登録日:2017/11/11 Sat 08:23:58
更新日:2024/02/15 Thu 13:46:55NEW!
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ルザミーネ ボス 悪の組織 黒幕 エゴイスト ポケモン登場人物項目 木下紗華 ネタバレ項目 エーテル財団 代表 闇堕ち ポケモン 母親 若作り 美魔女 美熟女 経産婦 サン・ムーン sm usm 金髪ロング 40族 アローラ地方 ピクシー ミロカロス ムウマージ キテルグマ ドレディア ウツロイド 大原さやか 園崎未恵 娘との不和 美脚 萌え熟女 息子との不和
愛おしいポケモンたち……。わたくしが守ってあげます。深い深い愛で……。
出典:ポケットモンスター サン&ムーン、44話『サトシとほしぐも!不思議な出会い!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
『ルザミーネ』とは『ポケットモンスター サン・ムーン』の登場人物。
CV:木下紗華(アニポケ)、大原さやか(ポケマス)、園崎未恵(Evolutions)
傷ついたポケモンの保護活動を行なっているエーテル財団の代表。
膝下あたりまで伸ばしたブロンドのスレンダーなモデル体型の美女。
若く見えるが実は40歳を超えている。アローラはこういう人たちが何人かいる。
これは本人の口からカミングアウトされ、流石のハウも仰天していた。
作中では主人公の名前を決めるときのオープニングイベントでチラリと登場。
主人公の机の上にある雑誌に写真が掲載されている。
ちゃんとした初登場は主人公がエーテル財団の本部であるエーテルパラダイスに招待された時。
傷ついたポケモンを保護するための保護区で代表自ら指揮をとるなどポケモンに深い愛情を注いでいる。
その姿勢から財団職員やアローラ地方のトレーナーからの信頼は厚い。
主人公達と共にウルトラビーストのウツロイドをと遭遇した後には、ウルトラビーストはこの世界に迷い込んだ可哀想な存在と考えて同情し、彼らも保護するため準備も進め始める。
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以下ネタバレ
「そう! わたくしの世界にはわたくしの望むものだけであふれていればそれでいいのです!」
その正体は、主人公の行く先々で立ちはだかってきたスカル団やそのリーダーのグズマを操っていた黒幕。
ちなみにシリーズで女性が黒幕となるのは彼女が初。
発売前の情報の時点から彼女やエーテル財団の存在はどこか胡散臭かったことなどから、発売前から「彼女が本作の悪のボスなのでは?」と予想する声は多かった。
また、作中でも正体を現す前から「物語冒頭でリーリエが逃げていた場所が明らかにエーテルパラダイス」「ウツロイドと遭遇した際に不敵に笑うルザミーネのカット」などの要素が組みこまれており、公式もあまり隠すつもりはなかったと思われる。
なお、作中で敵対する場面があるもののエーテル財団そのものは元々善良な団体であるため、彼女を悪の組織のボスに含むかは微妙なところ。
そして、リーリエとグラジオの実の母親。
このことについても、髪の色などからリーリエやグラジオとの血縁関係を疑う声はゲーム発売前から多かった。
その本性は非常に強欲かつ傲慢な人物で、自分の気に入った物には屈折した愛情を抱くヤンデレ気質。
自分のお気に入りポケモンを氷漬けにしてコレクションにするというこれまでのシリーズにはなかったショッキングな行動まで取っており、自身の気に入ったものには常軌を逸した執着を見せる。
一方でコスモッグの力を無理やり引き出した際にリーリエの「コスモッグ…… 死んじゃう……!」という訴えに対して「そうよね。死んじゃうかも」と返すなど、自分が愛を向ける対象ではない、あるいは外れたものは、ポケモン、人、さらには自分の子供すらも容赦なく切り捨てている。
