登録日:2012/01/03(火) 20:14:14
更新日:2023/10/30 Mon 11:02:20NEW!
所要時間:約 3 分で読めます
▽タグ一覧
pso ファンタシースターオンライン 小林幸子 神bgm トラウマ ラストダンジョン エリア 遺跡 鬱展開 ホラー ダークファルス 聖柩クロウリィ? モノリス遺跡 長すぎる 亜生命体 mother計画 d因子
遺跡 "Ruins"
ファンタシースターオンラインに登場するステージ。
坑道エリアの地下から続くエリア。
ただし、坑道エリアをクリアしただけでは侵入する事ができない。
坑道エリアボスのボル・オプトを撃破した先にさらに続きがあり、遺跡の入り口のエリアにて閉ざされた扉に対面し、一度引き返す必要がある。
引き返した後に森、洞窟、坑道エリアに今一度赴き、それぞれにある謎のモニュメントを起動させてから再度来ることで侵入可能になる。
坑道エリアはこの遺跡を発掘するための施設だった模様。
なぜ発掘しようとしていたかは物語における最大の謎のひとつとなる。
最深部に進むと、花畑のなかに巨大なモノリスが佇んでいる。
そこに潜む「何か」とは…
■特徴
登場するエネミーの種族は「Dark」
D因子によって生まれた、無機物とも有機物とも言えない亜生命体。
エリア1はドアが自動で開く以外は普通の遺跡といった風景だが、所々にはパイオニア2並かそれ以上の文明の痕跡も垣間見える。
窓から外が見える場所もあり、かなり広大な遺跡であることが伺える。
中間地点には何かが噴出した跡のような巨大な穴がある。
エリア2はより機械的な風景となり、明らかに遺跡内の設備がまだ稼動中であることが分かる。
中間地点は周りが開けた広場。
エリア3では所々が壊れて機械部品が剥き出しになっている他、全体が生物的な何かによって侵食され、不気味に脈動している。
ゴール地点はコンピュータールームのような場所で、特に侵食が激しい。
最終ステージなだけはあり、洞窟エリアより長く、敵も強く、仕掛けも狡猾。
マップそのものが複雑で、のんびりしてるとクリアするのに1時間近くかかる。
心してかかろう。
■登場エネミー
▼ディメニアン/アラン
グリーンメッシュ。
「フォッ」という叫び声が特徴。
基本はブーマと同じだが、足が早くなかなか強い。
▼ラ・ディメニアン/メラン
ピンクメッシュ。
ディメニアンの上位種。
メランはオフラインシングルでは最速の速さを誇る。
ディメニアンよりちょいデカイ。
▼ソ・ディメニアン/ディルディー
イエローメッシュ。
オフシングルULTではなぜかアランより遅い。
しかし固くノックバック距離も短い強敵。
ラよりさらにデカイ。
▼クロー
白い魚っぽい何か。ナメクジかも。
ふわふわとゆっくり移動し、攻撃するとけっこう吹っ飛ぶ。
しかし突っつきの威力はなかなか。おまけに数も多いので囲まれるとけっこう痛い。
範囲攻撃で早めに掃除しよう。
プレイヤーの身長の3倍くらいの高度に浮き上がる事があり、こうなると近接武器が届かない。
降りてくるまで待たねばならなくなり時間がかかる。
▼バルク
バルクローの核となるエネミー。
しかし、アイテムを一切落とさない上、そもそもバルクローがあまり強くないため、合体したままの状態で倒されて姿を中々見てもらえないことが多い可哀想なやつ。
ちなみに稀にハンターズのHPを強制で1にする攻撃をしてくる(そして引き換えに死ぬ)が、知らないプレイヤーも多い。
この攻撃をワザと食らってマグの瀕死時行動(だいたいが無敵狙い)を発動させるという事もできる。
▼バルクロー
4体のクローがバルクを中心に合体した姿。
ポケモンでいうとメタグロス。
プレイヤーを囲い込んでからクローと分離してくる。
▼デルセイバー
