バットマン:アーカム・ビギンズ

ページ名:バットマン_アーカム_ビギンズ

登録日:2014/09/13 (土) 10:09:30
更新日:2023/12/21 Thu 10:54:19NEW!
所要時間:約 22 分で読めます



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原点にして最高のダークナイト、登場


正義はの存在から生まれる。




バットマン アーカム ビギンズ』(Batman: Arkham Origins)とは、DCコミックスのヒーロー「バットマン」を題材にしたゲーム作品。
Warner Bros. Games Montreal開発。PS3とXbox360、PC、Wii U版が発売されている。


Arkham Originsの名の通り、アーカムシリーズの原点を描いた作品で第一作『バットマン アーカム・アサイラム』より過去を舞台にしている。


開発が前作までのRocksteady Studiosから変更されたが、アーカムシリーズの特徴(多彩なヴィラン、コンバット、プレデター、小ネタやゲームオーバー画面)は引き継がれ新要素が追加されている。




・舞台がさらに広大に
前作のアーカム・シティのエリアがアーカム・シティになる前の姿で登場し、さらに橋を挟んで同じ位の大きさの町が追加された。そのため移動できる場所は単純に前作の2倍になっている。


・ファストトラベルの追加
舞台が広くなったためバットウィングによるファストトラベルが登場。当初は選択できる場所が限られているが条件を満たすことで追加されていく。


・バットケイブが拠点として登場
第一作『バットマン アーカム・アサイラム』にも仮設のバットケイブが登場したが、今作ではウェイン邸地下の本物が登場。アルフレッドと会話することが出来る他、スキンを変更したりチャレンジモードに挑戦することができる。


・捜査スキャナーを使用した現場検証
証拠の情報をもとにして現場の状況を再現して巻き戻すことが出来るようになった。プレイの上では今までの現場検証同様、ボタンの長押しだが、よりバットマンとして事件を解決している感覚を得ることができる。


・ザコ敵の種類増加
今までのザコ敵に武闘家と呼ばれるザコ敵が追加された。こちらの攻撃にカウンターをしたりカウンターにカウンターを仕掛けてくる。


・ボス戦がより戦闘的なものに
今までのボス戦は良くも悪くも単調なものが多かったが今作では通常のコンバットやプレデターを発展させたものが増えた。


・マルチプレイ初登場(Wii U版は除く)
ジョーカーチーム、ベインチーム、バットマンチームの3組に分かれて行う。ヴィランチームは相手を倒したりポイントを奪い合う。バットマンチームはヴィランチームをテイクダウンすることが目的となっている。



こういったいくつもの新要素が追加された今作だが不満点も上がっている。



・開発が変更された結果、キャラクターの外見が変更された。
・グラフィックの進化が少なめ。
・ボタンの配置変更。
・実際にできることはそこまで変わり映えしていない。
・バグが多い。



その結果、前作『バットマン:アーカム・シティ』のような高評価は得られなかった。


DLCは前作同様スキンやチャレンジの他、修業時代のブルース・ウェインが登場する『INITIATION』、ミスター・フリーズが登場する『Cold Cold Heart』が存在する






【ストーリー】

ストーリーは前作までがほぼオリジナルだったのに対して今作は『イヤーワン』や『Batman: Knightfall』、『キリングジョーク』、『バットマン・ノエル』といった作品を題材にしている。『Cold Cold Heart』はアニメイテッドシリーズの『Heart of Ice』を題材にしている。

  • 本編

バットマンがゴッサム・シティで活動を始めて2年目のクリスマス・イヴの夜、ブラックゲート刑務所をブラックマスクが襲撃を仕掛けた。すぐさま駆けつけたバットマンだったが間に合わず取り逃してしまう。そこで手に入れたUSBからバットマンはブラックマスクが自分の首に多額の懸賞金をかけ8人の暗殺者に自分を殺させようとしていることを知る。何故ブラックマスクがこのような行動に出たのかを確かめ犯罪者たちを捕まえるべく、バットマンはクリスマスを迎えようとするゴッサムへと飛び立った。


