UQ HOLDER!

ページ名:UQ HOLDER_

登録日:2014/10/11 (土) 20:08:29
更新日:2023/12/21 Thu 12:10:50NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



タグ一覧
uq holder! 赤松健 不老不死 週刊少年マガジン 講談社 不死身 続編 別冊少年マガジン 漫画 アニメ 移籍 17年秋アニメ j.c.staff



これは……何の因果か


そんなろくでもないモノになってしまった者達の お話だ



週刊少年マガジンで連載していた赤松健の近代ファンタジー漫画。
何らかの理由で『不老不死』の力を持った者たちの物語。
前作魔法先生ネギま!の時代から100年後が舞台となっており、エヴァを筆頭として一部の登場人物が続投している。
作画含め完全デジタル化し、絵柄もシンプルなものに変えたため、隔週連載に陥らずに済んだようだ。


ネギま!の世界観を引き継いでいるが、コメディ要素の強かった前作に対して結構ディストピアな世界観になっているので、
前作のようなノリを期待していると少しガッカリする恐れもある。ネギまの終わり方が曖昧だっただけに猶更。


2016年にアニメ化が発表、2017年10月から放送開始。
ネギまのキャストもだいたい変更はない。
更に連載誌が「別冊少年マガジン」へと移籍し、タイトルも『UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~』に変更された。
これに伴い、回想という形で前作の真エンディングも描かれることとなった。
結果として本作がネギま!の直接的な続編ではなく、最終回直前から分岐した『残酷な世界線』*1であることも判明。
前作の真エンディングは「裏技を使って強引にハッピーエンドに持ち込んだ世界」とも称されている。



あらすじ

魔法の存在が一般社会に認知されてから10年。
九州の片田舎に暮らす少年・近衛刀太は、気の合う親友たちや育ての親である教師・雪姫とともに
騒がしくも平穏な毎日を送っていた。
ある事件をきっかけに不老不死の「吸血鬼」となった刀太は、その力を何かの役に立たせたいと考え、
人の世の理を外れた者たちの集う互助組織「UQホルダー」の入団試験を受ける。
見事合格を果たし、組織の一員となった刀太であったが、それは世界の裏に広がる闇との戦いの
始まりに過ぎなかったのだった……。



登場人物

UQ(悠久)ホルダー

雪姫とある人物が協同で創設した国際的な互助組織。
構成員は亜人や妖怪、魔物といった人外の者たちであり、その中でも幹部格である不死身衆(ナンバーズ)には
とりわけ不死身度の高い精鋭が揃っている。
その成立理念により、有事の際は常に人の世から弾き出され、蹂躙され、忘れ去られる者達の側に付く。


  • 近衛このえ刀太とうた

CV:高倉有加
今作の主人公で、前作の主人公ネギの孫。UQホルダー不死身衆№7。
快活な熱血漢であり、どちらかというと曾祖父のナギに近い感性の持ち主。
雪姫を狙う賞金稼ぎの姦計によって瀕死の重傷を負うが、雪姫の血を舐めた事で復活。不死身の「吸血鬼」となった。
雪姫の眷属であるがゆえに、手足をもがれても首を斬られても無事という極めて高い不死身度を誇る
先天的に魔法が使えない体質であるが、エヴァとネギにしか会得できなかった(某チート馬鹿は除外する)
「闇の魔法(マギア・エレベア)」を一切の修行も無しに発現してみせるなど、その身体には謎が多い。
また外見こそ中学生程度だが、ネットワークのデータ上では『4歳』になっている等不可解な点もある。


戦闘スタイルは徒手空拳及びUQホルダー本拠地の地下空間で手に入れた重力剣「黒棒」を使った剣術がメイン。
現時点では色々と未熟な部分があるものの、凄腕の不死狩りたちをも驚嘆させる程の高い戦闘センスを持ち、
格上相手にも食らいついていく闘争心が最大のウリ。


