ブラックエッジ(キングスレイド)

ページ名:ブラックエッジ_キングスレイド_

登録日:2021/01/30 Sun 14:13:08
更新日:2024/05/24 Fri 13:37:26NEW!
所要時間:約 20 分で読めます



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リヒト スカーレット マリア フレイ どうあがいても絶望 どうしてこうなった なんだよこの展開… だけどみんな救われねぇ バッドエンド 大量虐殺 差別 迫害 理不尽 人種差別 風評被害 孤独 救いがない 絶望 ネタが多すぎてタグに困る項目 破滅 鬱展開 皆殺し 皆殺しエンド ダークエルフ 傭兵 ハートフルボッコ 悲しい結末 後味の悪いオチ 衝撃のラスト 四面楚歌 ターニングポイント 急展開 衝撃の展開 絶望から希望へ キングスレイド ブラックエッジ リピネ マルドゥク カーセル 名誉棄損 事実無根 絶望する準備は出来ているかぁ!? 絶望する準備は出来ているかぁ!?←俺が絶望したぁ!! 敗戦 ミッション失敗 オルベリア 守護騎士団






リヒト「薄汚いオルベリアの人間たちよ…!!絶望する準備は出来ているかぁ!?」






概要

 アニメ版キングスレイドに登場する傭兵集団。
 アニメオリジナルの組織なのだが、後に原作のソーシャルゲームにもリヒトとリピネの2人がプレイアブルキャラとして逆輸入された。
 本作は主人公であるカーセルと、ブラックエッジのリーダーであるリヒトの2人の視点から物語が描かれており、それ故にブラックエッジは本作における重要な位置付けに置かれている組織である。 


 元々は母親をオルベリアの騎士に理不尽な形で殺されたリヒトが、オルベリアの人間たちに復讐する為に立ち上げた組織であり、全員がリヒトの呼びかけによって集められた、リヒトと同様にオルベリアの人間たちに理不尽に迫害されたダークエルフたちである。
 正確な人数は不明だが、作中での描写を見た限りでは20人近くはいる模様。
 全員が非常に高い戦闘能力を有しており、圧倒的に数で勝る魔族たちを相手にしても、全く苦戦もせずに無傷で壊滅させてしまう程。本編でも一度カーセルとフレイの命を救っている。


 表向きには金さえ貰えばどんな相手とも戦う傭兵集団だとされており、本編でもオルベリアの貴族であるエル・モリハムが個人的に雇った事になっているのだが、その本当の目的は


 「オルベリアで功績を上げて自分たちがオルベリアの信頼を得る事で、やがて自分たちがオルベリアの頂点に君臨してオルベリアの人間たちを絶望のどん底に陥れる事」


 である。
 要はただオルベリアの人間たちを苦しめるだけでは飽き足らず、


 「信頼していた相手に唐突に裏切られるという、まさかの予想もしていなかった屈辱を味わわせる事で、オルベリアの人間たちをより深く絶望させる」


 という事なのだろう。
 考えている事はある意味セコいが、それでも「絶望を味わわせる手段」としては非常に有用であると言える。
 それ程までにリヒトたちのオルベリアへの怒りと憎しみが深い、ただ絶望させるだけでは満足出来ないという事なのだろう。


 そのリヒトの目論見通り、ブラックエッジは任務を次々とこなしていく事で着実にオルベリアの人々からの信頼を得ていき、やがて王女であるスカーレットからも重用されるようになっていき、国内における地位を確固たる物にしていく。
 それでも貴族たちからは快く思われていないようで、一時は貴族たちが差し向けた暗殺者たちにタムが危うく暗殺されかけた。


 そんな中、ガルア平原に魔族たちの本拠地があるかもしれないという事で、オルベリア騎士団は調査部隊を結成。王女であるスカーレット自らが総指揮官を務める事になり、ブラックエッジも先鋒として調査部隊に加わる事になる。
 この調査任務が上手くいけば、リヒトはエル・モリハムから貴族の地位を与えられる事になっている。
 それは王女であるスカーレットを出し抜いて、オルベリアの支配者になる事に一層近付く事を意味する…そんなリヒトたちの思惑も知らずに、スカーレットはリヒトたちに対して好意的な態度で接するのだが…。














 いよいよ物語が佳境を迎え、第2クールに入った直後。
 彼らブラックエッジの破滅の時は…そのまさにこれからという時に訪れたのだった…。
















所属人物

  • リヒト

 CV:鈴木崚汰
 ブラックエッジのリーダーを務める青年。イケメン。
 公式には明言されていないものの、実質的に本作におけるもう1人の主人公とも言うべき存在である。
 幼少時にオルベリアの騎士に「ダークエルフだから」という理不尽な理由で母親を殺されており、それ故にオルベリアの人間たちに対して強い怒りと憎しみの感情を抱いている。
 常に母親の形見であるペンダントを身に着けている。
 その高い実力もさる事ながら思慮深く聡明な人物であり、冷静な判断力も持ち合わせているなどリーダーとしての適性は充分。仲間たちからの信頼も非常に厚い。
 また仲間想いの好青年でもあり、タムが貴族たちに暗殺されかけた時は、仲間たちには平静を装いながらも内心では本気でブチ切れており、証拠を掴んだ際は暗殺者を仕向けた貴族たちをリピネと共にフルボッコにしている。