  • Cold Cold Heart

バットマンがブラックゲート刑務所の事件を解決してから数日後の大晦日。ウェイン邸で大晦日を祝うパーティが開かれ「今年最も活躍した人道主義者」賞の授与式が行われた。今年の受賞者はフェリス・ボイル。パーティが和やかに進む中、突如強力な冷凍光線が飛び込み参加者たちを凍らせた。その中心には特殊なアーマーに身を包んだ男ミスター・フリーズ。フリーズはボイルを連れ去り姿を消した。ブルースはバットマンとなって大晦日のゴッサムでフリーズの追跡を始めた。






【キャラクター】

  • [[バットマン>バットマン(人物)]](ブルース・ウェイン)

本シリーズの主人公である闇の騎士。犯罪者や警察にはその存在を確認されているが世間からは都市伝説として扱われている。
自分の命を狙うブラックマスクの真意を探るべくゴッサムを飛び回る。
バットマンとして活動し始めてからまだ日が浅く、GCPDとも信頼関係を築いておらず、どこか荒々しく精神的な脆さも見せる。
今回の戦いを通じてただの自警活動からヒーローへと変わっていく。
DLC『Cold Cold Heart』ではXEスーツ(極限環境スーツ / Extreme Environment Suit)を身に着け戦う。



  • ブルース・ウェイン(イニシエーション)

DLC『INITIATION』に登場する、北朝鮮の白頭山で戸隠流を学んでいた頃のブルース・ウェイン。手裏剣や苦無、煙幕を使う。
通称ニンジャ・ブルースと呼ばれているがその外見は忍者というより山賊や猟師に近い。(もう1つの衣装は忍者っぽい)



  • アルフレッド・ペニーワース

父トーマスの代からウェイン家につかえる執事。
バットマンとして活動するブルースのサポートを行う。
今作では通信だけでなく直接姿を現しバットケイブで会話もできる。会話をすると経験値を得ることができる。



  • [[ロビン>ロビン(バットマン)#id_63f38495]](ディック・グレイソン)

バットマンのサイドキック(相棒)。
マルチプレイモードでのみ登場。『New 52』を反映してか今作では中高生の外見をしている。






【ヴィラン】

  • ブラックマスク(ローマン・シオニス)

ゴッサム最大の勢力を持つギャングのボス。判事や議員、警官と癒着している。
ブラックゲート刑務所に襲撃を仕掛けた。その後、彼の隠れ家から彼と彼の恋人の死体が見つかる。
今作のメインヴィランとされていたが……。



  • キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)

8人の暗殺者の1人。特殊な皮膚病でワニのような外見をしている。ブラックマスクと共にブラックゲート刑務所に襲撃した。
ブラックマスクが逃亡する際、追いついてきたバットマンと戦闘になり敗北する。
その後終盤の囚人の暴動の際、ジョセフに気を取られたバットマンに襲い掛かるもスナイパーに間違って撃たれあっさり引き下がる。



  • エレクトロキューショナー(レスター・ブチンスキー)

8人の暗殺者の1人。知性より力で問題を解決するただのチンピラだったが最近ショックグローブを入手して名を上げている。
今作のお笑い要員その1にしてキーパーソン。



  • デスストローク(スレイド・ウィルソン)

8人の暗殺者の1人。実験で驚異的な能力を得た傭兵。銃の仕込まれた棒と刀、遠隔クローが武器。
DLCでプレイ可能。



  • シヴァ(サンドラ・ウーサン)

8人の暗殺者の1人。凄腕の女格闘家。
DLC『INITIATION』にも登場しバットマンと戦っている。



  • カッパーヘッド

8人の暗殺者の1人。男とも女とも、単独犯とも複数犯とも呼ばれる犯罪者。今作に登場するのは女性でしなやかな体術が武器。



  • デッドショット(フロイド・ロートン)