得意技は料理。雪姫と暮らしていた頃には2人分の炊事をこなしていた。
他にも様々なことを器用にこなすが、それらはすべて親友たちから学んだ「二番煎じ」に過ぎず、
何をやっても一番になれないという半端者でもある。


主人公らしく一級フラグ建築士のスキル持ちで、複数の女子から好意を持たれている。
本人も彼女たちに相応の好意を持っており、オープンにそれを口にして騒動を起こす天然ジゴロ。
しかし本命である雪姫には速攻でフラれた。仕方ないね。
それでも雪姫に対する思いは変わらず、彼女のため、世界のため、彼女の愛する男を救い出す決心をする。


CV:松岡由貴
UQホルダーの創設者にして、刀太の育ての親。UQホルダー不死身衆№1。
訳あって組織を出奔し、年齢詐称薬を服用して大人の姿に変身。
事故で両親を失った刀太を2年間に渡って育てていた。
700年を生きた「吸血鬼」であり、不死身度は極めて高い
しかし料理は苦手なようで、耐えかねた刀太にフライパンを取り上げられたシーンがある。
相変わらず桁違いに強いものの、かつてよりも力が衰えている事を示すような描写もみられる。理由は現時点では不明。


CV:広瀬ゆうき
不死狩り一族の神鳴流剣士にして、刀太の一番の相棒。UQホルダー不死身衆№11。
不死狩りでありながら自身も不死者。「呪式不死化実験」によって治癒再生力を超強化している
一族内では厄介者扱いを受けており、捨て駒同然の刺客として雪姫と刀太のもとに襲来。
雪姫どころか刀太にも簡単にノされ、強引に「ダチ」にされた挙げ句UQホルダーへと入団する。
しかし実はこの際めっちゃ手加減しており、本当の実力は刀太をはるかに上回ることが後に発覚。
刀太怒りのコブラツイスト(全裸)炸裂とかなんとか。
その多彩な神鳴流宴会芸奥義の数々は様々な場面で活躍。
簡単な伝統魔法も使用でき、主に半裸にされた時や全裸にされた時の着替え調達に活用している。


実は「八咫の烏族」という少数種族の出身で、成人までは性別がない。16歳の成人の儀式で性別を選択する。
本人は男になりたいと思っていたが、やがて刀太への思いが女としての恋であると自覚し、身体の女性化が始まった。
が、親友として刀太を永遠に守りたいという思いとの板挟みに苦しみ、いまだ無性との間で揺れ続けている。
ちなみに「時坂九龍(ときさか くりゅう)」と名乗る従妹がいる……というのは嘘。
九郎丸が故あって金髪の少女に変装した姿の偽名である。


CV:小倉唯
『UQホルダー』に所属する少女。UQホルダー不死身衆№4。
クールな言動からエグさを覗かせるアブないお姉さま。
肉体が世界から断絶されており、何をされようが身体に一切の傷がつかない*2という作中最高の不死身度を誇る
かつては「鋼鉄の聖女」と呼ばれていた時期もあった。
日本刀と戦鎚が武器だが、徒手空拳での戦闘もお手の物。服は傷つくのでだいたい全裸になる。
聖なる光である「光輪(ニンブス)」を発動させることができ、「神の力」を行使することすら可能であるが、
彼女は何らかの理由でそれをやりたがらないようだ。


絶望の淵から自らを救い出してくれた雪姫を慕っており、彼女と同居していた刀太を目の敵にしている。
が、色々あって今はちょっと気になる相手。
超星仔というヘンタイ、キモ刺客に狙われている。


  • 宍戸仁兵衛ししど じんべえ

CV:咲野俊介
『UQホルダー』に所属する男性。UQホルダー不死身衆№2。
ぼさぼさの赤毛と傷だらけの身体がトレードマーク。
1400年前に若狭国(福井県南部)にて人魚の肉を食って不死者となった
人魚の肉は不死力が弱く、身体が傷だらけなのはそのため。首を切断され潰されたら即死。専用の毒を食らっても即死。
しかしそれゆえに不死者最大の弱点である「油断」がなく、膨大な経験値によって培われた戦闘能力はホルダーでもトップクラスである。


