チャイルド・プレイ3

ページ名:チャイルド_プレイ3

登録日:2015/05/11 Mon 10:51:56
更新日:2024/01/12 Fri 11:50:28NEW!
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あれから8年、凄まじい怨念のパワーが邪悪な人形チャッキーを復活させた!!




【概要】

1991年に公開されたホラー映画。
チャイルド・プレイ』シリーズの第三作であり、本作では陸軍兵学校が舞台となっている。


キャッチコピーは「逃げても、逃げても、チャッキーから逃れられない…」




【あらすじ】

殺人人形チャッキーは死んだ……はずだった。
前作の死闘から8年後、アンディ・バークレーは16歳になり、陸軍兵学校の訓練生となっていた。
一方、強欲なオモチャ会社の社長は、チャッキーの事件による悪い噂は消えたと決めつけ、人気商品であるグッド・ガイ人形の製造再開を決定する。
しかし、生産ラインから生まれたグッド・ガイ人形の第1号は、廃墟となっていたグッド・ガイ人形の工場のプラスチック溶液から復活を遂げたチャッキーだった。
そして、再びアンディの居場所を探して潜り込んだチャッキーだったが、青年になっていたアンディよりも少年兵のロナルド・タイラーに目を付け、彼を標的にしてしまう…。
アンディはチャッキーの邪悪な殺人を止めることができるのか?




【登場人物】

  • チャッキー(CV:ブラッド・ドゥーリフ/日本語吹替:納谷六朗)

殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂が乗り移ったグッド・ガイ人形。
前作で右手と両足を失い、高温のプラスチックの液体をぶっかけられた挙句に頭部が破裂して原型が留めない状態となっていたが、冒頭でクレーンに吊るされた際に流れ出した血液が付着したプラスチック溶液のタンクの中から復活を遂げた。
90年代仕様のニューモデルとして工場からオモチャ会社へと運び込まれた後、社内にいた社長を殺害し、パソコンでアンディの居場所を突き止めた。
新たな肉体を得て復活した恩恵なのか、魂が乗り移れる有効期限(?)がリセットされたようであり、再び自身の依り代となる人間を付け狙う。
当初は自身をアンディがいる所へと郵送しようとしたが、成り行きで出会ったタイラーに変更し、彼に乗り移ろうと画策し始める…。


舞台が軍の学校である故に本作ではナイフだけでなく、銃器や手榴弾も活用している。



  • アンディ・バークレー(演:ジャスティン・ワーリン/日本語吹替:石田彰

1作目からチャッキーに目をつけられて人生を狂わされた苦労人。
本作では青年に成長しており、里親を転々としてきた生活と決別するため、陸軍兵学校に入学。
前作の出来事が余程トラウマになってしまったらしく、里親に対しては強い不信感を抱いていた模様。
それらの経緯からか、校長のコクレーン大佐からは厳しい目で見られ、入学した後は高圧的なシェルトン中佐に目をつけられる等、序盤早々イマイチなスタートであったが、成り行きで出会った女生徒のデ・シルヴァと早々にいい仲になったりもしていた。爆発しろ
シリーズを通しておとなしい性格であるが、序盤で襲ってきたチャッキーを返り討ちにして床に叩きつけ、夜間のシゴキから逃げ出そうとしてシェルトンに腹パンを食らわされた際には逆ギレして顔面パンチで反撃する等、激しい一面も見せる。
エンディングでは本編における惨劇の重要参考人としてパトカーに乗せられて退場という何とも報われないオチを迎えた。アンディェ…



  • ホワイトハースト(演:ディーン・ジェイコブソン/日本語吹替:不明)

アンディと相部屋になった眼鏡の青年。
シェルトンに目の敵にされている気弱ないじめられっ子であり、アンディと初めて出会った際はロッカーに閉じ込められた状態で初登場というあんまりな扱いであった(閉じ込めたのはシェルトンとエリス)。
中盤でチャッキーの殺人を目撃したのだが、恐怖のあまり誰にも話せず、サバイバルゲームでチャッキーが手榴弾で仲間を皆殺しにしようとした際には責任を感じて爆発から仲間を守るために自ら盾となって命を落とした。



