登録日:2012/01/08 Sun 19:25:52
更新日:2023/12/08 Fri 11:57:29NEW!
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馬鹿言うな!二人で帰るんだ!
冷静な判断など知ったことか!
ガンアークとは、ゲーム『Another Century's Episode 2』及び『Another Century's Episode 3 THE FINAL』に登場する人型機動兵器。前者では主役機を担う。デザイナーは石垣純哉。
主な登場者はタック・ケプフォード、マリナ・カーソン。
†機体解説
ACE2における多くの組織の集合体である連合組織UCEが「一つの組織やしがらみにとらわれない、独自の軍事力」として、過去のプランを踏襲する形で開発したアークシリーズの機体。
シリーズにおける高機動型試作機でありながら、一つの完成形とも言える高いスペックを持つ。
開発責任者はフィーデル・バルクホルツ。
流線形を描くラインと、頭部や踵に見られるリング上のユニット、両肩に備わった大型の伸縮式バインダーが特徴。
人型でも十分に高機動だが、鳥を思わせるハイマニューバモードと呼ばれる形態に変形することで更に機動性や航続距離が向上する。
また内部に学習機能が備わっており、戦闘を繰り返すことで機体バランスや追従性が補整され性能が向上していく。ただしそのシステムについては異常な程にブラックボックス化された部分が多く、ニナ・パープルトンは解析にかなりの労力を費やしている。
補整された最終的な性能は計り知れないものに成り得るらしい。
劇中では白と青を基調としたタック機、白と赤を基調としたマリナ機が存在したが、アナベル・ガトーによるガンダム2号機強奪と時を同じくして現れた不明機体を退けるため、マリナはガンアークのエンジンを意図的に暴走させ、不明機体諸共に自爆。パイロット共々、マリナ機は失われてしまう。
ガンアークはタック機のみとなったはずだったが、後にガンアークとよく似た赤い機体がタックの前に現れる………
†武装解説
- アークライフル
ガンアークの主武装であるビームライフル。装弾数と速射性に優れ、リロード時間も短く、どんな状況でも多用できる。
また多機能なマルチウェポンでもあり、相手をスタンさせる打撃、エネルギーブレードの発振、着弾により爆発するバーストショット、二段階のチャージショット、といった機能を持つ。最大チャージ時にはライフルの装甲が上下に開き、弓状に変形する。
- アークブレード
近接戦闘を想定したビームブレード。ライフルに備わった機能だが、左腕にも内蔵されている。
- レーザーガン
胸部に内蔵されたレーザー機銃。牽制やミサイル迎撃に重宝する。
- ミサイルランチャー
ふくらはぎの部分に搭載されたミサイルランチャー。使用時に装甲が開き、ポッドが展開する。
威力は高くマルチロックを備えているため、多数を相手にする場合に有効。
†バスターアーク
タックたちアルビオン隊の前に現れた、ガンアークによく似た淡紅色の機体。非常に有機的な外観をしており、肩のバインダーは翼を思わせるものになっている。
マリナ機と似た動きをするが……?
以下ネタバレ含む
†ガーディアン・システム
過去にアルバート・ライネンが提唱し開発していた、地球周囲に浮かべた幾多の衛星「ガーディアン」を指揮して衛星から大出力の砲撃を行うシステム。
ガンアーク及びバスターアークはこれらの衛星を指揮する端末であり、ガーディアンを用いて異星人の侵略から地球圏を防衛するシステムの根幹である。
戦闘を繰り返すことで砲撃の精度や稼動率が上昇するようになっており、機体性能が向上するのはこの副作用のようなもの。
ライネンがこの計画を進めていた当時、試験的に行われた砲撃があまりに強力過ぎたため、それを危険視した一部の高官が衛星を暴走させて事故を偽装。
ガーディアン計画は安全性に問題があるとして凍結され、ライネンは失意のまま行方を眩ませる。
しかしライネンの血縁者であるバルクホルツはそれを良しとせず、身分を偽ってUCE設計局に入り、ガーディアン計画を踏襲する形でガンアークを作り上げ、誰にも知らせぬままガーディアン・システムを完成させた。
ガーディアンへの指令はガンアークとバスターアークの内部にある「E2コア」と呼ばれる機関を通して発せられる。しかしE2コアは特定のDNAパターンに対してのみ反応するため、バルクホルツはガンアークのテストパイロット選考と偽って適合する人間を探した。それがタックとマリナの二人である。
