葬送のフリーレン

ページ名:葬送のフリーレン

登録日:2020/08/18 Tue 22:28:52
更新日:2024/05/20 Mon 13:55:02NEW!
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剣と魔法の世界 週刊少年サンデー ファンタジー 寿命差 ほのぼの ハートフル 小学館 漫画 強くてニューゲーム 涙腺崩壊 斎藤圭一郎 23年秋アニメ マッドハウス この漫画が遅い! アニメ 日本テレビ 豪華声優陣 所要時間30分以上の項目 2020年 葬送のフリーレン 山田鐘人 アベツカサ 後日譚 いつか訪れる結末 人間を知る物語 鈴木智尋 「いい最終回だった」←1話です セカンドライフもの yoasobi





生きとし死せる、全ての人達へ捧ぐ。




出典:サンデーうぇぶり、『葬送のフリーレン』、『第1話 冒険の終わり/第2話 僧侶の嘘』より、
https://is.gd/q5FjiJ、21年7月21日閲覧。、© Shogakukan Inc. 2017 All rights reserved.


『葬送のフリーレン』は原作:山田鐘人、作画:アベツカサによる漫画作品。単行本は2023年9月時点で既刊11巻。
週刊少年サンデー」誌にて2020年22・23合併号より連載中。
同社がリリースしているアプリの「サンデーうぇぶり」で、電子版も本誌から1週遅れで配信されている。



■概要

勇者のパーティに同行した魔法使いの視点から、魔王を倒した勇者一行の後日譚を描いた作品。


「このマンガがすごい!2021」のオトコ編では、単行本が2巻までしか出ていない時期でありながら『チェンソーマン』に次いで2位を獲得という大健闘を果たす。*1
そして「マンガ大賞2021」では見事に大賞に輝いた、サンデーの新しい注目株。
そして7巻の時点で累計560万部を、アニメ放送直前の11巻で1000万部を突破した


連載当初はかなり描き溜めをしていたようで、単行本の次巻予告に載っていた新キャラが次巻の最後の話数に登場した……なんてこともある。
しかしその一方で2022年頃より休載が増えて長期休載と短期集中連載を繰り返しており、サンデーのHUNTER×HUNTERとなりつつある。


同じ小学館と言うことで、コロコロコミックの「運命の巻戻士」という漫画と共に「ベイブレードXのコラボレーションも果たした。
ゲームブックのように読者が選択を行い、試行錯誤をして物語を進めていくと言う「インタラクティブコミック」という形式を採用している。
公開期間は2023/10/14から2024/11/14(予定)で、運命の巻戻士のコミックス6巻にも収録される。


2023年に日本テレビ系列でテレビアニメが放送された。アニメーション制作はマッドハウス。
初回は2023年9月29日の金曜ロードショー」の2時間スペシャルで4話分一挙放送という、アニメの新番組では異例の編成となった。
通常回は同年10月から金曜ロードショーの後続に新設されたアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT」で2024年3月まで放送された。


監督は『ぼっち・ざ・ろっく!』の斎藤圭一郎、シリーズ構成は『ワンパンマン』『ブギーポップは笑わない』(2019年版)の鈴木智尋が担当。



■あらすじ

勇者ヒンメルと共に魔王を討伐したエルフの魔法使い、フリーレン。
王都への帰還後、彼女は苦楽を共にした仲間たちのもとを離れ、ひとり魔法収集の旅に出る。


「50年後。もっと奇麗に見える場所知ってるから、案内するよ」


そして50年後。
老い衰えた仲間たちと再会し、約束通り最後の冒険をした後に勇者ヒンメルと死別した彼女は、自分が彼らのことを何も知らなかった事実に涙する。


「…人間の寿命は短いって分かっていたのに…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」


勇者の葬送を終えて、フリーレンは再び旅に出た。
魔法収集のため、そして人間を知るために―――



■世界観

~舞台設定~

「勇者とその一行が魔王を倒す」「魔法が使える」「エルフやドワーフや魔族などが存在する」といった、よくあるファンタジーRPG的な世界観であるが、物語の始まりは魔王を討伐した勇者一行の帰還から始まる。
ぶっちゃけて言うと、第1話で勇者ヒンメルが寿命で死んで国葬され、ドワーフの戦士アイゼンも加齢により引退し、続く第2話で僧侶ハイターも老衰で逝去、主人公であるエルフの魔法使いフリーレンが新たな旅をするのである。
つまり本作は、かつて魔王を倒した勇者ヒンメル一行が喝采で出迎えられ、各地に銅像が建ってから数十年後の話である。
エルフゆえに桁違いの寿命を持ち、仲間たちからひとり取り残される形になってしまったフリーレン。
彼女はかつての旅路をたどり、仲間との思い出を振り返りつつ新たな目的に向かって旅をする。



