チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁

ページ名:チャイルド_プレイ_チャッキーの花嫁

登録日:2015/07/07 Tue 12:49:45
更新日:2024/01/16 Tue 10:56:45NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



タグ一覧
チャイルド・プレイ チャッキー リア充爆発しろ 映画 ホラー ホラー映画 グッド・ガイ人形 衝撃の結末 ギャグ エボニーデビル 呪いのデーボ 納谷六朗 バカップル 殺人鬼 プロポーズ ダメな大人の万国博覧会 ティファニー 汚いトイストーリー ゴム付けた?←全身ゴムだ! ハネムーン バービーも真っ青 皮相浅薄




悪魔の花嫁を連れて今、殺戮ハネムーンが始まる!!





【概要】


1998年に公開されたホラー映画。
チャイルド・プレイ』シリーズの第四作であり、一作目から実に10年ぶりである。
前作まではホラー路線であったが、本作では悪趣味で下品なギャグ&ブラックユーモアを取り入れた作風となっている。


キャッチコピーは「チャッキー、電撃入籍!」




【あらすじ】


前作の惨劇から10年後、バラバラになっていたチャッキーは、人間時代の恋人であったティファニーによって復元された。
ところが、復活したチャッキーは彼女を惨殺し、魂を純白のウェディングドレスを着た人形に封じ込めてしまう…。
残虐な2体の人形は、人間の身体を取り戻すため、恐怖の殺戮ハネムーンを開始するのだった。




【登場人物】

  • チャッキー(CV:ブラッド・ドゥーリフ/日本語吹替:納谷六朗)

殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂が乗り移ったグッド・ガイ人形。
前作で巨大扇風機に投げ込まれて肉体をバラバラにされ、未解決事件の証拠品として警察に保管されていたが、生前の恋人であったティファニーの手によって修復されて復活を遂げた。
もっとも、完全に復元されたのではなく、残っていた残骸と人形のジャンクパーツを組み合わせて縫い糸やホチキスで継ぎはぎされた事により、顔中傷だらけで不気味かつ禍々しい外見へと変貌している。
復活した後は10年ぶりに再会したティファニーとまたもう一度暮らそうとするも、自身の不用意な発言により彼女を幻滅させてしまい、檻の中に閉じ込められてしまう。
だが、持ち前の悪知恵ですぐに抜け出し、入浴中のティファニーを殺害してしまった。
そして、かつて自身がそうしたように一度死んだティファニーの魂をブードゥー教の秘術で人形に憑依させる形で彼女を蘇生させた。
その後、人形の体にされて怒りを露わにしたティファニーをうまく言いくるめ、従来と同様に自分達の器となる人間の肉体を乗っ取ろうと目論む。


ちなみに本編ではティファニーに指輪を渡してプロポーズしたり、更には新婚初夜として人形の肉体である者同士で彼女とヤリまくったりする等、これでもかと言わんばかりのバカップルぶりを披露していた。お前ら末永く爆発しろ!



  • ティファニー(演:ジェニファー・ティリー/日本語吹替:土井美加)

チャッキーが生前に付き合っていた恋人。
金髪でグラマーな美女であるが、その人間性はチャッキーと同様のサイコパスであり、冒頭でチャッキーの残骸を持って来させた警官を用済みとして殺害した他、
知り合いのダミアンがチャッキーに殺された際には悲しむ素振りも見せずに彼の遺体を川に投げ捨てる有様であった。


実はかなりのロマンチストで本編が開始する以前からチャッキーとの結婚を考えていたらしく、1作目で彼が死亡した日に暖炉の上に置かれていた指輪を婚約指輪と思い込んで今でも指にはめていたが、実は殺した女性から奪った盗品だったとチャッキーの口から明かされ、挙句に最初からプロポーズする気はなかったと嘲笑されてしまった。
当然、これには相当幻滅し、その腹いせにチャッキーを監禁して飼い殺しにしようとしたが、その日の夜に入浴していたところを襲いかかってきたチャッキーに電源が入ったTVを湯船に投げ込まれて感電死してしまう。
前述にある通り、自分の意思とは関係なくブゥードゥー教の秘術で人形として復活させられてチャッキーに激怒したが、人間に戻る方法を聞かされるうちにあっさりと気持ちを切り替え、その後はチャッキーとラブラブの状態になっていた。