自分の計画を邪魔したこともあり、実子であるリーリエやグラジオのことも「わたくしには娘も息子もいない」「愛を受け入れずにいなくなる子供たちなんて」と一方的に責める態度を取っているが、一方で主人公に対しては、実力を認めているようなセリフをしばしば言っている。
リーリエやグラジオ曰く、元々は優しい性格だったそうだが、変わってしまったらしい。
ウルトラビースト、特にウツロイドに強く執着しており、裏ではエーテル財団にウルトラビーストの研究を行わせていた。
その目的はウルトラビーストの住む異空間とアローラ地方を繋げるウルトラホールを作りだし、ウルトラビーストを支配下に置くこと。
しかし、そのために必要としていた「ほしぐもちゃん」ことコスモッグをリーリエに持ち逃げされてしまったため、スカル団に彼女の行方を追わせていた。
紆余曲折を経て、コスモッグを奪還することに成功すると念願のウルトラホールを開き、アローラ地方各島にウルトラビーストを放つ。
その後は止めようとした主人公と戦闘となり、主人公に敗れるものの、ウルトラビーストの世界であるウルトラスペースへの侵入に成功する。
しかし、ウルトラスペースまで追ってきた主人公、リーリエ、ソルガレオ/ルナアーラにまたしても邪魔をされ激昂。
この時にリーリエに人や子供、ポケモンをいいように使い、あっさり切り捨てる傲慢さを非難されるが、
「あら、ひどいのかしら?例えばトレーナーも同じ。使えないポケモンは好き勝手にパーティから外すでしょう?」…とプレイヤーにとって地味に耳の痛い反論をしてくる。
…ほ、ほら、本作にはパーティから外されたボックスのポケモン達が活躍するポケリゾートがあるから!
自信を持って彼女にはNO!を突きつけよう。
出典:ポケットモンスター サン&ムーン、54話『輝けZパワーリング!超ゼンリョクの1000まんボルト!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
問答の末、これ以上は不毛と判断した彼女はウツロイドと融合して、ブロンドの髪を黒く染め、不気味な目のついた触手を複数持ち、巨大化したウツロイドの頭部に包まれたような禍々しい姿に変貌。
主人公に戦いを挑んでくる。
ぬしポケモンのように彼女自身と戦う…と思いきや、普通にポケモンを繰り出してくる。
いかにも自分で戦うような感じの風貌に変化していたことから、「お前自身が戦うんじゃないんかい!」と突っ込んだプレイヤーも多かったと思われる。一応ぬしポケモン同様のオーラを付加して手持ちを強化してくる。
主人公に敗れると、リーリエの願いに呼応したソルガレオ/ルナアーラの力により合体が解除され、元の性格を取り戻し、リーリエに優しい言葉をかけるが、ウツロイドとの融合の際に受けた毒によって病に伏せるようになってしまう。
その結果、殿堂入り後、リーリエは彼女の治療法を探すため、彼女と共にカントー地方に旅立つことになった。
上述のように、実子のリーリエやグラジオ曰く、元々は優しい性格だったようで、リーリエからは「映画の真似をして雨の中で歌っていたらルザミーネも飛び出してきて一緒に踊り、後に熱を出して一緒に寝込んだ」というエピソードが語られる。
また、グラジオからは、「ウルトラスペースの研究をしていた際に事故が起こり、一緒にいた夫(リーリエとグラジオの父親)が消失し、その後性格が現在のように豹変した」という話を聞くことができる。
さらに、クリア後のストーリーを進めると分かることだが、実はウツロイドは、「寄生対象の自我や抑制された本能を強制的に解放させ、暴走状態にする」「目覚めさせられた宿主が自発的にウツロイド自身を守るように仕向ける」という効果を持った毒を操る能力を持っている。