フリーレンの目的は、当初はあらすじの通り「人間を知る」という漠然としたものだったが、後に死者に会える土地「魂の眠る地オレオール」に辿り着き、そこでヒンメルともう一度話すことに変わった。
彼女曰く、「天国」を目指す旅。


なお、かつての「魂の眠る地オレオール」は今は魔王城となっており、フリーレンの旅路は魔王討伐のために通った道をもう一度通るものになる。


この世界の魔法について

まず大前提として「魔法はイメージ」という不文律がある。
「自分がこうしたい」「自分ならこう出来る」という考えに至って初めて魔法は使えるものであり、逆に言えば自分には無理だと思った時不可能になる。
これは永い時を生き、人の理を超絶した魔法使いでも例外ではなく、自分の理外にあるものを自在に操ることは不可能。たとえば、花畑を作り出す魔法で見たことのない花を出すことはできず、出したい花を実際に目で見て触れてみて、そのイメージを記憶するという工程が必要になる。
この考え方は魔法使いの生き方そのものにも当てはまり、例えば「自分では勝てない」と思った相手には挑むべきではないとされる。
主人公のフリーレンが使うものを含め多くの魔法が存在しているが、大きく三系統に分類される。

  • 人間の魔法

人類(エルフ等も含む)が編み出したとされる魔法。玉石混交というか、攻撃魔法、防御魔法のような戦いに使うための魔法から、しつこい汚れを落とす、なくした装飾品を探すといった日々の生活のちょっとした助けになるだけの魔法、甘い葡萄を酸っぱくする*2などもはや誰が何のために編み出したのかも分からない珍妙な魔法まで色々存在する。
フリーレンが趣味として集めているのは大体がこれ。
元は魔族の魔法だったのを模倣、改良し人間用に落とし込んだものも多く、特に魔族が全盛だった時代には様々な戦闘用の魔法が開発されたらしい。

  • 魔族の魔法

読んで字の如く魔族が扱う魔法。
魔族は基本的に一つの魔法を開発、研鑽、発展させていく習性がありその練度と効果は人間の魔法を軽く凌駕する。
人類の天敵たる魔族の性質故か攻撃的な物が多いのも特徴。
人類も使うようになった魔族の魔法「ゾルトラーク」の事を「ゾルトラークは人間でも理解できる程構造が洗練されていた事が唯一の欠点」と述べるシーンがあるので、総じて人類の魔法よりも複雑かつ難解に出来ているようである。
このうち未解明である状態変化系の魔法(毒、石化、黄金化など)はひとくくりにまとめて「呪い」と呼ばれている。

  • 女神の魔法

聖職者のみが扱えるとされる魔法。
上記2つの魔法とは根本的に違うらしく、扱うには聖典と特別な才能を必要とする。
女神の力を借り行使しているという認識がされており、こと治癒に関してはこの魔法の独壇場。「呪い」ですら程度によるが解除可能。
「女神の聖典」という、我々の世界で言うところの聖書にあたる書物に難解な暗号文の形で隠されているらしく、この暗号を解き、「発見」することで新しいものが使えるようになる。
ハイターいわく、この暗号文の解読のためだけに人生の全てを費やす僧侶もいるのだそう。


大陸魔法協会

この世界には人間の魔法使いを統括する組織が存在し、現在は大魔法使いゼーリエが創始した「大陸魔法協会」がその位置にあり、魔法使いとしての級位を認定する試験を執り行っている。*3
6級までは見習い扱いで、5~2級は「一人前~優秀な魔法使い」の証明。そして1級に関しては怪物
1級認定試験の合格者は、望む魔法を何でもひとつゼーリエに授けてもらうことができる。*4
そのため、その選別は著しく厳しく、結果として人外*5の化け物集団となっている。
危険地帯である北部高原に入る際には1級魔法使いの同行が求められる等、その存在は国家からも一目置かれている模様。


人類

本作では、ほぼ全てのヒト型の種族が人類として扱われている。
ただ一種を除いて。

人間

作中で呼び名は示されていないが、便宜上こう呼称する。
いわゆる人間、ヒューマンである。
勇者ヒンメルや僧侶ハイター、フェルン、シュタルクなどが属する。
作中で登場した中では一番寿命が短く、貧弱な種族であるがたまにヒンメルやハイターやシュタルクみたいな怪物がいる


エルフ

主人公フリーレンの属する種族。
「耳が長い以外はほぼ人間の見た目」「魔法の扱いに長ける」「寿命が長い」「容姿端麗」等、創作でよく見かけるエルフの設定はほぼ踏襲している。


