Wonder Woman: The Truth

ページ名:Wonder Woman_ The Truth

登録日:2018/06/25 (月) 18:40:33
更新日:2024/02/26 Mon 13:49:11NEW!
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『Wonder Woman: The Truth』は2016年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。


+ 作品情報-

『Wonder Woman Vol.5』#13、#15、#17、#19、#21、#23、#25
発売 2016年12月から
脚本 グレッグ・ルッカ
作画 レナート・ゲーデス(#13)、リアム・シャープ(#15、#17、#19、#21、#23、#25)、ビルキス・イブリー(#25)


日本では未邦訳。


グレッグ・ルッカによる『DC Rebirth』ワンダーウーマン・サーガの第3巻。
真実を求めるワンダーウーマンと『Godwatch』との戦いを描いている。
ルッカが予定していたよりも早くに担当から離れることになりスピーディな展開となったが
ワンダーウーマン:イヤーワン』同様にジョージ・ペレスへのリスペクトを含みながら
ワンダーウーマンや彼女の関係者の新たな姿を描き、後の物語につながる作品となっている。
敵組織『Godwatch』の詳細は過去編の『Wonder Woman: Godwatch』で描かれている。




『Wonder Woman Vol.5』#13
『Wonder Woman Vol.5』#15、#17、#19、#21、#23
『Wonder Woman Vol.5』#25




『Wonder Woman Vol.5』#13



【物語】

今まで訪れていたセミッシラが偽物だったと知ったワンダーウーマンは精神が崩壊してしまう。
そんな彼女と孤島に取り残されたトレバーは援軍を待っていたが、それよりも早く敵の襲撃が始まった。



【登場人物】

  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹。本作の語り部。
精神の崩壊したダイアナと共に偽のセミッシラに取り残されてしまう。援軍と連絡がつかなかったが、諦めることなく待ち続ける。
マリナ・マルの襲撃が始まると用意しておいた罠や機転を利かして立ち向かう。


アマゾン族の王女で超人的力を持つ。故郷を離れてから訪れていたセミッシラが偽物だと知り、ショックで精神が崩壊してしまう。
自分を守ってくれるトレバーを出会って間もない頃と勘違いし、襲撃を前にしても歌を口ずさむなど症状はかなり悪い。


  • マリナ・マル

傭兵部隊『ポイズン』を率いる女軍人。ヴェロニカ・ケイルの指示でセミッシラへの扉を求め、ワンダーウーマンの身柄を狙う。
トレバーの仲間の部隊を壊滅させた後、偽のセミッシラに現れ攻撃を開始する。




『Wonder Woman Vol.5』#15、#17、#19、#21、#23



【物語】

ワンダーウーマンを守り療養させるため、彼女を精神病院に入れたトレバーはキャンディとバーバラと共に逃亡生活を送っていた。
敵組織『Godwatch』に居場所がバレるもかつて組織に所属していたバーバラが説得に向かい、
残った2人はワンダーウーマン復活のため旧友のフェルディナンドに会い協力を取り付ける。
その後、バーバラの犠牲もあって敵の襲撃を逃れたトレバーたちはワンダーウーマンの記憶を取り戻させることに成功する。
バーバラ救出に動き出すワンダーウーマンたちは、『Godwatch』の本部エンパイア社に向かいドクター・サイバーから情報を入手するが、
マリナ・マル率いる『ポイズン』の襲撃を受ける。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。精神病院に入れられ療養中、セミッシラで負った傷跡から現れる蛇の幻影と会話し自分を見つめ直していく。
旧友のフェルディナンドと会うことで記憶を取り戻し、自分のために『Godwatch』の元に向かったバーバラ救出に動き出す。
エンパイア社でドクター・サイバーから情報を入手しマリナ・マル率いる『ポイズン』を返り討ちにすると、偽のセミッシラに向かう。
チーターと化したバーバラとヴェロニカ・ケイルに追いつくも、突如アレスの象徴である不気味な木が現れる。
チーターとの戦いの中、ワンダーウーマンの流した血に不気味な木が反応し、ケイルと彼女の娘Isadoreと共に謎の空間へ連れていかれてしまう。
ケイルと共にIsadoreを探しながら歩みを進めると、彼女たちの前にIsadoreとアレスが姿を現す。



≪ワンダーウーマンの友人たち≫

『Godwatch』の襲撃を生き延びワンダーウーマン復活のために行動を共にする。
フェルディナンドと合流するも敵の襲撃にあうが、バーバラの犠牲で助かりワンダーウーマンを復活させた。


  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹。キャンディとバーバラと共に逃亡生活を送っていたが、バーバラの過去を知って彼女への疑いを強める。
ワンダーウーマンが復活すると行動を共にし、マリナ・マル率いる『ポイズン』を倒し偽のセミッシラに向かう。
偽のセミッシラにたどり着くも、ケイルや彼女の犬の攻撃で身動きが取れず、ワンダーウーマンが不気味な木に飲み込まれるのを止められなかった。


  • エッタ・キャンディ

政府機関『ARGUS』の中佐。上司であるサーシャの裏切りにあうも一命を取り止め、バーバラに保護されていた。
バーバラのことは誰よりも信頼しており、彼女の過去を知っても疑うことなく信じ続けている。
部下を失ったショックにもめげることはなく、ワンダーウーマン復活のためにフェルディナンドに会うことを提案する。
ワンダーウーマンが復活すると共にエンパイア社まで向かい、バーバラを利用された怒りからドクター・サイバーを破壊する。
その後、意識を失っていたサーシャを発見したためフェルディナンドと共に病院に向かう。


