登録日:2017/09/27 (水) 00:30:00
更新日:2024/02/15 Thu 13:25:10NEW!
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艦隊これくしょん 艦これ 夜戦 夜 カットイン 所要時間30分以上の項目 シャッシャッシャッドーン 川内が騒ぐ項目
「やったー!待ちに待った夜戦だー!」
我、 夜戦に
突入す!
ゲーム、艦隊これくしょん -艦これ-のシステム。
名前通り、夜間における戦闘のこと。
海戦における夜戦では、暗闇による視界の制限から、敵味方の位置を判別しづらく、
かなり近距離まで近づかないと、存在が発覚しないことも多い。
そのため隠密を重視しつつ接近するのが容易になったり、不意に遭遇すると敵味方入り乱れて乱戦となったりする。
現代でこそ、レーダー技術などの発達により、夜間でもある程度の索敵は可能だが、
第二次大戦においては基本は人員による目視であり、よほど目と注意力が良くないと、敵の発見は困難。
また視界が効かないことから、航空機の索敵が制限され、海上での夜間飛行は危険を伴うため、昼間に比べ行動が制限される。
旧日本海軍も、夜戦バカという言葉が当てはまるほど、夜戦はかなり重視していた。
というのも、物量に長けたアメリカなど連合国と、正面からまともに戦っては勝ち目がないため、
航空機がほとんどなく、奇襲をかけやすい夜戦を選ばざるを得なかった、という事情もあるが。
ただ、日本側の夜戦の頼みの綱は、人力による部分も多かったため、
連合国側のレーダー技術の進歩と、兵士の練度が下がっていった戦争後期には、その優位は逆転していった。
艦これにおける概要
昼戦終了時に敵が残存していた場合、そのまま戦闘終了するか、
夜戦突入して追撃するかが選択できる。
敵を倒す機会が追加で回ってくるため、残敵を掃討することで、
A勝利・S勝利を目指す、戦力ゲージのある海域ボスを倒す、任務の空母や補給艦を倒す、といった目的を達成できる。
ただし、夜戦を追加で行うと、燃料は消費しないが、弾薬が追加で0.5戦闘分消費されてしまう。
資源が潤沢にあるなら、補給分の弾薬は惜しくないとしても、
道中で夜戦して弾薬を消費した場合、続く戦闘で与えられるダメージが弾薬ペナルティで減ってしまう上、
そもそも敵からの反撃で大破する危険性もあるので、
その戦闘で撤退というわけでない限りは、道中で夜戦をするのは推奨されない。
艦娘が大破した状態で次の戦闘に進撃すると、轟沈してしまうので絶対にやるべきでない、というのは基礎知識だが、
その戦闘中で大破したのなら、昼戦で大破した状態で夜戦に突入しても、轟沈することはない。
夜戦では、味方1番艦→敵1番艦→味方2番艦……の順で攻撃機会が回り、一巡が終わるとそこで終了となる。
ただし、大破した艦は、攻撃機会が回ってきても攻撃できず、次の番の艦に移行する。
艦隊の並び順に互いに攻撃する点は、昼砲撃戦2巡目と似ているが、
昼2巡目が撃沈済みの艦、潜水艦、攻撃機の全滅した空母などの場合、攻撃順がカウントされずにその次の自軍艦の攻撃番になるのに対し、
夜戦では大破艦、撃沈済みの艦、空母など攻撃不可の艦でも、その次の艦に回るのではなく、昼砲撃戦で中大破した空母のように一回無行動扱いとなる。
夜戦での攻撃順は、完全に艦隊の並びのみでカウントされる。
そのため、艦隊の並び順は夜戦において特に重要。
通常、昼戦終了後に移行してから夜戦が始まるが、
一部の海域では、夜戦のみを行って戦闘を終了をする、夜戦開始マスも存在する。
この場合、敵艦隊が全員健在の状態からスタートし、順番に攻撃していくため、
先に敵を大破ないし撃沈して無力化するのが困難となり、夜戦の威力も相まって大破率が高くなりやすい。
しかし2017年秋イベントからの支援艦隊仕様変更により、夜戦マスでも支援艦隊が来るようになり、多少はフォローできるようになった。
連合艦隊では、第一艦隊の艦は一切夜戦に関与せず、第二艦隊の艦のみで夜戦を行う。
敵連合艦隊を相手にする場合、敵の本隊と夜戦するには、敵第二艦隊を一定程度損傷・撃沈させないと、第二艦隊と夜戦する羽目となり、敵の本隊を追撃できない。
なお、どちらの艦隊と夜戦するにせよ、夜戦しない艦隊の方は昼戦終了時点で退避してしまうため、
S勝利を目指すには、昼戦の間だけで、どちらかの艦隊を全滅させなければならない。
第二艦隊に固い駆逐古姫なんかが出てきた場合、倒し損ねることが多くなる。
夜戦火力
夜戦での最大の特徴は、攻撃力が火力+雷装の合計で算出される点。
昼戦では砲撃なら火力のみ、雷撃なら雷装のみが反映されるが、両方が合計される夜戦はその分、威力が昼戦より格段に跳ね上がる。
昼戦では高い火力と装甲で無敵の戦艦を、貧弱な駆逐艦が夜戦で大物食いをする、というのも夢ではないのである。……夜戦までに生き残ればだが。
無論、これは味方だけでなく敵にも同じことが言えるので、反撃を許せば大被害を被る可能性もある。
また、昼戦で脅威となる空母は、夜戦では大幅に弱体化する。
味方空母は、特定の艦でなければそもそも基本的に攻撃できない上、
攻撃できても、夜戦用のごく一部の装備がなければ、威力は極めて低い。
これは、空母の昼戦では、元々の火力が駆逐艦より低くても、大きなボーナスが与えられているのに対し、
夜戦ではデフォルトでは貧弱な火力の元値のまま計算されるため。
ただし夜戦用の艦載機と装備で発生するカットインならば例外となる。
さらに、昼戦に比べ、攻撃力のキャップ値が高い、というのも重要な点。
要するに、ダメージの限界値が、夜戦では最も高くなる。
艦これでは各戦闘において攻撃力キャップ値が設けられており、例えば昼戦ではその値が150*1(砲撃戦は180*2)となっている。
いくら火力が高くても、この150(180)という値を過ぎると、威力の伸びがかなり落ちる。
具体的には、キャップ以下では等倍で計算されていても、キャップ値以上になった火力分は、√がかけられて減算されてしまう。
ところが、夜戦における攻撃力キャップは300*3。
昼戦と比べると、攻撃力の限界が遥かに高い。
火力と雷装を足して基本攻撃力の高くなる夜戦であっても、艦娘が夜戦火力キャップ到達するにはさらに後述のカットイン補正が必要になる。
昨今の強力な姫級は、装甲200越えなど、昼戦火力キャップであっても装甲を上回ることが困難な防御力を持つことも多く、
そうした敵相手では夜戦で初めて、まともにダメージを期待できるようになる。
特に、冗談のような耐久と装甲を持つイベントボス相手には、いかに練度の高い艦隊でも夜戦勝負はほぼ必須。
的確な夜戦采配がなければイベントの完走は不可能と言っても過言ではないほど夜戦は重要になってくるのだ。
