登録日:2014/11/20 (木) 20:09:28
更新日:2023/12/21 Thu 13:39:13NEW!
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mr.fullswing ミスフル 埼玉県 高校 花札 桜花 男子校 屑桐 朱牡丹 久芒 御柳 菖蒲 帥仙 埼玉最強 甲子園連続出場 フェイスペインティング集団 素行は悪い 創部70年 華武高校
――最強の古豪、埼玉の覇者――
Mr.FULLSWINGに登場する架空の高校の一つ。
通称埼玉二強の一角を担う高校で、甲子園5年連続出場という記録を持つ最強のチーム。
野球部は創設70年、部員数は全3軍制で120名と歴史も選手層も桁違いである。
マシンバッティングを始めとして施設も充実しており、更には2軍3軍による下剋上合宿など選手全体の上昇意欲も高い。
2軍の時点で凡百の高校なら十分に1軍で活躍できる腕前を持ち、1軍になると下位打線で他校の4番クラスと称されるほど。
実際に十二支との練習試合でも犬飼の剛球を初見で難なく当てていた。
作中世代では1年時からエースを張っていた投手屑桐による驚異のピッチング。
1年でありながら最強華武の4番を務めるバッター御柳。
色んな意味で規格外な監督菖蒲による采配で、長い歴史の中でも格別のメンバーとなっている。
……が、選手の大半が強面のフェイスペインティング装備。
練習試合の度に相手校のグラウンドにデカデカと菖蒲の札を刻み込む。
エースピッチャーが堂々とボークボールを投げるなど
素行の方はあまり褒められたもんじゃないと思うが。
作中で試合の詳細が描かれたのは十二支との練習試合の時のみ。
その際は攻撃回数、守備、ストライクゾーン、選手層等々あらゆる戦力が半減された半減野球という特殊ルールが実施された。
が、最終的に登場した1軍レギュラーの出陣によって十二支に勝利している。
犬飼が御柳の挑発に乗ってなきゃ普通に負けてたんじゃね? とか言ってはいけない。
その後も地区予選を危なげなく勝ち進み、剣菱を欠いたセブンブリッジ学院も下して見事6年連続甲子園出場の偉業を成し遂げる。
が、続く本戦では大阪の豊臣高校に1回戦で敗退してしまった。
その後の県対抗戦では屑桐、朱牡丹、久芒、御柳、帥仙の5人が代表に選抜されている。
◆所属メンバー
名前の由来は花札に描かれている植物から。
3年(主将) 右投右打 投手
誕生日:12月29日
血液型:A型
身長:181cm
体重:72kg
趣味・特技:折り紙、家事雑用、道を覚えること、そろばん
好きなもの:家族、静かな場所、牛乳、銭湯
苦手なもの:怠惰、雨、雪、嘘つき
最強集団華武の中枢を務める主将にしてエースピッチャー。
顔の左半分に残る火傷痕と鋭い眼光、尊大な態度が持ち味。
実家が貧乏故に這い上がることに対する執念は凄まじく、将来はプロ野球選手になって家族を楽させてやることが夢にして原動力。
十二支高校主将の牛尾御門は嘗てのライバル。ある事情から仲違いしていたが県対抗戦の際に和解を果たす。
トルネードから放たれるフォーシームジャイロボール"五光"と、その発展系である"五光裂華""五光裂華・旋風"で数多の打者を捻じ伏せる。
- 朱牡丹録
2年 右投右打 外野手(センター)
誕生日:8月3日
血液型:O型
身長:161cm
体重:50kg
趣味・特技:メル友作り、携帯の新機種チェック、アクロバット、携帯で写真を撮る事、顔文字作り
好きなもの:キャスケット(帽子)、モバイル、高い所、華武の先輩達、辛い物(キムチ、カレーなど)、タピオカ
苦手なもの:華武の敵、充電切れ、注射
色黒小柄で牡丹の花が描かれたキャスケットを被っている華武の主要メンバーの一人。
やたらと挑発的で他人を小馬鹿にするような発言が目立つが仲間の華武メンバーとの付き合いは良い。
かなりの現代っ子で常に携帯やノートパソコンを持ち歩いており、事ある毎に写真を撮りまくったり会話文に常に顔文字が混じったりもする。
屑桐のことを特に信奉しており、彼に対する信頼は華武の中でも一際高い。
因みにモデルは松浦亜矢とのこと。
その小柄な体格を活かしたアクロバティックなプレイが持ち味で、時にはフェンスによじ登ってまで捕球を行う。