1000年の時を生きているフリーレンでさえエルフとしては年若い部類に入る。一方で個体数は極端に少なく、エルフの男性であるクラフトが「滅びゆく種族」とも表現している。
基本的に誰しもが暇をもて余しており、他人をガッカリさせるためだけにニセの宝を示す石碑を作るエルフなどもいる。
あまりに長い寿命故に魔族ほどではないが価値観は人間のそれとはズレており、本編開始前~序盤のフリーレンは人間に感情移入しない等、どちらかと言えば魔族寄りな価値観の持ち主だったことが示唆されている。
現在名前が判明しているものでは、フリーレン、ゼーリエ、クラフト、ミリアルデの4名が登場している。


ドワーフ

戦士アイゼンの属する種族。
「身長が低い」「頑強な体を持つ」「鍛冶を得意とする」「長いヒゲを生やしている」「人間よりは寿命が長いがエルフほど長くはない」等、こちらも創作におけるドワーフの特徴はおおよそ持っている。
作中でも「ドワーフといえば鉱山」というイメージを持たれている模様。


寿命は300年前後。十分長いが、エルフと比較すると彼らの寿命も人間と等しく僅かなものである。
本編ではアイゼン以外のドワーフの登場シーンは少なく、33話でフォル爺が、69話で酒好きのファスが、114話で刀鍛冶のキーゼルが登場。


魔族

本作の敵キャラ。
本作では人間を捕食する危険な人食い種族を「魔物」としているが、その中でも人語を話す個体を魔族と呼ぶ。人類の天敵
詳細は魔族(葬送のフリーレン)を参照。




■主な登場人物

名前はドイツ語由来のものが多いので、興味を持った人は調べてみると面白いかもしれない。


~フリーレンとその一行~

  • [[フリーレン>フリーレン(葬送のフリーレン)]]

CV:種﨑敦美
エルフの魔法使い。この作品の主人公。
幼く見えるがとんでもない長命であり、少なくとも1000年は軽く生きている
そのため人間とは時間の感覚が大きく違っていて、放っておくと1つのことに半年でも1年でも没頭してしまう。


名前の由来はドイツ語で「凍っている」ことを意味する"Frieren"。


詳しくは個別項目で



  • [[フェルン>フェルン(葬送のフリーレン)]]

CV:市ノ瀬加那
戦災孤児の少女。
家族を亡くし、世を儚みかけたところでハイターに出会い、共に暮らすことになった。
表情は乏しいが、気に入らないことがあるとむくれたりするので感情は案外わかりやすい。
フリーレンの事は尊敬しているが、ゆえに彼女の才覚は世界の役に立てるべきだと思っており、エルフ的時間感覚には否定的。
シュタルクには時折辛辣な言動を見せるものの、実際は同年代の異性に対しての接し方を測りかねているだけのようで、物語が進むにつれ段々とフラグが立ってきている。
話が進むにつれて顔を中心に太…シルエットが全体的に丸くなってきているが、描き方の癖なのか本当に太っているのかは今のところ謎。食事シーンで甘いものを大量に食べている描写が何度もあるので、もしかすると……。


名前の由来はドイツ語で「遠く」を意味する"Fern"。体重が増えるんという意味ではない。


詳しくは個別項目で。



  • [[シュタルク>シュタルク(葬送のフリーレン)]]

CV:小林千晃、清都ありさ(幼少期)
かつてアイゼンに師事していた若き戦士。
紅鏡竜に狙われる村に滞在し、村の守り神として住民から尊敬を集めている。
しかし実際は非常に臆病な性格であり、なぜか竜が彼に攻撃を仕掛けてこなかったことで守り神扱いされたというのが実情だった。
額には大きな傷があるが、それも師匠のアイゼンから受けたもので、フリーレンと会うまでは魔物と戦った経験すらなかった。


そんな彼だが実は戦士として大きな素質を秘めており、谷にでかい亀裂を作る、斧で攻撃されてもろくに切れないなど、人間の範疇に収まらないレベルの高い身体能力を持っている。
竜が彼に手を出してこなかったのは、その秘めた実力を感じ取り警戒したからであった。
額の傷についても、シュタルクの怒気にあてられたアイゼンが防衛本能によって反射的に攻撃してしまったものと後に判明。
シュタルクは「自分は情けない臆病者だからアイゼンに愛想を尽かされたんだ(意訳)」と語っていたが、当のアイゼンはシュタルクの「情けない臆病」さをむしろ資質であるとして高く評価しており、両者にはすれ違いが生じていた。


竜討伐を成し遂げた後、アイゼンに旅の土産話を持ち帰るため、フリーレン一行の前衛として旅に同行する。


同行後も肝の小ささは相変わらずで、たびたび気絶したり震えが止まらなくなったりするコメディリリーフ。
フェルンに割と雑に扱われて半泣きしたり、時折喧嘩することもあるが絆は順調に深まっており、喧嘩してももはや痴話喧嘩扱いである。
服が透ける魔法を使ったフェルン曰く「ちっさ」。そのせいか、読者からのあだ名は粗チンである。フェルン「フリーレン様の裸よりは面白いですよ」



