ブシドーブレード弐

ページ名:ブシドーブレード弐

登録日:2014/06/28 Sat 20:09:07
更新日:2023/12/18 Mon 13:51:09NEW!
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ゲーム ps スクウェア 武器格闘 格闘? 一撃必殺 ブシドーブレード プレイステーション 真剣勝負 色モノ率高し 和ゲー ※舞台は1990年代です 和風ゲー ブシドーブレード弐



ブシドーブレード弐とは1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したゲームである。ジャンルは武器格闘(当時)、和風格闘(現在の公式HP)。
前作に関してはブシドーブレードを参照のこと。



基本的には前作と同様一撃必殺の真剣勝負だが、変更点も多い。


【主な変更点】


  • 攻撃

これまで△・○・×でそれぞれ上段・中段・下段だった攻撃ボタンを○・×で表(相手に振り下ろす・斬り上げる・突きなど)・裏(相手の横側に対しての攻撃)に変更。
キャラクターと武器の組み合わせ(あとキャラによってはサブウエポンの有無や左手の使用可能)によっては、←+×で投げ技の『からみ技』が使用可能。当然一撃必殺。


  • 防御

壱ではどんな攻撃も□ボタンで防御、あとはキャラのパワーや武器重量で有利に防御できるかどうかが決まったが、今作では攻撃同士がぶつかると遅く出したほうが防御をする形となり、相手と異なるボタンを押すと有利防御となり、同じボタンだと不利防御となる。不利防御は(武器の重量やキャラのパワーにもよるが)大きく体勢を崩してしまい、相手から追撃を受けやすくなったり段差から落とされてしまったりする。


  • 構え

前作ではR1・R2で重心を上げ下げすることで構えを変更していたが、今作では□ボタンで構えを変更する。


  • 負傷

基本的には前作同様致命傷ではないダメージを受けるとパワーダウンしたり、左腕を斬られると左腕を使用した技が使えなくなるが、脚を斬られるとスピードが遅くなる程度で、片膝をつくようなことはない。


  • サブウエポン

ツバメとカッツェを除いた使用可能キャラ全員が固有のものを所持しており、連射可能なもの、使い捨てのもの、所持していれば二刀流の構えが使用できるもの、一撃必殺のものや特定の相手にのみ絶大な効果があるものなど多様になった。


  • 段差

今作では登れない段差から転落すると敗北してしまう。ただし一部ステージで条件を満たすと死亡しないバグがあり決着がつかなくなることも


  • 武士道

前作では武士道に反する行動をとると一定地点から先に進めなくなったが、今作ではどのような卑怯な手段を使用しても問題なくゲームが進行する。これに伴い、敵キャラが口上を述べることがなくなり、開始直後から気が抜けなくなった(ただしCPUが開幕と同時にこちらが死亡するような行動を仕掛けてくることは稀)


【武器】
捨陰党専用の槍が登場したが、前作の9種類から6種類に減った。薙刀は鳴鏡専用武器のため、1人のキャラが扱える武器は5種類。今作で選択できない武器はキャラクターのサブウエポンとして存在。金槌?気にするな!


  • 打刀

現在主流となっている日本刀。軽量級でリーチの短い、特徴がなく扱いやすい武器。ただし苦手としているキャラも割といるので注意。


  • 野太刀

リーチが長い重量武器。振り回しているだけで脅威だが、ブロードソード程ではないが隙が大きく扱いづらい。


  • ブロードソード

前作で言う騎士道ソード。今作における最重量武器。


  • ロングソード

前作で言うセイヨーブレード。今作における最軽量武器。そのうえ体を守る構えが正眼くらいしかない(それでも身体を引いた構えなので心もとない)ので早めに決着をつけたい。


  • 薙刀

鳴鏡専用の長物。その名の通り凪払う攻撃が得意だが中段の構えでは突きが強力。どの構えも接近されにくい。あとこれでラスボスを倒すのは慣れがないとなかなか辛い。


捨陰専用の長物。突きがメインになるのでリーチは長いが単調になり見切られやすい。それを差し引いても強力な武器ではあるが。


【キャラクター】
前作のほとんどの登場人物は続投している。最初に使用可能なのは風閂・辰美・御門・源五郎・寒雲・ジョーの6人。この6人はストーリーモード(決戦の間)では衣装が変わる。
他のキャラクターは決戦の間で特定のステージだけ操作キャラと交代し、生存すれば使用可能(死亡したときは代わりに操作キャラでそのステージをクリアすることになる)


