登録日:2020/12/08 (火) 21:39:42
更新日:2024/05/23 Thu 12:58:54NEW!
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サモンナイト サモンナイト2 護衛獣 メイトルパ 召喚獣 亜人 モナティ はぐれ召喚獣 レビット でんちマン 誓約者殿のところに仕えていたタヌキ娘
モナティは、PSソフト及びDSソフト、サモンナイトに登場するキャラクター。
CV:倉田雅世(1)/西原久美子(2)
概要
幻獣界メイトルパ出身のレビットと呼ばれる亜人の一種で、ディングのガウムと一緒に召喚されてきた。
「うにゅぅぅ」や「ですの」が口癖。
献身的で人の役に立ちたいと頑張ってはいるが、ドジっぷりが強いため毎回上手くいかないのがほとんど。
なお、登場人物たちに「タヌキ」と呼ばれることがあるので彼女をタヌキ系の亜人と勘違いしているファンもいるが彼女の種族のレビットは垂れ耳系のウサギ型亜人である。
ロップイヤーとかあのあたり。
タヌキ呼ばわりされるのはシナリオライターいわく「タヌキ顔だから」とのこと。
ちなみにこのレビットはメイトルパ五大部族の一角であり「調停者」の異名を持つ古い亜人種である。
無印での活躍
メイトルパから召喚されたが、自分を召喚した主が死亡してしまい、はぐれ召喚獣となる。
その後サーカス団に拾われるものの、ドジばかりで役に立たなかったためマーン家に売り飛ばされそうになったところを主人公たちに救われる*1。
以降は主人公に懐き、チームフラットの一員として一緒に暮らすことになる。
最初は主人公のことを『ご主人様』と呼んでいたが、仲間になった回の夜会話(もしくはその次の話の冒頭)で別の呼び方に変えてほしいと頼まれたため『マスター』呼びになった*2。
2での活躍
サモンナイト2では2周目以降にプレイ可能な番外編で登場する。
護衛獣召喚の際に事故を起こし、二重召喚(ギャミング)により呼び出されてしまう。(この時どの属性のサモナイト石を選んでもモナティが出てくるため、自分の好みの属性を選んで問題ない。)
二重召喚の説明をすると、召喚の際に既に別の人物によって誓約が交わされている召喚獣を呼び出してしまう現象である。
これは強い魔力を持ったものが弱い魔力の召喚主の誓約を上書きしてしまうわけなのだが、モナティの場合、元々召喚した主が死亡しており、
その後マスターとなった1の主人公とちゃんと誓約を交わしていなかったため、誓約が弱まっていたのが原因で今回の事故が発生した。
事故で呼び出してしまった事に責任を感じた主人公はモナティをマスターの元に帰すために行動することに。
もっとも、サイジェントへ行く手段が現状では持っていなかったため、しばらくは本編と同じ流れになっていくのだが。
夜会話では、サイジェントにいるマスターへ手紙を書いている。書いてる途中でたまに他の仲間たちが会話に混ざったりすることも。
2で語られる内容によると、モナティはフラットで子供たちを守る役目を引き受けていたことになっている。要はお留守番である。
1でレベルをカンストさせて攻撃に全振りしてラスボスを単騎で殴り倒していようがお留守番扱いになるのである。
最終決戦の場でED時に会話に参加してた?何のことk
終盤では落ち込む主人公を叱咤し、マスターの力を借りるためにサイジェントへ向かうことを提案。その時に誓約者のことをばらしてしまう。ホントはカザミネのほうが先にネタバレしてたけどな!*3
EDでは別れ際にアメルかネスティが護衛獣を名乗り出なかった場合、主人公をもう一人のマスターとして受け入れるのであった。
その後
4以降の時代を描いている小説「U:X」では、サイジェントから離れはぐれ召喚獣の受け入れ先として復興したレルム村に移住している。
ここでも子供たちの面倒を見る役目を引き受けていたが……まぁエルカと一緒ならうまい具合にバランスが取れているのだろう。
マスターであるハヤト*4のことは相変わらず慕っており、傷心状態の彼を知らず癒していた。
ユニット性能
弱い。
もう一度言おう。
すごく弱い。
経験値を自由に割り振れるシステム上、一点特化で突出したレベルにしてしまえば十分使い物にはなるものの、同レベル帯の他ユニットと比較したくない。
まずステータスの伸び方が物理攻撃(AT)と魔法攻撃(MAT)がバランス良く伸びるため、どっちつかずで火力が足りない。
装備武器が武具(いわゆるナックル)なので攻撃範囲がもっとも狭い。
ただ、2では最初期から加入するキャラクターなのでボーナスポイントの振り方に余裕が大きく、特化したステータスに育てやすいのは利点である。