8人の暗殺者の1人。銃火器のプロ。



  • ファイヤーフライ(ガーフィールド・リンズ)

8人の暗殺者の1人。全身の90%が火傷になっているが火器を使った犯罪を行う。小型ジェットで空を飛び回り火をばら撒く。



  • [[ベイン>ベイン(バットマン)]]

8人の暗殺者の1人。頑強の肉体とその肉体をさらに強化する薬品が武器。
前2作では、余り頭が良いとは言えない描かれ方だったが、今作では頭脳も明晰という本来の設定を活かしたキャラになっている。
バットマンが出会う前からその存在を知っているほどの人物。
手下には傭兵やヴェノムに似た薬物を使うものがいる。



  • エニグマ(エドワード・ニグマ)

謎に異様なこだわりを持つ犯罪者。恐喝データを市民に公開することで堕落したゴッサムを崩壊させようと目論む。
またバットマンとバットウィングとの通信を妨害する装置を各地に置いている。この装置は恐喝データの入ったサーバーの防衛装置とも連動している



  • ペンギン(オズワルド・コブルポット)

裏社会のギャングの1人。まだ水面下で活動しており表立った活動はしていない。
ファイナル・オファーと呼ばれる古い客船を買い取り根城にしてコロシアムやカジノを開いている。
DLC『Cold Cold Heart』ではミスター・フリーズと手を組んでいる。



  • リッキー・「おしゃべり」・ルブラン

オリジナルキャラ。ペンギンの手下。武器の取引をしていたところをバットマンに襲撃される。その後バットマンに尋問され、GCPDに捕まった。
GCPDで取り調べを受けていたが、かく乱機を探すバットマンに再び尋問される。
DLC『Cold Cold Heart』にも登場。氷を破壊するドリルを求めていたバットマンにドリルの在りかを尋問される。
この頃にはバットマンのことがすっかりトラウマになっていた。
今作のお笑い要員その2。



  • トレイシー

オリジナルキャラ。ペンギンの愛人。金髪のショートカットが目を引く女性。
出かけたペンギンに代わってファイナル・オファーのコロシアムを取り仕切っている。



  • キャンディ

オリジナルキャラ。ペンギンの愛人。黒髪とメガネが目を引く女性。ファルコーネとペンギンの会談に同席する。



  • アナーキー

白い仮面を身に着けた残忍な非政府主義者。町のホームレスなどをたきつけて過激な抗議運動やテロ行為を行っている。
ゴッサムの歴史的建造物にアナーキーのタグを書き残している。



  • マッドハッター(ジャービス・テッチ)

不思議の国のアリスに心酔し自身をいかれ帽子屋に見立て犯行繰り返す男。
洗脳や精神操作を得意とする。
女性をアリスに見立て人質に取りバットマンに挑戦状をたたきつけた。



  • [[ジョーカー>ジョーカー(バットマン)]]

後にバットマンの宿敵となる正体不明の男。今作でバットマンと初体面となる。



  • ミスター・フリーズ(ビクター・フライズ)

DLC『Cold Cold Heart』に登場。冷凍スーツと冷凍銃に身を包む科学者。大晦日を祝うパーティが開かれたウェイン邸をペンギンの部下とともに強襲しボイルを誘拐した。






【その他】

  • キリギ

DLC『INITIATION』に登場。戸隠流の師匠でブルースを鍛えた。



  • トーマス&マーサ・ウェイン

ブルースの両親。
基本的に写真だけの登場だがとあるサブイベントで犯罪通り/クライム・アレイで現場検証を行うことになり、その時一瞬だけ彼らの死体が現れる。



  • ジョセフ

オリジナルキャラ。ブラックゲート刑務所所長。ブラックマスクに脅されて彼をブラックゲートに侵入させた。
終盤に起きた囚人の暴動の際には人質として登場。ゴードンに助けられるもスナイパーに撃たれ負傷する。



