登録日:2021/01/10 (日曜日) 17:10:21
更新日:2024/05/24 Fri 13:25:24NEW!
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トランスフォーマー アニメイテッド tf ヒロイン ロリ 幼女 ハイブリッド 褐色 赤髪 ツインテール ロボ娘 急成長 人間 明坂聡美 サリ・サムダック 苦悩の連続 若本ロンの娘疑惑 サムダック・システムズ
私もアップグレードすればいいんだ。
「サリ・サムダック」とは『トランスフォーマー アニメイテッド』の登場人物。
概要
本作に登場するサムダック・システムズの社長、アイザック・サムダックの一人娘。父親と同じ浅黒い肌を持つが、黒髪の彼に反してこちらは赤髪で、それをツインテールにしている。年齢に関しては劇中で8歳の誕生日を迎えている。
学校には行っておらずサムダック・システムズ製の先生ロボットから勉強を教わっているが、誕生日パーティーに同年代の子供たちが集まっていたことから友達はいるようだ。
性格は良くも悪くも年相応。母親がいない環境で育ったため優しくしっかりしている面もあるが、時に子供らしいわがままで残酷な面も見せる。
基本的には明るく物怖じしない積極性の持ち主で、チーム・オプティマスの面々とはすぐに打ち解けたし、ディセプティコン相手にも言いたいことははっきり言う。
なお、「かわいい」よりも「かっこいい」の方が好きなようだ。
上記の家庭環境からか「家族」を重要視している。
父親のサムダック氏のことは満面の笑みで「親切で信用できる人」と語るほど慕っており、彼との血縁関係を疑われた際は激しい怒りを見せ、疑惑がなかなか晴れないことに悩み落ち込んでしまっていた。
また、諸事情により縁者が増えたことは大いに喜んでいる。
立場上敵にさらわれてしまうこともあるが、同時に幾度もチーム・オプティマスを窮地から救っており、物語になくてはならない存在である。
謎と違和感
これだけ見ると初代から続く「正義サイドのトランスフォーマーと交流する人間」の一人だが、サリには登場時点から謎と違和感があった。
サムダック氏が若本ロンの頭部を発見したのは本編の50年前。すなわちサムダック氏はどう若く見積もっても還暦前後であり、その娘であるサリが8歳というのは違和感を覚える。
また、サムダック・システムズは若本ロンの頭部の解析、及び若本ロンの情報提供により機械工学に革命をもたらした大企業であり、そこの御曹司であるサリが学校に行っていないというのもおかしな話である。
これらの謎と違和感は第2シーズンで更に増え、第3シーズンにて衝撃の事実が明かされることになる。
活躍
第1シーズン
工場で実験に使われていた生物が何でも吸収するクリーチャーと化し暴走。その際、ロボペット犬「スパークプラグ」とはぐれてしまい、探し出した先でチーム・オプティマスと遭遇した。
また、オールスパークからその力を宿した鍵を託されており、その力で時にオートボットを助け、時にトラブルの原因になったりしながらオプティマスたちと交流を深めていく。
特に仲良くなったのはチームでも年少であるバンブルビーとアイアンハイド。次点はプロールで、彼に体術について教えてほしいと懇願している。もちろんオプティマスやラチェットとも普通に仲が良いのだが、チームリーダーと年長者である彼らに叱られた時は即座に不満を漏らしていた。
しかし終盤、ディセプティコンとの対決でサムダック氏が行方不明になってしまう。
第2シーズン
父親に代わり会社を守り経営しようとするが、幼い彼女には難しい話であった。副社長のパウエルを頼ろうとするが、「(サムダック・システムズは)私の会社ではないので」とほくそ笑まれながら一蹴されてしまう。
更に同話ラストにてパウエルから戸籍をはじめとする「サリ・サムダック」に関する公的記録が一切無いことを突きつけられ、サムダック・システムズから追放されてしまう。おまけに「会社の備品だから」という理由で先生ロボットとスパークプラグを没収された。
その後、チーム・オプティマスが拠点としている元倉庫で生活することになり、時に彼らの事件解決を手伝いながら父親探しに奔走することになる。
やがて、ディセプティコンの「スペースブリッジを利用したセイバートロン星への侵攻」という作戦を阻止し、サムダック氏と涙の再会を果たせたものの、負傷したサリの傷口からは機械が露出していた…。
第3シーズン
上記の事実から、サリは「自分の正体はサムダック氏が造ったロボット」と判断。「本当の家族じゃなかった」と憤慨し、ようやく再会できた彼のもとから離れてしまう。
しかし、プロールの調査の結果、二人は間違いなく同じ遺伝子の持ち主だという。