  • クリステン・デ・シルヴァ(演:ペリー・リーヴス/日本語吹替:勝生真沙子)

陸軍兵学校の女生徒。
作中で新入りのアンディと早々に意気投合し、射撃訓練をレクチャーしたり人気の無い場所で口づけしたりしていた。アンディ爆発しろ。
物語後半ではチャッキーに人質にされながらもアンディと協力してチャッキーに立ち向かっていた。



  • ロナルド・タイラー(演:ジェレミー・シルヴァーズ/日本語吹替:亀井芳子)

戦闘機乗りの父を持つ黒人の少年兵。
グッド・ガイ人形のファンであるらしく、序盤でアンディに届けようとした荷物の中身がグッド・ガイ人形(のフリをしたチャッキー)と知った途端にあろうことか、アンディに届けずにくすねてしまう。
荷物の中からチャッキーが飛び出した際は怯えるどころか最新型の仕様と思い込んで彼と友達になり、アンディの警告にも耳を貸さなかったが、中盤でチャッキーの正体を目の当たりにした後はようやく恐怖を感じてチャッキーから逃げ出すのだが…。



  • シェルトン中佐(演:トラヴィス・ファイン/日本語吹替:鈴置洋孝)

陸軍兵学校の教官。
自分より格下の相手を見下す典型的な嫌な上司であり、度々自らが「上の人間」であるということを強調している。
ちなみに妹がいるらしく、アンディから没収したチャッキーを妹にプレゼントしようとしていた。
本編では訓練生のホワイトハーストを以前から奴隷扱いして虐げ、集会で彼を罵倒した際にはその振る舞いに悪態をついたデ・シルヴァを大勢の前で腕立て伏せを強要させて貶める等、登場して早々に持ち前のパワハラぶりを披露しており、新入りのアンディに対しても例外なく高圧的に振舞っていた。
しかし、一方では自分より立場が上の者に対しては頭が上がらず、なりふり構わずというわけではないようである。
最期はサバイバルゲームで同士討ちを目論んだチャッキーが仕掛けた罠によって銃弾が心臓に直撃して死亡した。


なお、シェルトン中佐の吹き替えを担当した鈴置洋孝氏は1作目でチャッキーの吹き替えも演じていた。



  • エリス少佐(演:マシュー・ウォーカー/日本語吹替:荒川太朗)

シェルトンの腰巾着とも言える軍人であり、彼と共にホワイトハーストを日頃からイジメていた。
後半でシェルトンが死亡した際にはアンディの仕業と決めてつけて彼に殴りかかっていた。



  • ボトニック軍曹(演:アンドリュー・ロビンソン/日本語吹替:吉水慶)

生徒の理髪を担当している軍人。
軍隊のヘアスタイルに関する規律にうるさく、当初はセミロングだったアンディの髪を容赦なく短く刈った。
中盤でホワイトハーストを散髪した後、近くにいたチャッキーを面白半分にシェーバーで丸刈りにしようとしたところ、レザーを手に持ったチャッキーに喉を切られて死亡した。
ちなみに作中における軍のヘアスタイルは後ろから髪を掴まれて喉を刃物で切られるのを防ぐために男子は必ず短髪というものであったが、その必要性をアンディに説いた自分自身がのちに喉を刃物で切られたのは何とも皮肉である。



  • コクレーン大佐(演:デイキン・マシューズ /日本語吹替:増岡弘)

