登録日:2019/11/01 (金曜日) 13:08:55
更新日:2024/04/13 Sat 15:48:45NEW!
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※日曜朝7時30分です。 ただ愛する者の為に やるせない アリエナイザー スーパー戦隊エピソード個別 スーパー戦隊シリーズ ハードボイルド ビターエンド 刑事ドラマ 後味の悪いオチ 怪奇大作戦 悲劇 救いがない 東映の本気 blue is the sky ハードボイルド・ライセンス ブルー回 ホージー回 マイク星人クロード マイク星人テレサ 京都買います 姉弟愛 渡辺勝也 特キョウ最終試験 特捜戦隊デカレンジャー 特捜最前線 特撮 田中千絵 異色回 私だけのぬくもり 考えさせられる話 荒川稔久 荒川稔久の本気 辻本祐樹 青薔薇 非情のライセンス 鬱回 鬱展開
Episode.37
アイツは今、特キョウ昇進試験に挑戦中だ。
俺は絶対に合格する自信がある。俺には女神がついてるんだ。
宝児さんったら……。
テレサが……!?
ハードボイルド・ライセンス
君のハートに、ターゲットロック!
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この事件は、若い女性の突然死として処理され、
デカベースにも報告されなかった。
しかしこれは、この後起きる悲劇の序章だったのである……。
初回放送日:2004年10月31日(日)
脚本:荒川稔久 監督:渡辺勝也
【概要】
スーパー戦隊シリーズ第28作『特捜戦隊デカレンジャー』Episode.37(第37話)。
今回は前回のEpisode.36でスーパーデカレンジャーロボを破壊されたためか、怪重機との巨大戦がない。
それだと珍しくはないが、なんとデカスーツの変身バンクおよびデカレンジャーの十八番であるジャッジメントタイムのシーンもカットされている。
また、今作を通じた敵であるエージェント・アブレラも一切登場しない。
古川登志夫氏によるナレーションも冒頭部のみに絞られている。
強化形態であるSWATモードも前半で申し分程度で使われており、
今作を構成する「刑事ドラマ」としての要素がいっそう強調されている。
デリートされるアリエナイザーもまた、
これまでのエピソードで描かれてきた典型的な凶悪犯ではなく、
やむなき事情で一線を越えてしまった人物として描かれており、一概に善悪で測りきれない展開となっている。
そんな今回の主役を務めるのは、デカブルー/ホージーこと戸増宝児。
デカレンジャーの初期メンバー五名の中では一部の話を除きハードボイルド担当を務める彼だが、今話において最大の受難に苛まれることになる。
愛と職務の間で葛藤する中、彼が選んだ答えは……。
スーパー戦隊シリーズとしては異色回に該当されるが、
過去に「特捜最前線」「非情のライセンス」「Gメン'75」「はぐれ刑事純情派」など、
数多くの刑事ドラマを手掛けてきた東映の本気が感じられる回でもある。
【あらすじ】
都内で若いOLが次々と変死する怪事件が発生。
いずれも遺体から特定の栄養素が抜き取られており、首筋から青いバラが咲いているのが確認された。
事態を重く見た宇宙警察は広域指定事件として認定、
憧れの特別指定凶悪犯罪対策捜査課(通称・特キョウ)を目指す地球署のホージーの最終試験として48時間以内に解決するよう命令する。
同僚たちの信頼と恋人のテレサへの愛に応えるため、今回の事件の解決に奔走するホージー。
だが真犯人が特定された時、彼に残酷な真実と非情の選択が突き付けられることになる……。
【登場人物】
ホージー/戸増宝児
今話における主人公。メイン回では不遇というある意味脚本家に愛されている人物。
Episode.22のショートコーナーで特キョウに憧れている場面を見せていた彼だが、
今回で特キョウ候補生として昇進試験に挑み、これまで第四次試験までスーパークールにパーフェクトな合格を果たしている。
そして最終試験に合格するため、怪事件の捜査とアリエナイザーのデリートに全力を尽くすが、
行きついた先には、彼にとってあまりにも重すぎる選択が待ち構えていた……。
バン/赤座伴番
ご存知、真っ赤に燃える地球署のファイヤーボール刑事。
ホージーの彼女の話を聞いて羨ましそうにしていたが、「俺の彼女よりは落ちるだろうけどな!」と空威張りを見せていた。
いまだにマイラさんの事が忘れられないのだろうか、それともレスリー星のマリーを想っているのだろうか…。
センちゃん/江成仙一
怒ると怖い地球署の緩衝材的存在。
今回は出番は控えめだが、階段の鏡でスーツを「Perfect!」と整えてるのを見て、羨ましそうにため息をついながらデカルームに入ってきたり、
バンにプロレス技の八つ当たりされたりと要所要所で目立っている。
アンドロイドのフローラにシンノー星人のハクタク婆さんにチャンベーナ星人のギンと、やたらと人外系宇宙人に好かれる自身に対し、
ヒューマノイド型宇宙人の女性と付き合っているホージーが羨ましかったのだろうか……?