勿論打撃センスも優れており、鹿目の剃刀カーブを初見で打つなど優れた動体視力を誇るアベレージヒッターである。
- 久芒白春
2年 右投右打 遊撃手
誕生日:3月23日
血液型:B型
身長:173cm
体重:64kg
趣味・特技:セパタクロー、走る事、寝る時思い通りの夢を見る事
好きなもの:ロングマフラー、ぬくい物、肌に優しいティッシュ、スープやフォンデュ
苦手なもの:山背(餓死風)、自分の鼻炎、起こされる事、ミント
白髪でダボダボのユニフォームとロングマフラーを着用しているローテンションな華武主要メンバーの一人。
東北系の訛りが目立つ口調で語尾に「~ング」と付くことが多い。
鼻炎持ちで常に鼻水が垂れておりティッシュが手放せない他、真夏の炎天下でも長袖とマフラーに温かい飲み物持参とある意味で凄まじい。
普段はポケーっとしてる印象が目立つが、試合になれば屑桐のフォローに回ったり、生意気な御柳をシバいたりと意外と気丈な面もある。
内野守備の要であるショートを任されているだけあってその守備力は高い。
また、特技のセパタクローを駆使してフライ球を連続蹴りして投手まで蹴り返すなどとんでもない妙技も持っている。
サッカー部行けばいいのに。
- 御柳芭唐
1年 右投右打 三塁手
誕生日:10月5日
血液型:O型
身長:184cm
体重:70kg
趣味・特技:人をからかうこと、ケンカ、ギャンブル
好きなもの:面白いもの、バブリシャス、ビーフジャーキー、ダイス
苦手なもの:しめっぽい事、堅苦しい事、パイナップル
強面集団の華武の中でも一際目つきの悪い、常にフーセンガムを膨らませている華武主要メンバーの一人。
性格も怠惰且つ冷酷、練習もサボりがちと素行にも問題が多い。
(因みにサボっている時は大抵屋上で寝ているか女遊びに耽っているとのこと)
が、華武の四番を担う攻撃の要というだけあって実力は確かであり、周りのメンバーからの信頼も厚い。
十二支の犬飼、辰羅川とは幼馴染にして野球仲間だったが、恩師の大神の死やその後のすれ違いからかなり嫌悪な関係になってしまっている。
県対抗戦で誤解が解け、和解とまではいかずともある程度修繕された模様。
更にその県対抗戦の合宿でガチンコ勝負や同じ特訓をした関係から猿野や由太郎とも仲良くなっている。
遠心力を利用した神主打法や上体のバネを活かして長打力を生む必殺技、ターニングダイスなどを使う。
更に県対抗予選では対大阪選抜の特別特訓にて猿野、由太郎らと共に静の秘打法、空蝉も修得した。
- 桜花蛮奉
3年 右投右打 捕手
誕生日:4月1日
血液型:O型
身長:201cm
体重:105kg
趣味・特技:他校の女の子たちと戯れる事、大工仕事、剣道
好きなもの:女、子供、バンカラ、下駄、夏目漱石の小説
苦手なもの:臆病者、優柔不断、蚊、甘い物
2メートルを超える巨体に強靭な肉体を誇る華武のレギュラーキャッチャーにして屑桐の女房役。
その身体能力は凄まじく、猿野をUFOキャッチャーの如く片手で持ち上げたり、一息でペットボトルを粉々に破裂させたりと常軌を逸している。
一人称がワシで口調が古風、フェイスペインティングも激しいなど華武の中でもかなり独特の風貌。
だというのに何故か女子にモテモテで、初登場時も学校の倉庫内で複数の女子生徒と遊んでいたというから世の中わからない。
屑桐の投げる五光を難なく捕球できるというだけでもキャッチャーとしての能力は確かなことがわかる。
……が、ぶっちゃけ他のメンバーと比べると影が薄く、県対抗戦でも一人だけハブられてしまうなど何かと不遇。
- 帥仙刃六
3年 左投左打 投手
誕生日:1月17日
血液型:AB型
身長:177cm
体重:65kg
趣味・特技:海を見る事、買い物、革靴集め
好きなもの:バイク、船、サングラス、海の見える場所
苦手なもの:慇懃無礼なヤツ、テレビ
ウェーブがかった髪形に右目の眼帯が特徴の華武高校2軍のエースピッチャー。
「ふーん……それで?」や「……へ~、だから?」などといった一々他人を小馬鹿にするような口調が目立つ。
慇懃無礼な人間が嫌いとあるが、本人が一番慇懃無礼な気がするのは言ってはいけない事だろうか?
