Determination(UNDERTALE)

ページ名:Determination_UNDERTALE_

登録日:2016/11/18 Fri 13:22:00
更新日:2024/01/29 Mon 13:46:13NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
undertale determination ケツイ 決意 アルフィー アマルガム w.d.ガスター ケツイ抽出器 真実のラボ



※注意※



ここから先には、UNDERTALEにおける重大なネタバレが書かれています。


UNDERTALEをプレイ中、もしくはこれから遊ぶ予定の方は、ここから下は読まないというケツイを抱き続けてください。


















The will to keep living... The resolve to change fate. Let's call this power... "Determination."
(いきつづけたいという いし… うんめいを かえたいという つよいきもち。わたしは この ちからを…「ケツイ」と よぶことにした。


— 報告書No.5、しんじつのラボ



■概要

Determination(ケツイ)とは、「自分の意志をはっきりと決めること。また、その意志。決心。」(出典:デジタル大辞泉)という意味を表す言葉だが、
UNDERTALEにおいては人間のタマシイが有し、死後もタマシイを存続させることを可能とする物質のことを指す。



■ストーリー

王国科学者のアルフィーは結界を破るための研究の中で、ある一つの仮説を思いついた。



「結界を破るには複数のタマシイの力が必要。でも、モンスターのタマシイは弱く、ボスモンスターと呼ばれる強力な個体のものでもない限り、本体の死亡とほぼ同時に消滅してしまう。
人間のタマシイは死後も存続するが、地下世界にいるのはごくまれにイビト山から落ちてくる人間だけ。
それなら、人間のタマシイから、死後もタマシイを存続させる力を持つ物質を抽出し、それをモンスターのタマシイに注入することで、
モンスターの死後も彼らのタマシイを保存できるようにするというのはどうだろうか」


この仮説を実証するために、アルフィーはモンスターたちに、
「崩れ落ちてしまった(肉体が塵になってはいないものの、仮死状態になってしまった状態)」家族の体を提供するように呼び掛け、
集まった検体に人間のタマシイから抽出したケツイを注入した。



結論から言うと、モンスターのタマシイの保存には成功しなかったが、代わりに興味深い結果が現れた。


ケツイを注入したモンスターたちが、息を吹き返したのだ。


本来の目的とは異なる成果だったとはいえ、これはこれで喜ばしいことだと考えたアルフィーは、実験の協力者の家族たちにこの事実を告げ、
すぐにでも蘇った家族と再会できるだろうと約束した。



しかし……














ウソ… どうしよう… どうしよう…!!










高濃度のケツイを注入されたモンスターたちはやがてその力に肉体が耐え切れなくなり、
体がドロドロに溶解、お互いの肉体が混じり合った不気味な生物へと変貌してしまったのだ。
アマルガムと化したモンスターたち…己の実験がこの事態を引き起こしたという事実に恐怖したアルフィーは、何が起こったかをモンスターの家族に知らせるのを恐れ、
この失敗を隠ぺいすることを決めたのだった。






また、アルフィーは無生物に対してケツイを注入するという実験も行っており、アズゴアには内密で、彼の庭に咲いていた金色の花をサンプルとして用いていた。


ケツイを注入された金色の花は自我を獲得し、隙をついてアルフィーの下から逃げ出してしまう。


この花こそがフラウィであり、彼の正体は人間ではなく、モンスターでもない、ケツイの作用で生み出された生命体だったのだ。


だが、ケツイによって生まれたフラウィは本来モンスターが持つ、愛、慈悲、思いやりによって構成されたタマシイを持っていない、文字通りの「ソウルレス」と化しており、
「殺るか殺られるか」を信条とする残忍な生物になってしまった。




■余談

  • セーブポイントを訪れた際のメッセージで、主人公がケツイを抱くことが示されるのだが、
    テミーむらのセーブポイントではケツイは"detemmienation(ケッィ)"に置き換えられている。

  • フォトショップ・フラウィやサンズのガスターブラスターの形状はしんじつのラボに存在するケツイ抽出器のそれと似ている。
    しかし、そのことが何を意味しているのかは本編中では明かされていない。