ジャスミン/礼紋茉莉花
エスパーにして地球署の花たるツインカム・エンジェルその1。
長年の相棒たるホージーのおめかしに「ウキウキ?」手振り付きで疑問を呈していた。
ウメコ/胡堂小梅
風呂好きの地球署の花たるツインカム・エンジェルその2。
バンともども「あやしい……」と顎に手を当てるポーズで疑問を感じていた。
今回はセンちゃんとジャスミンと同様出番は控えめだが、その分ジャスミンとスワンさんと組んで後述のEDコーナーではっちゃけている。
テツ/姶良鉄幹
特キョウ兼地球署の後輩的刑事。
第四試験をも突破したホージーの凄まじいまでの努力に対して、いつものように「ナンセンス」と言わず、「マーヴェラス!素晴らしい!」と称賛した。
ボス/ドギー・クルーガー
いまだ衰えを知らない地獄の番犬の異名を持つ地球署のボス。
特キョウ昇進試験に挑むホージーに、試験に色恋に大忙しな彼を羨むバンたちともども微笑ましく見守っている。
白鳥スワン
地球署のおかみさん的存在の女メカニック。
今回はデカマシンのメンテナンスだけでなく、科捜研の女のごとく現場で発見した遺留物を確認し今回のアリエナイザーを特定するが、彼女の言葉にホージーの心が揺らぎ始め……。
テレサ(演:田中千絵)
今話のゲストヒロインで、ホージー行きつけのクラブバーで今回の挿入歌「私だけのぬくもり」を歌うマイク星人。
両親を宇宙船の事故で亡くしてから、「どんなに辛くても、きっと幸せになれるからがんばろう」と互いを励まして弟のためにひたすら身を削ってきた献身的な女性で、その影響で体が丈夫でないのか常に咳きこんでいる。
にもかかわらず歌うことが好きな彼女は、現在地球で私鉄沿線付近のアパート203号室で弟と共にひそやかに暮らしている。
部屋には白いバラとホージーとのツーショット写真が置かれており、彼のプロポーズに複雑な想いを抱いている。
クロード(演:辻本祐樹)
テレサの弟で、彼もマイク星人。
幼い頃、宇宙船の事故から奇跡的に姉と共に生還。その後懸命な努力が実を結び若くして医者となった(地球人としての姿は10代半ば程だが、必ずしも地球人とマイク星人の年の取り方が同じとは限らない点には留意)。
姉には家族愛の全てを持って親愛深く接している一方で、苦労してきた生い立ち故に他人をあまり信用しておらず、ホージーとも一定の距離を保っている。
当のホージー本人も「嫌われているようだ」とやや自嘲気味に気にしている。
容体が芳しくない姉を常に気遣い、彼女を救い出すための特効薬を作り出そうとしているらしい。
EMERGENCY!! 以下、本編のネタバレ注意!
