登録日:2019/11/01 Fri 02:24:25
更新日:2024/05/13 Mon 10:48:28NEW!
所要時間:約 10 分で読めます
▽タグ一覧
オルテガ キン肉マンⅱ世 キン肉マン 究極の超人タッグ編 タッグチーム 絨毯爆撃 マスクマン モアイ スカイマン メキシコ チリ イースター島 悪行超人 超人 超人レスラー カーペット・ボミングス モアイドン 絨毯爆撃隊 暴風雨隊 虚言の口 捲土重来 トルメンターズ
やはりキン肉マンは”優しさ”を出してしまった
これでオレ達の勝利は動かねえ!
『キン肉マンⅡ世』の「究極の超人タッグ編」に登場した、オルテガとモアイドンによるタッグチーム。宇宙超人界制覇の野望を持つ。
チーム名の由来は、二人の上がるリングはまるで絨毯を敷き詰めるがごとく隙間なく攻撃され、対戦相手はもちろん何もかもが跡形もなく破壊されるという事から。
残虐無比なファイトで知られるタッグチームで「超人AAAタッグチャンピオン」、「ポリネシアン超人タッグチャンピオン」、スカイマンを加えたチームでの「宇宙超人6人タッグチャンピオン」のタイトルを持つ。
流血を好む殺戮超人でありながら、試合前に対戦相手の特徴を徹底的に分析して弱点を洗い出すという理知的な一面も併せ持つ強敵。
実は、先に行われた「宇宙超人タッグ・トーナメント(夢の超人タッグ編)」にも「暴風雨隊」の名前で中南米予選を勝ち抜いた代表として出場する予定だった。予選はなく、超人委員会の推薦で決まっていたはずなのは内緒だ
しかし、予選トーナメント決勝で相手チームのバインセオマンとヘヴン・ゴーストを試合中に惨殺。
さらに、弟子が殺されて逆上し、リングに上がってきたセコンドで師匠のオンジーマンをも殺害したために宇宙超人委員会から出場禁止の処分が下り、投獄されたために出場はならず「幻の強豪チーム」と呼ばれていた。
しかし、「世界五大厄」の乱入で仕切り直しとなったために処分を解かれ、新たに「絨毯爆撃隊」として「究極の超人タッグ」に出場した。
ちなみに、正義超人であるスカイマンが何故この殺戮コンビとチームを組んだのかは不明。
オルテガとは同郷で同じマスクマンという事で、縁でもあったのだろうか?
キン肉マン&テリーマンよ オレたちカーペット・ボミングス
宇宙超人界制覇の野望達成のための踏み台になってもらうぜ!
●オルテガ
所属:悪行超人
身長:180㎝
体重:92㎏
出身地:メキシコ
超人強度:130万パワー
個人タイトル歴:宇宙超人ルチャクルーザー級チャンピオン
カーペット・ボミングスのチームリーダー。
空中殺法の達人で「無重力ファンタジスタ」の異名を持つマスクマン。口癖は「ドフィドフィ」
異名の通りに自在に空中を移動して放つ空中殺法のほか、掌底やキックといった打撃技を得意としていて素早い動きから連続で繰り出して相手を圧倒する。
口癖は「ドフィドフィ」だが、最終的にこれに落ち着くまで「マモマモ~」、「キカキカ」、「リヒリヒ」、「タ~ッタタタ」、「ゾビィゾビィ」と何度も変わっており、試合の中で模索していたらしい。
●サマーソルトグランドスラム
アッパーで浮かせた相手を回転蹴りで追撃し、これを高速で繰り返してダメージを与える。
言ってるだろう 幻の強豪チームのオレたちがいっきに全宇宙のやつらにその存在を強烈にアピールするには
超ド級のインパクトがある相手じゃねえと意味ねえことを~~っ
●モアイドン
所属:悪行超人
身長:270㎝
体重:980㎏
出身地:チリ(イースター島)
超人強度:300万パワー
個人タイトル歴:南太平洋超人スーパーヘビー級チャンピオン、タヒチ超人空手王者
体が複数のモアイ像の集合体で構成されている、超重量級の超人。口癖は「モアモア」(初登場時は「ゴハッゴハッ」)。
見た目通りにパワーで押し潰す戦法を得意とするが、オルテガの素早い攻撃にきっちり合わせるなど、侮れない素早さも持つ。
加えて、対戦相手の分析を行うのは「イースター・アナライズ」を持つモアイドンであり、単なる粗暴な力馬鹿ではない。
完璧超人アモイマン(ニュー・ロビンマスク)とは、出身地が同じで姿や名前が似ている事から、親類ではないかと言われている。
●スクラップ・クラッシャー
両手の平を自然岩に変えて連続で挟み潰す。
●イースター・アナライズ
故郷であるイースター島の方角に光を発射して、対戦相手の情報を映像に映して分析を行う。
●イグアス・テラー
胴体のビッグ・フェイスの鼻を回転させる。
この回転を使ってリング外に落下しそうになったオルテガをリングに弾き戻したり、上空に舞い上げてマチュピチュ・クラッシュに繋げる。
●ロック・ブリリャンテ