夜戦ではこれらに加え、主砲・副砲・魚雷などの装備の組み合わせ数により、さらに威力を大きく上げる特殊攻撃が可能。
夜間特殊攻撃
詳細
夜戦連撃
威力:1.2倍×2回攻撃
- 主砲2、副砲0、魚雷0
- 主砲1、副砲1以上、魚雷0
- 主砲0、副砲2以上、魚雷1以下
上記に当てはまる装備の場合に発動する。基本的には魚雷を装備せず、砲が合計2つの組み合わせ。
砲が1つしかなかったり、上記組み合わせ条件を超過する余計な装備がある場合には、別のカットインになるか、単発で終わってしまう。
組み合わせ条件を満たしていれば、他の装備は自由。
ちなみに、一部艦の先制雷撃に必要な装備「甲標的」は、アイコンは魚雷でも、夜戦装備の種別としては魚雷扱いされないので、問題なく連撃が発動できる。
単発攻撃に比べて威力自体が上がり、さらに2回攻撃になるので、単純な合計威力としては1.2×2=2.4倍にもなる。
昼戦の連撃や、後述のカットインと比べ、運に関わらず、9割以上の確率でほぼ確実に連撃できる。*4
そのため、潜水艦以外のほとんどの艦で連撃が基本となる。
巡洋艦以上なら、主砲2に加えて偵察機を装備すれば、昼戦での連撃も両立できる。
さらに、夜戦時にも雷装と魚雷系カットインを無効にする陸上型の敵に対しても、
三式弾などの対地特効装備を併用することで、有効打が与えられる。
夜戦カットイン
装備の組み合わせ条件を満たした上で、確実には発動しないが、さらに一定確率で発動する夜戦攻撃。
発動すれば、攻撃直前に装備の名前と絵が3つ表示され、攻撃時の威力とエフェクトが変化する。
シャッ/シャッ/シャッ
ちなみにカットインに必要な装備が2つでも、表示される装備はどれかが2箇所表示されて合計3つになる。
発動確率を左右するのは基本的には攻撃する艦の運のステータス。
運はまるゆを近代化改修に使うことで上げられるが、まるゆ改を5隻使って8の上昇と、たくさん上げるにはかなりの数が必要な上
入手手段が大型艦建造か、ごく一部の海域のドロップしかないレア艦。
もしくは海防艦を改修に使った場合でも上がるが、耐久を上げる効果もあるため、イベントドロップ・報酬がメインでこちらもレア艦。
他に運を上げる手段はないため、運の初期値が高い艦は貴重。
運に関わらず発動できる連撃の存在も考えると、かなりの幸運艦でなければ、カットインの発動は当てにはできない。
他には、艦隊旗艦の場合や、探照灯、照明弾、熟練見張員といった、後述する補助装備が発動した場合にも確率が底上げされる。*5
カットインを頼みとする場合には、これらで発動を補佐しておきたい。
魚雷カットイン
- 魚雷2以上
威力:1.5倍×2回攻撃
魚雷によるカットイン。
装備表示は横から順に魚雷/魚雷/魚雷。
発動すると、通常のものより高速で魚雷がかっ飛んでいく。
連撃と同じく2回攻撃判定で、かつ潜水艦カットインを除けば最大の威力を誇るカットイン。
攻撃時のダメージは1回のみの表記だが、実際には2回分の攻撃判定で、ダメージの合計値が表示される。
最大威力で敵に確実にダメージを与える必殺攻撃。単発よりも1.5×2=3倍の威力となる。
魚雷は戦艦用の大口径主砲を除くと、砲の火力値よりも高い雷装が追加されるので、より威力が上がる。
発動するだけなら魚雷2つ装備でいいが、さらに夜戦火力を上げたい場合、3つ目の魚雷の装備もできる。
反面、先制雷撃艦以外では昼戦で扱いづらい魚雷に、装備を最低2つも費やすので、昼戦での他の役割には期待できない。
正直に言うと、カットインといえばこの魚雷カットインが基本であり、
逆に他のカットインを使うことは、よほどのことがなければほとんどないと言っていいレベル。
なお、陸上型の深海棲艦に対しては、雷装だけでなく、魚雷の装備判定自体が無効にされるため、魚雷カットインは最初から発動しない。
ただ陸上型ではないお供を掃除するのには有効。最初に耐久の高い敵随伴艦を潰して陸上型は後続の艦に任せる、といった手も取れる。ぶっちゃけダイソン潰し。
主砲・魚雷カットイン
- 主砲1、魚雷1
- 主砲2、魚雷1、副砲0
威力:1.3倍×2回攻撃
主砲と魚雷、両方を装備した場合に発動するカットイン。
装備表示は上下に魚雷/魚雷の後、中央に主砲。
攻撃エフェクトは魚雷カットインと同じ高速魚雷のみで、砲撃は表示されない。
連撃以上、魚雷カットイン未満の威力。
昼戦のために砲は必要だが、少しでも夜戦威力を上げたい場合に、発動運に自信があるなら……という程度。
駆逐艦の高角砲で対空カットインしつつ3つ目の装備に魚雷、重巡で昼戦連撃しつつ4つ目の装備に魚雷、など。
ちなみに、陸上型に攻撃した場合、装備組み合わせの魚雷が無効にされるのを逆に利用し、
主砲2、魚雷、三式弾の組み合わせで、対陸上型の連撃と、対水上艦のカットインを両立する、といった活用もある。
敵側の重巡などがよく使ってくるカットインでもあり、威力が中途半端でも、艦娘に対しては刺されば中大破させるのに十分なため、
特に夜戦マスの重巡がトラウマである提督も多い。
主砲カットイン
- 主砲3以上
威力:2.0倍、1回攻撃
主砲によるカットイン。
装備表示は下から順に主砲/主砲/主砲。
エフェクトは砲撃が1回のみ。
単発威力は最も高いが、1回しか判定がない。
普通なら連撃より総威力が落ちているが、単発火力は最高のため、
元の夜戦火力が足りない艦で、連撃や魚雷カットインでは敵の装甲を上回ることに期待できない場合に、
1回でも夜戦火力キャップに届かせることを狙って運用することになるだろうか。
主砲・副砲カットイン
- 主砲2、副砲1以上
威力:1.75倍、1回攻撃
主砲と副砲を併用するカットイン。
装備表示は横から順に主砲/主砲/副砲。
エフェクトは砲撃を何度も行う。
1回判定な上、主砲カットインより威力が落ちるため、最も扱いづらいカットイン。
むしろ、このカットインのせいで副砲が使いにくくなっている感がある……。
徹甲弾のない巡洋艦で、威力は低めだが弾着観測射撃と昼連撃が両立できる装備の組合せでもあるため、昼戦のみなら一応採用しても良い組み合わせなのだが……
だが、敵としては戦艦棲姫が発動するカットインのため、イベントでは否が応でも見ることに。
潜水艦専用カットイン
- 後期型艦首魚雷、潜水艦搭載電探
威力:1.75倍×2回攻撃
- 後期型艦首魚雷を2つ
威力:1.6倍×2回攻撃
潜水艦用の魚雷カットインの亜種。
魚雷の中でも、潜水艦用の後期型艦首魚雷を使用した場合に発動する。
潜水艦搭載電探と組み合わせると、威力補正が最高となるが、
潜水艦搭載電探自体には雷装がないため、魚雷2つと比べると雷装は落ちる。
補強増設に装備することで、メイン装備枠を圧迫せず夜戦カットイン補正を受けられるようになった。
後期型艦首魚雷、潜水艦搭載電探とも、入手手段が限られているのが難点。