【アリエナイザー】
マイク星人クロード
罪状:7つの惑星において人体実験を重ね、数十人を殺害した罪
ジャッジメント:×(デリート許可)
出身:マイク星
身長:208cm
体重:88kg
スワンの見識から今回の事件の犯人がマイク星人だと判明。
そう、今回デリートされるアリエナイザーこそが、テレサの弟であるクロードだった。
テレサが生活のため、弟のために心身をすり減らしてまで重労働に努めた挙句、
宇宙放射線の漂う鉱山惑星ガイガミラで放射線障害に見舞われたことで、彼自身の運命が狂いだす。
姉を救い出す特効薬を作り出すために、クロードは左腕から蔦にも似た触手を人体に伸ばし青いバラを咲かせる人体実験を繰り返し、七つの星で特定の栄養素のみを抜き取って数十人にも及ぶ殺人を実行。
実験の結果、若い女性の地球人のものが最適と気づき、次々と青い薔薇を咲かせる栄養素を抜き取り殺害していった。
異星から地球に流れ着いたこともあって、地球人を警戒しているが本来は姉想いの優しい青年で、
とある女性をも殺そうとした途端、幼い弟の靴紐を結ぶ姿にかつての自身らの面影を重ね合わせ、気持ちが揺らぐほどだった。
マイク星人はその触手から特殊な種子を放つ能力を持ち、水分さえ補給すればそこから薔薇のような花を咲かせることができる。
よって、彼らの母星に「花さかじいさん」のようなおとぎ話はアリエナイ。
植物系モチーフとしては比較的珍しい男性型宇宙人であり、
キャラクターデザインの一人である森木靖泰氏も、DVD映像特典であるデザインギャラリー「S.P.D.ギャラリー」にて、
「テレサとホージーの関係もあり、あまり凶悪にならない様注意しました。」とコメント。
アリエナイザーらしからぬ、穏やかで優しい眼差しを感じさせるデザインとなっている。
【顛末】
スワンの見識を聞きホージーはクロードと対面。
ディーリボルバーの銃弾を右腕に受けたことが決め手となり、重要参考人として連行しようとする。
刑事である以上に愛する姉の想い人である彼に、クロードは自身の過去と姉に訪れた運命を告げる。
姉さんは元気そうに見えるけど、このまま放っておいたら後わずかしか生きられないんだ!!
テレサが……!?
鳴り響く電車の振動。明滅する遮断器の赤ランプ。
愛する者が長く生きられない……クロードの痛切な叫びにホージーは両目を見開き、言葉を失う。
俺はあの花を青く咲かせる物質が特効薬になる事を突き止めた……。そしてあちこちの星で人体実験を重ねた結果、やっとこの星の若い女の体に最適な物質を見つけたんだ。
何と言われようと、俺は姉さんを助ける! 俺がやるしかないんだ!!
地球署の刑事に背を向け、ただ姉を救うためにマイク星人の青年は走り出す。
ここ2日間で起こった殺人事件、遺体に咲いた青いバラ、その凶行を繰り返してきたアリエナイザーが愛する人の弟……。
アパートに足を進め、テレサの部屋の前に立つホージー。
だが、たったひとりの弟が罪を重ね続けているという事実を知ってテレサがどうなるというのか。
最愛の姉を救うためとはいえ、無辜に生きる人々を犠牲にしてまで生きながらえて彼女が喜ぶのだろうか。
そしてクロードをデリートした自身に憧れの金バッヂを手にする資格はあるのか……。
ドアの向こうでギターを弾きならしながら懸命に歌う恋人愛と任務の間で板挟みになるホージーだが、一旦躊躇いながらもドアノブに手を触れる。
ホージー、ポイント314に逃走中のアリエナイザーが現れた。若い女性を殺害しようとして、未遂のまま逃走中だ。
市民の安全のために、一刻も早く奴を発見するんだ!