両足を自然岩に変化させて相手をクラッチし、連続でヘッドバットを放つ。
●ロカロンペール
両手を自然岩に変化させて相手を挟み込む。
「スクラップ・クラッシャー」との違いはこちらは連続ではなく単発な所か。
●ショルダーフェイス・バックブリーカー
「ズ~~ルマスズ~~ルマス」の呪文で両肩のショルダーフェイスの口を開いて相手の腕と足を挟んでバックブリーカーを極める。
ちなみに、この技名は正式に呼称されたものではないので、あしからず。
●虚言の口
「ホロンサカブホロンサカブ」の呪文で胴体のビッグフェイスの口を開いて相手を放り込む。
この口は中に入れられた者が質問に正直に答えると徐々に閉じていき、やがては圧死してしまう。
古式にはスパイとして悪行超人の世界に入り込んだ正義超人を燻り出すために使われていた。
仕掛けられた相手が頭に思いついた考えを本当に答えたつもりでも、その者の潜在的な本音を感知して反応する。
正直で清廉潔白な正義超人にとってはまさしく悪魔の兵器であり、本人が答えたくない質問をする事で精神的ダメージを与えたり、答えによっては助かっても周囲にわだかまりを残しかねない非常にタチの悪いシロモノである。
実は質問と関係なく力で閉める事も可能。
【ツープラトン攻撃】
●ブック・シェルフアタック
上からモアイドン、下からオルテガのダブルのヒップアタックで挟み撃ちにする。
●贖罪の千枚通し
「モアイドアイメリコフ モアイドアリメリコフ」の呪文でビッグフェイスの口を円形に変化させ、オルテガを中に入れて強烈な錐揉み回転を与えて相手に発射する。
●マチュピチュ・クラッシュ
「ショルダーフェイス・バックブリーカー」に捕らえた相手に、オルテガが空中から急降下してヘッドバットを食らわせる。
【活躍】
入場セレモニーで初登場。
間引きバトルロイヤルでは、ケビンマスクに気を取られたロビンマスクを狙い、モアイドンが「スクラップ・クラッシャー」を食らわせさらにツープラトン「ブック・シェルフアタック」をお見舞いして強豪の片鱗を見せた。
リングインのシーンが単独で描かれたり、オルテガがスーパートリニティーズの入場に「どふざけやがってーーっ」と悪態をついたり、何故か万太郎のパートナー不在の事情を語っていたり、モアイドンがヘルズ・ベアーズの攻撃の足場に使われたりと不思議と目立っていた。
バトルロイヤルを勝ち抜き、進出した決勝トーナメントではシード権を得て二回戦からの出場となる。
一回戦が全て終了した後に行われた組み合わせ抽選会で、実は「宇宙超人タッグ・トーナメント」に出場するはずだった幻のチームである事が明らかになり、一気に名を上げるためザ・マシンガンズに狙いを定めAブロック一回戦で対戦が決定。
高い岩山の上にリングを作り、相手チームをリング外に放り出しても勝ちとなる「アンデス・デスマッチ」のルールで試合を行う。
試合が始まり、先発のオルテガがキン肉マンに力比べを挑むが、何故かキン肉マンは拒否。
さらに、オルテガのヒップアタックを受け止めて絶好のスリーパーホールドのチャンスだったにもかかわらず技をかけようとしない。
実は、キン肉マンは試合前日に「宇宙超人タッグ・トーナメント」で左腕に移植されたバッファローマンのロングホーンを「完璧なるバッファローマンとしてリングに上がってほしい」という理由で返してしまっていたのだ。
そのため、キン肉マンは左腕の骨がないという重大なハンディを背負ってしまい、力比べもスリーパーホールドもしたくてもできなかったのである。
それを見抜いたカーペット・ボミングスはキン肉マンの左腕を徹底的に攻める作戦に出るが、理由を知ったテリーマンが交代し、「巨漢キラー」の異名のままにモアイドンにブロンコ・フィストを食らわせる。
しかし、モアイドンはスピニング・トゥー・ホールドを「ロック・ブリリャンテ」で返してダウンさせ、「贖罪の千枚通し」で一層のダメージを与える事に成功。
さらに、グロッキー気味のテリーマンをモアイドン最大の必殺技「虚言の口」へ放り込む。
正義超人のアイデンティティを守るため、嘘をつかず真実を貫いたテリーマンを圧死寸前に追い込むがキン肉マンが助けに入り脱出される。
交代したキン肉マンの十八番であるお下劣殺法でペースを奪われたかに見えたが、再び左腕を狙い負傷を広げて大出血させ、ツープラトン「マチュピチュ・クラッシュ」で追い込み、とどめを差そうと「虚言の口」に放り込む。
テリーマンの時と同じく、嘘をつけないキン肉マンを徐々に圧迫していき、いよいよ最後の質問を投げ掛ける。
第四の質問キン肉マンよ
そのニュージェネレーションの中でも自分の息子を名乗るキン肉万太郎が最も憎い!
