星使いセレナ

ページ名:星使いセレナ

登録日:2022/11/07 Mon 07:27:00
更新日:2024/06/27 Thu 11:21:23NEW!
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漫画 講談社 ファンタジー コスプレ 星座 good!アフタヌーン 冒険 星使いセレナ len[a-7]



星の妖精 星獣を捜してるんです


作品概要

『星使いセレナ』は、LEN[A-7]レンによる漫画作品である。
講談社『good! アフタヌーン』誌にて連載されていた。全3巻。
作品ジャンルとしては冒険ファンタジー物であり、不思議な力を宿す「星獣」を捜す少女セレナと相棒のドア君がさまざまな国で問題を抱える現地の人物と触れ合い、その騒動のもとになる星獣を見つけ問題を解決しながら、大きな目的のために旅を続けていく。
メルヘンチックで可愛らしいあとところどころでフェチを感じる絵柄と、その一方で垣間見えるシリアスな世界観が特徴。
また、セレナが行った先々で着替える様々なコスチュームも魅力。


用語

星獣

星の力を宿した不思議な生き物であり、星獣語で呼びかけることによってその力を引き出すことができる。
大人の人間の手に乗る程度の大きさの2頭身体形で、一般的には「妖精」と言えるような姿をしている。
それぞれ星座に関わる名前と力を持っており、我々の世界と同じであれば88体の星獣が存在すると思われる。
性格は星獣によって様々ではあるが、基本的には無邪気な子供のように振る舞う。(・ワ・)<よーはぼくたちとおなじようなものです?



登場人物

セレナと「家族」たち

セレナ

主人公の少女であり、長い金色の髪に青い瞳、頭には大きな青いリボンと、リボンと同色のドレスが基本スタイル。
性格は明るくアクティブであり、他人に対しては基本的に誠実で、敬語で接する。
肉体能力はわりと高く、冒険に必要なアクションはひととおりこなす。それもあってか身体は筋肉質で締まっているようである。ただし尻は大きい。
ベトベトしたものが苦手のようであり、鉱山に住む泥のスライムのようなドロンボールに対しては近くを通り過ぎることもできないレベル。また、料理の才能も皆無で、場合によっては食べられないものを錬成するほど。
星獣と話すための星獣語を身に着けており、必要なときには星獣に命じて彼らの能力を使うことができる。


もともとは、星獣と星獣の力を引き出せる星使いが集まっていたティコの街で暮らしていた。
だがある日、空から巨大な黒い鎖が落ちてきて街を囲み、その力によって住人は次々と石化させられてしまう。
セレナだけは、祖父によってドア君と星獣の一体「ポンプ座」と共に町はずれにあったぶどう畑の風車小屋へと脱出したが、街は鎖によって完全に封印され、星獣たちも世界のどこかに飛ばされてしまった。
そしてセレナは、ティコの街を救うため、まずは世界中に散らばった星獣を捜すことを決意する。


ドア君

ティコの街で暮らしていた、人間の手のひらくらいの大きさの木製のドアに手足がついている謎の生物(?)。「ドア君」までで名前。
離れた空間をつなぐ能力を有しており、地名がついた鍵を使ってドアを開くことで、その地域のどこかに通じる道を作ることができる。この際には、人間が通り抜けられるくらいまで大きくなる。
逆に風車小屋の鍵を使えば、世界のどこからでも拠点としている風車小屋への道を開くことができる。*1
セレナの家族であり、お互いにサポートをしあう関係。なお日々の料理は、彼が担当していた模様。



ポンプ座アントリア

エスニックな雰囲気の姿をした星獣。頭の上にはポンプを模した大きな髪の団子のようなものが乗っている。
星獣としての力は物質を吸い取る力であり、吸い取ったものは頭上のポンプから出すことができる。液体を吸い取る場合には、直接液体に口をつける必要はなく、例えば急須の外から中のお茶を吸い出すことができる。
ティコの街が封印された時からずっとセレナと暮らしている星獣であり、家族の一員となっている。
いたずら好きな性格。


カメレオン座カメレオンティス

カメレオンの形をした着ぐるみ姿の星獣。
星獣としての力は姿を隠す力であり、登場時には直径100メートルほどの規模で、森とその中にいる生物たちの姿を完全に透明化させていた。
やや気弱な性格。


顕微鏡座マイクロスコピー

ジャケットにズボンとブーツ、右目にモノクル、頭には顕微鏡の対物レンズを模した飾りがついたハットと、知的な印象の姿の星獣。
星獣としての力は物体や生物の大きさを調整する力であり、元の大きさに戻すには再び命じなければならない。
大人しく読書を好む性格であり、ポンプ座とは相性がよくない(仲が悪いというわけではない)。


炉座フォルナックス

エプロンと料理用ミトン、コック帽と料理人のような姿の星獣。
星獣としての力は見た目通りの料理の力であり、食材を口に入れて数秒待つと料理となって胸の炉から出すことができる。
料理については厳しく、料理を求める者に対しては優しい。


牡牛座タウラス

牛のような角と耳、尻尾の生えた姿の星獣。
星獣としての力は突進で、人間くらいなら数メートルは吹き飛ばすことができる。


一角獣座モノセロティス

長い一本角の生えた星獣。
星獣としての力は幻で、人の思い描いた通りの幻を見せることができる。



セレナが出会った人々

モモ

森の近くで、ヤギツジという家畜を飼って暮らしている、ネズミのような大きな耳がついた小柄な少女。なお既婚なので、人間換算では成人している模様。
数日前から行方不明になっていた夫のタロウを捜している。


アイビー

ロザリア王国の姫。現国王の一人娘であり、将来的には女王となって国を治めることになっている。
父王の方針により許可なく誰かと話すことも禁じられており、次期女王として振る舞う一方で内心では不自由さと寂しさを隠している。


アラン

ロザリア王城の警備隊長。
意図せずして王城への侵入者となったセレナを不審者として厳しく尋問を行う。
アイビーに対しての忠誠心は高い。


シェンナイ

イルムーク市に住む地質学者の少女で、鉱物オタク。
オーベリライトという宝石を探し求めており、オーベリライトの話をする際には高速で欲望を口から垂れ流す。


キン

リネカイ海岸のレストラン「パーマペラ」で夏の間だけウェイトレスをしている少女。
背が高くスタイルのいい美人。


シヴァ

あらゆる知識の集う「アナクトールの館」の主人であるヴァンパイア。好奇心旺盛で様々な知識を集めている。
一角獣座が自分の下に落ちてきたことで星獣の存在を知り、星獣の仕業と思われる超常現象の情報を48個も集めていた。
星獣について知っていることを全て教えてもらうことと引き換えに、セレナに星獣の居場所についての情報を提供する。



セレナの「敵」

リンド

露出の高い、白い布のような服をまとった女性。
曰く「天使」のような存在であり、人間の生態を観察して豊かにすることが仕事。
そして、ティコの街を「審判の鎖」で封じた張本人。
それもあくまで、「天使の仕事として人間には過ぎた力を封じる」という立場のようであるが、星獣を家族としてきたセレナは当然受け入れることができず、彼女と対立する。
ドア君と同じような空間移動の能力を使うことができるが、ドア君よりもはるかに自由な移動が可能。星獣語により星獣の力を引き出すこともできる。



アニヲタ座アニヲティスに命じて、追記・修正をしてください。



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*1 これで帰った場合には、その直前の場所にドアを開くことはできないため、一時的な避難の用途としては使うことができない。

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