◇鳴鏡心当流
実は前作に登場した暗殺組織・陰は、古くから続く鏡家の末裔を捨陰党から守るために組織された(つまり本来のターゲットは捨陰の要人)。


  • 風閂(カンヌキ)    サブウエポン・鉄扇:特別な効果はないがその重量により有利防御でもある程度防御が崩れる。

パワー型。前作の事件の後米国で武者修行をしていた。
重量武器が得意だが、打刀やロングソードでも戦えないということはない。また、たいていの武器で何らかのからみ技が可能。


  • 蛍火(ホタルビ)    サブウエポン・セイヨーツルギ:前作に登場した武器。即死可能、ロングソードを選択した場合二刀流が可能。

スピード型。風閂のサポートキャラクター。ロシア人忍者。こちらも米国で暗殺者として活動していたが、敬愛する空蝉の要請で鳴鏡に。
忍者のため動きが速く、軽量武器を選択した場合は刀の振りも速い。ブロードソードだとからみ技が使用可能。


  • 松虫(マツムシ)    サブウエポン・長ドス:即死可能、打刀時二刀流可能。

バランス型。風閂のサポートキャラクター。本来は無関係だった渡世人だが、なりゆきで葛城鈴香(前作でキャラクターセレクトのときにいた巫女)を捨陰党の刺客から助けてしまったために抗争に巻き込まれてしまった。
打刀が得意で二刀流も可能。重量のある武器はあまり得意ではない。


  • 御門(ミカド)    サブウエポン・合口:2つ所持しており2連射が可能。

前作のバランス型からスピード型になった。鳴鏡の危機に伴い戦力集めに奔走(主に前作のキャラクターを招集)した。
得意武器は変わらず薙刀。スピード型になったせいか前作ではそこそこ使えたはずの野太刀が苦手になってしまった。


  • 墨流(スミナガシ)    サブウエポン・かんしゃく玉:2つ所持している。ガード不能だが使い捨て。

パワー型。御門のサポートキャラクター。日本の剣術を学ぶために単身来日するも、言葉がわからず困っているところを御門に助けられ恩を返すために参戦。おそらく方向音痴(決戦の間のステージ移動がバラバラ)
どの武器もまあまあ使いこなす。上記の経歴を考えると日本刀を装備させてやりたいところ。野太刀やロングソードにはからみ技がある。


  • サザンカ    サブウエポン・長針:連射可能。ガード不能。ただし細いので拾いづらい。

パワー型。御門のサポートキャラクター。前作の中ボスの一人。師範代の座を狙っているため御門の要請にすぐに応じた。
得意武器は薙刀。他の武器も割と使いこなし、からみ技も持っている。


  • 竹科辰美(タケシナ タツミ)    サブウエポン・小太刀:即死可能、打刀時二刀流可能。

前作のスピード型からバランス型に成長した。前作の事件の後は道場破りを繰り返していたが、鳴鏡の危機に駆け付けた。武者修行のためか他のキャラクターと比べても遜色ない実力に成長している。前作で空蝉が言った「血は争えない」という言葉が気になるが・・・
野太刀が得意だが、打刀の二刀流はかなり強力。ただし打刀の他の構えはあまり得意ではないので注意。


  • ナイトストーカー    サブウエポン・手裏剣:5つ所持しており、2連射可能。

スピード型。辰美のサポートキャラクター。甲賀流の忍者で、蛍火の弟弟子。いまだ修行中の身、とのこと。
性能的には蛍火と似たような感じだが、からみ技は野太刀で使用可能。勝抜の間や対刃の間でうっかり(あるいはわざと)バク転で転落死させるのは誰もが通る道。