  • なお、ケツイ注入実験の責任者及び実行人は間違いなくアルフィーなのだが、メタトンの日記の順番やキャッティ&アリゲッティの発言を踏まえると仮説を思い付いたのはアルフィーではない可能性が非常に高い。
    メタトンの日記では「シャイレーンの姉が動かなくなった」→「アルフィーと出会った」という順番になっており、遺体がラボに持ち込まれた後にアルフィーが研究者になったのでは?というものである。しかしこれだけでは根拠は弱いものの、実は英語版ではNo.8(フラウィ実験)以前とNo.9(タマシイ保存の失敗)以降の報告書で文法が異なっており、No.9以降はサンズの台詞同様に語頭も小文字となっており、公式日本語版でもアルフィーらしさのある口語文に近い書き方となっている。また、No.8ではアルフィーが知らない女王について言及されていることもこの説を補強する根拠となっている。
    これが正しい場合、はたして前任者はどこへ…?
    • アルフィーがフラウィの存在を知っていたことと矛盾もするため、穿った考えなのかもしれないが…


■DELTARUNEでは

こちらでは然程重要な要素とはなっておらず、セーブポイントでもケツイという言葉は使われていない。
…と思われていたが、CHAPTER2では表ラスボスのクイーンが「闇の泉を噴出させるのはライトナーのケツイの力なのでは?」と語り、そのためにノエルを狙っていたことが明かされる。
どうやらデルタ世界でのケツイは、モンスターだろうとニンゲンだろうと、ライトナーであれば誰でも持っている力らしいが、セーブデータに干渉するほど強いものでもないようだ。
ただ、これはあくまでクイーンの推測でしかなく、アンテにおけるモンスターとニンゲンの生態の違いの設定がデルタでも適用される場合、やはりケツイはニンゲンだけの持つ力なのかもしれない。
そして、CHAPTER2のラストシーンは……




追記・修正はケツイを抱き続けながらお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,23)

[#include(name=テンプレ3)]


  • なお最近ではUndertaleのキャラに欲情したりエッチすることを指して「決意」と使うソウルレスが多い模様 -- 名無しさん (2016-11-18 13:28:56)
  • トゥルーエンドでは、彼らは(おそらく主人公の説得で心を取り戻して)無事家族の元へと戻っていったらしい -- 名無しさん (2016-11-18 15:04:06)
  • snowdinのシカ(?)も決意抽出機に似てたっけ -- 名無しさん (2016-11-18 21:15:15)
  • ケツ良い -- 名無しさん (2016-11-18 23:30:53)
  • ネタバレになっちゃうけど、どうも決意の注入を考えたのはAlphysじゃないっぽいんだよな -- 名無しさん (2018-06-28 01:52:22)
  • ↑一説にはategsrらsって何で名前が文字化k(im wathing you) -- 名無し (2018-12-18 16:14:28)
  • ちょっと形変わったけど家族が帰ってきたよかったーって割と好意的なモンスターが多かったからアマルガムを必死に隠す必要はあったのかな…と思ってしまった -- 名無しさん (2019-08-09 17:35:14)
  • ↑アルフィー博士も相当の勇気出して遺族のモンスター達に告白したんだろうな まああの世界の住人は良くも悪くもおおらかだったのが幸いしたところはある -- 名無しさん (2019-08-09 18:43:57)
  • アンテ世界では植物は生命体じゃないのか……。そういや植物型モンスターいたっけ? -- 名無しさん (2020-04-17 21:16:16)
  • 絆地獄たち -- 名無しさん (2021-08-29 17:19:43)
  • 英語版にすると1~8のレポートは頭文字が大文字になってそれ以外は頭文字が小文字になることから1~8はアルフィーじゃない別の人が書いたんじゃないかって考察あったな -- 名無しさん (2021-08-29 18:02:58)
  • 無生物に決意ぶち込んだんじゃなくて、魂がないものに決意ぶち込んだんだけどな。 -- 名無しさん (2021-09-25 22:08:22)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