陸軍兵学校の校長であり、二度もベトナム戦争に行った経験のあるベテラン。
面接してきたアンディに対しては厳しい態度を取りつつも叱咤激励して入学を許可した。
序盤でチャッキーと一緒にいたタイラーを目撃した際は「男のくせに人形遊びなどやめろ」とチャッキーを取り上げ、更にはゴミ収集車に投げ込むという命知らずな行為(?)をしでかした。
中盤では報復と言わんばかりに校長室に忍び込んできたチャッキーに襲撃されるが、老齢で心臓が弱っていたのか、驚いたショックで心臓麻痺を起こしたため、チャッキーが手を下す前に命を落としてしまった。



  • サリバン(演:ピーター・ハスケル/日本語吹替:大木民夫)

前作にも登場したオモチャ会社の社長。
チャッキーが起こした数々の事件によってグッド・ガイ人形がイメージダウンして会社は破産寸前に追い込まれたが、8年経った現在も懲りずにグッド・ガイ人形の再生産を決意した。
会議が終わった後に90年代仕様のニューモデルの1号としてプレゼントされたグッド・ガイ人形がチャッキーとは知らずに受け取り、更にはそのままチャッキーを自室に置いておくなど、序盤早々に死亡フラグを立ててしまう。
その後は案の定チャッキーに襲われ、最期はヨーヨーの糸で絞殺されてしまった。


彼の末路は前作で登場した自身の部下と同じく、ただの人形と思っていたチャッキーを持ち帰ってしまったばかりに命を落とすという皮肉なものであった。



  • カレン・バークレー

アンディの母親。
前作と同様、アンディの持つ写真のみの登場であり、1作目から10年経った現在でも精神病院に収容されている模様。




余談

本作のOPでチャッキーが工場のプラスチック溶液から復活する展開は前作における削除シーンが元ネタと思われる。ただし、時期や経緯などといった相違点がある。


  • 本作のOP

前作でアンディ達に倒されてから8年後にチャッキーの血液が付着した溶液タンクが突如稼動してチャッキーが復活する。


  • 前作における削除シーン

前作でアンディ達に倒された直後にチャッキーの肉体の一部が入った溶液タンクが稼動してチャッキーが復活する。






追記・修正は90年代仕様のニューモデルに生まれ変わってからお願いします。


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  • 当時見たときはこれでチャッキーも終わりかぁ…と思ってたが、4が出るとはなぁwww -- 名無しさん (2015-05-11 11:12:30)
  • 続編ものにはよくある、迷走ぶりがうかがえる作品。陸軍学校と呪いの人形という奇妙な取り合わせが、実にシュール。あと、終盤ではよくボロボロになるチャッキーだが、今回はことさらヒドイ目に。 -- 名無しさん (2015-05-11 12:03:00)
  • どんだけガイ人形好きなんだ社長wwww -- 名無しさん (2015-05-11 19:48:54)
  • 社長は新商品作る努力しなかったのか、作ってもだめだったから過去のヒット作に縋ったのか -- 名無しさん (2015-05-12 00:06:01)
  • そもそも何故いちいち回収するという愚行を犯すのか。縁起悪いだろう明らかに -- 名無しさん (2015-05-12 11:52:45)
  • シェルトン中佐って昔見たときそこまで悪い人って感じでもなかった気がするんだけど俺の記憶違いか -- 名無しさん (2015-05-12 14:20:15)
  • 同じく中佐はそこまで悪い人に思えなかったな。FMJのパロ意識してたんだろうけど色々中途半端。ホラーもコメディパートも微妙だし、シリーズ中一番舵取りに失敗してる作品な印象。 -- 名無しさん (2017-05-25 17:52:18)
  • なお、六作目にアンディが登場したことから、何とか真っ当な人生を送れた模様 -- 名無しさん (2017-07-22 21:49:58)
  • 相手が勝手に心臓麻痺をおこし、武器を振り上げた手の落としどころもないまま呆然とする、女性士官にキャアキャアと化粧を施され、あとでふき取りながら「ようし、全面戦争だ」と憤るなど、後のブラックコメディ路線を思わせるユーモラスなシーンが多め。 -- (2019-03-27 10:28:24)

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