 利害関係の一致からオルベリアの貴族であるエル・モリハムと協力関係になり、信頼を得たスカーレットからも重用されるようになるのだが…。


  • リピネ

 CV:南條愛乃
 リヒトの妹。お兄ちゃん子。


 「私には兄さんさえいてくれれば、それだけでいい。」


 とタムに語っているのだが、それが兄に対しての恋愛感情なのか、妹としての家族愛なのかは不明。
 両親を失った幼少時からリヒトに面倒を見てもらっており、その恩に報いる為にブラックエッジに加入した。
 それ故にリヒトの障害になり得る者は誰であろうとも決して許さず、シーラと親しくなったタムが戦う意義を見失いかけた際は、


 「人間の女に惚れるなんて、馬鹿な奴。」
 「もし貴方が兄さんの足手まといになるなら、私が貴方を殺す。」


 とまでタムに言い切る程。


  • タム

 CV:佐藤元
 ブラックエッジ最年少の少年で、お調子者。
 貴族たちが差し向けた暗殺者たちの襲撃を受けた際、人間の少女であるシーラに助けられてから親しくなり、オルベリアの人間たちへの復讐の為に戦う事に疑問を抱くようになるのだが、それが後に仲間たちからの軋轢を生む結果になってしまう。


  • アザル

 CV:村田太志
 タムと軽口を叩き合う仲の青年。
 オルベリアの人間たちに対する憎しみは誰よりも強く、タムが人間の少女であるシーラと親しくなった際はタムを殴り飛ばし、シーラに対しても


 「あの小娘がタムの心をかき乱しやがったんだ!!」


 などと本気で激怒していた。


  • ズッカ

 CV:田所陽向
 無口で物静かな青年。
 口数は少ないが常に冷静沈着である。



 その他にも大勢の構成員が存在している。


そもそも、どうしてダークエルフが迫害されているの?リヒトたちが何かしたの?


 結論から言わせてもらうと、リヒトたちは何も悪くない。それどころか完全な被害者であり、オルベリアに慰謝料を要求してもいいレベルである。


 それは本編から100年前に起きた出来事。
 突如としてこの世界に現れた魔王アングムンドと配下の魔族たちは、その圧倒的な戦力でもって人間たちを次々と蹂躙していった。
 対する人間たちも、当時のオルベリアの若き国王カイルが女神ルアから伝説の聖剣「エア」を授かり、カイルの陣頭指揮の元、魔族たちを次々と打ちのめしていく。
 だが人間、魔族共に多数の犠牲者を出しながらも、この戦いはより激しさを増す一方で、一向に終わる気配を見せなかった。


 そんな中、当時オルベリアの宮廷魔術師として働いていたダークエルフの少女イリヤは、ある事を思いつく。


 イリヤ「聖剣エアを量産する事が出来れば、より多くの人々の命を救う事が出来るのではないだろうか?」


 果たしてイリヤはカイルが魔王アングムンドとの戦いの為に遠征に赴き不在の最中、寝る間も惜しんでまで研究に没頭し…そして苦しみながらも遂に一振りの試作品を完成させたのである。
 聖剣エアに比類する力を秘めた、聖剣エアのレプリカを。


 イリヤ「さあ、反撃よ!!」


 今はまだ試作段階だが、これが量産化に成功すれば、魔族たちなど一網打尽に出来る…人々の喜ぶ顔を期待していたイリヤだったのだが…。


 貴族「宮廷魔術師イリヤ!!貴様を女神ルアへの冒涜の罪により拘束する!!」
 イリヤ「え、ちょ、待っ」
 貴族「はい死刑!!」


 なんとあろうことかオルベリアの貴族たちは、聖剣エアのレプリカを完成させたイリヤに対して感謝するどころか、逆に女神ルアを冒涜したとして拘束、弁明する余地も与えないまま処刑してしまったのである。
 そしてイリヤとは全く何の関係も無い他のダークエルフたちさえも、オルベリアの人々は迫害対象としてしまったのだ。
 間が悪い事に国王のカイルは魔王アングムンドとの戦いで不在であり、それ故にイリヤの処刑を止められる者は誰もおらず、カイルの知らない所でイリヤの処刑は執行されてしまったのである。
 そしてカイルもまた魔王アングムンドとの戦いから戻らず、聖剣エアと共に消息不明となってしまう。


 かくして長い年月が流れるうちに、イリヤには「聖剣エアの偽物を作り、女神ルアを冒涜した歴史上の大罪人」としての汚名だけが残されてしまい、100年後の本編開始時にはリヒトらダークエルフたちは別に何もしていないのに迫害され続ける羽目になってしまったのである。これを名誉棄損、風評被害、事実無根だと言わずして何と言うべきなのだろうか。そりゃリヒトたちもオルベリアの人間たちを憎むわ。