  • ヴィッキー・ヴェイル

ゴッサム・シティで人気のニュースレポーター。
ブラックマスクのブラックゲート襲撃に巻き込まれる。
その後ゴッサム・ロイヤルホテルをヘリで中継している。
DLC『Cold Cold Heart』にも登場。



  • ジリアン・ローブ

GCPDの本部長。ブラックマスクと癒着していたがブラックゲート刑務所を襲撃したブラックマスクに殺される。
清廉潔白なゴードンのことを嫌い彼を罠にはめ陥れようとしていた。



  • ジェームズ・ゴードン

GCPDの警部で唯一汚点が無い警官と言われている。まだバットマンを他の犯罪者と同じ扱いにしている。
ブラックゲート襲撃の際、バットマンを目撃するも取り逃してしまう。その後は他の刑事がやる気のない中、孤軍奮闘する。



  • ハービー・ブロック

ゴードンと行動を共にする警官。実はローブの命令で彼にハニートラップを仕掛けようとしていた。



  • アルベルト・ファルコーネ

ファルコーネファミリーのボスの息子。ペンギンに武器売買から手を引くようにと脅される。



  • ハワード・ブランデン

SWATチームのリーダーで不良警官。ブラックマスクと取引をしてSWATチームとともにバットマンを狙う。
パイオニア橋でファイヤーフライの手下に襲われていたところをバットマンに救われる。
その直後、賞金を狙って彼を攻撃するが反撃され気を失う。



  • バーバラ・ゴードン

ジェームズ・ゴードンの娘。15歳。バットマンを犯罪者と思っている父と違い好意的にみている。
GCPDに訪れており、バットマンと遭遇し会話する。その後、バットマンの回線をハッキングしてGCPDから無くなった証拠品の武器破壊を依頼する。



  • ハーリーン・クィンゼル

ヒューゴ・ストレンジのインターンの心理学者。現在はブラックゲートに研修に行っている。。



  • サイラス・ピンクニー

ゴッサムの著名な建築家。ブルースの先祖ソロモン・ウェインと共にゴッサムに貢献した。40歳の誕生日の前日に殺された。ゴッサムの各地には彼の建築物が残され、そこには彼の死の真相を書いた日記を隠した銘板が存在する。バットマンはゴッサムのもっとも古い未解決事件に挑むこととなる。



  • フェリス・ボイル

DLC『Cold Cold Heart』に登場。ゴスコープ社CEOで「今年最も活躍した人道主義者」賞を受賞したほどの人物。なぜかミスター・フリーズに目をつけられ誘拐される。






【メカニック】

  • バットウィング

バットマンの移動手段。『バットマン アーカム・アサイラム』にも登場したがデザインが変更されステルス戦闘機のようになっている。
ファイヤーフライの囮にも使われる。











以下ネタバレを含む解説











  • カレンダーマン(ジュリアン・デイ)

自分の名前にデイという言葉が入っているから日付にまつわる犯罪を行う変った男。
ブラックゲート襲撃時、死刑になりかけていたところをブラックマスクに救われる。
この後、『バットマン:アーカム・シティ』で語ったクリスマスの殺人を行った。
ちなみに、オープニングでまだ捕まったニュースが流れているにもかかわらず死刑が行われようとしていたのは、ローブが市民の不満を抑えるためにジョセフに精神鑑定の記録を改ざんさせたためである。



  • ペンギン

アルベルト・ファルコーネにボスの引退と武器売買をやめるように脅しつけていたところにバットマンが現れる。
バットマンにブラックマスクの居場所を白状した直後、偶然デスストロークが現れ救われる。
以降はファイナル・オファーに閉じこもるため彼と接触することはできない。
また警察からはブラックマスク殺害の容疑がかけらている。
DLC『Cold Cold Heart』ではフリーズからボイルが開発していた冷凍銃を提供する代わりに協力を持ち掛けられ了承した。しかしフリーズの目的がゴスコープ社最奥の何かだと知り、それが更なる武器だと思ったペンギンはフリーズに攻撃をしかけ逆に氷漬けにされてしまう。バットマンの目的もゴスコープ社最奥だったため彼に氷を砕くためのドリルの在りかを教え持ってこさせたが結局置いて行かれてしまいGCPDに逮捕された。
実は暗殺者たちに武器などを提供していた。