名前の由来はドイツ語で「強い」ことを意味する"Stark"。


詳しくは個別項目で



  • ザイン

CV:中村悠一
小さな村で兄と共に聖職者をしていた男性。
タバコとギャンブルと年上のお姉さんが大好きという完全な破戒僧でダメな大人だが、お子様ばかりのフリーレン一行の中では精神的な面で年長者。
僧侶としての実力は本物で、もはや手遅れなほど進行した毒でさえ一瞬で癒すことが可能。
生前のハイターとも面識があり、彼から勇者ヒンメルの冒険譚を聞かされていた。


かつて親友から冒険に誘われたが、自分のために王都への栄転を捨てた兄への引け目から同行を拒絶。
以後の親友の行方はようとして知れず、10年以上経った今でも後悔の中で暮らしている。
そんな事情を知った兄の叱責とフリーレンの言葉によって、その親友に再会するまでという条件付きで彼女の旅に一時的に同行することとなった。……まあその親友、行く先々で「自分は戦士ゴリラです」と言って回ってる変な奴なんだけど


フリーレンがいろいろアレなので、年長者としてフェルンとシュタルクの喧嘩の仲裁役となることも。
ゴリラ……じゃなかった、年上のお姉さんを切望している。


28話から加入するも、35話にて親友の足取りを辿るため、フリーレンらに別れを告げた。
しかしその短い期間でもフリーレンらとの絆はしっかり結ばれたようで、「このパーティの僧侶はザインだ」と言って新しく僧侶を入れる事をせず、彼の復帰を信じている。


名前の由来はドイツ語で「存在」を意味する"Sein "。



~勇者パーティの関係者~

魔王を討伐した勇者御一行。
そのほかにも千鏡の塔の攻略、七崩賢不死なるベーゼや皇獄竜との戦いなど数多くの逸話が存在しており、歴史上最も多くの迷宮を攻略したパーティーでもある。
メンバーは勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、そして魔法使いフリーレンの4名。
魔王討伐に成功しただけあって全員の実力は非常に高い。
フリーレン曰く「ここには化け物しかいないのか…」*6
その一方、パーティーとして統率が取れていたかは怪しいところがあり、
寄り道大好きで不必要なダンジョン人助けクエストまでしらみつぶしに攻略したがるヒンメル、昼夜問わず酒を飲みまくり週に一度は二日酔いでダウンするハイター、極度の寝坊魔で昼過ぎまで起きてこないフリーレン……のせいで旅程が遅れまくり、結果、魔王城にたどり着いて討伐を済ませるまで10年を要したという。


  • [[ヒンメル>勇者ヒンメル]]

CV:岡本信彦
人間の勇者。「超高速の剣戟」「常識外れの攻撃力」を併せ持つスピードタイプの攻撃役。
自称イケメン。顔の方もちゃんとイケメン。
剣技の実力は本物なのだが、お調子者かつナルシスト、さらには若干天然なところがあり、行く先々で
「勇者の像のポーズを何にするかで18時間悩みつづけ、その間ずっと待たされていた職人が最終的に切れた」だの「貴族にタメ口を聞いて処刑されかけた」だのの面白エピソードが次々掘り起こされる愉快な男。
しかし困っている者は決して見捨てない高潔な人物で、回想に登場するたびに天井知らずで株を上げていく勇者の鑑でもある。
その生き様は死してなお仲間たちの心に根付いており、フリーレン、ハイター、アイゼンは「勇者ヒンメルならそうした」という理由で誰かに手を差し伸べている。
そして仲間たち以外の様々な人々にも影響を与えている事も物語が進むごとに判明していく。


名前の由来はドイツ語で「天国」を意味する"Himmel"。


詳しくは個別項目で。



  • [[ハイター>僧侶ハイター]]

CV:東地宏樹
人間の僧侶。勇者パーティーにおけるヒーラー役。
一応聖職者のはずだが、「天国で贅沢をする為に魔王討伐に加わった」「天国はあった方が都合がいいから信じてる」と臆面もなく放言する、明け透けの極みのような人物。
加えて聖職者の立場がありながら昼夜問わず酒を愛飲する生臭坊主で、週に1度は二日酔いを起こしてぶっ倒れていたらしい。
ヒンメルとはまた違った意味で精神年齢の高い人物であり、人間の善悪を知り尽くしたうえで清濁併せて全肯定する独特の価値観から、こちらも人気が高い。
実力に関してはあまり描写がないが、パーティ全員に数か月持続する強化魔法をかけられること、フリーレンから「化け物」、残り二人からも「優秀」認定を貰うほど優秀な実力者であることはハッキリしている。