 …と、オルベリアの人々に伝わっている伝承では、そういう事になっているのだが…実際の真実は…。


 なお本編での描写を見た限りでは、ダークエルフを迫害しているのはオルベリアの人間たちだけの模様。



末路

 魔族との戦いがより一層激しさを増す最中、ガルア平原に魔族の本拠地があるかもしれないという情報を得たスカーレットは、少数の兵たちとブラックエッジを率いて調査部隊を結成。
 いよいよ目的の場所に到達し、ブラックエッジが先鋒部隊として該当地点の調査に赴いたのだが…そこには見渡す限りの荒野があるばかりで、辺り一面何もない。
 もしかして情報が外れだったのか…このまま何の手柄も上げられずに戻ったのでは功績を上げられない…そんな事を考えているブラックエッジの面々だったのだが。


 タム「あれ?何だこりゃ?」


 ふと、タムが足元にあった黒い「何か」に気付いて、何となく右手で触れた…その瞬間。


 タム「があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 謎の紫の光に包まれたタムが絶叫し…その場に倒れてしまったのだった。
 いきなりの出来事に焦るブラックエッジの面々、そして慌てて駆け寄ろうとするアザルにリヒトは「取り乱すな!!」と一喝する。


 リヒト「全員俺の指示があるまで絶対にそこを動くな!!いいな!?」


 もしかしたら敵の罠があるかもしれない。リヒトはブラックエッジの面々が心配そうな表情で見守る最中、ゆっくりと慎重に、倒れているタムの元に歩み寄り、首筋の頸動脈に右手を当てたのだが…。


 リヒト「…残念だが…タムはもう…死んでいる…!!」


 まさかのリヒトからの残酷な言葉に、ブラックエッジの面々は驚愕の表情を見せるのだった。
 特にタムと親しかったアザルは完全に取り乱してしまい、俺がタムの未来を奪ってしまった、ここに連れてくるべきじゃなかったと絶叫するのだが、そこへ不敵な笑みを浮かべて現れたのは1人の黒髪の青年…先日オークの集落でカーセルと死闘を繰り広げたマルドゥクだった。


 マルドゥク「おやおや、誰かと思えばダークエルフとはな。こんな所に一体何の用があるのかな?」
 アザル「てめえが…てめえがタムを殺ったのか!?」


 逆上するアザルを嘲笑するマルドゥク。そこへ突然倒れていたタムが起き上がったのだが。


 アザル「何だよタム、死んだ振りとか、ふざけた事してんじゃ…」


 だが次の瞬間、突然タムのショートソードがアザルの心臓を貫いた…。
 一体何が起こったのか…まさかの事態に全然意味が分からないまま、どうっ…と倒れ、死んでしまったアザル。
 そしてリヒトたちに向けて振りむいたタムの両目は、完全に漆黒の光に染まってしまっていたのだった。


 マルドゥク「ふははははははは!!どうかね諸君!!私が作り出した人形の感想は!?」


 タムは既にマルドゥクの術によって、アンデッドと化してしまっていたのだ。
 戸惑いを隠せないリヒトたちをあざ笑うかのように、アンデッドと化したタムが襲い掛かってくる。
 タムを傷つける事を躊躇するブラックエッジの面々だったのだが、リヒトはタムが既にアンデッドと化していて助からないと仲間たちに警告する。
 そんなタムの首を、リピネの剣が切り裂く。
 どうっ…と、頭部を失ったタムの遺体が、力無くその場に倒れ伏したのだった。
 そのタムの無様な最期の姿を、悲しみの表情で見つめるリピネ。


 もし貴方が兄さんの足手まといになるようなら、私が貴方を殺す…かつてタムにそう警告したリピネだったのだが、まさか本当に自らの手でタムに引導を渡す羽目になるとは思わなかっただろう。
 そんなタムの仇を討とうと、必死の形相でマルドゥクに襲い掛かるブラックエッジの面々。
 だが1人、また1人と、マルドゥクの暗黒魔法の前に倒されていく。
 リヒトとリピネの目の前に、次から次へと仲間の死体が出来上がっていく。


 マルドゥク「やれやれ、やり過ぎてしまったようだ。こんなに傷付けてしまったのでは私の人形に出来ないではないか。」
 リヒト「くっ…貴様あああああああああああああああああああ!!」
 リピネ「はああああああああああああああああああああああああっ」


 兄妹らしい一糸乱れぬ巧みなコンビプレイによって、リヒトとリピネはマルドゥクを追い詰めていく。
 そしてリピネの剣が、遂にマルドゥクの腹を貫いたのだが…。


 マルドゥク「ぐはあっ!!…お…おのれぇっ!!汚らわしいダークエルフ風情がぁっ!!よくも私の身体に傷を付けてくれたなああああああああああああああっ!!」
 リピネ「ああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
 リヒト「リピネええええええええええええええええええええっ!!」


 マルドゥクの暗黒魔法の直撃を受けて、その場に倒れ伏すリピネ。
 まさかの事態に驚愕するリヒトだったが、それでも仲間を傷つけた怒りを剣に込めて、必死の形相でマルドゥクに襲い掛かる。


 リヒト「よくもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
 マルドゥク「くっ…たかがダークエルフの分際でぇっ!!」


