ULTRA REPLICA

ページ名:ULTRA REPLICA

登録日:2022/08/11 Thu 22:06:29
更新日:2024/06/25 Tue 13:53:09NEW!
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ウルトラマンになることを夢見た大人たちへ



ULTRAウルトラ REPLICAレプリカ とは、バンダイからリリースされている変身アイテムのシリーズである。



概要

COMPLETE SELECTION MODIFICATION(以下「CSM」)や戦隊職人に並ぶ、大人向けのウルトラマンシリーズの変身アイテムで、俗称「ウルレプ」
対象年齢はいずれも15歳以上。


ウルトラシリーズが放送開始50周年を迎えた2016年からプレミアムバンダイで展開されるようになったシリーズで、
劇中のプロップデザインに忠実に造形し、一部を除いてはBGMやキャラクターの台詞を流せる機能が追加されている。
また、いずれの商品も組み立て式の台座が付属し、飾る事が可能。
CSMの項目にも記載されているが、プレミアムバンダイ限定商品の常として基本的に再販はされず、ここに羅列されている製品は全て定価での入手は不可能。



ラインナップ

以下、発売順に掲載。


ベーターカプセル

作品:『ウルトラマン
ヒーロー:ウルトラマン
予約開始:2016年7月


記念すべき第1弾は伝説の始まり・初代ウルトラマンの変身アイテム。3000個限定受注の受注。
番組で使用していたプロップを1/1で商品化、一部にはダイキャストを使用し、ボタン操作でスペシウム光線八つ裂き光輪の効果音を発動可能。
そして無操作のまま3分経つとカラータイマーが点滅し、ウルトラマンが飛び去って行く。
しかしながら変身するとBGMが強制的に流れてしまう仕様が不評かつ批判が多く、改善は55th Anniversary ver.までお預けとなった。


スパークレンス

作品:『ウルトラマンティガ
ヒーロー:ウルトラマンティガ
予約開始:2016年7月


ベーターカプセルと共に受注開始された超古代の巨人の変身アイテムで、こちらも3000個限定受注。
ボタン操作でウイングを展開するとマルチタイプへの変身音が流れ、ボタン操作でゼペリオン光線の効果音を流す事が可能。
もちろんパワータイプとスカイタイプのタイプチェンジ遊びも可能で、各タイプの必殺技であるデラシウム光流やランバルト光弾の効果音も収録。


こちらもベーターカプセル同様、起動と同時にBGMが強制的に流れる仕様が不評かつ批判が多く、後発のラインナップでは改善されたが、スパークレンスとしては後述の25th Anniversary ver.までお預けとなる。


リーフラッシャー

作品:『ウルトラマンダイナ
ヒーロー:ウルトラマンダイナ
予約開始:2017年2月


『ダイナ』放送開始20周年を記念して商品化。
右側面のボタンを押すと先端が展開してフラッシュタイプへの変身遊び、その後は両側面のボタン操作でミラクルタイプ・ストロングタイプへのタイプチェンジ遊びが可能。
必殺技の効果音はそれぞれソルジェント光線、レボリウムウェーブ、ガルネイトボンバー・シューティングバージョンが収録されている。
上記2つより完成度そのものは上がっているのだが、起動してしばらくするとBGMが強制的に流れる仕様は不評が多かった。
また、受注ページではアスカ・シン役のつるの剛士氏から本編の撮影で使っていたプロップを借りて3Dスキャンを行った事が強調されていたのだが、その割りにあんまり似てない事への批判も。


ブラックスパークレンス

作品:『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY
ヒーロー:ウルトラマンティガ
予約開始:2017年6月


劇場版で登場した、闇のティガの変身アイテム。
ベーターカプセル、スパークレンスに続いての3000個限定受注。
ティガダークへの変身後は劇中の追体験として、ダーラムのファイアマグナムの効果音が流れる形でティガトルネード→ヒュドラのヒューガストの効果音が流れる形でティガブラスト→マルチタイプ→グリッターティガの順で変身遊びが出来る。


エスプレンダー&アグレイター

作品:『ウルトラマンガイア
ヒーロー:ウルトラマンガイア、ウルトラマンアグル
予約開始:2017年10月


ティガ・ダイナに遅れること、平成3部作のトリを飾る地球が生んだ2人のウルトラマンの変身アイテムも商品化。
エスプレンダーは変身後にボタンを長押しするとクァンタムストリームとフォトンエッジの効果音が交互に流れるが、残念ながらバージョンアップ時の音声は収録されていない。
アグレイターは流石に自動での変形は不可能で、リキデイター*1とアグルブレードの効果音が交互に流れる。
セットで1万円を切るというかなりすごい値段設定がされていたが、その皺寄せとして双方ともギミックや造形が貧弱になっている事に不満が多い。
特にエスプレンダーは発光ギミックがしょぼく、放送当時発売されたDX版の方が派手に光るというなんとも言えない事に。
アグレイターは劇中ギミックの再現は中々頑張っていた方なのだが、造形が本編プロップに似ていない。
『ガイア』25周年でのリベンジは果たして……?


