登録日:2020/09/28 (Mon) 01:42:50
更新日:2024/05/23 Thu 10:31:35NEW!
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いい車ですね。私、リチャード・リースマンと言います。
リチャード・リースマンとは、『天晴爛漫!』の登場人物である。
CV:津田健次郎
【概要】
空乃天晴らと同じく、アメリカ大陸横断レースに参加したレーサーの1人。
職業は賞金稼ぎであり、優勝賞金で一発逆転を狙うべくレースへの参加を決意したという経緯がある。
無造作な銀髪に糸目、顔に大きく刻まれた十字傷などが特徴。
一人称は「私」。
少しドジな面はあるものの困っている人を見捨てられないお人好しで、一色小雨には出会ってすぐに心を開かれた。
搭乗するマシンは「GT3」。
ナンバーは35で、何の変哲もないワインレッドのスポーツカーである。
OPにも描かれており、ラストの主要キャラのマシン集合シーンでも手前の方に描かれている。
レース3日目、先頭集団として進む中でアウトローの襲撃を受け、自分以外のレーサーが皆殺しにされるという惨劇に直面してしまう。
リチャードはメッセンジャーとして生かされたために軽傷で済んだが、ショックのあまり心が折れてしまい、
レースの続行及びルート変更の情報を聞いてから棄権した。
その後は列車でニューヨークに向かうが、なぜか乗り込む際に不敵な笑みを浮かべており…
追記・修正をお願いします。
[#include(name=テンプレ2)]
※これより先は『天晴爛漫!』終盤のネタバレを含みます!
お前の祈りは神には届かない。
え?
なぜだか訊け。
……なぜ?
私が
ギル・T・シガーだからだ。
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天晴爛漫! 津田健次郎 アウトロー 悪党 銀髪 十字傷 ケツアゴ 義眼 ガンマン 粗暴 外道 エゴイスト 暴力 冷酷非道 ネタバレ項目 ギル・t・シガー リチャード・リースマン 虐殺のギル ギルズスネーク サウザンドスリー
【本当の概要】
その正体は、伝説のアウトロー「サウザンドスリー」の最後の1人、ギル・T・シガー。
100人もの部下を率い、女子供にも容赦しない残忍な殺戮者と噂され、「虐殺のギル」という異名で恐れられている。
世間では顔を知られていないのをいい事に、自動車の台頭を快く思わない鉄道会社を利用しながら偽名で大陸横断レースに参加していた。
ただし同じサウザンドスリーのディラン・G・オルディンやTJとは面識がなく、ギルが自ら正体を明かすまで初対面同然の関係だった。
素の一人称は「俺」で、退廃的で荒々しい口調が露わになるほか、髪を逆立てる事で凶悪な外見に変化する。
蛇のタトゥー「ギルズスネーク」を一味のシンボルとしており、自分は右目に埋め込んだ赤黒い義眼に、部下全員にも忠誠の証として刻ませている。
優しいリチャードとしての姿は芝居に過ぎず、本性は自分の意思を否定されるのを極度に嫌悪し、意にそぐわなければ部下でも平然と射殺する冷酷非情な人物。
相手が有能であれば部下に引き込もうとするが、どの道ギルの命令には絶対服従なので温情などは一切ない。
「金が欲しければ奪え」と豪語するなど弱肉強食を通り越した暴力至上主義者であり、実力を競うレース自体も軽蔑している。
正体発覚後は最大の障害として、天晴らレース参加者と視聴者の心を折りにかかる。
【動向】
レース4日目から本格的な行動を開始。
しつこく指図する雇用主を窓から放り投げた後、同乗していたソフィア・テイラーの前で正体を明かし、潜入させていた部下と共に列車ジャックを決行する。
部下がレース中の天晴達に攻撃を加える中、脱出した観客やスタッフに紛れて被害者として近付くが、ディランには演技だと見抜かれていた。
……オイオイ、助けに来ねェのかよ。善人の皆さん冷たいじゃねェの~。
俺がマヌケなリチャードさんだったら死んでたな~…
え……?リチャードさん…ですよね?
…なるほどね。
コイツの名はリチャードじゃない。
(両目を開きながら)その通り。
ギルズスネーク!
そう。俺の蛇共はこのエンブレムを忠誠の証として体に刻む。
じゃあ…お前が…?
虐殺のギル……
はァ~じめましてェ~。
後部車両と衝突して安否不明だったチェイス・ザ・バッドとトリスタン・ザ・バッドを除き、残ったレース参加者全員の前で正体を明かした。
単独で圧倒した後、アル・リオンに身代金としてレースの賞金総額151万ドルを要求しながらレースそのものの終了を宣言。
更にそれぞれの大切なもの*1を踏みにじり、レーサー達の心を破壊するという外道行為を見せつける。
わかったか?これが力だ!欲しいモノは奪い、気に入らないモノは破壊する。
鉄道が発達しようが車が発明されようが、新しい世界など来ない。俺が生きている限り。
ここは力が支配する世界であり続ける!!
そう言うと天晴号に火を点け、他のマシンも部下達の手で蜂の巣にしていく。
見ろ!
誰も!俺を!!止められない!!!
ハッハッハッハァー!!