 マルドゥクと互角に渡り合うリヒト。
 そして壮絶な死闘の果てに、遂にリヒトの剣閃がマルドゥクに尻もちをつかせたのだった。


 マルドゥク「うおあああっ!?」
 リヒト「止めだあああああああああああああああああああああああああああああっ!!」


 だがそこへ間一髪の所へ駆けつけたマリアが放った暗黒魔法によって、リヒトは深手を負わされてしまう。


 リヒト「があああああああああああああああああああああああああああああああっ!!」
 マリア「随分と苦戦しているようね、マルドゥク。」
 マルドゥク「マ、マリアか…フン、余計な真似をしてくれたな…!!」
 マリア「勘違いしないでくれる?今貴方に死なれたら私が困るんだけど。」


 マリアの手を借りて何とか立ち上がったマルドゥクだったのだが、スカーレットがリヒトたちの救援に向かっている事をマリアから知らされて形勢不利だと悟り、仕方無くその場から去って行く。
 そしてリヒトが身に着けているペンダントを見て、何故かマリアは驚き…そして去り際に悲しみの表情を見せたのだった…。


 そこへようやく駆けつけてきたスカーレットたちが見せつけられたのは、傷付き倒れているブラックエッジの面々の無様な光景、そして頭部が切断されたタムの遺体。
 誰もが予想もしなかった、何とも凄惨な光景だった。


 スカーレット「こ、これは…何という酷い惨状なのだ…!!」
 デミア「ひ、姫様、これは…!!」
 スカーレット「とにかく、すぐに生存者の確認を!!」
 デミア「はっ!!」


 目の前の惨状に驚愕するスカーレットだったのだが、そこへリヒトが意識を失いながら、苦しみの表情でうめき声をあげる。


 リヒト「う…ぐ…!!」
 スカーレット「リヒト!!おいしっかりしろ!!リヒトぉっ!!」


 心配そうな表情で、スカーレットは唯一の生存者であるリヒトを慌てて介抱したのだった…。



絶望のリヒト。そして…

 リヒトの介護の為に、かつてカーセルたちが魔族から救った村に滞在する事になったスカーレットたち。
 カーセルたちに村を救われた事を村人たちから感謝されたスカーレットは、自分たち以外にも魔族と戦ってくれている者たちがいる事に、心強さを覚えたのだった。


 そんな中で数日間の昏睡状態から脱し、何とか目を覚ましたリヒトだったのだが、そこへスカーレットから聞かされたのは、ブラックエッジが壊滅した事、生存者がリヒト1人だけという残酷な事実だった。
 済まないが1人にしてくれとスカーレットに頼み込んだリヒトは、誰もいなくなった室内で絶叫したのだった。
 そして村人たちが目を離した隙に、仲間を殺したマルドゥクへの復讐を果たさんと、1人で魔族の本拠地へと向かうのだが…マリアにやられた暗黒魔法の影響が未だに残っており、思うように身体が動かせない。


 リヒト「はぁ…はぁ…!!な、何故だ…!?何故俺は死んでいない!?何故俺が!!何故俺だけが!!生きているんだあああああああああああああああああっ!?」
 スカーレット「リヒト!!何をやっているのだ、この馬鹿者がぁっ!!」


 心配して駆けつけてきたスカーレットは、今のそんな状態では敵討ちに行った所で無駄死にするだけだ、命を粗末に扱うな、死ぬなとリヒトを叱責する。
 確かにスカーレットの言っている事は正しい。正しいのだが…。
 しかしリヒトにとっては、一番言われたくない相手に言われた言葉。
 そう、まさに「お前がそれを言うのか」というべき、スカーレットからの言葉だったのだ。


 リヒト「…ふ…ふふふ…くくくくく…ふはははははははは!!あーーーーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっはっはっは!!ひゃははははははははははははははははははは!!」


 スカーレット「…リ、リヒト…!?」


 リヒト「命を粗末に扱うなだと!?笑わせるな!!お前が俺にそれを言うのか!?スカーレット!!」


 スカーレット「どういう事だ!?君は一体私に何を言っているのだ!?」


 リヒト「世間知らずの優しいお姫様が!!本当に何も知らないんだな!!俺たちブラックエッジはなあ…!!お前たちオルベリアの薄汚い人間共に不当に迫害され、住む場所を失い、家族を殺された者たちの集まりなんだぁっ!!」


 驚愕するスカーレットに、リヒトは全てを語った。
 自分たちと利害関係が一致したエル・モリハムに取り入り、騎士団に入り込んだリヒトたちの目的を。
 それは自分たちが功績を上げる事でこの国の頂点に立ち、自分たちを不当に迫害したオルベリアの人間たちを支配し、絶望を味わわせ、家族を殺された復讐を果たす為だったという事を。
 その為に、その為だけに、今まで身を粉にしてまで屈辱にまみれながらも、オルベリアの為に戦ってきたのだという事を。
 そもそも最初からスカーレットに忠誠など誓っていない、仲間意識など当然持ち合わせていないという事。


 信じられない、有り得ないと言った表情で、困惑したままリヒトの話に耳を傾けるスカーレットだったのだが、ここでスカーレットはリヒトの事を全く考慮しない、最悪の悪手とも言うべき失言を犯してしまう。


