戦女神VERITA

ページ名:戦女神VERITA

登録日:2011/10/10(月) 11:35:52
更新日:2023/10/26 Thu 11:31:37NEW!
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一時休戦だ


構わないが、こちらは好きにやらせてもらうぞ




戦女神VERITAはエウシュリーより発売されたの18禁アダルトゲーム
萌えゲーアワード2010銀賞作品。



戦女神シリーズの前日譚と幻燐の姫将軍シリーズの後日談となる作品で、エウシュリーの二大看板作品がクロスオーバーするFD的意味合いもある。
時系列は幻燐の姫将軍2の後(戦女神ZEROのエンディングから少し後)から戦女神(あるいは天秤のLa DEA。戦女神MEMORIA)までの期間。
勿論これ単体でも楽しめるため、エウシュリー作品未経験者にもオススメ。
エウシュリー作品のご多分に漏れず、架空の世界ディル・リフィーナを舞台とした作品である。




あらすじ


光と闇の勢力が争った幻燐戦争は終結した。メンフィル王リウイは勝利を収めるも最愛の妻を失い、敗れたカルッシャ国の姫将軍エクリアは追放された。
しかし禍の元凶たる神殺しセリカが姿を現したことで、大陸中原はふたたび戦渦にみまわれ、彼らも否応なく巻き込まれていく。
そして運命に導かれるように、セリカとリウイの二大英傑がついにあいまみえる。(パッケージより)




システム


基本的には前作戦女神ZEROを踏襲したFF風のRPG。
随所に調整が施され更に遊びやすいものとなった。
セリカ編とリウイ編を交互に繰り返し、時に共闘したりもする。
また序盤の行動で3つのルートに分岐するのも特徴。各ルートでしか仲間にならないキャラも多く、闇ルートは後味が悪いが必見である。
一部シーンでは幻燐をイメージしたSRPGイベントも発生する。
やりこみ要素も十分。




キャラクター(抜粋)

  • セリカ・シルフィル

ご存知神殺し。
戦女神シリーズの主人公であり、今作でも主人公。
女神の体を奪った凄腕の剣士だが、特筆すべきはセックスでモンスターをゲットする漢だと言うこと。
性魔術で精気をとりこまないと女体化してしまう。
本作でもおじいちゃん力を発揮するが、一時期おじいちゃんっぽくなくなる。


  • エクリア・フェミリンス(未来羽)

セリカ編でのメインヒロイン。彼女が使徒になった経緯と、セリカに尽くす様が描かれる。
過去作である戦女神2では感情の起伏が少ない女性として描かれていたが、
今作は幻燐2直後から始まるのでセリカにヤキモチを焼いたりビンタしたりするなど感情豊かな様子を見せてくれる。
戦女神2における態度やメイド所作の謎も本作で明かされている。


本作はセリカとリウイのダブル主人公と思いきや、実は主人公の一人というトリプル主人公であり、VERITAは彼女の物語でもある。
幻燐ではポニテ、戦女神2ではそのままのロングという髪型からか、ちょくちょくどちらかに髪型が変わっていたりする。


  • リウイ・マーシルン

ご存知半魔人の王。
幻燐の姫将軍シリーズでは主人公を務め、今作ではもう一人の主人公である。
レイピアによる演武や王らしく味方を要請する戦闘スタイル。
彼が最愛の妻を失った悲しみをどう乗り越えるかがストーリーの鍵を握る。


幻燐2正史ルートを通っているのに(闇らしく侵略ズキー)やたら慕われているちょっとよく分からないお方でもある。
ちなみにVERITAではピックアップされていないが禁忌の生物兵器をガンガン扱っているため(後の神採りでかなりの問題として扱われたレベルの代物だったり人を生贄にしたり)、
幻燐2で攻め込まれた側とかの以前の問題で、作中光勢力から難癖つけられている様に見えて睨まれることは当然だったりする。途中で改心したとはいえ幻燐1も含めると尚更。*1


淫魔と悪魔のハーフでリウイの姉貴分の女剣士。
妻を亡くして傷心のリウイを心身共に慰めた結果、寝取りの魔人なんてあだ名がついてしまった。やったね!リウイ編では事実上のヒロイン。子供も産むよ!
彼女もセックスでモンスターをゲットする
リフィア登場以降はそのリフィアから「お婆ちゃん」扱いされてご立腹、グリグリでオシオキするのが通例。
リフィアから牛並と言われている事からかなりの巨乳設定だが、正直貧乳キャラが少なすぎる。
ムードメーカー的な役割を担う彼女だが、闇ルート等では非情な性格ではない事もありこのルートのリウイ側では数少ない常識人ポジションに。


  • ペテレーネ・セラ(春日アン)