名前の由来はドイツ語で「明朗」を意味する"Heiter"。決して洗剤ではない。と言うかそちらも命名の由来は同じである。


詳しくは個別項目で。



  • [[アイゼン>戦士アイゼン]]

CV:上田燿司
ドワーフの戦士。パーティーにおけるタンク役。
一見すると無愛想なドワーフでしかないが、実際は非常に謙虚な男。
本人曰く「魔族に家族を殺されたのに戦おうともせず逃げ出した」過去があり、その経験から自らを「怖がり」と称する。
多少なりとも敵討ちをする立場なので魔王討伐には一番積極的であり、道中では寄り道ばかりのヒンメル達に度々苦言を呈していた。
勇者パーティのタンク役を張っていた実力は本物で、まともな攻撃ではふらつくことすらない異常な耐久力の持ち主。また、弟子のシュタルクにも同じようにスパルタ特訓を仕込み、ほぼ同レベルのタフネスを身につけさせている。
シュタルクと喧嘩別れをしてしまったことを悔やみ、彼を旅に同行させてもらえるようフリーレンに頼み込む。


名前の由来はドイツ語で「鉄」を意味する"Eisen"。


詳しくは個別項目で。


~フリーレンの出会った人々~

  • グラナト伯爵

CV︰咲野俊介
北側諸国の領主の一人。
かつて魔王の直属幹部だった大物魔族、アウラの軍団と長年に渡って戦い続けている。
戦いの中で跡取り息子を失っており、魔族に対する憎しみは非常に深い。
しかし個人的感情と政治は分けて考えるスタンスのようで、領主としての立場からアウラとの和睦を決断する。
死にかけの大怪我を負っても軽口を叩くなど、貴族らしい豪胆さも持ち合わせる。


名前の由来はドイツ語で「柘榴石(ガーネット)」を意味する"Granat"。



  • クラフト

CV:子安武人
北側諸国を旅するエルフの武道僧モンク。男性。半裸の変態。
ヒンメル達が魔王を倒す遥か昔に偉業を成した伝説の英雄だったそうだが、長く生きているうちに彼の功績を知る人々や仲間も皆死に絶えてしまい、
生きながらにして存在を忘れられてしまった男*7
せめて死後に認められたいと願い、生き死にの概念が存在しないであろう女神を信仰している。
彼もまたハイターと同じく、「実在するかどうかにかかわらず天国の存在を信じている」者の一人である。


名前の由来はドイツ語で「力」を意味する"Kraft"。



CV:伊瀬茉莉也
大陸魔法教会の長を務めるエルフの魔法使い。女性。
フリーレン、クラフトと同じく、やはり途方もない年月を生きている。
その長い生を魔法の研究に費やしており、あのフランメでさえ彼女の弟子だったという規格外の存在。
魔法を「戦闘の道具」とみなす実用主義者であり、戦う魔法使い*8としての成長が見込める人物、上昇志向の強い人物に対しては厚遇する。が、そうでない者には基本的に塩対応。
特に、何の役に立つか分からない魔法を集めることそのものを趣味としているフリーレンとは仲が悪い。
魔法教会の長としての業務をこなす傍ら、趣味で素質のある人間を「弟子」として迎え入れてその人物が死ぬまでに伝説級の魔法使いに鍛え上げる育成RTAみたいなことをやっている。
彼女の弟子の多くはすでに亡くなってしまっているが、単純に「魔術の真髄に到達するよりも老衰で亡くなるほうが早かった」というだけである。それはそう。
「弟子の誰もが自分程の高みには至れなかったが不思議と弟子を取って後悔したことがない」「例え歴史に名を残せずとも弟子一人一人の好きだった物を鮮明に思い出せる」と語るなど話数を重ねるにつれて不器用ながらも弟子想いな面が垣間見えるようになった。
名前の由来はドイツ語で「連続」や「シリーズ」を意味する"Serie"。


詳しくは個別項目で



  • ラヴィーネ

CV:鈴代紗弓
1級魔法使い選抜試験でフリーレンと同じチームになった3級魔法使い。カンネとは幼馴染。
優秀な兄が3人おり、うち長男は部隊を率いて零落の王墓を調査、攻略こそかなわなかったが生還している。
可愛らしい服装をしているがこれは兄達とついでに母親がよってたかって着せようとするため。
本人はその格好に反して男勝りな口調と性格で、しばしばカンネを叱咤したりお仕置きしたりしている。
氷を操る魔法を得意とし、一次試験では試験会場中の水場を凍らせた。
名前の由来はドイツ語で「雪崩」を意味する"Lawine"。