 スカーレット「で、では君は…君たちは…!!私たちだけではなく、オルベリアの何の罪もない人々までも騙し、陥れてきたとでも言うのか!?」


 リヒト「騙すだと!?はっ!!それはお互い様だろうがぁっ!!」


 リヒトの怒声に、スカーレットはショックのあまり涙目で黙り込んでしまう。
 リヒトらブラックエッジの正体、そしてその凄惨な過去に関しても当然ショックだったのだが、それよりも何よりも、これまでずっと信じていた、それこそ自分の背中を預けるに足りる人物だと思っていたリヒトに言われた言葉なのだ。ショックを受けるのも無理も無いだろう。


 スカーレット「…リヒト…君がその剣で私を斬れば…君の気は晴れるのか…!?だったら…!!」


 リヒト「自惚れるな!!もうお前の事など、どうでもいい!!」


 スカーレット「…リヒト…!!」
 リヒト「俺のこれからの生きる目的は…っ!!リピネや仲間たちを殺した、あの男に復讐を…っ!!」
 スカーレット「リヒト!!リヒトぉっ!!」


 再び倒れたリヒトを、スカーレットが涙目で介抱したのだった…。





 その後、夜中に再び目を覚ましたリヒトだったのだが、彼の事をずっと介抱して疲れたのか、彼の傍らでスカーレットが剣を握り締めたまま眠っていた。
 そんなスカーレットを侮蔑しながら、リヒトは外の空気を吸いに家の外に出るのだが、そこへ突然マリアが現れて驚愕の真実を告げる。
 かつてオルベリアの人々の為に聖剣エアの複製品を作り出したものの、それが女神ルアへの冒涜だとみなされて不当に断罪された、ダークエルフの少女イリヤ。
 彼女のせいでダークエルフたちは不当な差別を受ける羽目になってしまったのだが、そのイリヤとマリアが親友同士だったという事。
 そしてリヒトが大切に持っている、母親の形見であるペンダントは、かつてマリアがイリヤにプレゼントした物だという事。
 さらに死んでしまったリピネの顔が、イリヤと瓜二つだったという事。
 それはリヒトとリピネが、イリヤの子孫である事を意味しているという事…その衝撃の事実だった。


 自分たちダークエルフが迫害される元凶となった少女イリヤ…そのイリヤが自分とリピネの先祖だった…。
 動揺を隠せないリヒトに、マリアは賢者の塔に赴き、この世界の真実を知れとリヒトに告げる。
 そしてその賢者の塔に、イリヤが遺した研究の成果があるという事も。


 リヒト「聖剣エアのレプリカ…偽剣(ぎけん)…!!それさえあれば、俺はぁっ!!」


 リヒトの瞳に、再び力強い光が宿ったのだった…。



ブラックエッジの主な関係者

  • スカーレット

 CV:中恵光城
 オルベリアの王女で、国王の一人娘。おっぱい。
 母親や兄弟がおらず、家族は病に倒れている父親だけである。
 それ故にオルベリアには彼女以外に王位継承権を持つ者がおらず、アニメ版公式サイトによると、それが原因で腐敗し切った貴族たちに毎日のように命を狙われているらしい。
 またアニメ本編では「私こそが姫様の婚約者候補の筆頭」を自称した貴族がいたのだが、彼女自身はその貴族をどう思っているのかは描写されていない。
 王女の身でありながら非常に高い戦闘能力を有しており、アザルとの模擬戦闘訓練では彼を圧倒的な強さで叩きのめし、リヒト以外のブラックエッジたちの面々を驚愕させた。


 男勝りで強気の性格をしているのだが、これは病弱の父親の代わりを勤めようと、王女として国や民を守る為に無理をしているのであって、本来の彼女は年頃の少女らしく優しい性格の少女である。本編では一度だけ父親とエリーゼに対して、しおらしい少女としての一面を見せている。
 ただしリヒトが彼女に


 「いずれ俺が貴女の素顔を暴いてやりますよ。」


 と語っている場面がある事から、少なくともリヒトだけは彼女の本質を見抜いていた模様。
 リヒトとも徐々に親しくなっていくのだが、敬愛するリヒトに近付く邪魔な女だとしてリピネからは強く危険視されており、


 「あの女は凄く危険。絶対に私たちの思い通りに動かない女だよ。」


 とリヒトに警告していた。
 これまでダークエルフであるリヒトたちに対して全く差別意識を持たずに接していたのだが、これは前述の通り


 「リヒトたちが不当に迫害されていた事を、本当に全く何も知らされていなかった」


 事による物である。
 それ故に仲間を全て失ったリヒトに対して前述の不用意な発言をしてしまい、


 「何も知らない世間知らずの優しいお姫様が!!」


 とリヒトに侮蔑され、ショックを受けてしまうのだが…。


  • デミア

 CV:神田みか
 スカーレットの側近を務める女性。常に冷静沈着な性格をしている。
 公私ともにスカーレットの世話を焼き、彼女に戦闘技術を叩き込んだ師匠でもある。


  • クラウス

 CV:寺島拓篤
 スカーレットの部下の青年で、カーセルの兄貴分。
 スカーレットが留守の間に城下町の防衛を任されたので、今回の調査部隊には参加しなかった。
 物語序盤で魔族の襲撃で部下を全て失い、自身も重傷を負ってしまうが、何とか一命を取り留めて騎士団に復帰している。
 リヒトにカーセルとフレイの命を救って貰っている事から、彼に恩義を感じている。