バルクホルツは近い内に予想される異星人侵略を防ぐ計画のために二人のどちらかを利用する算段だった。最終的に数値の高かったマリナを選び、彼女を死亡したように見せかけてバスターアークに乗せ、様々な戦闘を経験させてバスターアークが成長するように仕向けたのである。
更に、ガーディアン・システムには多数の衛星を用いた砲撃の他に、もう一つ別の使用法がある。それは多数の衛星からの砲撃を指揮機体に集約し、一発の強大な砲撃として放つこと。
ガンアーク(及びバスターアーク)は指揮端末であると同時に、この砲撃を受け止めて収束し発射する、砲身そのものでもある。
その威力は、衛星一機分ですら落下阻止限界点を越えたスペースコロニーの軌道を変える程であり、最大威力は数千万クラスの大艦隊に壊滅的打撃を与え得るとされるが、代償として発射と同時に機体は消滅する。
もちろんパイロットもそれに巻き込まれざるを得ない。
そしてこの収束砲撃は、最大稼動――全てのガーディアン衛星を用いた収束砲撃――に使用制限がかけられている。
ガーディアン・システムを指揮する機体が残り一機になること。つまりガンアークとバスターアークのどちらか一方が破壊されることである。
地球圏を守るためにはタックかマリナのどちらかが犠牲となって砲撃を行わねばならず、マリナはタックを死なせないためにバルクホルツに協力し、バスターアークを駆ってガンアークを破壊しようとする。
しかしバルクホルツは戦死し、マリナ自身もタックに敗れたことで、終盤にはアルビオン隊に合流した。
ゲームにおいてもガーディアンの砲撃は再現されており、後半からガンアークも使用が可能になる。使用すると空からレーザー照準の後、一拍置いて極太のビームが降ってくる。この時の、ピピピッ――ドシュッ、という音は、使われる側に取っては恐怖そのもの。
だが使用する側の気分はもはや[[ムスカ>ムスカ]]である。
\見せてあげよう、ラ○ュタの雷を/
四段階のチャージが可能で、三段目までは通常の威力上昇だが、最大チャージにて収束砲撃になる。その威力はゴッドフィンガーを余裕でぶっちぎるほどだが、一発放つ度に2500のダメージを受ける(ACEシリーズにおける自機の耐久力は一律9999)。
石破天驚拳にはわずかに劣るが、明鏡止水モードでなくては打てないアレより使い勝手は数段優れる。
要塞内部や木星圏では砲撃が届かない為に使用できない。
バルクホルツの計画が明らかになったことでガーディアンは撤去され、両機を含めたアークシリーズは凍結された。
―――が、次回作『Another Century's Episode 3 THE FINAL』にて、マリナがガンアークを駆って主人公達を助けに参戦する。タック機で
……タックは?ねぇタックはどうしたの?
前作主人公機が今作主人公を助けに来る熱い展開だが、正直ガワだけ持ってこられても…と思わなくもない。
凍結されていたものの、マリナが担当官を締め上げて無理矢理持ってきたらしい*1。
ガーディアンは使えなくなっているため、前作でムスカになったプレイヤーには物足りない機体となった。しかし安定した使い易さは健在。
ACE3にて、更に似てる機体が登場したりする。
しかも結局、何故類似してるかやガーディアンシステム云々との関わりは不明
追記・修正は、ムスカ気分で砲撃した人にお願いします
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▷ コメント欄
- 3de -- 名無しさん (2013-12-16 21:49:01)
- 3でマリナが吊るし上げたっていう上官はタック。少なくともスタッフはそのつもりで作ったらしい。たしかに階級はタックの方が上だからおかしくはないんだよな。 -- 名無しさん (2013-12-16 21:50:51)
- 比較の対象にゴッドフィンガーとか石破天驚拳とか持ち出されても、2のGガンは産廃すぎてピンとこないわ。 -- 名無しさん (2013-12-16 21:56:02)
- ↑ガーディアン最大チャージがGP02のアトミックバズーカとだいたい同じくらいの威力っぽい。ゴッドとGP02以外だと、もうバスターアークのガーディアンくらいしか近い比較対象が無いな。
石破天驚拳、アトミックバズーカ、ガーディアン最大チャージの3つは、基本的に他の機体の武装に比べて威力の桁が違うみたい。
あと、衛星砲だけあって射程距離が異常に長いのと、チャージ中にはスーパーアーマーつきなのが特筆する点かねぇ。 -- 名無しさん (2013-12-17 04:37:17)
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