右手が剣で左手が盾。
初見殺しの代名詞。遠距離からいきなり大ジャンプしてジャンプ斬りをしてくる。
火力、スピードなど隙がなく、おまけに正面からの攻撃は盾で弾いてしまうためかなり強い。
一応盾は何度も弾かせているとその内光が消えて機能を失うが、かなり時間がかかる。
大量出現する事は無いが2匹同時に出る事はちょくちょくあり、複数で来られたらかなりめんどくさい。
▼カオス・ソーサラー/グラン・ソーサラー
ブラックマジシャンみたいなの。
テレポートで移動し、テクニックで攻撃してくる。
カオスはラフォイエ、ギバータ、グランはグランツ、高レベルなメギドを使う。
共通してレスタも使う。
レスタ以外のテクニックは左右に浮かんでいるクリスタルのどちらかを介して発動させており、
クリスタルを破壊すると対応している方のテクニックを封じられる(時間経過で復活する)。
マルチプレイ時はレンジャーを優先して狙うので囮になってもらうのもいいかもしれない。
難易度ベリーハード以下ではこちらのレベルが上がればテクニックを1発も打たないうちに本体を撃破してしまえるが、
アルティメットではレベルカンストでも本体もクリスタルも中々そうはいかず、ほぼ確実に1発はテクニックの発動を許してしまう。
そして最初に撃つのは必ず回避不能のグランツの方であり、これに耐えられないHPである場合非常に面倒。
後述のダークファルスと違い、部屋の出入り口の付近で戦い、グランツに狙われたら通路に逃げ込むという手があるだけマシだが、
非情に面倒になるのは変わらない。
▼ダークベルラ/インディベルラ
石像のような人型エネミー。
動きは遅いが、頑丈で攻撃も痛い。
近距離ならモンゴリアンチョップを繰り出し、遠距離ならマシンガーZみたいにロケットパンチを撃つ。
ロケットパンチはちょうどベルラの真正面が安置のため、下手に避けようとするとかえって当たる。
…が、GC版ではこの安置がなくなってしまい*1、ロケットパンチ砲台と化したベルラに数多くのハンターズが葬られた。
インディベルラは、狂ったようにロケットパンチを乱射し非常にうざい上に音がうるさい。
混乱させるとその場をぐるぐる回りながら明後日の方向にロケットパンチを撃つようになるので、その隙を狙うのもアリ。
ちなみにダークベルラは周りを回っていると目を回すかわいいところもある。
▼ダークガンナー
アメンボ。
攻撃の前後以外は通常攻撃を弾くので、テクニックや即死系エレメントがあれば便利。
地味にくらうレーザーをちまちま撃ってくるが、エネミーにも当たるので位置取りを工夫すれば同士討ちを狙える。
必ず複数で出現し、そのうち一体が持ち回りでデスガンナーという司令塔エネミーに変化する変わった特性がある。
デスガンナーにダメージを与えると群れ全体の動きが止まる。
▼カオスブリンガー/ダークブリンガー
突進、薙ぎ払い、周りからTPを吸収してからの超威力ビーム、と多彩な攻撃手段をもつケンタウロスのようなエネミー。
左前脚に密着してれば何故か薙ぎ払いを喰らわないが、ダークブリンガーの薙ぎ払いは喰らうので注意。
▼ダーバント
独楽のようなエネミー。名前は表示されない。
最深部のモノリスに近づくとフィールドの光景が一気におぞましく変化し、それとともに大量に地面から湧いてくる。
凄まじい数が存在するが大半はこちらからの攻撃が当たらないダミーで、倒せるものは一部。
一定数倒すと突如地中に消え、そして…
◆ダークファルス
遺跡エリアのボスにして、全ての元凶。
1000年ごとに優秀な生物の体を依代として復活する破壊神であり、常に優秀な素体を探している。
第2形態までのダークファルスの、本体中心部の人型に見える部分の左腕をよく見ると赤い腕輪のようなものが見えるが…?