反面、普段の言動は軽薄そのもの。食べ物に意地汚く、人の食べ物を勝手に頂戴する事もしばしば。
雪姫秘蔵の沖縄酒と焼き鳥の食いさしを勝手に食べてしまい、本拠地の地下空間に突き落とされる。
更に雪姫がそのことをスッカリ忘れて出奔したため、2年近く地下空間をさまよう羽目になってしまった。
そうした中で入団テスト中の刀太と九郎丸に出会い、共同で脱出を企てることとなる。
普段は面倒事を嫌う男だが、このときばかりは刀太に重力剣を与えたり刀太と九郎丸の「不死の違い」について解説したりと
割と協力的な姿勢を見せていた。
戦闘スタイルは徒手空拳。八極拳に酷似した拳法を使い、巨大な瓦礫をも投げ飛ばす強大な身体能力を活かして戦う。
また、物体の瞬間移動能力(本人曰く『イレカエ』)を持ち、遠方にある物体を自分の手元に引き寄せたり、
逆に目の前のものを特定の場所に移動させたりできる。
相手の体の一部を抉り飛ばすというエゲツない使用法も可能であり、攻守ともに幅広く応用できる能力となっている。


  • 飴屋一空あめや いっくう

CV:柿原徹也
『UQホルダー』に所属する男性。UQホルダー不死身衆№10。
見た目は青年だが、心は13歳の少年、そして実年齢は85歳の老人。
13歳の時に事故で超長期の昏睡状態へと陥り、科学の力による全身サイボーグ化を施されて復活した過去を持つ
本作世界では全身サイボーグは珍しくは無いのだが、一空はそれより更に踏み込んで脳までも機械化しており、
今のボディを全損されても予備ボディに意識を移す事が可能となっている。
前述のとおり精神年齢は刀太や九郎丸よりも低いため、度々少年らしい言動をすることもある。


目からレーザーを出したり、右手からキャノン砲を発射したり、巨大なパイルバンカーを召喚したりと戦闘スタイルはなんでもあり。
背中の推進器で空戦も可能。
腕を切り落とされても切断面同士をくっつけることで再生するなど、継戦能力も極めて高い。
これだけ聞くとかなりのチートだが、本人の戦闘センスは一般人の域を出ないため、自らの義体のスペックを凌駕するような
戦闘スキルの持ち主相手には苦戦は免れない。


  • 真壁 源五郎まかべ げんごろう

CV:梶裕貴
『UQホルダー』に所属する男性。UQホルダー不死身衆№6。
ウェイター姿がよく似合う眼鏡の青年で、UQホルダーの本拠地である温泉宿「仙境館」を取り仕切る。
戦闘スタイルは甚兵衛仕込みの剣術の他、黒社会時代で培ったものか、銃器や手榴弾等、多彩な武器を使いこなすスタイルで戦う。
身体能力は極めて高く、重力剣の重量を千倍にまで高めた刀太を片手で軽々と持ち上げる程。
かつて『不死身真壁』と裏社会で恐れられた男だが、本編から20年前に経緯は不明ながら甚兵衛と交戦。
以降、彼と義兄弟の杯を交わし、ホルダーに所属する事となる。
甚兵衛の事は『師匠』と呼び親しんでおり、彼の弟子であると強固に主張しているが、たまーに辛辣なコメントを発する事も……。
同じく甚兵衛の弟子である十蔵とは、先輩後輩の関係ながら何かと張り合う仲。


不死者としての能力は「残機制」。ゲームの残機の如く命のストックを保有しており、死んでも即座に別の源五郎が現れる。全裸で。
新しく全裸で現れた源五郎には3秒間の無敵時間が存在し、この時間内はどんな攻撃も無効化できる。ただし現れる源五郎は全裸
残機は善行を積む事で増えていく。カンストは65535機なので65535回全裸になれる
また、相手の能力パラメータをゲームのステータス画面のように視認するという驚愕の能力を持つ。
相手の本名や能力値、特殊なスキルまで全部看破可能というトンデモないシロモノであるが、そのタネはいったい……?