  • アルベルト・ファルコーネ

二重人格に悩まされておりヒューゴ・ストレンジの元に通っていたが、治療が済んだ後も実験台として呼ばれており父親にバラすと脅されもしていた。
実際には治療は終わっておらずブラックマスクとの電話で凶暴なもう一つの人格が現れている。



  • デスストローク

ペンギンを脅すバットマンに襲い掛かる。棒術や剣術、遠隔ロープ、照明弾を使った不意打ちでバットマンを苦しめるが更に上の技術を持つバットマンに敗北し、GCPDに逮捕されブラックゲートに送られる。
終盤の暴動の際は参加せずに独房で体を鍛えている。



  • アナーキー

ファイナル・オファーを出たところでバットマンに接触してくる。
ゴッサムに3つの爆弾を仕掛けバットマンに解除するように言ってくる。
爆弾を解除したバットマンを裁判所に誘い彼を仲間に引き入れようとするが拒否され戦闘になる。
部下たちをけしかけたりスタンロッドで自身も戦闘に参加するが敗北しGCPDに逮捕された。
ゴードンに汚職を行う前に警察を辞めるよう警告していた。
DLC『Cold Cold Heart』では手下たちが活動を引き継いでいる。



  • マッドハッター

下水道から出てきたバットマンに挑戦状をたたきつけ帽子屋に誘い込む。
帽子屋にやってきたバットマンと部下たちを戦わせるが全滅されてしまう。その後、自分に近寄ってきたバットマンを幻のワンダーランドに誘い込み惑わせる。しかし、バットマンに幻覚を破られ最後はバットラングの不意打ちに敗れた。
アリスを守らせるためにバットマンを手に入れようとしていた。
ちなみに、彼を操作スキャナーで見てみると骨が存在しないためクレイフェイスが化けた偽物の可能性がある。



  • シヴァ

乳母車を囮にバットマンに攻撃を仕掛けるも失敗。その後、彼に無実の人間を救うことができるかテストする。バットマンが無実の警官を救っている間に彼の相棒の不良警官を殺害していた。不良警官の死体を発見したバットマンの前に現れ彼をワンダー・タワーに誘い戦闘になる。部下とともに戦いを挑むも敗北、彼を認めてその場を立ち去る。
実はラーズ・アル・グールの命令のもとバットマンがラーズの右腕さらには後継者になるかをテストしていた。
クインシー・シャープと接触しており彼に協力を持ち掛けアーカム・アサイラムの存在を教えている。



  • カッパーヘッド

ブラックマスクを脅すバットマンに襲い掛かる。バットマンに強力な神経毒を投与し幻覚を見せ苦しめる。
その後、バットマンと戦闘し毒の効果で有利に進めるも解毒剤を使用したバットマンに敗北する。



  • ブラックマスク

事件の真相は、身代わりがやられ本人はジョーカーに捕まっていた。つまりオープニングから出ていたブラックマスクの中の人はジョーカーだった。
製鋼所で置き去りにされていたがバットマンに解放されジョーカーの居場所を聞かれる。
その際カッパーヘッドが現れ、どさくさに紛れ逃走する。
逃走後、体制を立て直し彼のドラッグを破壊して回っていたバットマンと教会で戦闘になり敗北しGCPDに逮捕された。



  • デッドショット

ヘリを囮にバットマンを狙ったSWATチームのスナイパーを狙撃しヘリを墜落させるという離れ業を披露する。
狙撃位置に自身の居場所を示す証拠を残しバットマンをゴッサム・マーチャント・バンクに誘い出す。
やって来たバットマンを手下と人質とともに迎え撃つも敗北しGCPDに逮捕された。