沈黙を破りSPライセンスから発する地獄の番犬からの言葉が使命を思い出させる。
苦悩の末、ホージーは覚悟を決め……フォンモードからチェンジモードにスライドする。
……と同時に、テレサの部屋に飾っているふたりの写真が電車の振動で倒れてしまう。
甘い夢は、終わりを告げようとしていた。
やがて行きつけのクラブに向かう時間となり、テレサはギターケースを手に部屋を出る。
咳きこみながら先程までホージーがいた場所に立ち鍵をかけた瞬間、激しい雷雨の音に気付き、台所側のアルミ格子にかかった赤い傘を手にした。
クロードは、夜の線路沿いをひたすら逃走していた。
というのも、ホージーと別れた後ある女性を殺害しようとしたものの、幼い弟に靴紐を結び直す姿にかつての自分たち姉弟と重ね合わせた瞬間に気付かれてしまったため。
やがて、獲物たる帰宅途中のOLを見つけた彼は、今度こそと狙いを定め、周囲を確認しクロード星人の姿に戻る。
触手を放とうとした瞬間……
待て。
静かな声に気付いて振り向いた瞬間、デカスーツに緊急変身したホージーが立っていた。
マイク星人に向け、無言でSPライセンスを掲げる青い刑事。判決は……
降りしきる雨の中、テレサはいつもの歩道を歩いていた。
歩行者信号が青から赤に変わったのを見て、いつもの通勤時間に間に合うのだろうかと立ち往生していた。
俺がいなくなれば姉さんは死ぬんだぞ。それでもいいのか……?
俺は……刑事デカなんだ。
「姉さんを好きだ」っていうのは嘘だったんだな!?
嘘じゃない!……愛している。
愛する者を救いたいとはいえ、多くの罪なき市民を殺した罪は消えない。
法の番人として、恋人の弟ではなくデリートすべきアリエナイザーとして……ホージーは感情を押し殺し、静かにディースナイパーを構える。
愛する姉の笑顔を思い出し、クロードは死に物狂いで逃走を試みる。
マイク星人が駆け上がった場所には、多くの女子高生が宇宙からの異邦人に怯える様が映し出されていた。
悲鳴を上げる少女たちに向かい触手を放とうとするアリエナイザーに対し、ホージーはやむなく……
静寂を破り、銃声が響く。
クラブバーへと向かうマイク星人の女は、前方に不自然な人だかりに気付き、大急ぎでかき分けて中に入っていく。
視線の先には、暗い空を差したまま両目を見開き息絶えたマイク星人がいた。
クロード……?
クロード……。クロード!!
思わず傘を投げ捨て、幾度も名を呼べども声ひとつも出さない弟の躯に泣き崩れるテレサ。
やがて……緩やかに、しかし重々しい足取りで青い宇宙警察の刑事が目の前に現れる。
それに気づいたテレサの眼に、力なく下げられた銃のSPDマークが最初に入り込んでくる。
すべてを悟り、憤りと嘆きが入り混じった顔で無表情のマスクをじっと見つめるテレサ。
青い刑事にできるのは、この絶え間なくマスク越しから降り続ける涙雨と共に恋人の悲しみをただ無言で受け止め続けることだけだった。
しばらくして、バンたち五人が現場に到着。前もって緊急変身したのか、カラフルなデカスーツ姿で通行人をかき分ける。そこで彼らが見たものは……
デカスーツを解除したまま、涙を見せまいと雨空に向け顔を上げるホージー。
デリートされたアリエナイザーの手をただ握りしめ、泣き崩れる女性。
いつも口にする「これにて一件コンプリート」とは言い難い、降りしきる雨の中で重々しい空気が支配していった……。
後日、地球署に特キョウの証である金バッヂが送られた。
しかし、試験に合格しそれを受け取る立場にあるはずのホージーはデカルームにいない。
辞退したんですか、相棒……?特キョウになるのを…。
ああ……。
ここにいない相棒の変わりに金バッヂを手にしながら、バンはいつもと違う重々しい声色で呟く。
あんなに憧れていた特キョウの試験に合格したのに……。
ウメコの様子も、いやデカルームも先日までホージーの彼女や特キョウへの進級試験で大いに盛り上がってた様子と裏腹な空気だった。
いかに今回の事件が苦々しいものだったことを悟っている証であろう。
その後、彼女は?