  • エル・モリハム

 CV:咲野俊介
 オルベリアの貴族を務める中年の男性で、リヒトたちとは雇用関係にある。
 いずれはスカーレットを出し抜きオルベリアの王になる事を企んでおり、その為の戦力としてリヒトたちブラックエッジをオルベリアに迎え入れた。
 とても腹黒い性格をしているのだが、兵士からブラックエッジ全滅を聞かされた際は


 「リヒトが魔族如きにやられるはずがない!!きっと何かの間違いだ!!早く正確な情報を持って来い!!」


 などと本気で取り乱しており、少なくともリヒトに対して多少なりとも仲間意識は持っていた模様。


  • マルドゥク

 CV:伊藤健太郎
 ブラックエッジを壊滅させ、リヒト以外を皆殺しにした張本人。
 たった1人でリヒト以外のブラックエッジ全員を圧倒し、リヒトとも互角に渡り合うなど相当な実力者。
 アニメ版公式サイトでは「人間」であるという記述がされているものの、リピネの剣で腹部を貫かれても平然と耐えてみせるなど、最早完全に人間を辞めてしまっている化け物。


  • マリア

 CV:中村桜
 魔王アングムンド復活の為、マルドゥクに協力する謎の女魔導士。だが一蓮托生という訳ではなく、互いの利害が一致しているだけの冷めた関係である模様。
 聖剣エアを「呪い」だとカーセルに語る、魔王アングムンドと敵対関係にあったイリヤと親友同士だったにも関わらず、何故か魔王アングムンドを復活させようとするなど、彼女には何かと謎が多い。
 カーセルにも


 「私はあいつら(魔族)とは無関係よ。」


 と語っているのだが…。
 不意打ちとはいえリヒトに重傷を負わせるなど、彼女も相当な実力者である。


 「賢者の塔を目指しなさい。貴方はこの世界の真実を知るべきよ。」


 とリヒトに促すのだが、彼女の真意は…?


  • シーラ

 オルベリアのパン屋で働く少女。
 暗殺者に襲撃されたタムを助けて以降、彼と急激に親しくなっていくのだが、タムの戦死を聞かされてショックを受け、絶叫してしまう…。


  • カーセル

 CV:石川界人
 物語序盤でリヒトたちに命を救われた、本作の主人公。
 リヒトたちをダークエルフだと知りながらも、全く差別意識を見せずに好意的に接する良識人。
 リヒト自身も彼の事を覚えていたようで、クラウスに彼を救った礼を言われた際は


 「君の友人の事はよく覚えているよ。」


 と素っ気なく返していた。


 好きな食べ物は蜘蛛。


  • フレイ

 CV:加隈亜衣
 カーセルと共に物語序盤でリヒトたちに命を救われた少女。
 彼女もまたリヒトたちがダークエルフだと知りながらも、全く差別意識を見せなかった。


  • イリヤ

 CV:折笠富美子
 かつて魔王アングムンドに対抗する為に聖剣エアの複製品を作り出した事で、貴族たちに「女神ルアを冒涜した」として処刑されてしまったダークエルフの少女。
 リヒトとリピネの先祖であり、マリアとは親友同士だった。
 彼女の行動がきっかけとなってダークエルフたちは100年にも渡り差別を受け続ける羽目になってしまったのだが、ぶっちゃけ彼女は全く何も悪くない。それどころか完全な被害者である。 



余談

 こうしてブラックエッジはマルドゥクの手により壊滅、辛うじて一命を取り留めたリヒト以外の全員が死亡するという大惨事を招いてしまうのだが、その噂は瞬く間にオルベリアの人々に広まっていく事になる。
 あれだけ魔族たちに対して圧倒的な強さを見せつけたブラックエッジが、あっさりと壊滅させられた…その事実だけでも、オルベリアの人々に絶望を味わわせるには充分過ぎる程だった。
 そう…ブラックエッジが壊滅してしまった事で、


 「オルベリアの人間たちに絶望を味わわせる」


 というリヒトたちの本来の目的が達成されてしまったのだ。これはもう皮肉だとしか言いようがないだろう。
 そして聡明で頭が切れるリヒトなら、わざわざ自らの目でオルベリアの様子を確認せずとも、既にこの事実に気付いているはずであり、だからこそリヒトは「私を斬れ」というスカーレットに対して「もうお前の事など、どうでもいい」と吐き捨てたのだと思われる。
 よく「好きの対義語は無関心」と言われるが、リヒトのスカーレットに対しての態度は、まさにそれを明確に体現してしまっていると言えるだろう。
 スカーレットは「君の気が済むなら私を斬れ」とリヒトに促したのだが、それさえもリヒトは拒絶した…つまりリヒトに「最早殺す価値も、犯す価値さえも無い、どうでもいい女」だと扱われてしまったのだ。これはリヒトを信頼していたスカーレットにとって、下手にリヒトの手で犯されたり殺されたりするよりも、遥かにショックな事だったに違いない。