「ウルトラスペース関連の事故後に性格が豹変した」「ウツロイドへの執着」という状況を合わせて考えると、明言こそされていないが、彼女が豹変したのはウツロイドから受けた毒が原因であった可能性が非常に高い……とされていたが、この説は否定され始めている。詳しくは後述。
使用ポケモン
肩書きは「エーテル代表」。
戦闘BGMはイントロにピアノ、主旋律に弦楽器を使ったもので、美しさと不気味さを兼ね備えており、なかなかカッコいい。
戦闘時の登場モーションは足元から映り、ハイヒールでカツンと音を立ててからカメラが上に移動し、振り向いて顔が映ったところでドン!という重厚感を感じさせる強調エフェクトが走ったところで画面が止まって「エーテルだいひょうのルザミーネが勝負を仕掛けてきた」というメッセージが出る。
大人の女性かつボス級トレーナーという印象を与える演出であり、3DSというハードの中で最大限に美しさを表現している。
手持ちのタイプはバラバラだが、ファンシー系のポケモンで統一されている。
彼女が凍らせてコレクションしていたポケモン達もファンシー系のものが多かったので、おそらく彼女の趣味。
作中では2回戦うことになり、レベルは変わるが種類は変わらない。
タイプバランスが良い上に能力値の高いポケモンを多く使うなかなかの難敵で、ここまでの間にポケモンをきちんと育てて来なかったプレイヤーは苦戦を強いられることになる。
さらに、2回目の戦闘ではウツロイドと融合した彼女の力を受け、全てのポケモンがぬしポケモン戦の時のように能力値が上がる。
特に先発のピクシーは「コスモパワー」を積まれきってしまうとそこから「つきのひかり」で延々と粘られることになり、非常に厄介。短期決戦で仕留める手段が欲しい。
またこのピクシーは珍しい「ゆびをふる」の使い手でもあり、事前に情報を得ていても予想外の所で痛手を被る可能性もなくはない。
余談だが、タイプバランスチェッカーなどを使うと分かることだが、今の彼女のパーティにいわ・どくタイプのウツロイドを加えるとバランスがかなり良くなる。やっぱりお前も戦え
ウルトラサン・ウルトラムーン
USMネタバレ注意
本作ではUBには固執しておらず、寧ろ夫を奪ったウルトラホールを憎んでいる。
しかし、ウルトラ調査隊によりネクロズマの情報がもたらされたため、
無印同様にコスモッグを利用し、ウルトラホールを開く実験を行っていた。なお、今回は正当な目的の為、実験に関しても特に隠してはいない模様。
このことから目的がUBを手中に収めることではなく、ウルトラホールを開きアローラに厄災をもたらしかねないネクロズマを成敗し、世界を守ることになっている。
ただしこれは「人類とポケモンを守りたい」という無償の善意でやってるわけではなく、「自分が万物に対し愛を与え続けられる世界を守りたい」と歪んだ正義感を基にしての行動である。
性格はSM版同様独善的で冷やしポケモンもやっぱりやっている等相変わらずな部分もあるが、
- ほしぐもちゃんが死んでしまうかもしれないことをリーリエに咎められた際、
SMでは何も言わないまま憤りの表情を見せたが、USUM版では顔を下に背け自分自身に言い聞かせるように自分はルザミーネだとやや濁した言い方をする。 - 主人公に負けたグズマに対してもSM版だと「だらしない」の一言で終わらすがこちらでは「調査隊と違い少しは期待していた」という旨の発言をする。
- グラジオに詰め寄られモーン博士のことを触れられるとあの日のことは忘れられないといい、
リーリエたちをもうどうでもいいとまで称したSMとは違い、「家族」として愛さないまでも「財団代表」として深い深い愛を捧げると言う
等狂気性が薄れ(特にUBに関する執着は無い)、ほしぐもちゃんは完全にただの材料と見ていた無印版と違いわずかながら罪悪感はあり、
そうではあるがポケモンを愛するエーテル財団代表としてやるべきことはどんな犠牲を払っても全うするというキャラになっている。