  • カンネ

CV:和氣あず未
1級魔法使い選抜試験でフリーレンと同じチームになった3級魔法使い。
へそ出しにショートパンツと露出度高め(1人目)で活発そうな見た目だが意外とヘタレ。
ラヴィーネとは幼馴染であり、たまに彼女を怒らせてお仕置きされている。


水を操る魔法リームシュトローア』を得意とするが、一次試験会場は水源が限られた場所にしかなく、結界によって外からの流入も遮断されていたため、実質的な死にスキルとなってしまっていた。
しかしフリーレンの手によって結界が破られ、雨という無尽蔵の水源を獲得。持てる力を全開にする。
名前の由来はドイツ語で「水差し」を意味する"Kanne"。



CV:長谷川育美
1級魔法使い選抜試験でフェルンと同じチームになった3級魔法使い。
殺人にも躊躇なく手を染める危険人物。服は露出度高め(2人目)。アニメ版の24話の複製体と戦うシーンは話題となった。
かつて2級試験を受けた際にも、試験官を殺害して失格処分となっている。


作中では「人殺しの目をしている」「殺しを楽しむ変態」と散々に言われているが、実際のところ意味もなく殺人を行うタイプではない。
最低限の遵法意識と協調性は持っており、勝負あるいは自衛の過程で相手を殺してしまうことに躊躇がないと表現する方が正しい。
言い換えれば生粋のバトルマニア


上述した2級試験の件についても、試験自体が「試験官に一発いいのを入れれば合格」との内容で、本気でやった結果うっかりというのが真実であった。
まあ、そのことを一切反省していないあたりはやはり危険人物なのだが。


感覚で魔法を使うタイプで、「魔法使いの得意魔法には、本人の人生や人間性が大きく関わっている」というのが持論。
得意とする『大体なんでも切る魔法レイルザイデン』は自分が切れると思うものなら1級魔法使いがあらん限りの強化魔法をかけたものであろうと容易く両断するが*9、一般防御魔法は魔法を防ぐ魔法ゆえに切れると思えず刃が立たないピーキーな代物。
このほか、他の魔法使いの考え方に共感することで、その得意魔法をコピーする*10異能も持っている。
総じて天才型で、いい意味でも悪い意味でも伸びしろ抜群。


名前の由来はドイツ語で「悪」を意味する"Übel"か。


詳しくは個別項目で



CV:小松昌平
1級魔法使い選抜試験でフェルンと同じチームになった2級魔法使い。メガネ君。
自らの分身体を作り出す魔法を得意とする。
他者を一切信用せず、決して打ち解けようとしない。


まずは分身体に戦わせ、相手の能力を把握したうえで対策を立てる慎重派。


実は本体として登場していたラントも分身体。
ラント本人は故郷の町から一歩も外に出ることなく、分身体を使ったリモートで試験を受けていた。
この事実に気づいたのは直接対面して見抜いたゼーリエだけであり、いかに彼の分身魔法が優れているかうかがえるというもの。


3年に1度の試験を分身体のみで受験していた*11ことは読者にも衝撃を与え、「試験をリモートワークする現代派」
「根性の座った引きこもり」として大いに株を上げた。
ある意味ユーベル以上の異常者かもしれない。


名前の由来はドイツ語で「国」を意味する"Land"。


詳しくは個別項目で



CV:斉藤次郎
1級魔法使い選抜試験に登場した2級魔法使い。お鬚のおじいちゃん。
海千山千の老獪な宮廷魔法使い。
会場にいたフリーレンの正体に気付いていた数少ない人物の一人でもある。


一次試験ではフリーレンと1対1で戦うが、経験の差から一方的な敗北を喫する。
合格条件となる隕鉄鳥の獲得も叶わず、魔力切れにより失格を待つだけであったが……。


名前の由来はドイツ語で「考える」を意味する"Denken"。


詳しくは個別項目で



  • リヒター

CV:花輪英司
1級魔法使い選抜試験に登場しデンケンと同じチームになった2級魔法使い。皮肉屋のおじさん。『大地を操る魔法魔法バルグラント』を使い、ラヴィーネとカンネの二人と戦った。


ちなみに1級魔法使い選抜試験は魔法都市オイサーストで開催されており、そこでは自分の店を営んでいる。


名前の由来はドイツ語で「裁判官」を意味する"Richter"。



CV:石上静香
1級魔法使い選抜試験に登場しデンケンと同じチームになったお団子頭の3級魔法使い。孫ではない。
一方アニメでは二次試験における複製体戦描写があっちの孫っぽく盛られたうえ公式Xにて「孫VS複製孫」と付けてポストされている。
高速で移動する魔法ジルヴェーア』を扱うがまだ未熟であるが故に魔力の痕跡が残ってしまう模様。