 またブラックエッジ全滅、リヒト以外全員死亡という凄惨な結末は、実は第2クールの新EDの時点で


 「傷だらけのリヒトの目の前で消えていくリピネの幻影」
 「朝日が昇る中、決意の表情でスカーレットに歩み寄るリヒトに、優しく微笑みかけるスカーレット」
 「その中にリヒト以外のブラックエッジのメンバーが誰1人としていない」


 などといった描写がある事、そして動画サイトに上げられていた公式PVの内容から、既に視聴者に対して示唆されていたりする。
 だがこれまでファンタジーRPGらしい王道な展開が続いていたアニメ版キングスレイドにおいて、第2クールに入って早々


 「味方陣営における初の大量虐殺」


 が明確に、しかも残酷に描写されたという事…そして前述のリヒトがスカーレットに向けた、彼女やオルベリアへの怒りと憎しみが込められた罵声、リヒト役の鈴木崚汰氏の迫真の演技もあって、ショックを受けた視聴者の皆さんも相当多かったのではないだろうか…。



憎しみの、その先へ




リヒト「あ、ありのまま、今起こった事を正直に話すぜ…!!俺はオルベリアの薄汚い人間共を絶望させようとしたら、オルベリアの守護騎士団になっていた。な、何を言っているのか分からねーと思うが(ry)」



 イリヤが遺したとされる偽剣を求め、スカーレットと共に賢者の塔に訪れたリヒトは、ドミニクスとスカーレットが話し込んでいる間、ドミニクスにイリヤの研究所へと案内される。
 そこでリヒトはイリヤが遺した研究日誌を発見したのだが、それに記載されていたのはイリヤとカイルが異母姉弟だという事、イリヤが遺した物がオルベリアの人々に伝承として伝わっていたような聖剣エアのレプリカでは無いという事、仮に魔王アングムンドを倒したとしても、倒した者が闇に呑まれてしまい、新たな魔王アングムンドへと作り変えられてしまうという事、それを防ぐ為の研究をずっと続けていたという衝撃の事実だった。
 つまりイリヤはリヒトが思っていたような罪人でも何でもなく、ただ人々を必死に救おうとしていただけ…ただの冤罪だったのだ。それを知らされたリヒトは血相を変えてドミニクスの胸倉を掴んだのだが。 


 リヒト「アンタが!!アンタがこの事実をすぐに世間に公表していれば!!俺たちダークエルフは100年間も迫害され続けずに済んだんだぞ!!それなのにアンタはぁっ!!」


 スカーレット「やめろ、リヒト!!」
 ドミニクス「私とて彼女の冤罪を必死に晴らそうと尽力しました。ですが誰も私の言葉に耳を傾けてくれなかったのです。貴方たちダークエルフでさえもね。」
 リヒト「そ…そんな…!!」
 ドミニクス「どうしようも無かったのですよ。彼女の件については…。」


 恐らくイリヤが不当な冤罪をかけられてしまったのは、何らかの理由でイリヤの事を邪魔だと思っていた当時の貴族が、カイルの不在の最中を狙ってイリヤの謀殺を企てたからなのだろうと、ドミニクスはリヒトに語る。
 ドミニクスの胸倉を放したリヒトが、力無くその場にうずくまってしまう。


 リヒト「それでは…それでは俺たちの今までの戦いは何だったんだ…!?俺たちブラックエッジは!!今まで一体何の為に戦ってきたんだあっ!?」


 スカーレット「リヒト…。」


 絶望するリヒトを、スカーレットが悲しみの表情で見つめていたのだった。
 その後、もう夜遅くだという事で賢者の塔に一泊する事になったリヒトとスカーレットだったのだが、そこへスカーレットはリヒトに「守護騎士団に入って欲しい」と懇願する。
 スカーレットは語る。私はオルベリアを出自も経歴も関係無く、誰もが自由に穏やかに暮らせる国にしていきたいと。その中には当然リヒトらダークエルフたちも含まれているという事を。イリヤの冤罪を晴らす為、ドミニクスから知らされた真実を世間に公表すると。その為にリヒトの力を貸して欲しいのだと。


 リヒト「…お前は…どこまで甘い奴なんだ…!!」
 スカーレット「私にはお前の力が必要なんだ!!だからリヒト!!」
 リヒト「どうせ俺たちもこの世界も滅びる運命だ…!!仮に魔王アングムンドを倒したとしても、倒した者が新たな魔王アングムンドになってしまうんだぞ!!
 スカーレット「いいや、まだ希望はある!!聖剣エアの封印を解きさえすれば!!」
 リヒト「何だと…!?」


 スカーレット「リヒト!!どうかこの世界と人々を救う為に、お前の力を私に貸してくれ!!」


 あれだけ罵声や暴言を浴びせられたというのに、この期に及んでもなお自分が必要だと言ってくれたスカーレット。
 どこまで甘い奴なんだと心の中で呆れながらも、リヒトは驚きの表情でスカーレットを見据えたのだった。
 もっと早く彼女に出会っていれば…エル・モリハムではなく最初から彼女に取り入っていれば…俺たちブラックエッジの運命は変わっていたのだろうか。
 だが過ぎた事を悔やんでも仕方が無い。失った時間は、もう巻き戻せないのだから。
 彼女に手を貸す事で、俺たちブラックエッジが生きた証を、この世界に残せるというのであれば…!!