駆逐艦専用カットイン
(電探は命中+3以上のものに限る)
- 主砲、魚雷、電探
威力:1.3倍、1回攻撃
威力:1.625倍、1回攻撃(主砲が12.7cm連装砲D型改二の場合)
威力:1.706倍、1回攻撃(主砲が12.7cm連装砲D型改三の場合)
- 12.7cm連装砲D型系×2、魚雷、電探
威力:1.82倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二×2の場合)
威力:1.911倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二と12.7cm連装砲D型改三を両方装備した場合)
- 魚雷、電探、熟練見張員
威力:1.2倍、1回攻撃
威力:1.5倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改二を装備している場合)
威力:1.575倍、1回攻撃(12.7cm連装砲D型改三を装備している場合)
駆逐艦専用で追加された、電探を用いる特殊なカットイン。
だがどれも1回攻撃な上、扱い方はかなり難しい*6。
電探は命中+3以上のものに限られるために、小型電探では水上電探のみ。
主魚電カットインの場合は他の攻撃と違い、主魚カットインと両立し、
主魚電カットインの方が優先されるが、発動に失敗した場合は主魚カットインが別判定されるので、カットイン判定が2回される。
通常であれば1.3倍単発と威力が低く、主魚カットインを阻害してしまうだけだが、
主砲を12.7cm連装砲D型改二にした場合、威力が1.625倍、改三の場合はに1.706倍に強化され、装甲を抜くのは期待できるようになる。
連撃では太刀打ちできない相手だが、運があまり高くない艦を起用する場合にカットインを2面待ちすることで発動率を補強可能。
なおこのカットインは、D砲運用でなければプレイヤーが使うにはかなり微妙な構成だが、
問題として、イベント海域の友軍艦隊の場合、駆逐艦の装備構成は大半がこれ。
そのため、カットインを発動したはいいが、装甲の硬い姫相手に有効打とならずカスダメ、という光景が多発する。
上記のカットインの亜種となる12.7cm連装砲D型系×2、魚雷、電探カットインは4スロが必要となる事実上タシュケント専用カットイン。
強烈な威力になっているが、タシュケントは運が高いため魚雷カットインが十分視野に入る。
魚電見カットインは、熟練見張員と水上電探装備時の、夜戦時回避ボーナスに関連したものであるが、
1.2倍の単発のみではあまりに威力が下がりすぎている。
補強増設に熟練見張員を載せた場合にうっかり発動させないよう注意したい。
ただし、こちらも12.7cm連装砲D型2種を装備すると話が変わり1.5倍以上まで威力を底上げできる。
そして主魚電カットイン・主魚カットインと両立できるため、カットイン3面持ちに持ち込む事が可能となる。隙の生じぬ3段構え
- 魚雷、ドラム缶(輸送用)、水雷戦隊 熟練見張員
威力:1.3倍、1回攻撃*7
まさかのドラム缶を使ったカットイン。
ドラム缶を使うという事で理解できるだろうが、事実上の輸送作戦専用カットインである。
ちゃんと攻撃しないとA勝利が取れないorS勝利を取りたい時に使う事になる。
夜間瑞雲夜戦カットイン
- 主砲×2、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)
威力:1.24倍、1回攻撃×2
- 主砲×2、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)、水上電探
威力:1.28倍、1回攻撃×2
- 主砲×2、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)×2
威力:1.32倍、1回攻撃×2
- 主砲×2、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)×2、水上電探
威力:1.36倍、1回攻撃×2
軽巡、航巡、航戦、水母のいずれかの艦種で主砲×2と試製 夜間瑞雲(攻撃装備)を装備していると発動可能となる特殊なカットイン。
瑞雲を装備できる艦ではない事に注意。具体的には戦艦と重巡は発動不可。
夜間瑞雲が照明弾を飛ばしながら敵陣に突撃し、続いて単発攻撃を2回行う。この際照明弾の効果も発動する。
2回攻撃ではなく1回攻撃を2回行うという点が重要で、攻撃の度に標的が改めて選択されるため、うまくいけば敵を2体沈める事も出来る。
その一方で、あくまで1回攻撃である事から一発の火力は魚雷カットインに劣り、夜間瑞雲の艦載数が0になったり中破状態になったりすると発動不可になる、
何故か通常の照明弾が発動済みだったり小口径主砲を装備していたりするとカットイン率が下がるなどの欠点もあるため、決戦で使うかどうかかは悩みどころなカットインでもある。
なお、発動不可になる条件が魚雷カットインに比べて厳しいものの、上記4種の夜間瑞雲夜戦カットインは発動条件が両立できるため、
その気になれば通常の夜間連撃と合わせて隙の生じぬ5段構えになったりもする。装備スロットの関係でそこまでできるのは伊勢型改二と大和改二重だけだし、そもそも夜間瑞雲の量産はエンドコンテンツ級の苦行でもある
空母夜戦攻撃
味方の空母は、基本的には夜戦で攻撃しない。
グラーフ・ツェッペリンと大鷹型、ソードフィッシュを装備したアークロイヤルなら攻撃できるが、基本的には威力が貧弱。
ただし、その中でも雲鷹改二は大発系装備を装備できる事から対地戦では馬鹿にならない夜戦火力を発揮できる。
後に空母用の夜間装備が実装され、
夜間戦闘機と夜間攻撃機、夜間作戦航空要員を装備していれば、
夜戦でも空母がカットインを発動し、十分な威力で夜戦攻撃が可能。
ただし、サラトガMk.Ⅱ、赤城改二戊、加賀改二戊、龍鳳改二戊以外は夜間作戦航空要員で装備枠が1つ圧迫されるのが難点。
またこの際の威力は昼砲撃戦と異なり、夜間機の残存機数がダメージに影響する。
実装から長らく入手できる夜間機の数は限られており、サラトガMk.Ⅱ所持を前提とする任務報酬などハードルは高く、
しかもF6F-5Nに至っては、改修コストが極めて重いF6F-5の改修maxからの機種転換が必要であり、エンドコンテンツ級とされている。
19年春イベント報酬では烈風改二戊型が入手可能だったが、それも後段作戦の突破報酬で難易度は高かった。後に10周年期間限定任務の報酬にもなったが、事もあろうに震電改との選択を迫られたため誰にも見向きされなかった
空母1隻分であっても、スロット全ての分の夜間機を揃えることは容易ではない。
夜戦補助装備
夜戦時に効果を発揮し、戦闘を補助する装備もある。