  • フェルディナンド

ワンダーウーマンの古い友人。牛の頭を持つ獣人でキティラ島出身のためキトタウラスと呼ばれる。
かつてはトレバーたちと共にワンダーウーマンを支えていたが、現在は距離を置いてホームレスのような生活を送っていた。
ワンダーウーマン復活のためにトレバーたちに助けを求められ、精神病院で彼女と再会し記憶を取り戻させた。
その後、エンパイア社にも同行しドクター・サイバー破壊に協力して、キャンディと共にサーシャを病院に運ぶ。


  • バーバラ・ミネルバ/チーター

チーターの呪いから解放され人間の姿を取り戻した考古学者。トレバーたちと共に逃亡生活を送っていた。
チーターだった頃に『Godwatch』に協力していたことをトレバーたちに明かし、そのけじめをつけるため自ら『Godwatch』に捕まり説得を試みる。
しかし逆に説得を受けさらにトレバーたちが殺されかけたため、『Godwatch』の要求に応じ再びチーターに変化してしまう。
飢えの苦痛を消すことを条件に真のセミッシラ探しに協力し、ケイルと共に偽のセミッシラに向かう。
後を追って現れたワンダーウーマンに襲い掛かり、彼女の血を不気味な木に浴びせることで謎の空間への道を開いた。



≪Godwatch≫

  • ヴェロニカ・ケイル

エンパイア社のCEOで『Godwatch』のリーダー。2匹のドーベルマンを飼っている。ある理由から娘Isadoreのためにセミッシラを探している。
そのためにワンダーウーマンの身柄を求めており、彼女の行方を知るトレバーたちを追う。
バーバラが説得に現れると彼女を諭しトレバーたちに『ポイズン』を差し向け、セミッシラに行くためのファクターであるチーターを復活させる。
そしてチーターとIsadoreと共に偽のセミッシラに赴き、追って現れたワンダーウーマンたちの力で真のセミッシラへの扉を開こうとする。
開かれた扉にペットたちとIsadoreが入ると、ワンダーウーマンと共に飛び込み謎の空間にたどり着き、アレスと共にいる娘を発見する。


  • ドクター・サイバー

ケイルの親友の科学者アドリアンナ・Andersonを完璧に再現したAIプログラム。
小型ドローンやホログラフィックで会話し、会話内容に合わせ外見を変える。ケイルのそばでサポートを担当する。
エンパイア社にワンダーウーマンたちが現れると機械のボディで向き合い、過去にワンダーウーマンが気付かぬ内に振りまいていた不幸を糾弾する。
しかしバーバラのことで怒りに燃えていたキャンディに破壊された。プログラムだったため完全な破壊には至らなかった。


  • マリナ・マル

傭兵部隊『ポイズン』を率いる女軍人。ケイルに協力しており、トレバーたちへの攻撃を担当する。
任務に失敗したり攻撃を中止させられたりと真価を発揮できずにいたが、エンパイア社から出てきたワンダーウーマンたちに攻撃を仕掛ける。
『ポイズン』と連携して高所からの狙撃でワンダーウーマンを追い詰めるが、位置がバレたことで敗北した。


  • サーシャ・ボールドー

『ARGUS』の長官。ケイルのスパイとして『ARGUS』に潜入したと思われたが、実際は彼女のコピーロボットだった。
本人はエンパイア社で眠らされており、キャンディに発見され病院に送り届けられた。



≪その他≫

  • ヒッポリタ

アマゾン族の女王でワンダーウーマンの母。娘が戻らぬことに彼女が任務を成し遂げた喜びと二度と会えぬ寂しさを感じていた。
そんな中、外界との扉となる不気味な木が現れたことを警告と感じ、他のアマゾン族と共に警戒に当たる。


  • Isadore・ケイル

ヴェロニカ・ケイルの一人娘。とある事件で顔を消されたまま生かされ続ける状態となり、ケイルは彼女を治すためセミッシラを探し求めていた。
偽のセミッシラの不気味な木に吸い込まれ、彼女を探すワンダーウーマンと母親の前に顔を取り戻してアレスと共に姿を現す。




『Wonder Woman Vol.5』#25



【物語】

バーバラを失いさらに真実を知り神々への怒りを抱いたワンダーウーマンは、全ての答えを得るために神々に呼びかけるとある場所へ導かれる。



【登場人物】

アマゾン族の王女で超人的力を持つ。真実を求める戦いの末に友人バーバラ、『パーフェクト/真実の投げ縄』そして神々への信頼を失い荒れている。
『ジャスティス・リーグ』と共にシャギーマンを倒し、ケイルやスーパーマン、バットマンと会話した後、
答えを得るため神々に呼びかけある場所にたどり着く。


  • ジャスティス・リーグ

ワンダーウーマンも所属する世界を守るヒーローチーム。荒野でシャギーマンと戦い苦戦するが、ワンダーウーマンの援護で勝利する。
その時の彼女の姿を心配したスーパーマンバットマンは、ワンダーウーマンと話し合い悩む彼女の背中を押す。


  • スティーブ・トレバー

アメリカ海軍の上等兵曹。ワンダーウーマンのために家を用意し食事に誘うが、断られてしまう。


  • エッタ・キャンディ、サーシャ・ボールドー

政府機関『ARGUS』の中佐と長官。部隊の再編や『Godwatch』への対応について話し合う。
サーシャは『Godwatch』に囚われている間のことを覚えておらず不安に思っていたが、キャンディの言葉で元気を取り戻す。


  • ヴェロニカ・ケイル

エンパイア社のCEOで『Godwatch』のリーダー。『Godwatch』での活動や『ポイズン』との関係の証拠を残していなかったため、お咎め無しとなった。
ワンダーウーマンからバーバラの行方を聞かれるが、全てはバーバラの意思だったと語り追い返す。




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