真壁の正体は「異世界転移者」
魔法の存在しない2021年の地球―――すなわち現実世界に生きていたが、ある日道端でトラックに撥ねられ、
気づいたら本作の世界に来てしまっていた。
ちなみに本来の源五郎は中学2年のごく普通の少年である。


転移してからは残機スキルで裏社会をのし上がっていったとのことなので、他のスキル群は転移後の約70年間の様々な修羅場の中で身に付けていったものと思われる。
その過程で愛する人もできたようなのだが、ステータスウインドウの称号や源五郎の言動からして死別している可能性が高い。


源五郎によるとUQ世界は自身がプレイしていた、ヤクザたちが銃や魔法で戦うというトンデモ設定な任侠モノゲーム、「虎が如く」シリーズにそっくりな世界観とのこと。
これを踏まえると、本作の世界=ゲーム内世界という解釈ができてしまうが、真壁自身は「この世界は紛れもない現実」、「自分の頭がおかしくなっただけ」と結論付けている。
更にどっちが上位世界とかではなく、UQ世界から見れば源五郎の世界は虚構、源五郎の世界から見ればUQ世界は虚構と、相互関係にあると推測している。


メタ的に言えば、真壁の生きていた世界もまた虚構の産物であり、本作の世界は虚構の中の虚構と解釈することもできる。
真相は神ならぬ作者のみ知る、といったところか。


CV:茅野愛衣
『UQホルダー』に所属している少女だが、活動資金の最大出資者としての顔も持っている。UQホルダー不死身衆№9。
表向きは大人しそうな少女を演じているが、実際は極めて気が強い上に腹黒い性格。
特定の時間と場所にセーブポイントを設置し、自らが死亡してもそこから人生を再スタートできるという反則じみた固有能力を持っており
本人はそれを「リセットOKな人生(リセット&リスタート)」と名づけている。
発動時に任意の相手に触れていることでその対象も記憶を保持してリセットできる。
都合良く死ぬのが難しく、ときには自殺も必要となるなど、能力の発動条件自体はかなり厄介な部類。
その代わり時間と場所を戻るときに条件設定を行うことが可能で、周囲の人間の記憶を引き継ぎつつ時間を遡ったり、
時間を遡るのと同時に出現位置を変更したりと、発動に成功してさえしまえばかなり融通が効く。
作中ではこの能力を活用して不老の身体を手に入れたことが語られており、株式相場で小銭稼ぎをしたりもしている。


能力自体はかなり強力である反面、戦闘能力は皆無に近い。また、この能力には致命的かつ最悪の欠点が存在する。
それは、セーブ直後に死亡確定の状況に陥るとどうにもならないこと。こうなるとそのチート性能全てが欠点と化す。
記憶が引き継がれるため何度も死ぬ瞬間を体験する羽目になり、肉体の前に精神が壊れる。
ほぼ時間が経過しないがゆえに他の人間を含めてフォローすることも不可能。
下手をすると某ボスより惨い事態になること請け合い。
これにより、メンバーの中でも珍しい「普通の物理攻撃だけで殺し得る不死者」となっている。
ついでに、その時に他の人に触っているとその人間まで無限の死に巻き込まれる。とばっちりもいいところである。


刀太のことは「むのー」と呼んでいたが、やがて好意を抱いていく。
その影響なのか、彼とキスすると時間停止能力という更なるチートが発動するようになった。


  • 佐々木三太ささき さんた

長髪で三白眼の少年。UQホルダー不死身衆№12。
日光が苦手なのか、いつもフードをかぶっている。ネトゲのRMTで日々の生計を立てる引きこもり。
幽鬼レブナントと呼ばれる、人間と同じような実体を持つ幽霊。不死者というより、もう死んでいる人。
かつては天之御柱学園に所属していた生徒だったが、不良グループに目をつけられて酷いいじめに遭う。
最終的に不良グループにとって都合が悪い存在となってしまったために殺害され、短い生涯を終えた。
その後、水無瀬小夜子の力により幽鬼として復活。
壮絶な人生の中、ただひとり自分の味方をしてくれた小夜子に好意を抱いている。