  • 空蝉(ウツセミ)    サブウエポン・脇差:即死可能、打刀時二刀流可能。

パワー型。辰美のサポートキャラ。前作後すでに隠居の身だったが、辰美が参戦することを聞きつけて戻ってきた。
野太刀や打刀といった日本刀が得意。


  • ホッキョク・ツバメ    武器・ライフル:装弾数10

対刃の間・対抗の間以外ではCPU専用キャラ。前作の事件でハンザキ(前作のラスボス)が死亡して自暴自棄になっていたが御門の一喝で復活、鳴鏡を守るため忍者刀からライフルに持ち替えて戦う。
ライフルが大きいため正面からの攻撃が当たりづらい。また立った状態からの銃撃は素早く撃てるが、しゃがんだ状態(最大3連撃)ではやや出が遅い。対抗の間では竹刀(性能は各武器準拠)で戦うが、正直そっちのほうが強い気がする。


◇捨陰党
かつて鏡家と同じく平家につかえていたが、鏡家が源氏に寝返ったことを恨みに思った須恵家の残党が組織した(須恵家そのものは壇ノ浦の戦いで断絶している)
前作でハンザキが使用した太刀・夕霧も彼らが恨みを晴らすために作らせたもの。


  • 並主源五郎(ナラズ ゲンゴロウ)    サブウエポン・小柄:2つ所持、2連射可能

パワー型。捨陰党の古株で、純粋に須恵家の恨みを晴らすために戦う。
空蝉と同じく日本刀を得意とし、打刀だと居合も可能。


  • 本宮五十八(モトミヤ イソハチ)    サブウエポン・喝!:2回使用可能、防御不可、命中すると武器を落とす。3回以上使用すると咳き込んで隙だらけに。

バランス型。源五郎のサポートキャラ。源五郎や本郷の師匠に当たる人で、既に捨陰党を引退していたが、周囲の反対を押し切って参戦。
老兵然とした格好だが意外にも打刀が苦手。得意武器は野太刀で、使用するとからみ技で年齢を感じさせない機敏な動きを見せてくれる。


  • 柊千尋(ヒイラギ チヒロ)    サブウエポン・蛙:ガード不能、特定キャラにヒットした場合、その場に座り込み隙だらけになる。

一応スピード型。源五郎のサポートキャラ。捨陰党総帥の息子。ストーリー中、自分以外の跡取りの存在を仄めかすが・・・
とにかく弱キャラ。ほとんどの武器が人並み以下で、得意武器のロングソードすら一応扱えるという程度。ただその可憐な容姿・それに似合わぬ生意気っぷり・そしてサブウエポン蛙の存在などから一部で高い人気を誇る。


  • 並主寒雲(ナラズ カウン)    サブウエポン・独鈷:即死可能。

バランス型。無表情な修験者。源五郎の養子で恩を返すために参戦した。
捨陰でも屈指の実力者でほとんどの武器に専用技があり、特に槍を持たせると強い。源五郎と同じく打刀で居合可能。


  • ハイウェイマン    サブウエポン・レイピア:前作に登場した武器。即死可能、ロングソードで二刀流可能。

バランス型。寒雲のサポートキャラ。謎の男。金髪碧眼で仮面をつけた紳士だが、その言動はどこか武士然としている。一体何者なんだ…
捨陰党に所属しているが、なぜかロングソードで二刀流が使用可能。


  • ウタマル    サブウエポン・花札:2つ所持、2連射可能

バランス型。寒雲のサポートキャラ。以前道場破りをしたときに寒雲に敗北、そのまま捨陰党の門下生になった。
ほとんどの武器は使いこなせる。中でもロングソードでは、全キャラで唯一直刀での居合が使用可能。


  • 琴村嬢(コトムラ ジョー)    サブウエポン・十手:特定のからみ技を使用可能

スピード型。魚屋の娘で、東京道場の門下生だがあまり道場には顔を出していないらしい。
得意武器はロングソード。軽業師のような専用技を持つ。江戸っ娘らしく(?)十手を使用した独特のからみ技を持つが、発生条件やタイミングはなかなかシビア。


  • トニー・梅田(トニー ウメダ)    サブウエポン・ブーメラン:2つ所持、やや横方向に投げ、弧を描いて戻ってくる。戻ってきたブーメランに当たると自分もダメージを受ける。