  • エレクトロキューショナー

ペンギンの船ファイナル・オファーでバットマンと対戦するが一撃で敗北する。
その後、復活しジョーカーの指示でゴッサム・ロイヤルホテルに向かうが、自身の発する電磁波をバットマンにつけられてしまう。
ジョーカーとの会合で失敗続きだったためジョーカーに突き落とされ死亡する。
死亡後、彼のショックグローブはバットマンに回収された。
バットマンがベインとの戦いで窮地に陥ったとき彼の言葉がヒントとなった。



  • ハーリーン・クィンゼル

ジョーカーのカウンセリングを担当し、彼の話に魅了される。終盤の暴動の際は人質になっている。



  • レッドフード

頭に赤い筒のようなものをかぶった犯罪者。ジョーカーの話の中で登場。
この話とレッドフードの行動は『キリングジョーク』にそっている。



  • バード(エンジェル・ベアルンガ)

ベインの副官。クラブ「マイ・アリバイ」を拠点にしている。ヴェノム生成に必要な薬物をベインに届けようとしたがペンギンの手下に荷物を襲われバットマンにばれてしまう。「マイ・アリバイ」にやってきたバットマンと戦闘するも敗北、彼にベインには必要なものが届けられたことを伝えた。



  • ファイヤーフライ

ジョーカーとの会合後、真っ先に行動する。
パイオニア橋で人質を取りバットマンを待ち構える。しかし、バットウィングを使った囮作戦に引っかかり人質を解放されてしまう。
爆弾を3つ解除したバットマンと戦闘に入る。強力な火器で攻撃するが最後はバットマンに取りつかれ墜落し敗北した。



  • エニグマ

バットマンに全ての恐喝データを回収されサーバーも破壊されたが、新たに入手した恐喝データを持って姿を消した。
サーバーの隣の部屋にはバットマンの正体を予測するのに使用した新聞記事やリドラートロフィーが置いてある。
エドワード・ナシュトンの名前でGCPDのサイバー犯罪課に所属しており、その立場を利用して情報を集めていた。
DLC『Cold Cold Heart』には直接登場しないが姿を消す前に示した新たな恐喝データ、新市長ハミルトン・ヒルと新GDPD署長ピーター・グローガンに関するデータを市民に流し2人を辞任に追い込んでいる。



  • サイラス・ピンクニー

1846年、経済的困難に直面したサイラスはペンギンの先祖ヘンリー・コブルポットと関係を持つこととなった。悪評が囁かれる彼に一抹の不安を感じていたが1851年、案の定ヘンリーはゴッサムに残されていた最後の史跡の上に建物を作ろうとしていた。ソロモンとサイラスは市長の力を借りてヘンリーを抑え込んだ。
1852年、彼はまだ学生だったアマデウス・アーカムと出会い彼の理念に共感しアーカム・アサイラムの計画を作った。
1853年、再び経済的困難に陥った彼はソロモンに黙ってヘンリーと手を結んだ。
1854年、ヘンリーはゴッサムに軍事工場を建てることを決めた。サイラスは納得できず市長にこの事業を止めるよう頼んだ。しかし、この行動によってサイラスはヘンリーに命を狙われることになった。
1855年1月11日、サイラスはヘンリーにサイラスの誕生日に招待された。法律は変わり工場は作られ、新たな市長にヘンリーの息子セオドアが出馬していた。命の危機を感じたサイラスは自身の日記を隠しいつか誰かが見つけることを願った。
1855年1月13日、彼は遺書を残し死亡した。
1855年1月14日、誕生日の前日に殺されたはずの彼は生きていた。ワインに毒が混入されると知ったサイラスは、アマデウスに死を偽造する薬を作ってもらいそれを飲んだのだった。見事、医者すら騙したサイラスは復活を果たしヘンリーを自動車事故に見せかけ殺害した。その後、サイラスがどういった人生を歩んだか誰に墓を作ってもらったかは誰も知らない。