サリの正体は、サムダック氏が社内で発見した液体金属のプロトフォームが、彼のDNAをスキャンしたことで誕生した人間型トランスフォーマー。
サムダック氏が語ったこの事実とプロールの調査報告から、サリは「サムダック氏とは間違いなく親子だし、おまけにオプティマスたちとも縁があった」ことに喜び、サムダック氏との和解に成功。パウエルから取り戻したサムダック・システムズに戻った。
その後、サリはオールスパークの鍵を使って自身をアップグレード。本格的なロボットモードへのトランスフォームが可能となり、人間としての外見も「アイザック・サムダックの娘」としてさほど違和感が無いレベルに成長した。通称「大人サリ」。
しかし、初トランスフォーム回では暴走してしまい、バンブルビーに瀕死の重傷を負わせてしまう。
この出来事がよほど堪えたのか、以後サリがこの時に使用した両手のブレードを使うことは無かった。
これでバンブルビーとの関係がこじれる……ということは無く、その後もチーム・オプティマスと共に活躍。サムダック氏が開発したジェットパックにより空も飛べるようになった。
最終回では若本ロンを含めたディセプティコンを拿捕した一員として認められたのか、オプティマスたちと共にセイバートロン星のオートボットたちに称えられ、迎え入れられている。
第4シーズン
幻となってしまった第4シーズンでは、サリ本人はレギュラー降格となり、代わりにジャズとアーマーハイドがチーム・オプティマスに加わる予定だったという。
また、「善悪反転世界のサリ」が登場する予定だったらしい。
余談
「人間がトランスフォームをした」という前例は『トランスフォーマー 超神マスターフォース』、「トランスフォーマーが乗り物ではなく生命体をスキャンした」という前例は『ビーストウォーズシリーズ』が存在する。
事実、ビーストウォーズに登場したマキシマル(サイバトロン)並びにプレダコン(デストロン)は有機物を摂取してエネルギー補給が可能なので、サリが劇中で食事を摂っていたシーンと矛盾しない。
が、「サリが機械だった」という事実にショックを受けた視聴者は少なからずいた模様。ついでに成長したことにショックを受けた視聴者もいた。このロリコンどもめ!
社内にプロトフォームがあった理由は最後まで不明のまま。一番支持されているのは「若本ロンが新たなボディを手に入れるためにスィンドルあたりを利用して取り寄せた」という説。
そのため、「サリはサムダック氏の娘であると同時に、若本ロンの娘でもあるのではないか」と考える視聴者が存在する。
上記の通りサリの正体は「人間をスキャンしたトランスフォーマー」であり、正体発覚後はオートボットもディセプティコンも彼女を人間として扱うかトランスフォーマーとして扱うかを時と場合によって使い分けるようになる。
だが、サウンドウェーブは一貫してサリを「人間」として扱っていた。
ちなみにシーズンごと出番が無くなった「善悪反転世界のサリ」だが、後に歴代ウーマンデストロン達に混じってレジェンズのコミックスにちゃっかり出演していたりする。
「スパークプラグ、先生ロボット、一緒に追記・修正するわよ」
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▷ コメント欄
- これは懐かしいキャラ。メガトロンの娘ってのは嫌だな… -- 名無しさん (2021-01-10 17:16:49)
- 成長してもロリコンさんはそんなに落ち込まなかったで。むしろ食べ頃になったと喜んだ者もいたぐらいさ。 -- 名無しさん (2021-01-10 18:13:17)
- サリも使おうと思えば超魂パワーが使えるんだろうか -- 名無しさん (2021-01-10 19:17:50)
- 唐突感こそあったけど一応最初から伏線は張られてたんだよね。涙を流したり食事を摂ったりというのも「ビースト戦士の仲間だから」ということで説明はつくし -- 名無しさん (2021-01-10 19:20:44)
- そういや初代のスパイクもロボ化したな -- 名無しさん (2021-01-10 19:27:15)
- まさかバンブルビーが言っていた「サリはロボットだったりして」が本当になるとは… -- 名無しさん (2021-01-17 19:25:55)
- オプティマス部隊(チーム・オプティマス)ですね。何らかの形で第4シーズン(シーズン4)全13話(第43話~第55話)放送があったら善悪反転世界(シャッタード・グラス、SG)のサリちゃんの声は釘宮理恵さんまたは金元寿子さんがいいです。 -- 名無しさん (2021-01-31 19:36:43)
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