名前の由来はドイツ語で「走る」を意味する"laufen"。


詳しくは個別項目で



  • ヴィアベル

CV:谷山紀章
1級魔法使い選抜試験に登場した2級魔法使い。ワイルドなお兄さん。
北側諸国の出身で、北部魔法隊の隊長として魔王軍の残党と戦ってきた。
強力な拘束魔法『見た者を拘束する魔法ソルガニール』を得意とし、必要とあれば殺人すら厭わない武闘派。


しかし非情に見えて実は心優しく、必要のない殺人はしない主義。おんぶもする。
名前の由来はドイツ語で「渦」を意味する"Wirbel"。



  • エーレ

CV:伊藤かな恵
1級魔法使い選抜試験に登場した2級魔法使いのお姉さん。かつて自分の村をヴィアベルに救ってもらったことがあり、試験で彼とシャルフと共に同じチームとなる。
フェルンのチームと対峙した際は『石を弾丸に変える魔法ドラガーテ』を使い彼女と戦った。
魔法学校を首席で卒業した才媛で、フェルンは3人で一番強いと見立てたが、エーレ本人は経験の豊富なヴィアベルが実戦では勝ると考えている。
ちなみに祖父が1級魔法使いであるとのことだが、試験後に1級魔法使いのレルネンをヴィアベル達に紹介していた描写があり彼が祖父の可能性もあるが詳細は不明。本当ならこっちこそ孫じゃない?


名前の由来はドイツ語で「名誉」を意味する"Ehre"。



  • シャルフ

CV:村井雄治
1級魔法使い選抜試験に登場した3級魔法使い。
一次試験にて、フェルンのチームと対峙した際は『花弁を鋼鉄に変える魔法ジュベラート』を使いラントと戦った。
この魔法で操るための花束を常に持ち歩いているが、アニメ版では魔法で花畑を出す応用も披露。
ラントの見立てによると我流であるため、基礎的な魔力探知がおろそかになりがちという弱点がある。


名前の由来はドイツ語で「鋭い」を意味する"scharf"。



  • メトーデ

CV:上田麗奈
1級魔法使い選抜試験に登場した魔法使い。ザインの好みかもしれない高身長のいい匂いのお姉さん。
拘束魔法や精神操作魔法を得意とし、簡単な回復魔法も扱える。


一見戦闘は不得意に見えるが、実際は受験者中でも屈指の実力者。
魔力探知の技術はずば抜けており、二次試験ではフェルンの複製体を単独で相手取って撃破している。


なお、彼女の拘束魔法及び精神操作魔法は相手に触れることで発動する。
ゼーリエを相手にしても臆することなく対峙し、「ちっちゃくて可愛い」と言ってのけた。
ゆえに、「ユーベルの理論が正しいなら、ある意味一番ヤバい性癖を持っているのはこの人なのでは?」との説も浮上している。
のちに交戦した魔族の見立てでは北部高原に住まう「魔族を殺すために生涯を捧げるようないかれた一族」の者とのことだが、
本人曰く戦いしか知らない一族の者と違い、戦闘用以外にも様々な魔法を修めているとのこと。


名前の由来はドイツ語で「方法」を意味する"Methode"。


  • エーデル

CV:黒沢ともよ
1級魔法使い選抜試験に登場した2級魔法使い。精神操作魔法が得意なのじゃロリ
試験では一次、二次を通しブライ、ドゥンストと同じチームで行動した。


  • ブライ

CV:高橋伸也

  • ドゥンスト

CV:こばたけまさふみ
1級魔法使い選抜試験に登場したスキンヘッドとちょび髭の魔法使い。試験ではエーデルと同じチームで行動した。


  • ゼンゼ

CV:照井春佳
1級魔法使い選抜試験の二次試験において、試験担当官を務めた1級魔法使い。
魔法使いの命を重んじる平和主義者だが、過去4回の試験においては一度も合格者を出しておらず、受験者からは非常に恐れられている。


彼女の試験は、未踏破のダンジョン「零落の王墓」の最深部に到達するというもの。
ダンジョン自体は一般的な構造だが、その最深部に巣食う水鏡の悪魔シュピーゲルがとんでもない難敵。
水鏡の悪魔は潜ったものの技能を完璧に模倣した複製体を生み出す魔法を扱い、ゆえに受験者は自分自身の魔法を相手にしなければならない。
個人試験という形ではあるものの、複製体に対してメタを張れる人間を選んで対応させることが最も効率的なのは明白であり、
チームを組んで潜る(そして、自分の弱点をほかの受験者に開示する)ことは事実上必須である。


また、試験には確認という名目でゼンゼ本人も同行する。
つまりゼンゼの複製体も出現することになり、最終的には1級魔法使いを打倒できる実力も求められる。
そのうえ作中ではフリーレンの複製体も出現しており、試験の難易度は理不尽なまでに上昇していた。
平和主義者とはいったい