  • アルフレッド・ペニーワース

バットケイブをベインに襲撃され一時意識を失うがブルースの心臓マッサージによって息を吹き返す。
家もアルフレッドも守れず自信を失いかけたブルースを勇気づけブラックゲート刑務所で起きた暴動に向かわせた。



  • TN-1

ヴェノムに似た薬品。ヴェノムの後遺症に苦しむベインが開発した。
しかし実際はヴェノム以上のパワーを与える代わりに使用すればするほど脳に障害を与える危険の薬物だった。



  • ベイン

ヴェノムの副作用に苦しんでおりヴェノムを改良したTN-1完成のためにゴッサムにヴェノムをばらまいていた。
ジョーカーとの会合後、自らは動かずバットマンが来るのを待つ。ゴッサム・ロイヤルホテルでジョーカーを殴るバットマンに不意打ちを食らわせ戦闘を開始する。
戦闘中に現れた警察に戦闘を妨害されるが仲間のヘリで逃走。その後、バードにヴェノム生成に必要な薬物を届けることとバットマンの足止めを命令する。
バットマンを調べつくし正体がブルースだと知っており、バットマンがファイヤーフライの対処に追われている間にバットケイブを襲撃する。その後、ジョーカーの暴動に参加し、ジョーカーの命と自身の命を天秤にかけバットマンと戦う。バットマンを追い詰めるも心臓を一時的に停止され敗北する。バットマンによって息を吹き返した後、TN-1を投与し上半身が巨大化、暴走する。圧倒的パワーで再びバットマンを追い詰めるも電磁ロックを利用した攻撃の前に敗北する。TN-1の影響で記憶が破壊されバットマンの正体も忘れてしまった。



  • ジョーカー

ブラックマスクに成り代わり活動していた。暗殺者を集めたのも彼。ブラックマスクの口座を狙ってゴッサム・マーチャント・バンクに訪れていた時にバットマンと初対面となった。
ゴッサム・ロイヤルホテルで暗殺者たちとの会合を開き、そこで正体を明かしエレクトロキューショナーを殺害、ほかの暗殺者にバットマンを殺害するよう命令する。
その後、ベインの連れてきたバットマンの目の前でエルスウォースビルを爆破し彼を怒らせる。直後に行われたバットマンとベインの戦闘は手を出さず見物、その戦いの最後にベインの攻撃で吹き飛ばされるがバットマンに助けられ、GCPDに逮捕される。
ブラックゲート刑務所ではハーリーン・クィンゼルと出会い彼女のカウンセリングを受ける。
それからバットマンがベインに襲撃を受けている間にブラックゲートで暴動を起こす。
バットマンに人を殺させるために自分が座った電気椅子の電力とベインの心拍数を連動させ、さらにゴードンを人質に取りバットマンをベインと戦わせる。ベインの心臓が一時的に止まったのを死んだと勘違いしゴードンと自身を開放その後ジョセフを殺そうとするが失敗し逃走する。礼拝堂に追い詰められさらにバットマンにベインが生きていることを伝えられたためバットマンに自分を殺させようとするが失敗、何度も殴られ続け気を失った。



  • ジェームズ・ゴードン

ブラックゲート襲撃後、GCPDに現れたバットマンに遭遇する。その後ゴッサム・ロイヤルホテルでジョーカーを逮捕する。
パイオニア橋でファイヤーフライの対処に尽力したがバットマンの報告を信じなかった結果、部下に被害を出してしまう。
バットマンが倒したファイヤーフライを捕まえた後バットマンと協力しなかったことについて話し合う。
ジョーカーのブラックゲートでの暴動で、バットマンとベインの戦いの最中にジョセフを助けに現れるもジョーカーに人質に取られてしまう。
ベインが敗北し解放された後、ジョセフを守るためにバットマンと共闘する。
ジョーカーを倒したバットマンの前に現れ彼を逮捕しようとするが逃がし、彼を信用するようになった。
クリア後にブラックゲートから逃げ出した囚人の確保をバットマンに依頼する。



