登録日:2020/03/15 Sun 14:18:51
更新日:2024/05/16 Thu 13:01:26NEW!
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ぜんまいざむらい カビ バイオハザード7 nhk 侵略 感染 洗脳 カビ星人 じめじめパラダイス 必笑七色だんご剣!
『必笑七色だんご剣!』とは、『ぜんまいざむらい』のエピソードの1つ。2008年4月18日に初放送された。
ぜんまいざむらいの新武器「七色だんご剣」の初登場回である。
■あらすじ
季節は梅雨。からくり大江戸では曇りもしくは雨ばかりの毎日が続いていた。
ある日、雨の中だんご屋の宣伝をさせられることを嫌ったぜんまいざむらいと豆丸は、外出中に傘もささずに、笑ながら踊るように歩くなめざえもんを発見する。
「にょほほ〜、いい天気でやんすね〜!」
少し不審に思ったものの、二人はだんご屋いっぷくに帰宅した。
すると、今度はおばばの悲鳴が聞こえてきた。二人が急いで駆けつけると、なんと商品のだんごが緑色に発光しているではないか!
豆丸が虫眼鏡で見たところ、発光の原因はカビであった。更に顕微鏡で見てみると、カビはただのカビではなく、カビの宇宙人であった!
「我々は、宇宙人だカビ〜!」
そこでぜんまいざむらいは、なめざえもんのちょんまげが、このだんごのように発光していたことを思い出す。
なめざえもんがああなってしまったのは、この宇宙人のせいに違いない。そう判断したぜんまいざむらいは、なめざえもんを助けるべく豆丸とともに出発する。
雨こそ止んだものの、未だに曇っているからくり大江戸。当のなめざえもんは、いつものようにずきんちゃんに絡んでいた。
「離れるんだずきんちゃん、そいつはカビっぽい宇宙人に操られているんだー!」
「カビっぽいって言うなカビー。こいつも操ってやるカビー」
「いやあああああ!!」
見事に操られてなめざえもんに好意的になってしまうずきんちゃん。豆丸が乾燥剤を使って撃退しようとするが、彼もまた操られてしまう。
ならばとだんご剣を抜くぜんまいざむらいだったが、なんとだんご剣までカビてしまい、使い物にならなくなってしまっていた。
「こうなったら、ぜんまいざむらい七つの力、その二!」
「ぜん様に七つの力なんてあったの?」
「の、ノリでね?」
自身の生命線であるぜんまいを回転して発生させた竜巻によって、三人のカビを吹き飛ばそうとするが、カビ星人はあっという間に三人を洗脳しなおしてしまう。
ついにダウンしてしまうぜんまいざむらい。その隙をついてカビ星人は更に感染を拡大させ、やがてからくり大江戸をぜんまいざむらい除き完全に乗っ取ってしまった。
「「「パラダ〜イス、じめじめパラダイ〜ス!」」」
雲の上から全てを見ていた大福の神は、これを「ぜんまいざむらい最大のピンチ」と判断。わたあめひめに彼を助けるよう指示し、更に新たな武器、「七色だんご剣」をぜんまいざむらいに託す。
「ぜんぜんぜんまいざむらいの〜おだんごだんだん、だだんのだ〜ん!」
「必笑、七色だんご剣! おだんご増量キャンペーン!」
「受けてみよ〜!」
いつものようにだんごをなめざえもん達に食らわせるぜんまいざむらい。すると、なめざえもん達三人の頭上に小さな虹がかかり、その上にこれまた小さな三人が笑顔で駆ける光景が浮かび上がった。
「我々が、間違ってた、カビ〜!」
更にカビ星人も改心し、新天地を求めてからくり大江戸を去っていった。同時に梅雨の終わりを告げるかのような快晴が広がる。
「ぜんまいざむらい、今日も善を施し……あれ?」
…が、残っていた個体が天蓋男に感染してしまった所で、この物語は幕を閉じた。
■登場人物
- ぜんまいざむらい
おなじみ主人公。自身のぜんまいをほどいて=命を減らしてまで他人を助けようとする姿は正にヒーロー。
最終的に七色だんご剣を授かり、見事からくり大江戸を救ってみせた。
- 豆丸
懐から虫眼鏡、顕微鏡、海苔の入った缶を取り出す四次元ポケットぶりを披露。本人曰く虫眼鏡と顕微鏡は忍法らしい。
乾燥剤を武器にカビ星人に立ち向かうも、あっさり感染してしまった。
- なめざえもん
感染者第一号。普段はばいきんまんポジションだが、今回に限っては完全に被害者である。
- ずきんちゃん
感染者第二号。最初は感染したなめざえもんに軽く引いていたが、感染してからは目をハートにするほど彼に心酔してしまい、豹変ぶりを見せつけた。
- だんご屋おばば、及びからくり大江戸の住人
最終的に全員カビ星人に感染して操られてしまう。おばばは相変わらず投げキッスをしていた。
- 大福の神
いつも通りの笑顔だったものの、ラップ口調を封印し、低いトーンの声で話すなどシリアス寄りな佇まいを見せる。
上記の通り、今回の事件を「ぜんまいざむらい最大のピンチ」とし、七色だんご剣をぜんまいざむらいに託した。
- わたあめひめ
大福の神にぜんまいざむらいを助けるよう指示され、彼をわたあめで少し元気にさせた。
自分の初登場回でなめざえもんに一目惚れした彼女だが、今回はなめざえもんのピンチでもあったのにも関わらずノータッチだった。
- 天蓋男
オチ担当。彼もまたカビ星人に感染してしまう。
が、次回ではもとに戻っていた。おそらく大福の神が助けたのだろう。
- カビ星人
今回のヴィラン。3000年以上もの間、新天地を求めて宇宙をさ迷っていた宇宙人。ここならばいくらでも繁殖できるとし、なめざえもんのちょんまげに宇宙船で着陸した。
後に『バイオハザード7 レジデント イービル』にて登場するエヴリン及び彼女が操るE型特異菌とほぼ同じ能力を持っており、感染者の記憶と人格をある程度残したまま、自分たちの都合のいいように洗脳してしまう。
爆発的な感染力・繁殖力でぜんまいざむらいを苦しめるが、最後は七色だんご剣の力で改心。からくり大江戸から去っていった。
エヴリン「どうしてこいつらが許されて私はダメなの…?」
イーサン「だって俺たちは七色だんご剣を持ってないし、それにこいつらは死人を出してない。そもそもおまえ、改心してもすぐに老衰するだろ?」
エヴリン「」
なお、カビ星人たちの先頭に立っていた三人は、以前のエピソードに登場した虫歯菌と同じ姿である。関連性は不明。
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▷ コメント欄
- NHKアニメ、それもぜんまいざむらいのピンポイント項目とは。七色だんご剣の登場するエピは辻だじゃれと武士の幽霊集団の話が個人的に好み。 -- 名無しさん (2020-03-15 17:03:38)
- 中々に熱くていい話だったけど、重要回だからって頻繁に再放送しすぎじゃね?という記憶も残ってるエピソード。 -- 名無しさん (2020-03-15 23:59:14)
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