ルコディオラ

ページ名:ルコディオラ

登録日:2015/10/27 Tue 23:58:42
更新日:2024/01/16 Tue 11:24:26NEW!
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mh mhf mhf-g mhf-z モンスターハンター フロンティアg モンハン ルコディオラ 古龍種 磁力 フォワード 迎撃拠点 砂漠 剛種 レビディオラ ←親戚 ニゲル 極龍 剛岩 天敵はランポスーツ 無印フルルコ装備 ←地雷





『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。




概要

タイトルに「G」が付く前のシリーズ、フォワード.1で実装された古龍種の大型モンスター。
別名『極龍』。
下位~G級まで幅広く生息する。上位ではHR3→4に上がる際の緊急クエストで登場、必ず一戦は交えることになる。



俗に言うドス古龍骨格のモンスターで、漆黒の鱗、金色のギザギザ角、金色の翼膜の翼を持つ。
怒り状態ではこれらが金色からオレンジ色に染まる性質がある。
ゲーム内では以前から伝承等で存在が記されていたものの、クシャルダオラ等の元からいる古龍種と似通った特徴を持っていたせいで違うモンスターだと誤認されていたことがある。


G級では近縁種のレビディオラの他、GR200から辿異種がいる。詳しくはそっちの項目で。



MHFの古龍は揃いも揃ってぶっ飛んだ能力者が多いが、ルコディオラはその先駆者とも言うべき異端の能力を持つ。
それは「磁力」。
自身の羽から拡散させた粉は磁気を含んでおり、これを受けたハンターは「磁力やられ」となってしまい、モンスターの磁力を伴った行動に応じて引き寄せられたり、逆に離されたりしてしまう。
ハンターの動き自体に大きな影響が出てしまうのは厄介と言える。



フォワード初のアップデート時には大々的にピックアップされ、クエスト中でも襲撃シーンをムービーで描き、そこからクエスト開始という格好いい演出も与えられていた。
しかし、いちいち飛ばせないムービーが入るのが鬱陶しいと批判が来たからなのか、ムービーでクラッシュするという不具合報告があったからなのかはハッキリしないが、現在はムービー無しでスタートの仕様に改められた。
なので当時のムービーは動画サイト等でしか見ることが出来ない。



主に迎撃拠点で出現するが、砂漠でも戦える。




戦闘概要

ドス古龍骨格であるが、共通モーションは少ない(立ち上がり咆哮、突進、テスカト式跳びかかり等はある)。
咆哮は微弱ながらダメージと吹き飛ばし効果が一瞬発生する。
独自モーションを含めて武闘派の印象が強く、5連続で引っかいたり自ら大きく回転してなぎ払ったりと他の古龍種よりもアグレッシブである。



だが、真に厄介なのは磁力を併用した攻撃の数々。
磁力やられの状態だとハンターを攻撃に巻き込むように吸引効果が、逆にハンターを遠ざけたい時は反発効果を働かせて引き離されるようになる
前述したように立ち回り自体への重大な影響が出るため、磁力やられにかかってしまえばルコディオラへ攻撃を叩き込むのに苦労させられる。
クリティカル距離が重要なガンナーは尚更。
しかし、一方で吸引中は会心率が上昇するという隠れたメリットがあるため、腕に自信があるなら吸引中にあえて攻め込むのも手。



磁力やられそのものはスキル「磁力耐性」で無効可能。
しかしながら普通の装飾品で発動させようとすると、作成時の要求素材が結構重い。
他には状態異常耐性スキルの最上位「状態異常無効【多種】」にも内包されているが、剛種防具系統のスキルランクアップ無しで発動させるのは大変。
HR5(旧HR100)以降から作成可能な装飾品の一つ、「警守珠G」が+5という高スキルポイントを持つため活用するとよい。
一緒に根性スキル等もついてくるし、ルコディオラ自身は根性貫通コンボの類を持たないので大技をくらって即死する心配は無くなる。




他のモンスターと違い、コイツとレビディオラは麻痺させると必死にもがきながら歩き回り続ける。
逆に特定部位が狙い辛くなるといった弊害が起きるので、場合によっては麻痺させない方が吉。