 リヒト「スカーレット!!聖剣エアは今、どこにある!?」


 リヒトの潤んだ瞳に、一筋の希望の光が宿ったのだった…。



関連項目

闇咲く、復讐の刃(キングスレイド)



リヒト「アニヲタwikiのwiki籠りたちよ…!!この項目を追記、修正する準備は出来ているかぁ!?」




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  • スカーレットに罵声を浴びせたリヒトだけど、新EDではそのスカーレットにリヒトが優しい微笑みを見せてるんだよね。この二人に一体どんなドラマが待ち受けているのか。 -- 名無しさん (2021-01-30 22:47:10)
  • 現状98キャラ居てキンスレの初項目がこれなのか……(困惑) -- 名無しさん (2021-01-30 23:31:57)
  • ソシャゲ版は知らないけど、98人もいるのかwww -- 名無しさん (2021-01-30 23:51:09)
  • アニメの項目ができた以上、ゲーム版のも作りたいんだけどいかんせん自分には文才がなぁ -- 名無しさん (2021-01-31 15:32:04)
  • この状況からスカーレットは、一体どうやってリヒトと和解するつもりなのだろうか。多分リヒトと一緒に賢者の塔に向かうんだと思うんだけど。 -- 名無しさん (2021-01-31 21:39:26)
  • リヒトとスカーレットが無茶苦茶ギスギスしてたけど、この状況で一体どうやって新EDのように仲直り出来るんだろうか。 -- 名無しさん (2021-02-06 22:30:01)
  • 反対意見が見られなかったので愚痴コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2021-02-13 21:33:01)
  • ソシャゲ版はカーセルとフレイが大変な事になるんだけど、アニメ版ではリヒトとスカーレットが2人を救う鍵になるのかな? -- 名無しさん (2021-02-20 22:57:22)
  • リヒトとスカーレットが無事に和解してくれて本当に良かった。この2人には死んでしまったリピネたちの分まで本当に幸せになってほしい。 -- 名無しさん (2021-03-01 23:19:05)
  • これ、絶対リヒトがカーセルを○○○○○○になってしまうのを防ぐ流れになりそうだ(ソシャゲ版を知らない人の為にネタバレ回避) -- 名無しさん (2021-03-06 23:31:16)
  • 仕事が壊滅的なまでに忙しくて対応が遅れてしまったのですが、反対意見が見られなかったので暴言コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2021-03-20 21:42:27)
  • スカーレットはリヒトに守護騎士団に入れとか言ってるけど、リヒトにとって守護騎士団は両親を殺した仇だからな。そんなに簡単にはいかんだろ。 -- 名無しさん (2021-03-23 12:26:41)
  • ↑最終話で守護騎士団をすっ飛ばして貴族になってたね。完全にオルベリアの英雄になってるし。 -- 名無しさん (2021-03-28 22:27:28)
  • 守護騎士団にいた罪の無い連中殺した奴は追放か処刑もあり得るだろうなあ(少なくともスカーレットからしても市民を手にかける奴を在籍させる事は無いだろうし、万が一ダークエルフの差別が不当なものだとオルベリア中に知られたら差別を主導したり、リヒトの両親を殺害した連中は民衆から私刑に合いそう) -- 名無しさん (2021-03-31 22:58:38)
  • ↑でも軍人である以上は上からの命令に従うのは絶対であって、それ以上でもそれ以下でもない。当時の貴族の「リヒトの両親を殺せ」っていう命令に、不本意だけど逆らえなかった・・・というのも考えられるけどね。その辺が曖昧なまま最終話を迎えてしまったのが残念。 -- 名無しさん (2021-03-31 23:34:33)
  • 多分スカーレットの事だから「私を殴って、それで済ませろ」とかリヒトに促したんじゃないかな。当時リヒトの両親を殺せと兵士に命令した貴族への処分は当然として。 -- 名無しさん (2021-04-01 12:16:52)
  • ↑仮にそう促されても、リヒトは絶対にスカーレットを殴ったりしないだろうな。色々あったけど彼女の事を大切にしてるみたいだし。 -- 名無しさん (2021-04-01 22:55:26)
  • 少なくとも王様やスカーレットはダークエルフの殺害命令出した貴族は処分はするだろうなあ(ダークエルフのリヒトが英雄になったのも有るが差別が理不尽過ぎたのも有るし、今後国を変えていくのに国民の団結を深めていかないといけないだろうし) -- 名無しさん (2021-04-04 16:42:41)
  • 信頼積んでる途中に死んだらどうするかとか本当に広範囲に復習したいかとかから目を逸らしたはてに別件の悪意に嵌められる。まぁ復讐なんて難しいもんは複雑にすべきじゃないね 金田一少年の事件簿蝶屋敷を思い出す -- 名無しさん (2023-01-15 01:15:51)

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