ウルトラホールからウツロイドが現れないために主人公と戦う理由も「ウツロイドのため」ではなく
「自分の力を見せつけることでリーリエ・グラジオにネクロズマに対抗できることを証明させ安心させるため」になっている。
使用ポケモンにはムウマージが抜けた代わりにミミロップが加わっている。
道中のトレーナーが増えたことからレベルが上昇しているだけでなく、SMとは違い技構成が技マシン・教え技も追加されておりガチ仕様となり遥かに強くなっている。
グズマを連れウルトラメガロポリスへと向かいネクロズマを倒そうとするも敗れるが、ネクロズマが光を奪うためにホールを開いたのに伴いアローラに帰還。
なお、この時かなり高所から落下しているが下敷きになったグズマ共々無事なのでやっぱりこの世界の住民は我々よりも頑丈なようである。
一件が解決した後は、自分よりもポケモンの痛みに気づけたリーリエが正しかったと認め「ほしぐもちゃん」を治療するためにエーテル財団に帰っていった。
上記の通り、ウツロイドとの合体は無くなったため普通に健康体のままエンディングを迎え、その後もエーテル財団の代表のままである。
エピソードRRでは、ウルトラホールを開き襲撃したレインボーロケット団の後を追うが逆に捕らえられ、ピーチ姫ポジションになる。
その後異世界の情報を持つエーテル財団を完全に掌握することを目的とするサカキにUBを利用して洗脳されそうになっていた。
だが、ギリギリのタイミングで主人公が助けたので今回は無事に事なきを得た。
なお、改心したはずなのだがRR団のイベントムービーでは冷凍ポケモンがそのままになっているように見える。
地下のラボでは職員が元の生活にできるように保護しているという話をしているので、ルザミーネが本編開始前から保存していた個体ではなく
サカキないし他の悪の組織のボスが新たに保存した個体か、本物ではない飾りか、メタい話をすると単なるゲーフリスタッフの消し忘れと思われる。
全編クリア後は財団本部の二階保護区におり、主人公のおかげで黙って見守ることも知れたと謝意を示す。
その後はなんとSMでのザオボーの代わりに毎月1日にチャンピオン防衛戦に登場するようになる。
公式インタビューによるとルザミーネ自身の本質は変わっていないらしい。冷やしポケモンは素でやってるんすか……
またSMで起こるはずだった出来事はウルトラ調査隊との接触によって曲げられ、USMでは違う展開につながった……との事。
つまり、
- SMの世界ではウルトラ調査隊との接触が無かった為UBとの接触を優先してウツロイド(ルザミーネ)化
- USMの世界ではウルトラ調査隊と接触した結果アローラの危機の対処を優先し、結果ウツロイドとの接触も無くなりウツロイド(ルザミーネ)にならない
……と言う事になる。
この事からSMの時には有力説であった「かつての接触でウツロイドの毒の影響を受けていた」は否定されている。
USUMのシナリオから、彼女が豹変した理由は「夫であるモーン博士が研究中にウルトラホールへと消えていったため、UBを使って夫を救いたかったのではないか」と考えられている。
なお、モーン博士とはポケリゾートの管理人であるモーンその人だが、ウルトラホールの影響で過去の記憶を喪失しており、ポケモンを愛する気持ちこそあれど家族のことは忘れてしまっている。
USUMでは初回殿堂入り後にグラジオが武者修行の旅に出るのだが、現実の時間で1ヶ月が経過するとアローラに戻り、ランダムでチャンピオン防衛戦の相手として現れるようになる。
ここで一度グラジオと再戦してからエーテルパラダイスに行くとモーンがおり、近づくとイベントが発生する。
ルザミーネはまるで初対面の客人をもてなすかのようにモーンと言葉を交わし、立ち去るモーンを笑顔で見送った。
会話の中でルザミーネはモーンが記憶喪失になっていることを悟り、モーンのことをどうにもできないと諦めた様子だった。