ちなみに、G10以降の素材報酬改善までは妙に素材収集がしにくいモンスターでもあった。
上位まで鱗が出にくく、部位破壊素材も入手確率が20%前後とそこまで高くないのに武具には結構な数を要求されていたため。
剛種では全て古龍種全体の汎用素材に置き換えられており、今では「古龍種の稀玉」というレア素材の救済クエストの顔役として存在感を保っている。




磁力を含んだ技の一部

  • 怒り咆哮

キレて叫びながら磁気の粉を撒き散らし、無理矢理磁力やられにしようとしてくる。
ムービーがあった時は開幕一番にこれを行うため、知らないと最初から磁力やられの状態でルコディオラの能力を存分に味わうハメになった。



  • 5連続引っかき

左右の前脚を使い、その名通り5連続で引っかく。
攻撃中はハンターを巻き込もうとじりじり追いかけてくるだけでなく、ルコディオラの中心に吸引効果が発生するので接近戦は難しい。



  • 岩盤隆起

目の前の一点に磁力を集中させ、地面を隆起させて巻き込む。
更に同様の形で前方広範囲に次々岩盤が突き出す。
岩盤そのものに巻き込もうとする形で吸引してくるため、どれだけ離れていてもこちらが距離を取らない限り被弾の可能性がある。


剛種ではこれに加えて超パワーアップ版の大技を繰り出すようになり、空中を舞いながら強烈な吸引効果を働かせた後に巨大な岩盤隆起を発生させてくる。
更にG級ではエフェクトが派手になり、隆起どころか巨大な爆発で打ち上げたハンターに高速スリップダメージを叩き込む。



  • 電磁ビーム

口から左右に薙ぎ払う形で磁力の赤黒いビームを発射する。
テスカトの火炎放射みたいだが、恐ろしい事にビーム本体に吸引効果が与えられているので半端な回避ではまず巻き込まれる。
磁力やられ中でない時は問題無いが、磁力やられ中はビームそのものに近づかないように動く必要あり。



  • 磁力解放

大技の一つで、怒り状態限定。
周囲に迎撃拠点の瓦礫を磁力で地中から掘り起こし、大量に浮かべたのち雄叫びと共に全部吹き飛ばしてくる。
雄叫びの瞬間に反発効果が発生するのだが、これ自体は問題ではない。
問題なのは浮かべた瓦礫の性質であり、ただランダムに飛ぶだけかと思えば
ハンターめがけて飛来する、超絶急カーブで死角から激突することがあるため、離れれば離れるほど非常に危険なのである。
瓦礫サークルの内側が安全地帯だが、状況によっては後述のに巻き込まれることもあるので要注意。


なお手抜きなことに、砂漠でも迎撃拠点の瓦礫が出てくる。



  • 磁界創生

G級の特異個体限定。
怒り状態の間、ルコディオラを中心に外周広範囲が強烈な「異常磁場」に覆われる。
磁力やられを受けている時にこの異常磁場に踏み入れると、画面に磁気嵐が発生しアイテムが使用不可になってしまう
逆にルコディオラの周囲は全く影響が及ばない。
異常磁場の範囲はかなり広く、狭いエリアならそれだけでルコの外周全てが危険地帯になりうる。



ある意味でルコディオラをルコディオラたらしめている要素



怒り状態になるとルコディオラの周囲を砂鉄の円陣に沿って大きめの岩が旋回するようになり、近づいたハンターにダメージを与えてくる。
基本的に独立したオプションであるため、行動に関係なく常に回り続けている。
それだけなら良いのだが、上位以降だと攻撃時に加速して吹き飛ばし効果を持つようになるので一気に鬱陶しさも加速する。
しかも剛種ではこんな代物が2個に増えるのだからやってられない。
人によってはルコディオラ自体よりも厄介とすら評される事も多く、そのせいで一部からは「剛岩」「岩が本体でルコディオラはおまけ」などと言われてしまっている。