夜戦を主眼とする戦闘を行いたい場合、ぜひこれらの装備も用意しておきたい。
熟練見張員以外は、艦隊全体に効果が及ぶ。
なお、基本的に同じ種別の装備は、複数積んでも効果は重複しない。
連合艦隊の場合、夜戦を行う第二艦隊に装備した場合のみ発動し、第一艦隊に装備しても意味はない。
詳細
探照灯
要するにサーチライトのこと。
暗闇を照らした先の視界を確保し、敵を攻撃しやすくする。
しかし真っ暗な中で使えば自艦の位置が敵からも丸分かりになるので、集中砲火を受ける危険性も。*8
ゲームではいくつかの効果があり
- 味方艦隊の命中上昇
- 味方艦隊の夜戦カットイン発動率の上昇と、敵艦隊の夜戦カットイン率の低下
- 装備艦が敵艦から攻撃対象に選ばれやすくなる。
- 装備艦の回避の若干低下
後述の照明弾と比べ、確実に発動することと、敵の攻撃誘導が可能な一方、発動艦が攻撃を受けやすくなるのがデメリット。
ただ攻撃誘導は絶対ではなく、探照灯装備艦以外に敵の攻撃が流れることもある。
また、ごく稀にこちらの探照灯が発動することで夜間攻撃を行うようになる深海棲艦もいる。
ちなみに、史実では照らした先の艦を集中攻撃する指示という意味もあったが、艦これではそうした効果はない。
敵の攻撃を発動艦に集中させることで、他の艦が攻撃を受けないようにするのが主な使い方。
1隻が大破して行動不能になっても、それより高い夜戦火力の艦が生き残っていれば、敵を殲滅してくれる。
だが、発動した艦は敵の攻撃を許せば大ダメージを受ける可能性が高く、
攻撃前に大破してしまえば、その時点で手数が一手減ってしまう。
活用するなら、夜戦火力の低い艦に搭載するのが良い。
攻撃誘導の性質上、探照灯装備艦の順番はかなり重要になる。
旗艦に装備すれば、夜戦で真っ先に攻撃するので、その艦が被弾しても攻撃後なので問題ないが、
旗艦を狙われた場合には無傷の僚艦がかばいを発動することがあるので、攻撃済みの旗艦を、続く未攻撃の艦がかばって被弾してしまう恐れがある。
僚艦でも2番艦など順番が早い場合、旗艦ほどではないが攻撃前に被弾する可能性は下がるが、最低でも旗艦の攻撃は許すし、
早い段階で攻撃不能・火力減少してしまうと、攻撃できていれば敵を無力化できていたはずのところが無駄になってしまい、
敵の攻撃を許してさらに被害が拡大、といったケースもある。
6番艦など後ろの方にした場合、健在の状態での攻撃を望むのは難しくなるが、
その分敵よりも先に攻撃する上の方の艦の被弾は減らせる。
夜戦突入時に、残っていそうな敵艦がどのくらいいるか、敵が攻撃した場合中大破しそうな夜戦火力を持っているかどうか、
などを判断して、順番を調整するべき。
また、改修が可能で、さらに装備更新することにより、
戦艦と一部の艦にしか装備できないが、引き付け効果が上がった96式150cm探照灯もある。
戦闘での性能とは関係ないが、
アイテムの秋刀魚がドロップする鎮守府秋刀魚祭り期間には、
装備していると秋刀魚のドロップ率を上昇させることができる。
実際の漁船も、一部漁では集魚灯を使って漁火を発生させ魚を船の近くにおびき寄せることがあり、その代用ということだろう。
ちなみに夜戦補助装備の中で唯一深海棲艦側も使用することがある。
と言っても、現在これを使ったのは2015年秋イベントに登場した軽巡棲姫のみ。
彼女は出てくる場所や見た目からして神通のダークサイドと言うべき存在なので使ってくるのも当然と言えば当然か。
この海域のルート固定要員には神通がいるため、人によっては夜戦に入るなり神通と軽巡棲姫が探照灯を照射し合うという胸熱な展開になったとか。
照明弾
上空にゆっくり落下する、光を発する弾を打ち上げ、その周囲を明るくするもの。
ナウシカで王蟲を運搬する気球を照らすのに使ったものもこれ。
効果は味方艦隊の命中上昇と味方カットイン確率の向上、敵カットイン率の減少……つまり、探照灯の攻撃誘導がなくなったもの。
装備艦の被弾を増やす恐れがないので気軽に使えるが、探照灯と違い、照明弾はそれ自体が確率でないと発動しない。
一応、照明弾を艦隊で複数装備すると、2つ発動することはないが、1つの時より発動確率は上げられる。
探照灯と同時発動すれば、効果は両方が適用されてより効果を強化できる。
なお、試製 夜間瑞雲(攻撃装備)を使った夜間瑞雲夜戦カットインが発動するとその時点で照明弾の効果も発動する一方で、
通常の照明弾の効果が発動すると夜間瑞雲夜戦カットインの発動率が下がってしまう。
九八式水上偵察機(夜偵)
夜間行動可能な偵察機。史実での性能はどうやら微妙だったようだが
昼戦でもステータスは低いものの、連撃のための偵察機として運用可能だが、
これを装備していれば、夜戦時に確率で夜間触接が発動する。
夜間触接中は、味方艦隊の命中の上昇と、夜戦火力の強化がされる。
夜戦火力強化は、火力+雷装の時点で追加で+5とされている。連撃・カットイン補正を含めるともう少し伸びる。
直接のダメージに影響するので、カットインをしない場合でも有用。
ただし夜間触接するには、昼戦での航空戦での制空状態を、制空権確保、航空優勢、航空劣勢のいずれかにする必要がある。制空権喪失か、航空拮抗では発動しない。*9
航空拮抗で夜偵が発動せず、航空優勢に持っていくのが難しい場合には、あえて航空劣勢にまで落とす調整をする場合も。ただし敵の昼弾着には注意。
敵味方両方に航空戦を行える航空機がなく、航空戦が起きなかった場合も、航空拮抗なので発動しない。
ただし、夜戦開始マスのみ、航空戦はないが発動してくれる。
昼戦の偵察機枠をこれに変えれば良いので、装備枠を無理なく用意可能。
発動は確率だが、高レベル艦に装備すると、発動確率が少し上がる。
複数のスロットに装備すれば、照明弾と同じく発動確率を上げられる。
改修可能で、改修すると少なくとも索敵値は上昇するのだが、
肝心の夜間触接確率に関しては、上がらないという説がある。
尤も、夜偵は全水上機中最低の索敵なのでそれをフォローできる改修は夜偵を持ち込んだ際の索敵値によるルート固定の確実性を高める点では有効。
他の夜戦装備は、いくつかの改二艦の所持装備で入手ができるが、
夜偵の入手手段は、長らく川内改二の初期装備のみであり、夜偵が複数欲しい場合には、2隻目の川内を育てる必要がある。
2023年現在は川内改二のみ開発で入手する事が可能となっている。
なお、川内改二は探照灯、照明弾、夜偵と、夜戦補助装備を3つも持ってくる。さすが夜戦バカ。
夜偵の改修を行うことができる「夜戦が大好きな軽巡」ももちろん彼女のことである。
2023年現在は本装備と同じ夜間偵察機として零式水上偵察機11型乙改(夜偵)および、Loire 130M、Walrus、Sea Otterが実装されている。