髪の毛を自在に操る魔法を得意とし、手の代わりに使うのはもちろんのこと、髪の毛による圧倒的な物量攻撃も可能な様子。
可憐な少女のような見た目ではあるが、受験者曰く「魔法とはイメージの世界」。
そんな中で、『髪の毛』という数えるのも不可能なほどの膨大な数の糸を自由自在に操れる(ということをイメージできる)時点で並外れた実力の持ち主であるとのこと。


名前の由来はドイツ語で「鎌」を意味する"Sense"。


CV:新垣樽助
1級魔法使い選抜試験に登場した大陸魔法協会の1級魔法使い。無表情。
一次試験の試験官を同僚のゼンゼと共に務めた。


名前の由来はドイツ語で「その通り」を意味する"Genau"。


詳しくは個別項目で


  • レルネン

CV:宮内敦士
1級魔法使い選抜試験において三次試験を担当予定だった1級魔法使い。
しかしフリーレンというイレギュラーの存在により例年にない人数が二次試験に合格したため、三次試験は急遽ゼーリエによる面接に変更された。
どうやら実力に見合わない合格者は全員死ぬような試験内容を予定していた模様。


50年前に最初の1級魔法使いになった人物で、二次試験で使われた脱出用ゴーレムは彼の作。
デンケンとは旧知の間柄だが彼とは対照的に若くして権力闘争からは脱落している。
一見謙虚で穏やかな老人だがフリーレンの魔力偽装を一目で見抜き不意打ちとはいえ防御魔法を貫いて負傷させたり、あの黄金郷のマハトと正面から交戦し味方を連れて逃げ延びたりというとんでもない実力の武闘派。
魔王軍との戦火の時代に生まれていれば歴史に名を残しただろうとゼーリエにも評されている。


名前の由来はドイツ語で「学習する」を意味する"Lernen"。



  • フランメ

CV︰田中敦子
1,000年前の英雄。人間の大魔法使い。当然ながら故人。
彼女の手によるという触れ込みの魔導書は数多いが、その殆どは偽物であり、「フランメの手記に本物なし」という定型句まで出来るほど。
実はフリーレンは彼女の一番弟子。彼女の遺した手記により、フリーレンはかつての魔王城があった地、エンデを目指すことになる。


伝法な口調の姐御肌な女性で、フリーレンをして「敵わない」と言わしめるほどの人格者。
しかしフリーレンは「命乞いする姿をよく見た」らしい。どういうことなの……?
人類が操る魔法の基礎を築いた「人類で最初の魔法使い」だが、上記の魔導書の件もあって世間一般では実在が疑われていたりする。


名前の由来はドイツ語で「炎」を意味する"Flamme"。



魔王討伐を志した化け物勇者たちの一人。その実力は『人類最強』と讃えられるほど。
ヒンメル一行が旅立って間もなく七崩賢によって討たれたようだが……?


詳しくは個別項目で。




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*1 なお、チェンソーマンは2021年3月に第一部最終巻となる11巻が発売されており、既に完結していながらノミネートされている。
*2 フリーレンの朋友であるアイゼンの好物が「酸っぱい葡萄」なので、一応需要がないではない
*3 フリーレンに言わせると、「しょっちゅう組織が変わるから資格なんていちいち取ってられない」。エルフ的時間間隔のおかしさよ。ちなみに、大陸魔法協会が設立されたのは本作から50年前なのでフリーレン的には「つい最近」である。
*4 ゼーリエの「魔法を授ける魔法」によって彼女の知っている魔法を譲渡してもらう形。厳密には「なんでも」ではないが、彼女はおよそ全ての魔法を知っているため実質的に無問題。なお、代償としてゼーリエからは授けた魔法に関する記憶が消えてしまい、彼女はその魔法をイチから学び直す羽目になるが、長大な寿命を持つ彼女はほとんど気にしていない模様。
*5 比喩表現である。念のため。
*6 不死なるベーゼとの戦いで結界に閉じ込められた時に。なおアオリ文にはフリーレンも含めて「ここには化け物しかいない。」と断定された。
*7 後にクラフトと、彼の相棒だったと思われる人間の僧侶の「石像」が発見されているが、地元の住民を含めその詳細な由来は誰にも分らなくなっていた。
*8 直接戦闘に役立つものでなくとも、実用的な魔法の使い手、魔術の研鑽を怠らない人物であればOK
*9 極めて高度な魔法がかけられていると認識しながら「切れる」と信じられる精神は異常とも評されている
*10 感覚的な模倣であり、魔法の原理までは理解できないが。
*11 ばれたら当然ながら失格である。

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