飛行・透過・憑依・念動力といった幽霊由来の多彩な能力を有しており、刀太たち複数人を同時に相手取って
なお圧倒するというチートじみた強さを持つ。
透過能力持ちゆえに退魔系の攻撃以外は無効。また、触れた相手に対して透過能力を付与できるため、
相手を捕獲して地面に埋めればそれだけで即死ないし戦闘不能にできる。
念動力も凄まじく、大型の貨物船すら持ち上げることが可能。


最初の頃は孤独感ゆえかひねくれた様子だったか、本来はとても心根の優しい少年。
刀太と出会ってからは徐々に心を開いている。


  • 七尾ななお・セプト・七重楼しちじゅうろう

長髪の礼儀正しい青年。UQホルダー不死身衆№3。
かつて雪姫と敵対していた真祖・バアルが創り出した光の上位人工精霊であり、そもそも生物ではない。
人工とはいえ光の精霊の名は伊達ではなく、文字通りに光速での行動が可能。
実力はナンバーズの中でも最強クラスだが、光と化した状態では質量が失われるため、パワーを活かした攻撃は不得手。


敏腕執事を自称し、他者のお世話を焼くことが趣味。
絶品料理がとめどなく出現する魔法道具「北風のテーブルかけ」を所有する。
タネはもちろん光速での調理配膳。能力の無駄使いここに極まれりである。


  • 獅子巳十蔵ししみ じゅうぞう

黒衣に身を包んだ色黒の青年。UQホルダー不死身衆№5。
幼い頃偶然「仙丹」を口にし、不老不死の身体を得た。それから数十年後に甚兵衛と出会い、剣術の手解きを受ける。


他のナンバーズとは異なり、戦闘センスにはまるで恵まれていない。
神鳴流の剣士なら10歳程度で成し遂げる「斬鉄」の習得に40年近くもかかったという非才の身。
しかし不老不死のメリットを最大限に活用し、有り余る時間のすべてを剣術の鍛錬に充てた結果、その技量は神域に至った。
実力は雪姫をして「ホルダー最強」と言わしめるほどであり、呪いや因果、認識、概念、果ては漫画の設定に至るまで
あらゆるものを問答無用で両断可能。
同じナンバーズである真壁の復活後無敵や夏凜の不死すら斬り捨てている。なにこのチート。


基本的に無愛想だが、刀太にも気さくに接したり、自分の力をコミカルに披露したり、ニキティスとも漫才みたいなやり取りをしたり、源五郎を慮って彼を故郷に置いていこうとする等、決して非情ではない。


  • ニキティス・ラプス

フェイトによく似た顔立ちの少年。UQホルダー不死身衆№8。
1万2000年前に金星で生まれ、不死を得た「真祖」
人類の上位種を自称し、人間を「下等種」「猿」と呼んで憚らない傲岸不遜な性格。
実力もそれに見合うだけのものがあり、莫大な魔力をもって無数の魔獣・悪魔を使役し戦う。


現在はクウネルに代わって地下図書館の司書を務めており、暴言を吐きつつも刀太に修行をつける。
人類の上位種たる彼が図書館の司書に収まり、まがいものの真祖でしかないはずの刀太に協力する―――
その理由はとてもシンプルで、なんとも人間臭いものであった。



敵対者

CV:石田彰
前作から続投。
今や太陽系最強の魔法使いとまで呼ばれるようになった怪物。
一空・夏凜・刀太・九郎丸を纏めて倒すなど圧倒的な強さを誇るが、夏凜のあんまりな質問にも
途中まではまじめに答えてくれるという優しい一面もある。
まあ、これ以上「踏み込んだら」雪姫に殺されると察したのか、肝心なところは言葉を濁したけど。