特に零式水上偵察機11型乙改(夜偵)とSea Otterは補正と発動率の両方が上昇した事実上の上位装備であるため、非常に頼りになる。
Loire 130MとWalrusは海外艦への補正と欧州イベント補正*10があるので局地的に重要な装備になる事も。
実装が遅く効果の限定的な熟練見張員を除き、この夜戦補助装備3種で夜戦三種の神器なんて呼ばれることも。
熟練見張員
練度の高い見張員。
装備艦のカットイン率を少し上昇させる。
装備艦がカットインを発動する際、その直前にバナーの横が一瞬光る。
照明弾や探照灯と違い、装備艦にしか効果がない。
敵カットイン確率減少や、装備の命中+2以外の命中上昇効果などもないため、
基本的にはどうしてもカットインしたい艦にのみ乗せることになる。
ただし、例外としてPT小鬼群への砲撃命中率が昼戦含めて大幅に上昇するため、PT小鬼群が多く出現する海域には夜戦に関係なく持っていく価値がある。
かつてはある程度の運が高い艦に装備しても、運キャップで止まって発動確率が上がらない説もあったが、
現在はキャップと関係なく効果を発揮できるとされている。
秋刀魚祭り期間では、秋刀魚のドロップ率を上げる装備になっている他、
2017年夏イベントでは、回避の高いPT小鬼群に対する特効装備にもなった。
2020年3月の更新で、補強増設枠に装備可能になり、さらに日本艦には火力や雷装のボーナスが乗るようになった。
単純な火力増強装備として扱える。
入手手段は、設計図の必要な鳥海改二か、イベントでのドロップがメインの高波改、風雲改の持参装備であり、入手しづらい。
かつて菱餅がドロップした時に、期間限定の任務でも入手可能だった。
その割には改修での需要がそこそこあり、探照灯を96式150cm探照灯に更新する際に必要になったり、
潜水艦搭載電探&水防式望遠鏡の改修時に要求されたりする。
PT小鬼群対策でも需要がある装備なので改修へのご利用は計画的に。
余談だが、装備の妖精さんが鳥海と綾波にそっくり。
2023年現在は上位装備に当たる水雷戦隊 熟練見張員が実装されている。
こちらはさらに駆逐艦が魚雷カットインを使う際の発動率が上昇する他、ドラム缶カットインの発動条件にもなっている。
日本駆逐艦・軽巡への装備ボーナスも高く設定しているが、射程が中になるので場合によってはデメリットにもなる。
なお、こちらの妖精さんは長波・高波・巻波にそっくり。
各艦種と夜戦
これらを踏まえ、夜戦と各艦種の相性、主な夜戦火力艦について。
(装備例は未改修、非夜間触接状態での威力)
駆逐艦
詳細
昼戦では貧弱な火力で、ただ耐えるばかりだった駆逐艦も、夜戦では大ダメージを発揮できる。
幸運艦が多く、魚雷カットインを狙える艦も多い。昼戦の間は弾着連撃もできないので、装備を夜戦に特化しても負担が少ない。
カットインが最強ではあるが、夜戦連撃でもル級やヲ級改くらいなら撃沈するくらいの火力が出る。
ただし、その耐久のなさ故に、夜戦攻撃に入る前に中大破しやすいのが難。
陸上型に対しては、大発動艇が装備できる改二駆逐艦なら有効打になるが、
それ以外ではWG42ぐらいしか対地装備がなく、装甲を抜くのは難しい場合が多い。
イベントボスの削り段階なら、カスダメでも馬鹿にならないので攻撃力を当てにせず補助に徹するというのも一策ではある。
- 夕立改二
選り取り見取りっぽい?
火力73、雷装93、火力+雷装166、運20
12.7cm連装砲B型改二×2:連撃211.2×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン285×2
第三次ソロモン海戦で無双の活躍をした駆逐艦。
駆逐艦2位の火力に、雷装も高く、駆逐艦の中で最も素の夜戦火力が高い。というか下手な重巡より高い。どういうことなの…
対空カットインなどをしつつ連撃にしても、なかなかの威力を期待できる。
反面運はあまり高くなく、カットインを目指すにはまるゆの改修がかなり必要。
イベントの強力な姫を相手するには、カットインでなければ夕立でも連撃は火力が足りないことも多い。
その分、この火力で魚雷カットインできれば、改修と夜間触接、六連装魚雷や四連装魚雷後期型を含めると、魚雷2つで夜戦火力キャップすら狙える。
沈むわけにはいきません!
火力59、雷装89、火力+雷装148、運60
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン258×2
- 雪風改二
火力66、雷装90、火力+雷装156、運63
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン270×2
高い練度と幸運で戦場を生き残り、終戦まで、そして終戦後も生き残った駆逐艦。
駆逐艦で最も高い運から最高確率の魚雷カットインを繰り出し、水上艦相手なら必殺を狙える艦隊のエース。
夜戦補助装備も合わせれば、かなりの確率となる……が、提督のリアルラックが悪いとそれでも発動しないこともあるのは仕方ない。
ホロ駆逐艦であり、改の時点で他の駆逐艦改二と比肩できるほどの性能を持つ。
一方夜戦火力自体はそこそこだが、高火力勢には及ばないため、夜戦火力キャップには魚雷3つが必要となる。
まるゆ改修なしで魚雷カットイン発動時の運キャップを凌駕しているため初心者から上級者まで様々な場面で大活躍する切り札の一人。
改二にするには設計図計3枚を始め、要求レベルと消費アイテムがとてつもなく重いが、火力が伸びる他、四連装魚雷後期型の装備ボーナスがつくことで、物足りなかった夜戦火力をさらに伸ばせる。
他にも、運53の初霜改二、運50の時雨改二、
運40で駆逐艦2位の夜戦火力を持つ綾波改二、運37で大発が装備でき輸送作戦や対地攻撃もこなせる霞改二、
イベント限定だが海外幸運艦としてJervis、Ташкент、Johnston、Fletcherなど、運の高い艦が多い。
イベントの出撃制限(お札)対策や特効補正も踏まえ、できればこれらの艦は一通り育てて備えておきたい。
軽巡洋艦
詳細
基本3スロットなのは駆逐艦と変わらないが、中口径砲が装備可能になって、連撃でもある程度の威力を出せるように。
15.2cm口径の砲を装備することで、命中にボーナスを得られるが、20.3cm口径砲より火力は若干落ちる。
幸運艦があまりおらず、カットインを狙うにはまるゆ改修しないと少し難しい。
夕張改と大淀改は4スロットだが、その分基本夜戦火力が低め。(大淀は特に雷装が低い)
夜戦補助装備を乗せるなどの運用が適している。
だが陸上型の敵に対しては、砲2つと対地装備のWG42を2つ装備することで、かなりの威力を叩き出せる。
他、海外籍の軽巡にも4スロット艦はいるが、いずれもイベント限定のレアドロップ。
魚雷も次発装填済です、これからです!