こんな奴だが、最後の最後で心変わりしてジェシーたちを助けたり、次回作で我が子を殺人とは無縁の穏やか人生に歩ませたがったり、
今作の被害者の遺族に電話で懺悔したりと、チャッキーに比べれば多少なりともまともな部分はある。



  • ジェシー(演:ニック・スタビル/日本語吹替:神奈延年)

ティファニーの知り合いである好青年。
恋人のジェイドを愛しているが、彼女の叔父の妨害でなかなか進展しない日々を過ごしており、序盤で人形となったティファニーに運び屋として利用される形で駆け落ちを決意し、ジェイドと愛の逃避行に走る。
…のだが、行く先々でチャッキーとティファニーが殺人を開始した際には、疑心暗鬼でジェイドを真っ先に疑って犯人扱いし、中盤で彼女の叔父の死体を発見した時に至ってはお互いになすり合いをする等、駆け落ちして早々ブレまくりであった。
…もっとも、ジェイドも同様の態度を取っていたのでお互い様である。



  • ジェイド(演:キャサリン・ハイグル/日本語吹替:加藤優子)

ジェシーの恋人。
過干渉で厳格な警察署長の叔父の存在に悩まされており、ジェシーとおおっぴらに付き合えずにいた。
知り合いのデヴィッドの励ましと助言でジェシーと駆け落ちをするのだが…。



  • デヴィッド(演:ゴードン・マイケル・ウールヴェット/日本語吹替:椿基之)

ジェシーの親友。ある意味本作一番の被害者
彼とジェイドの仲を応援しており、あの手この手で二人を引き裂こうとするジェイドの叔父に憤りを見せていた。
中盤でジェシーとジェイドが殺人犯として指名手配されてしまった時も無実を信じていたが、ジェシーの車内でジェイドの叔父の死体を発見した際には流石に手のひらを返して二人を拒絶。
車から降りて警察を呼ぼうとしたところ、チャッキーとティファニーに銃を突きつけられて思わず逃走した挙句、最期は追い打ちをかけるかのごとく目の前を走行していたトラックに轢かれて死亡。合掌。



  • ウォーレン・キンケード(演:ジョン・リッター/日本語吹替:不明)

ジェイドの叔父である警察署長。
日頃からジェイドの行動に目を光らせており、彼女の恋人であるジェシーを厄介者扱いするばかりか、職権を濫用して、買収した地元の悪徳警官と共に二人の交際を妨害する等、チャッキーとは別のベクトルでタチの悪い人物である。
なお、ジェイドが18歳を過ぎれば、彼女を自由にさせるつもりではあったらしいが、仮にそうなったとしても本当にジェイドを解放する気があったかは疑わしい。


序盤でジェイドとジェシーが駆け落ちする際には、ジェシーの車をバールでこじ開けて侵入し、あらかじめ用意したドラッグを車内に仕込んで彼を陥れようと目論むが、それを良しとしないチャッキー達が仕掛けたトラップでピンヘッドのごとく顔面に無数の釘を打ち込まれて卒倒、後部座席の収納スペースに入れられた。
ハッキリ言って越権行為であり、バレたらクビどころか(少なくとも)麻薬取締法違反で逮捕されるのは間違いない。
だが、この時点ではまだ死亡しておらず、中盤でジェシーとジェイドが車から離れた後に意識が取り戻して車から逃げ出そうとしたところを、トドメと言わんばかりにチャッキーにメッタ刺しにされて今度こそ死亡した。ざまあwww