制服を着た黒髪ロングの少女だが、実は幽霊。トイレの小夜子さん。
当代随一の死霊術士ネクロマンサーであり、自殺した者たちの存在を忘れてへらへら生きている者たちへの
報復を企んでいる。
高等魔法に高い再生能力、普通の人間はおろか不死者をもゾンビにして操るなど、極めて高い実力を持つ。



その他

  • ダーナ・アナンガ・ジャガンナータ

「貴族」と呼ばれる吸血鬼の真祖の一人。「狭間の魔女」の異名も持つ。雪姫をして「自分がニセモノなら彼女はホンモノ」と言わしめる程の存在。
縦にも横にも大きな身体をし、華美な服装に身を包む女性。吸血鬼として過ごした年月は雪姫を遥かに上回り、かつては雪姫に不死者としての修行をつけたこともある。
「狭間の魔女」の異名は場所時間を問わずあらゆる空間に接続できる能力から。普段は世界から隔絶された狭間の空間に住んでいる。
実力は文字通りに桁違い。上半身を粉砕されても1秒かからず鮮やかに復活し、刀太達程度の不死者なら容易に殺せる。魔法の知識も凄まじく深い。
「不死者は人間に恐怖・畏怖・美を与えるものでなければならない」と主張し、不死者として未熟な刀太達に対して修行をつけることになる。
修行は凄まじく過酷であったが、その内容は各々の不死者としての能力に合わせたものとなっており、刀太たちの実力を飛躍的に向上させた。




追記修正は、不老不死の力を持ってからお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,19)

[#include(name=テンプレ3)]


※作品や作者などに対する愚痴や文句、誹謗中傷や批判等のコメントが続けば、IP規制及びコメント欄の撤去等の処理が施行されますので絶対に止めましょう。

  • 明日菜不在ルートは文字通り、絶望の未来だったのね そして使徒になったラカンたちは本人で間違いないと -- 名無しさん (2018-05-08 14:33:19)
  • 依頼にありました通りコメント欄リセット及び警告を追加しました -- 名無しさん (2018-05-09 19:55:24)
  • 忍可愛いけど、刀太が男女判別できてなかったのは何かの伏線(刀太側)じゃないかと勘繰ってる自分がいる... -- 名無しさん (2019-04-16 00:05:56)
  • 前作のパラレルワールド的な続編という観点もからもあって、ロックマンゼロみたいな感じがしますねえ…主人公の秘密とか色々と。 -- 名無しさん (2020-06-23 11:17:37)
  • 刀太や小夜子がネギまの世界線に存在しないのはわかったが、UQにおける真祖は存在するんかな。もしそうだとするとネギま終盤の戦いが小さなものに思えてなんか嫌だな。ニキティスいわく自分の魔力0.1%だけで地球1年分の魔力らしいけどこれもうネギとかエヴァとかアリンコみたいなもんじゃん。 -- 名無しさん (2020-11-08 10:13:27)
  • UQホルダーの世界はパラレルワールドじゃなくむしろネギまで本来なら起こった正規ルートだった -- 汚花のフラウィ (2021-09-05 18:50:10)
  • 色々言う人もいるけど、個人的にはあのラストは凄い好き。救われた部分もあれば救われてない部分があるのもひっくるめて -- 名無しさん (2022-03-28 19:25:34)
  • 世界中の怨嗟に苦しめられてきたヨルダが、それでも世界をよくしようと努力した人類に救われるのは皮肉っぽくもあり、王道でもあり、いいラストではあるね -- 名無しさん (2022-03-28 19:53:55)
  • ネタバレだけど、みんなの心に悲しみや怨嗟を分散して宇宙に散らすのは、なんとなトランスフォーマー 2010感もあって少し変な気持ち -- 名無しさん (2022-10-30 11:27:44)
  • ↑5 文字通り「回す」だけなんじゃないか? 地球を公転させるだけのパワーとか作中最強格のヤツらならなんとかなりそう -- 名無しさん (2023-08-17 10:24:11)

#comment

*1 100年の眠りから目覚めた神楽坂明日菜が元の時代に『連れ戻されていない』
*2 ただし痛みは感じる

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