2人が言葉を交わす様子を見ていたグラジオはモーンが去った後に「よかったのか?」と尋ねるが、ルザミーネは「あの人の顔が楽しそうだったからそれでいい(大意)」と答えるのだった。
アニメ版
出典:ポケットモンスター サン&ムーン、44話『サトシとほしぐも!不思議な出会い!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
初登場はSM編8話でリーリエ宅の写真で登場。
この段階ではリーリエがルザミーネと共に暮らしてた頃にポケモンに触れなくなったと語られており、
グラジオの出奔も詳しく語られていなかったため「ゲーム版に近い流れをたどるのではないか?」との予想が多かった。
44話から正式に登場するが、ゲーム版とは違いUB関連の怪しい実験は全てザオボーがやっており、
ほしぐもちゃんを巡るリーリエとの対立もないため親子関係は良好と事前予想に反しゲーム版とは大幅に異なる形となった。
ルザミーネ自身も明るい性格になっておりグラジオ・リーリエに対してはかなり親バカな一面を見せており、
ほしぐもちゃんをサトシが育てたいと言ったら快諾してそのまま任せる等UBに関する狂気性は見せていない。
一方でその溺愛っぷりにリーリエからは「いつでもわたくしの気持ちを考えず、自分の気持ちばっかり押し付ける」と批判されている。しかし、ピッピの件を考えるとリーリエも母親をとやかく言う権利は無いとは思うが。
グラジオと共に地下研究エリアに向かうとザオボーがウルトラホールを開けてウツロイドを出現させた。
暴れだしたウツロイドを止めようと手持ちのピクシーで戦うも攻撃を一切受け付けずに圧倒されてしまう。
リーリエとグラジオに襲い掛かった来たため、庇うも捕まり、ウルトラスペースに連れ去られてしまった。
その後はソルガレオの力を借りてサトシ達はウルトラスペースにたどり着いたが、ゲーム同様にウツロイドと融合した姿になっていた。
ウツロイドに寄生された影響で精神は幼児退行しており、サトシ達を敵とみなして手持ちポケモンを繰り出し、自身は逃亡をはかる。
追いついたサトシにウツロイドが放った毒液で足止めさせたが、
遅れてかけつけたリーリエと正気を取り戻したピクシーの手で毒液は突破されてしまい、彼女の言葉でルザミーネの自我が少しずつ戻りかける。
しかしウツロイドに再び取り込まれてしまい、周囲の岩石を操って追い払おうとするが、
サトシとピカチュウが新たに発動したZワザ「1000まんボルト」でウツロイドが分離し、リーリエとグラジオに引っ張り出され無事に救出された。
救出後はウツロイドの寄生の影響で療養したが回復し、ククイ博士とバーネット博士の結婚式に元気な姿で出席し、リーリエを過度に幼く扱うことはしない等と関係も改善した。
後のエピソードでもリーリエと買い物に行く約束をしたり、娘が主演の学芸会を見に行く等、親子の仲が深まっている描写もある。
ウルトラガーディアンズ編では、サトシ達にウルトラガーディアンズとしてウルトラビーストの捕獲と保護の協力を求める。
自身はガーディアンズの司令官のような役割をしているが、出動時にポーズをとるようにと言うなど子どもっぽい一面を見せた。
出典:ポケットモンスター サン&ムーン、127話『グラジオとリーリエ!父の幻影を追って!!』、
16年11月17日~19年11月3日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
アニメでは若い頃の姿が描かれており、若い頃はリーリエとよく似ていた事が判明。特に目元が。
リーリエを出産した頃まではリーリエ似だったルザミーネだったが、リーリエが少し大きくなったころには既に今の目元になっている。
マギアナがモーンの行方を追える力があると判明し、最終回後はリーリエとグラジオと共に夫を探す旅に出る。
■新無印編
娘ッ……ですか?
