を使うトリック等は用いてはならない)』に真っ向から喧嘩を売った存在とも言える。
    もっともこれらの事項は「上質なミステリーを作りたいならば無闇に破らない方が良い」程度のもので、
    禁忌というほど重いものとしては扱われておらず、恐らく制作陣もそれは理解して破ったものと思われる。
    そもそもそれを言い出すとこのゲーム自体が「中国人を登場させてはならない*3」をコンセプト時点で破ってるし





アタシってそんなにバカっぽい?ねぇ、バカっぽいの?



え、でも私は盾子ちゃんの書いた台詞通りに……



ふーん、言われたことしか追記修正できないんだ……ねぇ、お姉ちゃんって本気のバカでしょ



ご、ごめんなさい……本当に……っ!




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  • ついに彼女の項目が..... -- 名無しさん (2023-01-03 14:35:11)
  • 3の描写だと(恐らく)妹的に唯一の取り柄であろう戦闘力もカムクラには歯が立たないレベルだったからシリーズの戦闘力特化連中に比べてどの程度の強さなのかよくわからないな。2の面々よりは流石に強いだろうからややさくらちゃんに劣るくらいかな? -- 名無しさん (2023-01-03 14:57:32)
  • ↑ハルマキとはいい勝負しそうだよな -- 名無しさん (2023-01-03 15:25:58)
  • IFルートは良いものを見せてもらいました -- 名無しさん (2023-01-03 15:48:56)
  • ↑3カムクラはもう比較しちゃ駄目な類では.....姉妹で名字違うのは戦刃はフェンリル入ってからの偽名とかで本来は江ノ島性だったりするのかね。 -- 名無しさん (2023-01-03 15:55:05)
  • カムクラに勝てないのはしょうがないと思うわ……一応さくらちゃんを足止めできて、ペコと互角に戦える程度には強いから、最強候補なのは確かなはず -- 名無しさん (2023-01-03 15:58:27)
  • 関係ないけど、スーパーダンガンロンパのIF小説で桑田レオンの球速が160km後半だとしって驚いた思い出 -- 名無しさん (2023-01-03 17:03:15)
  • ダンガンロンパの配信解禁になったからこそネタバレの塊な彼女の項目がようやく立てられたのか。がっつりネタバレが書かれてるけどその内他のキャラ達の項目にもこんな感じにネタバレが追記されたりするのかな? -- 名無しさん (2023-01-03 17:58:20)
  • 苗木のことはゼロのやり取りから「苗木のこと好きだったんですか?」と聞かれた時に「そう考えても構いません」という返事がシナリオライターから来たからだっけ。1でも好感度上げると「苗木だけは見逃してあげる」とはいってたな。 -- 名無しさん (2023-01-03 19:29:05)
  • ↑後公式のイラスト(ダンロンゲーム前の学園生活時代の奴)で、苗木と一緒の場にいるイラストだと絶対視線が苗木に固定されてるんだよね -- 名無しさん (2023-01-03 19:42:54)
  • ↑多分、本人はそれでも恋心を隠しきってるつもりなんだろうなぁ -- 名無しさん (2023-01-03 19:57:54)
  • 苗木も罪よのぉ... -- 名無しさん (2023-01-04 16:58:08)
  • 斑井兄弟の半分は同時に相手して、そのあとまた対1でたたかってんやろ?6人ぐらいはむくろか。っょぃ -- 名無しさん (2023-01-04 17:03:14)
  • そもそも軍人(傭兵)が素手タイマンってちょっと専門分野と外れるしな。確かライフル持って来いみたいにボヤいてたけど「あれば勝てる」とも取れるし -- 名無しさん (2023-01-04 22:04:03)
  • IFはあくまでIFでしかないけど、心に風穴をあけて価値観をぶっ壊すほどの衝撃を与えたのは好きな人で、その好きな人は他人のために自分を犠牲にしかねないお人好しなあたり異性を見る目はあったというか… -- 名無しさん (2023-01-05 00:54:25)
  • 重度の江ノ島信者であるけど絶望に堕ち切ってたり洗脳されてたりとかではないし公式で江ノ島から離反してるし改心の余地はあるの安心する。 -- 名無しさん (2023-01-05 07:50:29)