もちろんYESだ!
で…伝統と格式を誇るわ…わがキン肉王族の後継を名乗るとは不届き千万!
か…顔も似てないパワーもない技もキレない
そんな奴を息子とみ…認められるか~~~っ
じ…時間超人ライトニング&サ…サンダーよりも…
お…おまえをい…今すぐ成敗してやりたいわーーっ!
モアッモアッよくぞ真実を貫き通したキン肉マン
だがこの”虚言の口”においてはそれは愚の骨頂これでおまえはおしまいだーっ!
直前の「ニュージェネレーションを信用していない」という質問にYESと答えていたこともあり、その通り「虚言の口」が閉まり始める。
ところが、一度は閉まり始めた「虚言の口」が突然開き始めてしまう。
驚いたモアイドンは再び同じ質問をするが、キン肉マンが答える度に口は開いていき、遂には完全に開ききってしまった。
「虚言の口」が開くという事は、キン肉マンが嘘を言っているという事であり、口では万太郎に悪態をついてはいたが、本心では認めていたのだ。
そこで、オルテガがビッグフェイスの上顎を踏みつけて無理矢理口を閉めにかかり、キン肉マンも逃げようとしたがわずかに間に合わず左腕を挟む事に成功。
動けないキン肉マンにオルテガがミドルキックの連打で追い討ちをかける。
キン肉マンを失神させ、勝負を決めたかと思われたがテリーマンが気がつき激を飛ばし、その声に答えてキン肉マンが再び動き始め、何と骨のないはずの左腕でモアイドンを持ち上げ始めた。
バ…バカな!キン肉マンが骨のないはずの左腕でモアイドンの巨体を持ち上げていく!?
まさか~~っ、キン肉マンの左腕にほ…骨がぁぁ~~っ!?
何と、スカスカだったはずの左腕に新しい骨が再生し始めたのだ。
実は、止血のために上腕に巻いていたテリーマンのバンダナがベルト代わりになり、「虚言の口」から手を抜こうとする行為が強大な負荷運動になってキン肉マンは偶然にも加圧トレーニングを行う形になっていたのだ。
人間でも抜群の筋肉増大効果のある加圧トレーニングは、超人であるキン肉マンにはなくなったはずの骨が再生するほどの効果があったのである。
そして、遂に完全に骨が再生した左腕にモアイドンは投げ飛ばされて「虚言の口」から脱出され、ダブルでフライングボディアタックを仕掛けるが防がれてそれぞれ技に捕らえられてしまう。
逆転を狙って「贖罪の千枚通し」を放つが同じように体にロープを巻き付けてその反動で飛び出したテリーマンの「テキサスツイスター」に弾き飛ばされ、続けてキン肉マンの「マッスルラリアット」でふっ飛ばされてしまい、とどめに「マッスル・ドッキング」を受けて戦闘不能となってアンデス・リングから落下。KO負けとなり、敗退した。
敗退後、同じ悪行超人のネプチューンマンは「徹底した左腕攻撃に的をしぼったところまでは見事な作戦だった」「スカスカだった左腕に骨が再生するなんて誰が想像できるか」と、カーペット・ボミングスの実力不足というよりもキン肉マンの火事場のクソ力が凄まじいという見方だったのに対し、ライトニング&サンダーは「オレたちなら左腕の骨を再生させる前にキン肉マンをぶっ殺していただろうぜ」「それができないのは”カーペット・ボミングス”が超人としてたかだかそれしきの実力しか持ち合わせていなかったということ」と、対照的であった。
オレたちの項目の存在を短期間でwiki籠りに知らしめるためには
よほどインパクトのある追記・修正をやらねえと!
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- 捲土重来って言いまくるのこいつらだっけか -- 名無しさん (2019-11-01 02:26:55)
- 国辱コンビも使ってるし、作者のゆでの中でマイブームだったワードだったんじゃなかろうか -- 名無しさん (2019-11-01 03:15:54)
- 一言で表現すると劣化はぐれ悪魔超人コンビ。実力が無いわけではないが、ストーリー上は地味な数合わせ要員からは脱却しきれなかったな -- 名無しさん (2019-11-01 12:00:23)
- 「加圧トレーニングで骨が再生する」という超弩級ゆで理論いいよね…。 -- 名無しさん (2019-11-01 17:48:23)
- アモイマンでいいじゃん…というのが当時の感想。 -- 名無しさん (2019-11-02 04:28:42)
- 本命じゃないのわかりきってるのに尺だけ奪ってたなって印象 -- 名無しさん (2022-05-08 17:32:54)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