出典:ポケットモンスター、111話『モーンとリーリエ、雪原の再会』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
そして、続編の新無印111話において、ついに夫モーンとの再会を果たす。
しかしモーンはゲーム同様に記憶を失っており、さらには「娘がいる」とまで言い放ったため、
夫を別の女に寝取られたと思ったルザミーネは上記のような絶望の表情をする。
幸いウツロイドを娘と思い込んでいただけだったため、モーンに別の妻がいたとかはなかった。
モーンが記憶を取り戻したことでUSMでも成し得なかったバラバラになっていた家族が再び一つになることが出来た。
その結果、あらゆる媒体におけるルザミーネにおいて史上初にして唯一心の底から全て救われたルザミーネとなった。
■手持ちポケモン
ゲーム版とほぼ同じ手持ちだが、キテルグマの代わりに新たにエンニュートとアブソルを入れている。
ウルトラスペースでの戦いでは6体ともオーラをまとっており、高い戦闘能力とタフさでサトシ達を苦戦に追い込んだ。
詳しくは個別項目で。
演じる木下氏は普段は吹き替えをメインに活動しており、ポケモン初参加ながら重要な役を演じることとなった。
思ったよりも声が低いという感想もなくはないが年齢を考慮したらマッチしてるという意見も多い。
まぁそもそもゲーム版のルザミーネとは別人レベルで変わっているので、ゲーム版から受けるイメージと違って当然だが。
ポケットモンスターSPECIAL
第14章にて初登場。
ゲームと同じく財団代表だが、目にハイライトがない。
これは第10章でのNと同じ特徴であり、異常性が強調されている。
その性格はSM版寄り。UBをこの世界に出現させ、「UBの楽園」を作ることに執着している。
UBに対し我が子として接しながら「お前たちは私を棄てたりしない」と病的な愛情を注いでおり、過去に何かを失った経験が今の状態を招いているようだ。
そしてリーリエに対し精神的虐待を加えて心を痛めつけ、コスモッグに対しては「人間に虐待されたポケモンに虐待させる」という不幸の連鎖でストレスを与えるなど、終盤まで出番が少ないながら悪質さが強調されている。
余談
合体形態は「マザービースト」と呼ばれることが多いが、実は公式でこの名前が出されたことは無く、ファンの間で生まれた非公式な便宜上の名前である。
公式での名称はウツロイド(ルザミーネ)。
ちなみに、サン・ムーン発売前には容姿の類似性からウルトラビーストのフェローチェとの関連が疑われていたが、彼女とフェローチェが絡むようなイベントは特にない。
『ポケモンマスターズ』ではこの関連を意識したのか、フェローチェとバディーズを組んでいる。おとなのおねえさんは無理がありすぎる
ポケモンキャラの慣例として名前の由来は植物で、ホウセンカのドイツ語名「バルザミーネ」と思われる。
ちなみに花言葉は「短気」「燃えるような愛」「私に触れないで」
偶然なのかもしれないがゲーム版SM本編のルザミーネにはなかなかマッチしているワードが並ぶ。
追記・修正はポケモンと合体してからお願いします。
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▷ コメント欄
- 戯言シリーズに出てきそうだなぁとおもったらデザイナーが一緒と言う -- 名無しさん (2017-11-11 08:52:40)
- USUMで役割が変わったりするのかな -- 名無しさん (2017-11-11 08:55:21)
- 直接対決しなかったのはある意味人とポケモンが戦ってはいけないという暗黙の了解があるからなのかもしれない。実際は分からないけど。 -- 名無しさん (2017-11-11 10:19:45)
- 敵サイドながらにファンシー系を使ってくるってのが珍しい感はある -- 名無しさん (2017-11-11 10:38:19)
- ウツロイドは自分の身を守るために寄生してるんだから、あそこで自ら戦わずに手持ちに任せたのは設定的には正しい -- 名無しさん (2017-11-11 11:23:41)
- 実はいい人で被害者路線になるのかパキラのような素でクズ路線になるのか… -- 名無しさん (2017-11-11 11:40:49)
- USUMはなにかしらで再戦できたらいいな。対戦回数が限られるのが勿体ないし -- 名無しさん (2017-11-11 16:34:16)