火力73、雷装98、火力+雷装171、運13
20.3cm(3号)連装砲×2:連撃229.2×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン292.5×2
第二水雷戦隊旗艦、コロンバンガラ島沖海戦で壮絶に散った武勲艦。
軽巡でも上位の火力とトップの雷装で、重巡とも遜色ない夜戦火力を発揮する。
運はあまり高くなく、カットインを狙うには厳しいが、発動できれば簡単に夜戦火力キャップに迫る。
- 阿武隈改二
ほーらね!そこにいたでしょ?
火力56、雷装94、火力+雷装150、運20
20.3cm(3号)連装砲×2、甲標的甲型:連撃218.4×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2、甲標的甲型:魚雷カットイン279×2
奇跡の作戦、キスカ島撤退作戦を成功させた水雷戦隊旗艦。
軽巡でありながら甲標的で先制雷撃でき、雷巡と似た運用が可能。
雷巡ほど雷装が高くないので、魚雷カットイン装備にすれば雷撃の威力を強化できるが、
運は高くないので、そのままだとカットイン発動率は微妙で、まるゆ改修の恩恵がかなり大きい。
運未改修でも、旗艦ボーナスと夜戦補助装備で賭けるという選択肢もある。
甲標的で1スロット使ってしまうので、連撃の方でというのも一策である。
あとで感想、たっぷり聞かせてね!
火力56、雷装88、火力+雷装144、運30
20.3cm(3号)連装砲×2、甲標的甲型:連撃211.2×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2、甲標的甲型:魚雷カットイン270×2
兵装実験軽巡として、小柄の船体でありながら武装を多数搭載した、平賀譲技師渾身の設計による軽巡。
改の時点で4スロットであり、火力不足気味なのと、偵察機の搭載数が0というハンデはあったものの、
スロット数を生かして補助装備枠や対潜などに活用されていた。
ところが改二になり、一部装備制限はあるがなんと5スロット化、
さらに3種のコンバート改装のうち改二特では、雷装がさらに伸びる上に、阿武隈と同じく甲標的と大発動艇まで装備可能に。
1~3スロットに上記の装備を入れ、4スロット目に水偵以外の夜戦装備や対地装備を、5スロット目に小型電探や機銃に限り装備できるので艦隊運用に余裕ができる。
さらに甲標的 丁型改(蛟龍改)を入手すれば、雷装+9、火力+1まで上げられる。
おまけに、改時点で17とあまり高くなかった運も、改二で30まで上がったので、
運未改修でも補助装備や旗艦運用で十分カットインが狙えるレベル、運改修するにもまるゆの投入数も比較的少なく済む…と、
それまでの阿武隈の株を奪う活躍が期待される。
重雷装巡洋艦
詳細
- 北上改二
まぁ、主砲は、そう……まぁ、そうねぇ
- 大井改二
九十三式酸素魚雷、やっちゃってよ!
*11
火力63、雷装139、火力+雷装202、運30(北上)/運13(大井)
20.3cm(3号)連装砲×2、甲標的甲型:連撃280.8×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2、甲標的甲型:魚雷カットイン357×2
史実ではほとんど活躍できなかったが、艦これにおいては説明不要のハイパーズ。
全艦の中でも最高の夜戦火力を誇り、連撃でもほとんどの艦の魚雷カットインを超える威力を叩き出す。
改修分や夜間触接、上位装備への強化を含むと、連撃装備ですら夜戦火力キャップを狙えるのは、ハイパーズにしかできない芸当。
魚雷カットインにすれば夜戦火力キャップを大幅に超過し、中破時でさえこの装備で威力249と、駆逐艦魚雷カットイン並みの威力を保てる。
ただし3スロットかつ甲標的でスロットが埋まるので、補助装備などは他の艦に任せる形になる。
重巡洋艦
詳細
火力と雷装のバランスの取れた艦種であり、夜戦火力も高め。
装備が4スロット分あるため、昼戦連撃装備でも自由枠が1つ余り、補助装備などを乗せやすい。
夜戦においては、国産の20.3cm口径砲を装備することで、命中率が向上するボーナスがある。
長らく2号砲や海外重巡の砲などはこのボーナスの対象外だったが、アップデートで2号砲もボーナス対象になった。
他には、重巡の亜種である航空巡洋艦は、
中口径砲並みの火力値がある熟練艦載機整備員で連撃を維持しつつ火力を上げることができたり、
三式弾とWG42を併用すれば、対地特効で陸上型の敵に対して絶大なダメージを発揮できる。
- 鳥海改二
主砲、よーく狙って……てぇーっ!
火力86、雷装86、火力+雷装172、運19
20.3cm(3号)連装砲×2:連撃235.2
20.3cm(3号)連装砲×2、61cm五連装(酸素)魚雷:主砲魚雷カットイン270.4×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン294×2
ソロモン海域などで数々の武勲をあげた重巡洋艦。
重巡としてはZaraに次いで高い火力および、重巡最高の夜戦火力で、連撃なら昼・夜共に安定したダメージを出してくれる。
カットインの場合は魚雷2つで夜戦火力キャップを狙えるが、やはり運は高くない。
主砲、よく狙って……砲撃開始!
火力75、雷装84、火力+雷装159、運40
20.3cm(3号)連装砲×2、61cm五連装(酸素)魚雷:主砲魚雷カットイン248.3×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン274.5×2
ドイツ生まれで、終戦まで生き残ってあの実験に参加した重巡。
重巡で最も運が高く、カットインを狙える。
雷巡が使えない状況などでは最高の夜戦火力を発揮し得る。
だが入手できるのがイベントのみで、ドロップ率も低く超レア艦。
幸運重巡としては、次点で運32の妙高改二もいる。プリンツより運は劣るが、夜戦火力はこちらの方が上。
というか妙高改二を夜戦火力で上回る重巡が鳥海改二しかない(羽黒は同じだがこちらは運が低い)ため、妙高・鳥海・プリンツはイベントでも後半海域まで温存する価値があるだろう。
その次には運30の青葉改がいるが、素の夜戦火力が低すぎて、魚雷カットインでも鳥海の連撃威力とそう変わらない程度……改二が切望される。
他にもまるゆ改修が必須になるが、改修五連装酸素魚雷2本でキャップに届く摩耶を対空カットインも発動できるフィニッシャーとしての活用も可能。
しかし必要なまるゆ量も相当多いのでエンドコンテンツの一つと言える。
戦艦
詳細
基本的には雷装がなく火力のみの戦艦は、夜戦火力は水雷艦と逆転し、
敵の攻撃を装甲で耐えられることもあるとはいえ、回避はそこまででなく、アドバンテージは少ない。
ただ持ち前の火力自体は弱体化しているわけではないので、昼戦と変わらない程度の火力は出せる。昼戦では火力キャップに引っかかる場合にも夜戦では減衰されない。
一応、補助装備に関しては大型探照灯が装備でき、徹甲弾は抜けるが昼に連撃で火力を発揮しつつ、夜は他の夜戦火力艦の補佐にも回れる。
昼戦を大破せず生き残りやすい、というメリットも重要かも知れない。
対陸上型の場合では、最高の火力に三式弾特効を合わせることで、フィニッシャーを任せられる。
長門改二ならばカミ車や大発系の装備も可能なため、集積地棲姫になんと5000オーバーという無茶苦茶なダメージの記録があったりもする。
Feuer!