第一形態は三方向に延びる爬虫類の首のような下半身を持ち、ダークブリンガーのライフルのようなサブ両腕を持つ上半身の形態。
この形態は下半身の頭からダーバントをたまに出したり上半身がたまにテクニックを撃ったりするだけで特に脅威になる攻撃は無い。
第二形態は下半身が消えて腹のような部分だけになり、上半身は背後のウイングを展開して光の翼膜のようなものを展開する。
フィールドの外周を回りながらテクニックを撃ってくるが、第一形態と違って格段に脅威度が上がる。
ラフォイエ・ラバータなどのテクニックがいずれも多段ヒットして大ダメージになる可能性がある上、
たまにやってくる天から光の柱を降らせる「天罰」のダメージも高い。
難易度ノーマルのみ、第二形態を倒せばクリアとなる。
難易度ハード以上ではこの後に第三形態が出現する。
第三形態は今までのダークな色調から一転し、光り輝くエネルギー体のような形態になる。
戦場も空中へと移動し、プレイヤーはダークファルスの周囲に展開された魔法陣のような円形の足場を使う。
プレイヤーを狙うグランツ、チョップ、いずれか一人に憑依してダメージを共有させる攻撃などがある。
グランツやチョップは回避不能で耐えるしかない攻撃だが非常に威力が高く、レベルが低いとHP満タンから即死する可能性がある。
逆説的に言えばこれに耐えられるだけのHPが無いとダークファルスを倒す事ができない。
グランツは光耐性を高める事で対策できなくもないが、チョップは無属性なのでHPを増やすしかない。
しかしフォニュエールなどHPが低い職業だとレベルカンストでもこのHPにどうやっても届かない。
レスタの無敵時間で回避するという事も可能ではあるがダークファルスを倒すまで全部それは非現実的な難易度であり、
これらのHPが低いキャラでのアルティメットソロクリアは「置きスケド」で多大な準備が必要になる。
荘厳な専用BGM「Prey, for 'IDOLA' the Distorted」、「Cry, for 'IDOLA' the Hory」も相まって全ダークファルスの中でもトップクラスの知名度と人気を誇り、豪奢かつ変幻自在の姿から「小林幸子」の愛称で呼ぶプレイヤーも。
なお、アルゴル四部作にてダークファルスの上位の存在として登場した「深遠なる闇」は今回は音沙汰なし。
GC版では、「フロウ」系の武器を使って撃破してからもう一度ボスエリアに行くことで、「あるもの」を見ることができる。
余談だが、「Dark Phalz」を直訳すると暗黒の男性器となる。ダークファルスの侵食、憑依能力を男性器の機能に見立ててのネーミングだろうか。
アルゴル四部作で登場したダークファルスがこの件で騒がれたためか、本作からはスペルが「Dark Falz」に変わった。
◾️独自のトラップ
他のエリアにはない、このエリアのみのトラップもいくつも存在する。
▼グォーム
釣鐘のようなトラップで、遺跡のトラップの代表格。
天井に仕掛けられており、プレイヤーが真下を通ると落下して閉じ込めてくる。
すぐに出られるものの、その際に爆発してダメージも与えてくる。
外からなら容易に破壊できるが、内側から破壊する事はできない。
つまりソロプレイの時に捕まったら大人しく爆発してダメージを受けるしかない(NPCは助けてくれない)。
幸いにも即死する程の大ダメージではないが、仕掛けられている位置はよほど周回し慣れていないと事前察知は難しい。
ちなみに大部屋など視界が開けた部屋の一部に仕掛けられている場合、遠くに天井付近にぶら下がっているグォームが見える事がある。
▼グァーダ
床に設置されたトラップ。
肉で出来た蕾のような気持ち悪い見た目が特徴。
上から毒液らしきものが噴き出しており、触ると毒状態になるが、トラップビジョン無しでも見えるので、グォームと違って事前の察知は簡単。
更に破壊するとアイテムを落とすので、実質的にはお邪魔機能付きアイテムボックスのようなもの。
踏みスイッチを下に隠していることもある。
▼毒霧
読んで字の如く。
時々部屋に充満しており、部屋のどこかにあるスイッチを切らないとダメージを受け続けることになる。