- アニメ版だと昔と今で服の色ちょっと違うけど、何かの暗喩なのだろうか? -- 名無しさん (2017-11-11 16:47:03)
- タグの「40族」って、そんな種族値のポケモンいたっけ?と思ったが年齢かw -- 名無しさん (2017-11-11 17:38:05)
- むしろリアルタイムでゲームやった時からアニメ版の声がめっちゃ想像通りだったんだが俺だけなのか -- 名無しさん (2017-11-11 17:42:21)
- ↑自分も木下さん合ってると思う。高い声のイメージなかったし -- 名無しさん (2017-11-11 17:48:08)
- BURST戦士かな? -- 名無しさん (2017-11-11 17:51:18)
- オープニングイベントでチラッと映ってるのを忘れちゃイヤ! -- 名無しさん (2017-11-11 18:28:21)
- 水着!水着! -- 名無しさん (2017-11-11 18:40:39)
- 発売後から結構言われているが、境遇が星のカービィロボボプラネットのハルトマンにかなり似ている。開発時期的にどちらが先になったのかはわからないけどね。 -- 名無しさん (2017-11-11 21:25:11)
- タグの40族で吹いたwそういえばシナリオの中で「○歳以上」のような年齢のヒントが出てるキャラって意外といないような。「○○に長年取り組んできた」は博士キャラとかであるけど。 -- 名無しさん (2017-11-11 23:55:14)
- この人アカギより年行ってるんだよな… -- 名無しさん (2017-11-12 00:05:23)
- いつかウツロイドにやられてしまいはしないかとハラハラする -- 名無しさん (2017-11-12 00:22:31)
- 操られていたとあっても一発ぐらい主人公からぶん殴られても文句はないと思うの -- 名無しさん (2017-11-12 00:56:47)
- ↑ リーリエならともかく主人公が殴るのはお門違い。 -- 名無しさん (2017-11-12 10:21:08)
- FGOのブリュンヒルデに似ているよね、外見が -- 名無しさん (2017-11-18 02:47:56)
- ↑外見というか髪型かな。ああいうフぶわぁっと広がった頭髪にはなにか神秘性を感じる。 -- 名無しさん (2017-11-20 10:24:10)
- 無印の病みっぷりも、UMS -- 名無しさん (2017-11-24 21:54:13)
- モーンと再会するイベントとか35歳とか本当か?今回も普通に初見時にハウに40越えって言ってたが…… -- 名無しさん (2017-11-24 21:57:10)
- ↑2 失礼。無印の病みっぷりも好きだが、UMS版も好きです。 -- 名無しさん (2017-11-24 21:58:36)
- ↑2 少なくとも年齢については確認。35歳って言ってた。 -- 名無しさん (2017-11-24 22:15:29)
- ↑今回も40を越えてるのよって言ってたよ -- 名無しさん (2017-11-27 04:02:52)
- ↑4 モーンと再会するイベントは最初の殿堂入り後現実世界で1ヶ月以上経ったら防衛戦にグラジオが解禁されるから防衛戦でグラジオを倒したらイベント発生。 -- 名無しさん (2017-11-27 11:37:33)
- 「使えないポケモンはパーティーから外す」って台詞は単に自分を正当化する為だけに言っただけだと思うし、別に耳は痛くは感じなかったな。 -- 名無しさん (2017-12-09 21:51:30)
- パキラもルザミーネもゲーム通りのキャラでアニメ化してほしかったがさすがにダメか -- 名無しさん (2017-12-10 04:41:56)
- アニメでもUSMでも毒が薄められたのは母親キャラが邪悪な扱いになるとPが頭につくオバハンの集団が騒ぐのを恐れたのかと予想 -- 名無しさん (2017-12-10 06:18:32)
- 極一部が決戦時形態をルザミーネソウルと呼んでるのは酷かった、腹筋的な意味で -- 名無しさん (2017-12-11 22:53:03)
- アニメ版のルザミーネにはあの声が合ってると思うが、ゲーム版はもっと若づく…高い声かなと思う。ハウが「若いのにすごいなー」と認識するような人なわけだし -- 名無しさん (2017-12-26 08:19:07)