火力99、雷装36、火力+雷装135、運22
38cm連装砲改×2、一式徹甲弾:連撃213.6×2
38cm連装砲改×2、61cm五連装(酸素)魚雷:主砲魚雷カットイン235.3×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン238.5×2
ドイツでイギリス海軍相手に翻弄し、戦艦でもかなりの戦功を挙げた高速戦艦。
戦艦でありながら雷装もあり、水雷艦と同じぐらいの夜戦火力を持つ。
高速戦艦のため連合艦隊の第二艦隊に編成でき、特に第二艦隊初撃の砲撃が重要となる空母機動部隊では、
昼夜共に火力の高いビスマルクはかなり便利である。
とはいえ難易度やボスのスペック、羅針盤の戦艦制限次第では、上に挙げた夜戦火力の高い重巡の方が頼りになることもあり、過信は禁物。
またなによりも入手手段が、18年以来の一部イベントでのドロップを除いて大型艦建造のみなので、資源グロ画像状態を覚悟しなければならない。
全砲門、Fire!
火力98、雷装42、火力+雷装140、運18
35.6cm連装砲改×2、一式徹甲弾:連撃226.8×2
35.6cm連装砲改×2、61cm五連装(酸素)魚雷:主砲魚雷カットイン249.6×2
61cm五連装(酸素)魚雷×2:魚雷カットイン246×2
金剛の第三改装。ビスマルクと同じく雷装高速戦艦となる。
火力面で言えばビスマルク以上の反面、改二の時やビスマルクより装甲など防御面が落ちる。
入手自体が難しく、運がないと顔も拝めない提督も多いビスマルクと比べると、ほぼ全提督が持っている金剛だが、
代わりにLV92と極めて高い改装レベルが必要。
なお、一番艦を金剛型改二丙、二番艦を対応する金剛型にすることで、夜戦時限定の特殊攻撃、僚艦夜戦突撃が発動する。
そうか、それなら……やるしかないわね!
火力139、雷装0
46cm三連装砲×2、一式徹甲弾:連撃240×2
よし、もらったぞ!大和よ、見てろ!てぇーっ!
火力145、雷装0
試製51cm連装砲、46cm三連装砲、一式徹甲弾:連撃252×2
最大最強の戦艦、大和型戦艦。
雷装のない戦艦でありながら、火力だけで十分な夜戦火力を発揮できる。
51cm砲があれば、雷巡の木曾や重巡トップの鳥海を抑えて、連撃火力ではハイパーズの次に躍り出る。
陸上型を相手にしても、下手な装甲値の場合三式弾がなくても十分なダメージが出るほど。
最高の装甲と耐久から、敵の攻撃にもかなり耐えられる。
とはいえ、低速戦艦なので弾かれる海域も多く、連合艦隊では高速+にまで速力を上げないと、夜戦の第二艦隊には入れられないが。
武蔵改二は5スロット目が解放されたおかげで、通常の高速化が徹甲弾をおろさず無理なくでき、
最終手段として高速+にまでしても、増設タービン込みなら砲2つ+缶2つで装備が一つ空いており、偵察機か徹甲弾、あるいは補助装備が併用できる。
こちらも入手手段が大型艦建造のみな上、消費も莫大。
大和は最近のイベントでは稀にドロップすることも。
潜水艦
詳細
夜戦では下記の無敵状態のため、一見夜戦が本領のような印象を受けるが、
夜戦火力の面で言えば、火力値が低い関係で威力はあまり伸びず、
砲を装備できないため連撃ができず、発動の不安定なカットインしかできないと、安定しない。
全員潜水艦で統一する潜水艦隊の場合、夜戦補助装備がほぼ装備不可であり、確率底上げもできない。
通常艦隊海域であれば、潜水艦は昼戦から移行した夜戦の間、カスダメ以外一切ダメージを受けない、無敵状態になるという特徴がある。
夜戦開始マスや、連合艦隊戦で夜戦移行した場合には、通常通り対潜攻撃でダメージを受ける。
- 伊19改
狙ってくれって、言ってるようなものなの!
火力12、雷装89、火力+雷装101、運13
潜水艦53cm艦首魚雷(8門)×2:魚雷カットイン199.5×2
空母ワスプを仕留め、同時に遥か後方の他の艦にもまぐれの流れ弾だが命中させた大戦果を持つ潜水艦。
潜水艦で最も雷装が高く、カットインできれば威力は高い。
しかし、運は高くないため、あまり当てにはできない。
- 伊58改
ゴーヤの魚雷さんは、お利口さんなのでち!
火力12、雷装84、火力+雷装96、運50
潜水艦53cm艦首魚雷(8門)×2:魚雷カットイン192×2
回天母艦であったが、回天を使わずに通常の雷撃で重巡インディアナポリスを撃沈し、自身も終戦まで生き残った潜水艦。
潜水艦最高の運から、高い確率でカットインを発動できる。
不安定な潜水艦の中で、最もカットインを出しやすく、昼戦で倒し損ねた装甲のある艦でも沈められる。
潜水艦での運は、他にイベント限定艦だが同じく運50の伊47の他、
次点で呂500の運44、伊504の運40があるが、
両方とも元は海外出身のためか潜水空母にならず、雷装が低め。
その次は伊8の運25、伊14の運24まで落ちる。
- 伊13改
やるしか、ない…!魚雷、いい…?いく…てー!
火力16、雷装72、火力+雷装88、運8
潜水艦53cm艦首魚雷(8門)×2:魚雷カットイン180×2
後期型艦首魚雷(6門)、潜水艦搭載電探&水防式望遠鏡:潜水艦電探カットイン182×2
- 伊14改
んっふふー、イヨの攻撃いっちゃうよー!いっけー!