行方不明だそうだよ。
テレサの行方を問うジャスミンにセンちゃんも暗い顔のまま答える。
あの時、メディカルセンターに運び込まれた彼女の体は回復に向かっていたわ。
クロードの治療が、それなりに功を奏したんでしょうか?
それよりも、地球に来てからの彼女に『生きたい』という想いを強くさせる何かがあったんじゃないかしら……?
もし、スワンの分析が正しければ、その『生きたい』という想いが愛する者を得たものだとしたら?
その引き換えにホージーが得たのが憧れだった特キョウだとしたら……?
答えが見つからないまま、主をなくした金バッヂがただ虚しい光を放っていく。
もしそうだとしても、アリエナイザーとはいえ、たったひとりの恋人の肉親を手にかけた事実に変わりはないのだから。
一方、ホージーは喪服姿でとある寺の墓地に立っていた。
弔花を手に、俯きながら無数の墓石の中でクロードの墓へと向かう彼に、ひとりの尼僧が歩いていく。
見覚えのある顔に驚いたのか、思わず目を見開く二人。
かつて聞こえた懐かしいメロディーが二人の耳に響いていく。
両者の脳裏に駆け巡っていく愛と悲しみの思い出に支配され、互いが言葉を失う。
やがて……一言も交わさず、一礼をしながら目を伏せその場を後にする尼僧。
その面影に気付いたホージーは尼僧の名を呼ぼうとするが、言葉が見つからない。
ただ尼僧の背中を見やりながら、ホージーはすべてを押し殺し前を向き歩き出す。
やがて彼は、優しい過去に別れを告げひとり、愛と死と憎悪、そして悲しみが渦巻くメカニカルタウンに向かい歩み出すだろう。
非情の犯罪捜査に挑む、心優しき仲間達の待つ戦場へと……。
【余談】
今話で頻繁に使われた挿入歌「私だけのぬくもり」は、「1970年代のムーディーな曲」を意識しており、
Bパートでは特キョウを夢みながらも愛する者の運命に苦悩するホージーとただ姉を救いたいと凶行に走るクロードの焦燥感を盛り上げている。
『特捜最前線』のED曲である「私だけの十字架」のオマージュも込められている……かもしれない。
これでもかと往年の刑事ドラマを意識したこの回だが、EDではいつものように「ミッドナイト・デカレンジャー」が流れた。EDの合間に流れるショートコーナーでは、ジャスミンとウメコを交え、前回スワンが緊急変身した番外戦士・デカスワンについての話題が出ている。一緒に戦おうと喜ぶジャスミンとウメコに対し、スワンは「ダメよ!私、4年に一度しか変身しない主義なの!」と丁重にお断りしている。「オリンピックヒロイン?」
ちなみに、Aパート冒頭でホージーがテレサとのデートに向けスーツと髪をSUPER COOLにPERFECT!!と整える際に口ずさんだ歌は
ホージー役の林剛史が歌うキャラクターソング「BLUE is the SKY」。
この曲は日本コロムビアから2004年9月22日にリリースされた「特捜戦隊デカレンジャー オリジナルアルバム キャラクターソングス」に収録されている。
現在は入手困難だが、運が良ければ某大手レンタルショップの特撮CDコーナーに置かれている……かもしれない。
マイク星人とテレサの名前の由来は昭和歌謡のアーティストであるテレサ・テンとマイク真木氏と思われる。
そういえば、マイク真木氏といったら、デカレンジャーから約5年前に放送されたスーパー戦隊シリーズ作品『救急戦隊ゴーゴーファイブ』にて、ゴーゴーファイブこと巽兄弟の父親にして司令官の巽モンドを演じていた事が記憶に新しい。
同作も本エピソードのマイク星人と同じく兄弟の物語だったのだが、災害の脅威から人々を守る事が使命のゴーゴーファイブに対して、姉を治すために為には手段を選ばないアリエナイザーとなったクロードはゴーゴーファイブとは対比する関係にある存在と見られる。
「私だけのぬくもり」を聞きながら追記・修正お願いします。
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