- USUMの手持ちで四天王突破するのきつそうだなあ -- 名無しさん (2018-01-01 14:24:46)
- アニメだとマッシブーン回で素が子供っぽい趣味なのも判明してるよねこの人。 -- 名無しさん (2018-02-22 18:41:25)
- 冷凍は素でやってるっぽいとか少しサイコ入ってそうな人 -- 名無しさん (2018-02-22 19:48:19)
- 二次創作じゃ金髪美人繋がりでシロナさんとセットにされる事多いけど、この人の方がずっと年上なんだよな…。それとこの二人は性格上相入れることはほぼ無いと思う。 -- 名無しさん (2018-02-22 19:54:18)
- 個人的なイメージCVはゆきのさつきさんかゆかなさんだった -- 名無しさん (2018-04-11 17:36:27)
- 公式イラストよく見ると黄色のマニキュアしてるね。 -- 名無しさん (2018-06-10 22:35:07)
- でも、コールドさせるのって、ようは現実世界でいえば燻製とか剥製とかにしてるのとおなじようなものなのでは -- 名無しさん (2018-06-20 16:06:03)
- アニメではモーンさんが生きてるらしい。 -- 名無しさん (2019-02-17 15:34:40)
- SMの時も正気だったとしたら、素でリーリエとグラジオに人前で「もう自分の子供じゃない」とか発言したり、ほしぐもちゃんを「死ぬかもね」とか言いながら痛めつけてたりしてたわけで、親からの虐待が問題視されてる今の時勢では生々しくてアウトな描写な気がする -- 名無しさん (2019-04-09 16:20:12)
- 「正気でなければ、自分で手を汚してなければやったことは許されるのか」とポケスペでは問題提起してたけど、結局答えは出されないまま終わってしまった…。 -- 名無しさん (2019-12-09 22:25:40)
- ポケマスでは過保護キャラになったな -- 名無しさん (2020-09-22 19:38:03)
- 元々多少危うい性格だったが、事故の際にUB01の毒は受けている(UB01自体はそのまま帰還)、ただしその後性格が激烈に悪化したのはウルトラホールに焦がれたためで、それがうまく断たれたUSMのような場合は、執着心を家族愛や使命感が中和してくれることで凶悪化せずに済んだ。というところだろう。どちらにおいても元の性格は多少アレで、かつどちらにおいてもUB01に「軽度に」やられていたんだろう。毒の影響がなかったら、ある程度は現実的な思考に準拠するポケモンキャラが「SMで倒された直後に改心」なんぞせんよ。 -- 名無しさん (2021-11-16 12:21:02)
- という感じに、思考がウルトラホールに縛られたり、SMで旅立った後に新天地ウキウキしてたのがウツロイドゾーンだったり、そもそもUBをマッチポンプしてでも保護すっぞな意欲まで生じていたのはUB01の毒が遠因だが、あくまで毒は思考・感覚をややそちらに誘導する効果があっただけで済みうる程度の強制力で(USMのようにやる事ができれば本人の精神力次第で回避できる範囲)、SMの暴走にまで至ったのは本人の愛が行方を失って暴走したのがやはり大きい、という辺りの中間帯の経過こそが答えなんじゃないかね。過去に起きた事は同じなのだろうし、同時にUB01こそが恐らくは事故の折に最初に確認されたUBなのは間違いない訳だから。 -- 名無しさん (2021-11-16 12:30:42)
- 40超えのママンなのにポケマスだとおとなのおねえさん属性持ちとか性癖壊れる -- 名無しさん (2022-01-03 12:04:32)
- 人妻をおねえさんとはいいづらいな、まあ見た目は充分おねえさんだが -- 名無しさん (2022-01-10 21:13:50)
- 40代の人妻という情報が自分の自尊心を徹底的に狂わせにくる… -- 名無しさん (2022-08-08 01:37:07)
- 一瞬ディアナ・ソレルかと思った(見た目的に) -- 名無しさん (2022-08-08 03:04:07)
- よく盛られているが実際はプレートじゃねえか! -- 名無しさん (2023-01-08 18:47:08)
- シンオウのあの三匹なら旦那さんの記憶も復活できそうな気がしそう -- 名無しさん (2023-07-13 21:26:01)
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