エースである屑桐をライバル視しており、十二支との練習試合ではそのプライドから半減野球という特殊ルールがあるのに両腕に重りを付けて試合に臨んでいた。
結局は力及ばず3軍降格となってしまうも、「必ず返り咲いてエースの座を奪ってやる」という最後の言葉通り
長い時を経て県対抗戦の徳島選抜戦で家族の事情により降板した屑桐の後釜としてまさかの再登場を果たしている。
打者の胸元を抉るように深く沈み込むダイバースクリューという変化球が持ち味。
徳島選抜との試合では発展系として、真芯で当てても凡フライにする程の強力な回転をするスカイダイバーという技を使っていた。
- 菖蒲
監督
誕生日:不明
血液型:不明
身長:172cm
体重:不明
趣味・特技:渓流釣り、花札、将棋、お面作り、相撲観戦、
好きなもの:雑炊、山椒、猫
苦手なもの:欧米文化、猛暑、飲食店
曲者揃いの華武メンバーを纏め上げる、本人が一番曲者と言っても過言ではない華武高校野球部監督。
常に能面を被り、陣羽織姿で軍配を手に持つなど出るマンガを間違えているとしか思えない見た目である。
十二支戦では半減野球という特殊ルールを設けたりするなど発想も色々ぶっ飛んでいる。
華武に敗北の二文字は無いと語り、絶対勝利を重視し、半減野球という厳しいハンデがあるにも関わらず2軍メンバーを全員3軍降格とするなどとにかく容赦ない。
とはいえ華武の実力を絶対視して慢心しているわけでもなく、十二支との試合後は半減ルールとはいえ1軍に食らいついた十二支を「今大会の台風の目となるかもしれない」と評していた。
また、ギャグ描写だったとはいえ本人の戦闘能力も高く、華武ベンチに侵入してきた猿野を軍配の一撃で返り討ちにしている。
何故か豊臣高校との試合や県対抗戦では全く出番が無かった。
監督としての腕前も確かなもので、相手の打球コースを予め見抜いて守備を展開する八陣守備という大胆な戦略を用いる軍師である。
- その他の1軍メンバー
魔藤(一塁手)、萩之月(二塁手)、紅葉(左翼手)、菊尼(右翼手)
- その他の2軍(3軍)メンバー
独民(右翼手)、墨蓮(遊撃手)、野木久(捕手)、四方木(一塁手)、七綱(二塁手)、彩目黒(三塁手)、彼岸端(左翼手)、林堂(中堅手)
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▷ コメント欄
- 個人的に菖蒲監督の素顔が見てみたかったな -- 名無しさん (2014-11-20 21:55:20)
- 御柳が案外いい奴で困る・・・というか犬飼に問題があった -- 名無しさん (2014-11-20 23:48:32)
- 重り付けて投球するとか肩壊したくてやってんのかと言いたくなる -- 名無しさん (2014-11-21 09:22:10)
- 甲子園に『出場』してるけど『優勝』していない(してたら言及されるハズ)のを考えると、実はそんなに強くない可能性が -- 名無しさん (2014-11-21 10:55:33)
- ↑今まではそうかもしれないが今年度は特に別格の黄金世代みたいなことは言われてるな。まぁ、不調と相手の悪さで一回戦負けだったけど。相手が違ってたら普通に地区大会みたいに勝つんだろうなぁ、後の描写的に -- 名無しさん (2014-11-21 12:32:36)
- 最終回は十二支に敗れてるみたいだけど、どう考えても屑桐と帥仙の抜けが痛すぎたよなぁ…投手陣いない中、犬飼とやり合うのは無理ゲー過ぎる。7Bや黒撰もそうだけど。 -- 名無しさん (2016-07-03 09:21:03)
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