流石に反省したのかは不明だが、後のレビディオラでは岩が無い。
G10.1実装の特異個体はそもそも吹き飛ばないようになっている。ただし代わりに青い磁力をまとう。



武具

武器は通常と剛種、G級の3種類があり、穿龍棍を除いた全武器種が網羅されている。
名前に法則があり、通常版は「○○=アーラ」、剛種版は「ニゲル・○(イニシャルで1文字)=アーラ」で最終強化が「ニゲル=○○」に変わる。
すべて龍属性と麻痺属性を併せ持った双属性の武器となっており、特に剛種武器は攻撃・属性・斬れ味ともに高水準の優良武器である。
下位から作成できる通常武器もランクに見合わぬ高性能を発揮する。
G級では長めの紫ゲージがつき、スキル「消費特効」との相性が良い。



防具はG級防具の他には剛種防具が無く、代わりに通常防具から最終段階のFXまでコツコツと強化していく事になる。
通常防具はFXでは非常に高性能なのだが、逆に言うとそこまでの強化途上では使い物にならないという弱点を抱えている。
にも関わらず、当時は「ルコ防具は強い」という情報だけを耳にしてろくに強化もしてない非FXのルコシリーズを一式装備するふんたーが多々見られた。
情報と性能はよく確認しましょう。
(余談になるが、最近のフロンティアは実装する最新武具の最終強化における性能をすぐ公開してくれるので、作成前に後悔することはあまり無くなった)
G級防具は剣神、雌伏、贅撃などの最先端スキルのポイントがついており、更に全部位で耐状態異常のポイントも。





初登場から長らくG級登壇が無かったため、不遇を被るモンスターの一体としても有名だった。
自動発動スキルのおかげで利便性の高い遷悠武具、将来性があってG級でも使えるルコ以外の剛種武具系統、自由に性能を決められる天廊武器、そしてG9でG級最強性能の将来を確約されて復権する進化武器などなど、数多のライバルに押されていたためである。
対して、剛種武器から先の派生が無いだけでなく、G級個体も特異個体も未だ実装されていないルコディオラがそこに捻じ込める隙は無いに等しかった。
が、そんなルコもG10.1で再び返り咲き、更にZでは辿異種も実装という出世街道へ。
フォワード組で時代に取り残されたのはタイクンザムザだけとなった。涙拭けよ




余談

  • 背中の特徴的な翼だが、これはトンボの羽がモチーフとなっている。ドラゴンフライといった所か。
  • 『モンスターハンターストーリーズ』のアニメ放映で忘れられがちなのだが、実はモンハン全体では誰よりも先にアニメデビューを果たしたモンスターなのである
    ゲスト扱いで出演は第1話の冒頭のみではあるが、MHFのモンスターがアニメで動いたのはルコディオラが現状唯一となっている。
    なお、そのアニメ自体はモンハンではないのだが、内容はと言うと…リンク先で色々お察しください



ニゲル=ツイキ・シュウセイ





実はこのルコディオラ、咆哮の音圧ダメージ以外はすべて龍属性を含んでいる。
そのため、剛種まではこちらの龍属性が高ければ高いほどダメージが大幅減衰し、それこそ耐性値100になると完全ノーダメージで死ぬ要素が無くなってしまう
実際それを実現した動画では、ハンターがいくらルコディオラの攻撃を受けてもまるで体力が減らず、何度打ち上げられ、吹き飛ばされても平然と立ち上がる様はシュールに極まる。
古龍種なのになんて情けない…


ただ、龍耐性特化のジンオウガ亜種防具が無かったフォワード当時は、龍耐性100を実現できるのがランポスーツ等のお世辞にも実戦級といえない防具ばかりで、この構成だと実用的なスキルも難しかったので、着込んだハンターはほぼ確実に寄生か地雷扱いされた。
ついでに言えば、G級個体と辿異種はG級クエストの独自仕様である「属性耐性値の半減」によってノーダメージは不可能になる。それでもダメージ軽減の大きさは強く実感できるだろう。

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  • ニゲル=テオはいない、いいね? -- 名無しさん (2015-10-28 12:12:29)
  • フルグルテンプレ時代が懐かしい -- 名無しさん (2015-10-28 15:38:22)

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