リウイloveな神官長。
元々は一般人だが、リウイの側にいる為だけに厳しい修行を乗り越え神格位を得、不老不死となる。
そんなのでアーライナの神格者になれちゃうんだ…しかもすぐメンフィルに戻っていて特別な活動もしていなさそうだし…リウイの子供が目的だろうか?
その優しげな性格と神官というイメージに反して覚える呪文は超攻撃的である。
信仰している神様の性質が混沌で確かに回復呪文も覚えられるけど、本来かなり攻撃色の強い宗教だからそうなるよね。


セリカと敵対するマーズテリア教会の聖女だが、かつてセリカを助けており今作でもほぼ私情で助力する。
とは言え、その多くの行動は前教皇や神様の意志に反していた訳ではないらしい(現教皇は彼女自体を良く思っておらず、苦しい立場)。


ルートによっては魔導鎧が装備可能。戦女神シリーズでのロカを彷彿とさせ、前世説に箔がついた(っつか中の人がry)
ただ、実際の所はロカはルナ=クリアとの間に出来た子供(胎児)の生まれ変わりかもしれないとかどうとかで、前世説だけは否定されているらしい。
更に彼女は戦女神ZEROのあの人との関係性も…。


  • エヴリーヌ(ユリア)

大魔術師ブレアードに召喚された深稜の楔魔第五位の女魔神。
ブレアード亡き後は封印されていたが、フェミリンスの力が弱まった事で解き放たれる。
リウイをお兄ちゃんと呼ぶが、出会い頭に魔物をけしかけるなどいささか過激な愛情表現をとる。
だが年齢だけで言えば恐らくリウイよりも年上である。
ツインテと下乳が魅力的。


  • ナベリウス&リタ(大波こなみ&岩泉まい)

冥府の番人(魔神)&見習い(魔槍と合体している幽霊)。ZEROでセリカと共闘し、長い時間が経った今作でも強く彼を慕っている。
元々はお互いに絡みはほとんどなかったが、長い年月を共に過ごしていてとても仲良しになっている。
セリカを失ったエクリアに助力し、以後仲間になる。
リタはセリカが人間だった頃のことを僅かながらに知っている希少な存在だったりする。


  • リフィア・イリーナ・マーシルン(佐々留美子)

リウイとカーリアンとシルフィアの孫でメンフィル皇女。
恐るべき近親交配により強大な魔力を持つ。しかしアホである。
神採りアルケミーマイスターにエヴリーヌを引き連れて参戦した。
高飛車、無鉄砲、唯我独尊と言った態度を取るがリウイやカーリアンにオシオキされるのは恐れている。


  • マリーニャ・クルップ(富樫ケイ)

セリカの第二使徒だが、登場時はリフィアに雇われた用心棒。
貴重な常識人で、「神格位を得て不老不死になった人って人間なんですかね?」など手厳しい突っ込みをいれる。
しかしながらゲーム上の都合で、ただの人間にしてはえらい強かったりする。


  • ブレアード

エヴリーヌら深稜の楔魔を召喚し、姫神フェミリンスを倒した後力が吸い取れないことにブチ切れて封印したお人。
倒せないからとブチ切れてやたら長くて迷路なトンネルを掘りまくったり、
力を吸い取れなくてブチ切れたからといって女神の体に柱を貫通させたり、やたら長持ちする呪いをかけたり、
用済みだからと人(魔神)を呼び出しておきながらポイ捨て(封印)したりとか、
やっぱ用が出来たからそのポイ捨てした魔神を無理やり呼び出して合体したりと素敵すぎる性格と趣味を持つおじちゃん。


これだけアクが強いのに出番が多いようなそうでもないような…そんな人。
幻燐2でも倒すことが出来るのだがその時は台詞すらなかった上に、裏ボス的な扱いだったこともあって正史の流れでは本作で初登場の模様。
困ったおじちゃんだが、戦女神ZEROのとある和みイベントのきっかけになっているっぽい人だったりもする。


  • アビルース

ブレアードの子孫で魔改造が趣味のジジイ。
物語の終盤でブレアードに代わって暗躍する。
過去作の戦女神ZEROでは心優しい誠実な姿も描かれていたが、中盤になる頃には完全に狂っていたため、
今作でももちろん終始狂っており、セリカが持つ女神の肉体を奪うために外道な策を張り巡らせる。
意外にも自分の意向に反しなければAMDの要望に応えるサービスぐらいはしてくれた。


  • ハイシェラ(知七)