スピード型。ジョーのサポートキャラだが、こちらも東京道場所属であまり顔を出していないため今回が初対面。かなりの才能を持った剣士だが一見するとそうとは思えないほどファンキー。っていうかアフロにグラサン。一部プレイヤーの間ではトニーの勝ちポーズでいかに芸術的に転落させるかが競われているとか。
鳴鏡の忍者に匹敵するほど足が速い。基本は軽量級の武器が得意だが、野太刀などにも専用技がある。


  • 本郷武尊(ホンゴウ タケル)    サブウエポン・斧:一撃必殺可能

パワー型。ジョーのサポートキャラクター。寿司屋の息子でジョーの幼馴染。跡を継ぐのが夢だが、実はある事情から絶望的。前作で辰美に敗れ、雪辱ののため参戦。
鳴鏡の風閂に匹敵するからみ技の専門家。たいていの武器は使いこなせるがやはり重量武器か。


  • シュバルツ・カッツェ    武器・リボルバー:装弾数10、弾切れになるとマガジンを交換する。・・・リボルバー?

対刃の間・対抗の間以外では(ry。前作の事件での敗北を恥とし、その雪辱のために参戦。他の捨陰党のメンバーと協力しているのかは不明。
ツバメとは逆に、しゃがんだ状態の三連射が速く撃てる。対抗の間では竹刀を使うが、なぜか大体の武器は平均以上に使える。


【ゲームモード】
精進の間・対抗の間・百斬の間ではサブウエポン・からみ技・降参は使用不能(サブウエポンを使用した二刀流の構えは使用できる)


  • 決戦の間

ストーリーモード。基本的に最初に雑魚敵である忍者数名と戦い、ステージの最後に使用可能なキャラと戦う。武器の組み合わせは固定。
上記のように、特定のステージではサポートキャラと交代する。コンティニュー可能だが、サポートキャラがやられると強制的にメインキャラに交代してしまう。
ちなみに雑魚忍者のサブウエポンは使い捨てだが即死(鳴鏡忍者は吹き矢、捨陰忍者は拳銃)なので油断は禁物。


  • 勝抜の間

通常の格闘ゲームでいう、アーケードモードといったところか。自キャラ以外で現時点で使用可能なキャラクターと戦う。


  • 精進の間

プラクティスモード。雑魚忍者に竹刀を持たせて戦うモードと指定したキャラ・武器の組み合わせに対して真剣勝負をするモードがある。


  • 対刃の間

対戦モード。


  • 対抗の間

対戦モード。1Pと2Pがそれぞれ鳴鏡館と捨陰党を選択し、竹刀を使った3~5人の団体戦を行う。順番と武器・キャラの組み合わせは自由だが同じ武器・キャラは1回しか使えない。


  • 連結の間

対戦モード。通信ケーブルを使用して行う、オウンビュー(一人称視点)専用モード。専用ステージ・武家屋敷は相手の姿が見えない状態からスタートする(どの方向にいるのかはL1を押さずに軽く移動すればわかる)。おそらく、ほとんどの人がプレイすらしたことがないモード。


  • 百斬の間

100人斬りに挑戦するモード。コンティニュー可能だがペナルティとして秒数が追加されてしまう。15分以内にクリアすれば自勢力の銃使いが使用可能。ノーコンティニューでクリアすると・・・


  • 支度の間

オプション。血しぶきの有無やモノクロ・カラーの選択などもできる。




須江家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結のときを迎えた
踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるかどうか 追記・修正してみよ!


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  • 友人内で流行ってた。二刀流はロマン。でも打刀の走り裏攻撃や槍が一番強かった気がする・・・ -- 名無しさん (2014-06-29 21:26:45)
  • 確かバカ殿様いたよな、隠しキャラか何かで -- 名無しさん (2017-05-04 14:12:44)
  • 初心者はバカゲーとしてゲラゲラ笑ってプレイできるけど、極めようと思ったらブロッキング的な防御とかかなりシビアなんだよな…キャッチフレーズで「独走する一撃の美学に追随者なし」とあったが、本当に先鋭化し過ぎて付いていく人がいなかった、ある意味新し過ぎたゲームだと思う -- 名無しさん (2022-08-12 22:15:17)
  • 銃弾を刀で防ぐのは絶対やるよね -- 名無しさん (2022-09-03 03:32:35)

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