火力12、雷装68、火力+雷装80、運24
潜水艦53cm艦首魚雷(8門)×2:魚雷カットイン168×2
後期型艦首魚雷(6門)、潜水艦搭載電探&水防式望遠鏡:潜水艦電探カットイン168×2
「光」作戦に参加した潜水空母。
2人共、3スロットの潜水艦。
夜戦カットインしつつ1スロットの余りがあることで、缶と増設タービンで高速化したり、
偵察機で索敵補助や、水上戦闘機で制空補助、夜偵での夜間触接などができる。
ただ、雷装は2スロット艦よりも低めであり、運もイヨが24と微妙な値、ヒトミは8しかない。
なお、入手手段は伊13はイベントドロップのみで、通常海域では入手不可。
伊14に至っては、イベント完遂報酬で再ドロップ機会も極めて少なく、入手難易度は高い。
正規空母
詳細
上述の通り、夜間作戦航空要員がないと基本的に夜間航空攻撃が行えない。
また連合第一艦隊では夜戦不参加、第二艦隊には編入不可なので、通常艦隊海域での場合のみになる。
何よりも、夜襲用の夜間艦載機は入手までのハードルが高いのが難点。
- Saratoga Mk.II
サラの子たち、いい?Attack!
火力68、雷装0、運40
TBM-3D(32機)、F6F-5N(24機)、F6F-3N(18機):夜襲カットイン458.75(撃墜なしの場合)、1回攻撃
- 赤城改二戊
改装された、第一航空戦隊の力。お見せします!
火力67、雷装0、運20
(16機)、(16機)、(40機)、(4機)、(2機)
- 加賀改二戊
みんな優秀な子達ですから
火力62、雷装0、運18
(18機)、(18機)、(40機)、(8機)、(2機)
他の空母と違い、夜間作戦航空要員なしで夜間航空攻撃が可能。
軽空母
詳細
通常夜戦攻撃できないのは正規空母と同じで、サラトガのように夜間作戦航空要員なしで夜間航空攻撃できる艦はいない。
しかし軽空母なら連合第二艦隊に組み込める。
- 瑞鳳改二乙
数は少なくても、精鋭だから!
火力48、雷装0、運42
TBM-3D(18機)、F6F-5N(15機)、F6F-3N(15機)、夜間作戦航空要員:夜襲カットイン317.5(撃墜なしの場合)、1回攻撃
- 隼鷹改二
そうだねぇ。烈風や流星、これでいきたいね。クハハ!
火力40、雷装0、運41
(24機)、(18機)、(20機)
その他の艦
火力の低い・雷装のない艦が多く、基本的には夜戦には向かない。
どうしても入れる場合、探照灯や照明弾といった補助装備ができるのなら、そちらでサポートするのも手だが、
そもそも他のなんらかの役割を期待して入れることが多いので、ルート固定要員以外の場合には、装備する余裕がないことも多い。
雷装のある水上機母艦ならまだ多少は夜戦火力が出るが、それでも日進以外は駆逐艦にも及ばない。
ただしコマンダン・テスト、日進、神州丸、雲鷹といった艦は4スロで対陸上装備を満載できるので陸上戦に限れば夜戦で活躍できる。
戦闘外では
艦娘のボイスで、夜戦について言及することも多い。
水雷艦に関しては基本的に得意など好意的な艦が多いが、
一方で夜間で沈没した艦や、そもそも戦闘が苦手な補助艦艇などは、トラウマだったり困惑する様子もある。
日本以外の海外艦も、方針の違いからか、乗り気でない艦が多い。ビスマルクも夜更かしを嫌がっているが、dreiで夜戦向きの性能になってしまった。そもそも時報では嫌がっているが、実際に突入する際にはむしろノリノリである逆に空母は夜戦できないのにノリノリで突入している面々が多い。夜戦用装備の実装で参加できるようになったが…
夜戦好きな艦として、最も有名なのが、夜戦バカこと川内。
昼間からでも常に夜戦のことばかり話し、ほとんど夜戦のために生きているといった性格。
他の艦の夜間の時報でも騒いでいることがしょっちゅう伝えられ、部下の駆逐艦を連れて三水戦は夜間出撃しているらしい。
BGMにも「夜戦」という曲名の曲がある。
初期の頃からボス戦BGMとして使われ続けているハードロック調の曲であり、イベント等で使われたアレンジ版も存在する。
ちなみに現在使用されているのは初期のバージョンと違うバージョンが使われている。
なお公式ではないが、提督の間では、艦娘との性的な意味のスキンシップのことを、隠語として夜戦と呼んだりもする……。夜戦システムの影響で空母はマグロとか言われたり。
追記修正は、夜戦でお願いします。
画像出典:艦隊これくしょん -艦これ-
ゲーム内スクリーンショットより
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▷ コメント欄
- 実は川内は夜戦が特に得意じゃないのは割りとネタにされてたな -- 名無しさん (2017-09-27 01:32:05)
- まぁ、川内が夜戦得意じゃないとか言い出すと、大抵の軽巡は夜戦得意じゃなくなるから… -- 名無しさん (2017-09-27 07:47:49)
- 冒頭から夜戦バカで安心した -- 名無しさん (2017-09-27 17:03:45)
- 得意なことと好きなことは必ずイコールとは限らない -- 名無しさん (2017-09-27 17:06:09)
- 時雨の「残念だったね」からのシャッシャッシャッドーン(ボス撃破)の流れ好き -- 名無しさん (2017-09-27 17:16:32)
- 軽巡の中では耐久が高い=夜戦まで大破しにくい で一応夜戦適正はある、が改二艦にオンリーワンの特徴を持たせる最近の流れでは夜戦時に火力upという特徴を後付してもバチはあたらんだろう・・・ -- 名無しさん (2017-09-27 20:07:34)
- そんな阿武隈みたいなやっかみ受けそうな特性はノーサンキュー -- 名無しさん (2017-09-27 23:54:55)
- ってか隠語のほうの夜戦も公式で川内が言及してなかったっけ(しかも三時間ぶっ通し) -- 名無しさん (2017-09-28 00:07:45)
- 時報以前に元々ケッコン申し込むと「さては私と夜戦したいんだな?」と言ってきて、その後は「今夜は一緒に夜戦、しよっ?」とお誘いまでしてくるんだぜ! -- 名無しさん (2017-09-28 00:20:48)
#comment
*2 2021/03/01アップデート以降は220
*3 2021/03/01アップデート以降は360
*4 組み合わせを満たしていても、極々稀に発動せず単発になることもある
*5 ちなみに中破時にも発動確率が上がる
*6 Lv80以上なら確率で2回攻撃になるので、威力の問題は解消される
*7 2回攻撃になる場合あり。
*8 史実でも暁や神通など、探照灯を使用したために敵の攻撃が集中し、悲惨な最後となった艦は多い。また劇場版にて鳥海、暁、比叡が使用しているが、3人とも集中砲火を喰らっている。
*9 制空権の表示がない場合でも、敵側の航空優勢であるこちらの航空劣勢と、航空拮抗の2種類があり、システムでの扱いが違う
*10 欧州イベント補正はSea Otterも同じだが、Sea Otterは2023年9月現在海外艦への補正がない。
*11 本来は九三式できゅうさんしきと読むが、修正されていない
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