  • ジャック・ライダー

ゴッサムの人気司会者。エンディングに登場。
自身の番組でディーン・シュナイダーという政治戦略家とゲスト、そしてクインシー・シャープと今回の事件についてトークする。



  • クインシー・シャープ

ゴッサムの有氏。エンディングに登場。今回の件がブラックゲートに問題があるとしてアーカム・アサイラムが再開するために動いている。
実はラーズ・アル・グールの命令で動いていたシヴァにアサイラムのことを教えられて行動していた。



  • アマンダ・ウォーラー

政府関係者。ブラックゲート刑務所で体を鍛え続けるデスストロークをスーサイドスカッドに招き入れる。



  • フェリス・ボイル

フリーズに援助をする見返りに武器開発をさせていたが途中から武器開発よりノラを冷凍保存した技術に興味が移った。
その後、フリーズとの間で起こった事故をラボを閉鎖することで全てなかったことにした。
フリーズがバットマンに敗北した隙をついて彼らを殺そうとするがバットマンに阻止され逮捕された。



  • ミスター・フリーズ

ボイルの協力で妻ノラの治療の研究を行っていた。しかしボイルが武器の開発よりノラを冷凍させた技術に目をつけ彼からノラを奪おうとした。フリーズは何とか阻止しようとするが失敗し超低温の中でしか生きられなくなってしまった。今回の事件はボイルからノラを取り戻すために起こした。
ボイルを脅しノラを解放しようとしたがバットマンに阻止される。その後、ボイルに殺されかけるがバットマンに救われ逮捕された。



  • ノラ・フライズ

DLC『Cold Cold Heart』に登場。フリーズの妻。ハンチントン舞踏病にかかっており病の進行を抑えるため冷凍保存されていた。その技術に目を付けたボイルによってフリーズから引き離されてしまった。






項目は追記・修正の存在から生まれる。




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  • 全体的な完成度ではcityに及ばなかったけど、ストーリーや演出はシリーズ最高だと思う。 -- 名無しさん (2014-09-13 14:15:05)
  • 凄いエンタメしている作品なのは間違いない。けど初期の処理落ちと前作の矛盾がなぁ・・・終盤のストーリーはマジで最高だけどね。 -- 名無しさん (2014-09-13 22:41:50)
  • PV見た後だとデスストロークとの戦いが序盤で終わってエー・・ってなったな。1対1の戦いでお互いの攻撃がしっかり効くという、今までのボス戦じゃ一番男らしい戦いと思うけど。 -- 名無しさん (2014-09-14 09:42:31)
  • フリープレイで配信されたのでプレイ中! うん、確かによく使ってたボタン配置変更とかDL版なのに処理落ちとか不満点はあるが、面白いのは間違いないわ -- 名無しさん (2014-11-01 18:52:55)
  • キャンディちゃんエロ可愛い -- 名無しさん (2015-03-28 02:55:09)
  • 項目、もうちょい見やすくして欲しいと希望です。ネーム部分を大きくするとか色変えるとかじゃないと、名前と説明が一緒になりました -- 名無しさん (2015-03-28 10:07:45)
  • 何故ニグマはリドラーではなくエニグマと名乗っているのか…リドラーになる前なのか… -- 名無しさん (2016-04-17 01:00:32)
  • ↑ -- 名無しさん (2016-05-14 02:13:10)
  • ミスした -- 名無しさん (2016-05-14 02:13:32)
  • エドワード・ニグマ=edward・nigma=e・nigma=enigma あとエニグマって暗号解読器の名前だった気がする 何度も打ち間違えてごめん -- 名無しさん (2016-05-14 02:15:46)
  • ベンアフレック版バットマンであの戦いが実写で観られると思うとホントワクワクする -- 名無しさん (2016-10-05 07:37:31)

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