立ち向かう天晴にも容赦なく発砲し、それを庇って小雨が重傷を負わされてしまう。
再び身代金を要求すると、ソフィアを含むBIG.BOSS関係者3名を人質に取ったまま列車で逃走した。
【実力】
銃の腕や身体能力は極めて高く、部下による包囲込みとはいえディランとTJをまとめて相手にしても優位に立つ程。
瞬間的に速度を上げ(本人曰く「ギアを上げる」)、拳銃を掠め取るといった芸当も可能。
この時義眼が光ったりと、1人だけ出るアニメを間違えたかのような演出がなされている。
相手の心のよりどころやトラウマに付け込んで、戦意を削ごうとする狡猾さも併せ持つ。
そのため正面から挑む場合は無敵と言っても良く、天晴達との初戦では7対1にもかかわらず、自身の能力をフル活用する事で完封してみせた。
【部下】
- ホトトの仇
CV:竹内良太
ホトトの父を殺害した張本人。ギルズスネークの位置は首筋。
襲撃事件の実行犯でもあり、先頭集団を全滅させた後は宿場町に保安官として潜伏していた。
仇として付け狙うホトトを一蹴し、仲間4人の援護もあって天晴、シャーレン、アルとまとめて捕らえる事に成功。
そのまま処刑しようとするが、トラウマを乗り越えた小雨の奥義により切り捨てられた。
ギルにとっては手駒の1つでしかなく、小雨1人に全滅させられたと聞いても惜しむどころか小雨を賞賛する始末だった。
- 二丁拳銃、怪力、ショットガン、ピストル、ナイフ
CV:早川剛史、金子隼人、櫻井トオル、中島卓也、松田利冴
列車ジャックでの主要メンバー。役名はそれぞれの得物から。
このうちピストルは勝手な発砲からギルの怒りを買い、射殺されてしまった。
残る4人はゴーストタウンの防衛にあたり、ソフィア奪還に来た天晴達と交戦する。
【その後の動向と顛末】
街から90㎞程離れた廃線で列車を乗り捨て、その先にあるゴーストタウンに潜伏する。
重役の2人に「勝てば家族の下に返してやる」と殺し合いを強要させ、生き残った方も即座に射殺するうちに人質はソフィア1人にまで減った。
ギルの報復を恐れていたことに加え、レース前にBIG.BOSS側からサウザンド・スリーをレースに参加させるためにレース終了まで警察の不介入を要求していたこともあり警察は動こうとせず、州兵の突入が迫る中、天晴達はその前に乗り込んで人質を救出せんとする。
輸血で一命をとりとめた小雨も含め、10人は天晴号を先頭にして川を越える事に成功。そのままゴーストタウンまで辿り着き、サウザンドスリー2人を囮にしながら人質の救出に向かう。
人質を取ったにもかかわらずレースが中止されない状況に腹を立て、部下に侵入者の抹殺を命じるギル。
その後、二丁拳銃を利用してアジトの教会を突き止めたチェイスとセス・リッチ・カーターを負傷させ、部下を退けてきた天晴ら6人も迎え撃つ。
ディランとTJのアドバイスから弾切れを狙う天晴達を以前と変わらぬ戦闘力で圧倒し、彼らが突入する前にソフィアを列車で連行していた事がチェイスの口から語られる。
ダイナマイトを積んだ列車を祭りの開催地であるシカゴにぶつけ、大量虐殺を引き起こす事で自分の暴力至上主義を正当化させるのがギルの目的だった。
なおも抵抗する7人を一蹴し、興ざめとばかりにトドメの一発を天晴に見舞おうとするが、その時一筋の閃光がギルの顔をかすめる。
…来たか。
ここからは大人の時間だ。
アイツは俺が殺る。
後は頼む。俺はアイツの計画を止めに行く。
駆け付けたディランとTJにギルの相手を任せ、天晴ら5人*2はソフィアや市民を救うべくシカゴへと急ぐ。
手遅れだ!走り出した列車は止められない。
手遅れなのはお前だ。
本気で行くぜ……!
ディラン、マスクを脱いで本気になったTJが銃を抜き、サウザンドスリーによる銃撃戦が幕を開けた。
戦いの場は教会から屋外へと移り、本気のサウザンドスリー2人を相手にようやく互角の戦いを繰り広げるが、殴り合いになると徐々に圧されていく。
そして天晴号が緊急加速ブースターで列車を正面から止めようとするのと同時に、ディランとTJのダブルキックで決着はついた。
這って逃げようとするギルにTJが銃口を向け、それを引き止めるディラン。
コイツは殺さない。
あ!?何でだ!?
コイツを力で倒せば、結局はコイツの言った通りになるだけだ。
法の裁きにかける。クラウディアが生きていたら…そう望むハズだ。
そう言ってクラウディアの写真が入ったロケットを取り戻し、納得がいかないTJはとうとう発砲する。
……が、銃弾はギルの頭を外れており、クラウディアに免じてギルの処遇はディランに任せる事にした。
その後、列車の停止とソフィアの救出に成功した天晴達の前に、クレイジーZのバックドアから拘束された状態で姿を表す。
レースを侮辱した件もあって「一発殴っとくか?」と尋ねるTJに天晴は
必要ない。
俺は列車を止めた。勝ったのは俺だ。
と答える。
猿轡を外して恨み節をぶつけるギルだが、「俺を殺さなかった事をいつか……」と言いかけたところでバックドアを閉められ、
殺す!!お前ら全員殺してやるァァァァァ!!
トランクのドア越しに捨て台詞を叫びながら、彼はそのまま警察まで連行されていった。
強大な力に溺れた稀代の悪党の末路は、あっけなくも惨めなものだった。
そして、1ヶ月後にレースは再開され、優勝したのは……
わかったか?これが追記・修正だ!!
誰も!俺の編集を!!止められなァァァァァい!!!
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*2 トリスタンはチェイスとセスを病院に運ぶべく離脱した。
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