状態異常の毒になる訳では無いので解除すれば即座にダメージは止まるが、ステイト/メンテナンス等の状態異常防御では防げない。
▼麻痺トラップ
プレイヤーを麻痺状態にするトラップ。
基本的には洞窟や坑道にもあるダメージトラップと同じだが、効果が麻痺のため、回復アイテムを切らした状態で引っ掛かったら最悪徒歩で帰る羽目になる。
◾️関連クエスト
▼隠居ハンター
モンスター1万体斬りの野望を持つ老ハンター、ドノフからの依頼により、野望達成の仕上げとしてエネミー99体を倒すのを手伝う。
ドノフの余命が残りわずかなため、彼が体力に限界を迎えるまでの僅かな時間(30分)でエリア3内の全エネミーを倒さなければならない。
バーニィルート完走で結末が変化し、更に特定の条件を満たすと後日談イベントが発生する。
ちなみに、クエストの中では唯一最深部のテレポーターまで行けるが、当然ながらボスエリアには入れない。
▼博士のひそかな欲望
ラグオルのデータを中々回してもらえず苛立つモンターギューの依頼により、エルノアと共に亜生命体のデータを収集する。
エリア1中間地点がゴールとなるので、遺跡のクエストの中でもかなり短い方。
▼鋼の魂
坑道と遺跡をまたぐクエスト。
モンターギューとエルノアを伴い、W.O.R.K.S.に攫われたウルトを救出に向かう。
ミニクエストが4つもあり、中々時間がかかる。
スゥルート完走で結末が変化し、これを見たのちにもう一度受注することで後日談イベントが発生する。
▼ハンターの右腕
剣豪ゾークに使えるアンドロイド、シノからの依頼により、ゾークを捜索する。
シノがあまり強くないため、高難易度では彼女の死亡でクエスト失敗になることも多い。
このクエスト内でシティにいるある人物に話しかけることで、アギトの鑑定を行うことができる。
▼淵より来るもの
総督府直々の依頼で、遺跡エリアに頻発する地震の調査と、軍から派遣された調査隊の救出を行う。
数あるクエストの中でも特にホラー色が強く後味の悪いシナリオが特徴。
キリークルートのゴール地点でもある。
以下ネタバレ
実はこの遺跡は、ダークファルスを封印した巨大な宇宙船。
どこかの星で出現したダークファルスを、なんとか封印し、宇宙に飛ばしたようだ。
そして、コーラル10ヵ国連合はこの遺跡の存在もダークファルスのことも最初から把握しており、その力を手に入れて軍事利用するための「MOTHER計画」を実現すべく、軍やブラックペーパーを通して様々な陰謀を巡らせていた。
しかし、そんな無謀な試みが成功するはずもなく、封印を解かれて覚醒したダークファルスは先遣隊のほぼ全員を取り込み、残されたパイオニア1の機械をハッキングして意のままに動く尖兵としていた。
唯一生き残ったリコも、実はダークファルスが復活のための依代にするためにあえて残していたに過ぎず、最終的にはダークファルスを倒すべく遺跡最深部に乗り込んだ際に憑依され、復活に利用される結果となった。
最終的にはプレイヤーらハンターズの尽力や、憑依されたリコの最後の抵抗でダークファルスの打倒は果たされたものの、飛び散った残滓は20年後に更なる悲劇の引き金となることに……
もう、項目は追記・修正されてしまったのだ。
あたしたちが、追記・修正してしまった。
[#include(name=テンプレ2)]
この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)
[#include(name=テンプレ3)]
▷ コメント欄
- デルセイバー、ブリンガー、ソーサラーはパイオニア1のハンター、レンジャー、フォースの成れの果て…らしいのだが追記するにはソースが欲しい。 -- 名無しさん (2022-04-24 05:55:14)
- この頃のダークファルスは割とコズミックホラー的よね -- 名無しさん (2023-10-28 12:30:25)
#comment
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