セリカの剣に宿る魔神で相棒。昔は戦闘狂だっただけにたまに悪ぶるものの、要所要所でセリカとエクリアを支える。
念話でしか話せないため、特別な精霊を除くと基本的にはセリカとしか会話出来ない。
ただし、エクリアは特別に相性が良いのか、セリカと初対面の時(幻燐2及びそこをリメイクしたアペンドの追加エピソード)から三者それぞれの間で念話出来ている。
なお、実体化する時はもれなくHシーンである。


  • AMD(新堂真弓)

ZEROから続いて登場。
前から引き続きアホの子っぷりを発揮しているが、ガチのマーズテリア教信者のゾノ・ジと意外と仲良く行動していた。
ある事情から後半ははぐれ魔神になっていて普通に仲間にできたりする。


  • 水の巫女(野神奈々)

本作でようやく脱ぎます。長かった…。
正体不明で先読み能力に優れて打算も多いけど、セリカが愛おしいとのこと。
現神側ではあるものの中立的立場であり、ZEROの時点でセリカとの関わりがあった。
もちろん万人に優しい訳ではなく腹黒そうにも見えるけど秩序を大切にしている。(作中の状況・会話からもその様な考えが伺える)




重要ワード


  • 闇夜の眷属

魔族や人間社会から爪弾きにされた人々が寄り集まって社会を形成した集団の総称。


  • 姫神フェミリンス

人間種族を偏愛するあまり、他種族を虐げるようになってしまった女神。
ブレアードとの戦いに敗れて封印される。


  • 深稜の楔魔

ブレアードの部下として召喚された魔神。いずれもソロモン72柱に匹敵する強さを誇る。
リウイの父グラザもその1人。


  • ソロモン72柱

封印王ソロモンに仕えていた72柱の魔神。(リアルのソロモンと同一人物かは不明)
ソロモン亡き後はナベリウスの様にちゃんと就職した者もいるが、基本的に無職でその辺をうろつく「はぐれ魔神」となっている。
セックスで仲間にできるが、ランダムエンカウントなので序盤に会ってしまうとhageる。
物欲センサー搭載済み。



備考


○ゲストキャラとして姫狩りダンジョンマイスターからまおーさまとリリィが出演。
リリィは初期レベルがあまりにも低いが、全武器装備可能なので育てれば強い。
まおーさまは魔力を求めている関係もあり、セリカにやたら絡む。


○残念ながらハイシェラやファーミシルスなど一部の人気キャラは仲間にならない。
複数のパッチやらアペンドディスクがあり、公式ガイドブックのアペンドディスクで追加可能。
これは公式サイトで公開されてるアペンドとは別物なので注意。


○前述の通り次回作である神採りアルケミーマイスターにはリフィアとエヴリーヌ(とパイモン)が出演。ファンには嬉しいアホっぷりを見せつけてくれる。
彼女らとロカの登場やその会話により神採りの時系列はVERITAの直後(エンディングの1へと繋がる時点で考えるとその前)と判明した。


○毎度お馴染みのメイド天使も参戦。相変わらずの壊れ性能である。


○青山ゆかり女史は1人で4役(全部PC)をこなしている。凄ェ!


○戦女神から名前は出ていたが、本作のラスボスも務める邪竜アラケールは作中の台詞から察するに元ネタはあのルシファー(竜にもなる)だった模様。
本作では完全な復活とは言えず(少なくとも知性は感じられない)、力押しで倒すことができたものの、
そりゃ竜なんてレベルではないので、そこらの竜なら割と難なく倒すセリカも力を使い果たして当然である。




一応公式で戦女神シリーズは完結とアナウンスされているが、藤原組長の事なので当てにならない。
というより戦女神2で過去の色々な清算は果たしたが、セリカの宿命とか将来とかそういうのはあまり完結していない。



追記修正はモンスターとセックスしてからお願いします。



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  • 魔神+姫神+睡魔+上級悪魔+神格者=リフィアだもんな -- 名無しさん (2013-07-21 10:59:03)
  • ↑そういやそうか。やべーなリフィアww 幻燐の続編が魔導のシステムで出てくれると信じている -- 名無しさん (2013-07-21 14:57:19)
  • 幻燐の続編なんて無理に決まってるだろうどうしても出したいならおまえらが株式会社エウクレイアに入れそして幻燐の続編企画を出せ組長が許可出すかはしらんが。おまえら「ぼくがかんがえた幻燐の続編」 -- 名無しさん (2013-12-13 21:12:20)

#comment

*1 実際光勢力で最大規模のマーズテリア教は現教皇や主流派閥の意向で闇勢力に対してそれまでの寛大な対応からほぼ過激派になっており、それが原因で色々な惨劇やら失敗を引き起こしてしまい後に多少弱体化してしまうらしいのだが、メンフィルに対してはZEROのイソラ王国の様な過激な対応はしておらず、先代教皇であっても同程度の対応はしていたと思われる。

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