まぁ装備武器がアレで召喚クラスも半端止まりでZOCも持たないので何をやらせても大成しないが……。
本編の護衛獣たちと比べてみても、
物理が高く射程の長い銃を扱えるレオルド、同じく槍で離れた位置から攻撃できるバルレル、
MATの高さを活かして遠距離攻撃・召雷や鬼属性召喚獣を扱うハサハ。
同じくバランス型のレシィには移動力の差と最終クラスで覚える特殊能力『メトラルの魔眼』という点で劣ってしまう。
攻撃要員としては頼りないが、補助要員としては応援が地味に便利で召喚石装備枠もクラスチェンジごとに増えるためそこそこ悪くない。
メイトルパの召喚術は良くも悪くも攻守バランスの整ったものが多いため、モナティ自身の性能もあいまって良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏なポジションに収まる。
ただ足が遅いので機動戦となると置いていかれがち。
サモンナイトシリーズはキャラクター設定がユニット性能に反映されやすいため、設定上弱いキャラクターは本当に頼りない性能になる例の筆頭である。
もっとも、攻撃グラフィックは唯一特別なぽかぽかパンチだったりある種のスタッフの愛が垣間見える。
関連人物
〇ガウム
人物と言いつついきなりの召喚獣だが故郷を同じくする間柄同士、相棒的存在。
ネコのような頭を持つが不定形の魔力型生物。ぷにぷにしている。
「きゅっきゅ」と鳴く。
時折モナティより察しが良いのでは……と思えるくらいに彼女のサポートをしていることも。
〇エルカ
メイトルパから召喚された羊型亜人メトラルの少女。族長の娘らしく、プライドが高い。典型的なツンデレ。
角が立ちやすい人柄だが面倒見が良い所があり、モナティと組むことでお互いの性格的欠点を補い合い、凸凹コンビとして成立している。
彼女もはぐれ召喚獣でピンチに陥っていたところを主人公に助けられ、少しずつだが打ち解け合いマスターとして認めるに至る。
はぐれ召喚獣となってしまったこと自体が不運なのだが、リィンバウムでこのように互いを支え合えられる出会いが出来たあたり、二人は相当幸運である。
〇カムラン・マーン
サーカス団の団長から売り飛ばされそうになった買い手先の人物。
金の派閥の召喚師で、サイジェントの顧問召喚師であるマーン三兄弟の三男。「華麗なる」が口癖の典型的貴族主義のキザ野郎。
1の時期ではモナティのような可愛らしい召喚獣を育てる趣味にハマっているただの変態紳士だったが
「U:X」の時期にはレルム村ではぐれ召喚獣たちにレディとしての振る舞いを教える教師としての才覚をメキメキと発揮し、本人もこれぞ天職と満足している。
結果的に紆余曲折を経てモナティはカムランの下で教育を受けているわけで、やはり縁があったのだろう。
サモンナイト3に登場する召喚獣「でんちマン」のイラストにちょこっとだけ登場している。
サモンナイト4では登場はしないものの、アルバから彼女を思い起こすようなセリフが出てくる。
ずっと、ず~っと忘れないですの!ね、マスター?
それではまた追記・修正しますの
だいすきなマスターへ モナティより・・・かしこ
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▷ コメント欄
- なんと懐かしいキャラの項目が今更… -- 名無しさん (2020-12-08 22:22:00)
- 2の番外編は他の護衛獣が使えないのが残念。 -- 名無しさん (2020-12-08 22:40:55)
- 2はシナリオが結構殺伐としてるんだが、モナティがいるとかなり緩い空気になる。マジ癒し。 -- 名無しさん (2020-12-08 23:01:36)
- でんちマンってそもそも -- 名無しさん (2020-12-09 02:31:57)
- ミスった。でんちマンってそもそもイラスト集に載ってた黒星のマンガでモナティが描いてたイラストが元ネタじゃなかったっけか -- 名無しさん (2020-12-09 02:33:20)
- 実は2のOPで足だけ登場してる。目ざとい人はそこから登場を予想していたそうな -- 名無しさん (2020-12-09 14:14:23)
#comment(striction)
*2 ご主人様以外なら何でもいいと言ってしまったため、やっぱり変えてほしいと言うことが出来ず、結局この呼び名で定着した。
*3 海賊との戦いでモナティと再会した時に「誓約者殿のところに仕えていたタヌキ娘ではござらぬか」と漏らしている。
*4 U:Xではハヤトが召喚された設定。
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