  • 霧切さんがむくろの身長と胸囲を教える時点で勘の良い人(女キャラの胸囲を覚えている人)なら最初に殺された江の島=むくろだと気付くよね -- 名無しさん (2023-01-05 19:19:10)
  • ↑2 双子だから依存するように育ってきたってのもあるだろうし、自覚はないけど罪悪感や友達好きな人を大切に思う気持ちはあるからね。その上で盾子ちゃん優先かきっかけあって苗木を優先するか。 -- 名無しさん (2023-01-07 11:53:00)
  • なんで今更と思ったけどネタバレ解禁されたからか -- 名無しさん (2023-01-07 13:50:17)
  • 動画が出てきたから見てるんだが、「汚ギャル」って言われた際のリアクション、知らない言葉だったんだな。 -- 名無しさん (2023-01-07 14:06:17)
  • IFで盾子というかモノクマを素でドン引きさせたツワモノ -- 名無しさん (2023-01-12 14:25:18)
  • 盾子ちゃんモードだと苗木にぐいぐいいけるのに残姉モードだと全くだめなのカワイイ -- 名無しさん (2023-01-18 02:00:31)
  • 一人称に関しての記述を削除しました。本編中では一貫して「あたし」です。 -- 名無しさん (2023-01-22 17:16:06)
  • 妹は生まれながらの純粋な悪だけど、姉の方はある程度の良心を持ち合わせてるんだよな。あまりにも盲目的なシスコンのせいで絶望サイドの人間になってしまったが -- 名無しさん (2023-02-02 02:35:28)
  • ↑だから苗木と一緒に行動するルートなら変わっていける可能性は低くなくて、そういう意味ではヒロイン属性持ってたりする。 -- 名無しさん (2023-02-02 07:09:19)
  • 生まれつき絶望なのはこの子の方らしいが、性格的に好きな人への依存度が高く相手次第で持ち直しできるため盾子と双子だったことが双方の不幸だったのだろう。 -- 名無しさん (2023-03-16 06:48:22)
  • ゼロ、スクールモード、アニメ、ハッピーダンガンロンパ全部で少しずつキャラ違う子 可愛そう 苗木好きな設定どこいったんだよハッピーダンガンロンパ -- 名無しさん (2023-05-14 00:42:49)
  • 色んな面が見れてええやん。可哀想の一言で片付けるのはどうかと。 -- 名無しさん (2023-06-25 22:20:01)
  • 「加工して盛ってる」発言がどう致命的なのかよく分かってないのだけど要するにあれか?「才能がないのに入学できたのは何らかのコネを持っているから→じゃあそれってどことのコネ?」という形でモノクマとの繋がりがバレるからってこと? -- 名無しさん (2023-09-27 23:28:54)
  • むしろ「絶望に特効なのは希望」というシリーズコンセプトを考えると、天然ものの絶望だったからこそ希望に負けたのかもしれない。養殖者であるコピー品の妹はコピーだからこそ弱点が有効打に届かなかったというべきか -- 名無しさん (2023-11-20 09:11:14)
  • ↑2 この作品の超高校級というのは超能力級と言い換えても差し支えないチート能力のこと。つまり本物の超高校級のアイドルやギャルは何の加工もなしに居るだけで圧倒する芸性を持っているはずなのに···ということ -- 名無しさん (2023-11-20 09:12:53)
  • 加工してないと表紙飾れない程度のやつが超高校級になれるかよって話だ -- 名無しさん (2024-02-19 23:46:55)

#comment

*1 戦刃が扮している時の江ノ島の設定資料で「ド貧乳」と指定されているほどで、実際本物と見比べると明らかにボリュームが足りない。ただ、公式で「B80」と言及されている通り全く「ない」わけではなく、本物とのサイズ差がありすぎて悪目立ちしているような形。
*2 すなわち特殊な才能は持っていない
*3 これはそのままの意味ではなく、当時のアジア圏に対する神秘感を反映させたのもので、要するに無根拠な特殊能力者を登場させるべきではないという戒め

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