ちなみに中の人はバービー人形のコレクターであり、大の人形好きである。



  • ノートン(演:マイケル・ジョンソン/日本語吹替:不明)

署長の部下である警官。
賄賂で署長に買収される形でジェシーとジェイドを見張っており、本人も大金目当てで熱心に二人に対して嫌がらせをする等、完全に署長の腰巾着に成り下がっている。
序盤で駆け落ちしたジェシーとジェイドを取り調べで妨害し、署長が仕込んだドラッグを発見、署に報告しにパトカーに戻ったところをチャッキーに放火され、その炎がガソリンに引火して爆死。
こちらもざまあwww


ちなみに中の人は、カナダ人で俳優兼ミュージシャンの明るいおじさんである。



  • ダミアン(演:アレクシス・アークエット/日本語吹替:不明)

ティファニーのボーイフレンド。
長髪と唇のピアスが特徴的なヘビメタ風の男でティファニーに気にいられようと人を殺したように見せかけようとするが、マニキュアのおかげで特殊メイクの自作自演だとすぐバレてしまう。
その後、彼女と怪しいプレイをしていたところを復活したチャッキーに殺害された。


ちなみに彼の本名はハワード・フィッツウォーターであり、以前は髪型が横分けで眼鏡をかけた真面目そうな青年であった。
どうしてこうなった…?



  • プレストン(演:ローレンス・デイン/日本語吹替:不明)

劇中におけるニュースで何度かインタビューに登場している刑事。
チャッキー達が殺人を開始した際にはジェシーとジェイドを犯人扱いしていたが、ぶっちゃけ彼がいなければジェシーとジェイドはある意味で完全に詰んだと言える。



  • ラス(演:ジェームズ・ギャランダース /日本語吹替:不明)
  • ダイアン(演:ジャネット・キッダー /日本語吹替:不明)

物語中盤、ナイアガラの結婚式を挙げたジェシーとジェイドが泊まったモーテルに宿泊していた、新婚を装い、転々と金品を盗み続けていた強盗のバカップル。
ジェシーとジェイドの個室が偶然相部屋となったことで、二人の前に現れ、ラスがチャッキーの話を持ちかけて二人の気をそらした隙に財布をくすねたが、その一部始終を見ていたティファニーの怒りを買い、最期は自室のウォーターベッドでイチャイチャしていたところを彼女に襲撃されて死亡。



  • ロバート・ベイリー(演:ヴィンス・コラッザ/日本語吹替:不明)

冒頭に登場した悪徳警官。
ティファニーから礼金をもらう約束で、ロックポート警察の証拠保管所からチャッキーを持ち出して中身を覗こうとしたところ、突然現れたティファニーにナイフで頸動脈を切られて死亡した。


ちなみに続編では彼の遺族(電話の声のみ)が登場している。




【余談】


本編では様々な著名バンドの曲が使用されており、オープニングではロブ・ゾンビの『Living Dead Girl』、ティファニーがメイクするシーンではブロンディの『Call me』が流れている。







追記・修正は新婚初夜でイチャイチャしてからお願いします。



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 最初は良い感じでも状況がヤバくなると口汚くののしりあってるのを見て、男女の別なく性格の悪い奴は幸せな恋愛を全うできないんだな~と子供心に思った。『苦楽を共にする』の楽しか分かち合えないんじゃな~ -- 名無しさん (2015-07-07 12:59:21)
  • そりゃあ、人の痛みが分からない・自分さえ良ければ良いという考えの奴が二人くっついたところで、上手く行くはずはないよ -- 名無しさん (2015-07-07 19:24:42)
  • 2からマンネリ化が止まらなかったが、こっちの方が気楽に見れて面白い。 -- 名無しさん (2015-07-07 19:45:27)
  • ここから完全にギャグ路線に。 -- 名無しさん (2015-07-07 22:04:02)
  • なお本作唯一の良心デヴィッドは絵にかいたようなゲイ -- 名無しさん (2015-07-10 14:01:10)

#comment

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