エボルトラスター&ブラストショット

作品:『ウルトラマンネクサス
ヒーロー:ウルトラマンネクサス
予約開始:2018年7月


次は順当に慈愛の巨人と予想されていた中で絆を繋ぐ英雄がデュナミストへ託すアイテムが商品化。


外観は放送当時のDX玩具では側面に付いていた鞘と柄のロックを外すためのボタンを撤廃し、鞘の抜き差しを検出していたスイッチの位置を柄の中央付近から柄の先端へ移動。
柄の正面のビースト発見音を流すボタンも同様に撤廃し、劇中プロップと同様にメタリックレッド部分の先端をシャープな形状に変更。


ブラストショットは放送当時のDX玩具ではグリップが稼働する根元の丸い部分と本体の上部にメッキが使われていたが、こちらもプロップ準拠のシルバー塗装へ変更されている。
また、放送当時の玩具とプロップでグリップ上部の回転部分付近の色味が異なる(玩具版はブラック、プロップはシルバー)という相違点があったが、今回はプロップに合わせてシルバーに変更されている。


また、変身音声については映像作品中と同じものを収録。
アンファンスへの変身音、ジュネッスへの変身音、ジュネッスブルーへの変身音、ウルトラマンノアへの変身音が収録されており、
4人のデュナミストへの変身を再現出来るよう、姫矢准モード、千樹憐モード、西条凪モード、孤門一輝モードの4モードが搭載されている(背面右側のボタンを長押しする事でモード切替が可能)。


姫矢准モードは鞘から柄を抜いてアンファンス変身音が発動、鞘が外れた状態で背面右側のボタンを押すとジュネッス変身音が発動する。
千樹憐モードは鞘から柄を抜いてアンファンス変身音が発動、鞘が外れた状態で背面右側のボタンを押すとジュネッスブルー変身音が発動する。
西条凪モードはアンファンス変身音のみだが、西条凪モードのアンファンス変身音は最終回でのエボルトラスターから黒い煙のようなものが出てアンファンスへ変身する場面の変身音で、かすかに聞こえる黒い煙の音も収録。
孤門一輝モードは、最終回同様に鞘から柄を抜いてアンファンス変身音が発動、背面右ボタンを1回押してジュネッス変身音、2回押してジュネッスブルー変身音、3回押してウルトラマンノア変身音が発動。
姫矢准モードと千樹憐モードは鞘を抜いてから変身音が発動するまでの時間が短いパターンと長いパターンも収録されており、姫矢が急いで変身するシーンも再現出来るように。


また、ここから新たに変身シークエンスの過程で劇中と同じタイミングでBGMが流れ出す「劇中変身モード」も搭載されるようになった。
前回のエスプレンダー&アグレイターが造形・ギミック共に不評が多かったからか、今回はどちらも気合いの入った逸品になっている……が、今度は音質が致命的に悪いという難点が……。


メビウスブレス&ナイトブレス

作品:『ウルトラマンメビウス
ヒーロー:ウルトラマンメビウスウルトラマンヒカリ
予約開始:2018年10月


最強最速の戦士を飛ばして宇宙警備隊のルーキーがウルトラの父から託された変身アイテムと、宇宙科学技術局所属の科学者がウルトラマンキングから託された変身アイテムがセットで登場。


メビウスブレスは放送当時のDX版ではクリスタルサークルの内部に金属の棒が通っており、外から見える仕様になっていたが、今回は内部の金属棒を撤廃。
加えて炎を再現するLED発光部分は、当時のDX版では炎の形状を模した造形だったが、劇中プロップに合わせてスモーク系クリアパーツに変更し、14個のLEDで炎の発光を再現する形に。
造形は劇中プロップを参考に新規に設計され、厚みもDX玩具版から薄くなった。


ナイトブレスは放送当時のDX版はおもちゃとしての機能や遊び方を優先した結果、劇中プロップのデザインとはかけ離れたものとなっていたが、こちらも新規設計によって本編同様の外観に仕上がっている。


変身に関しては振動センサーを搭載し、腕を振り上げる事でメビウスブレスが腕に出現する際の効果音が新たに流れるようになった。
また、放送当時のDX玩具では変身音は1種類しか収録されていなかったが、メビウスブレスでは通常形態、メビウスブレイブ、メビウスバーニングブレイブ、メビウスフェニックスブレイブへの変身音、
ナイトブレスではウルトラマンヒカリ、ハンターナイトツルギの変身音が収録された豪華仕様に。
もちろん、双方共にエボルトラスター&ブラストショット同様、劇中変身モードも完備されている。


他にもナイトメビウスブレスへの合体機能もも再現可能。
なお、劇中で合体した状態ではメビウスブレスとナイトブレスの境い目にあるナイトブレスの金色のパーツの形状がナイトブレス単体の状態と異なっているため、専用の付け替えパーツでその形状を再現している。


ギンガスパーク

作品:『ウルトラマンギンガ
ヒーロー:ウルトラマンギンガ
予約開始:2019年1月


『ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル』放送開始記念として、ニュージェネレーションヒーローズの変身アイテムもULTRA REPLICAに仲間入り。


DX版では正面に電池ボックスの蓋とスピーカー穴があったが、今回電池ボックスを背面に移動しカバーを追加し、スピーカー穴は底面に移動する事で劇中プロップにより近い造形を再現。
また、グリップ背面に新たにボタンを追加されており、これを押す事でスパークブレードが開く仕様を追加。
これによって映像中の変身シークエンスと同じように手を触れずにスパークブレードを開く事が出来るようになった。


変身音については、DX版に収録されていなかった「ライブサイン出現音」「ブレード展開音」「スパークドールズ出現音」「劇中に合わせたスキャン音」「変身待機音」を収録。
映像作品と同じ順番
① トリガーを押す:ライブサイン出現音
② 裏ボタンを押す:ブレード展開音→スパークドルズ出現音
③ ウルトラマンギンガ スパークドールズをスキャンする:劇中に合わせたスキャン音→変身待機音→変身音
で変身音が発動。


こちらにも劇中変身モードがしっかり搭載されており、初変身、ウルトラマンタロウのライブサインリードでエラー音発動 、ブラックキングのライブサインリードでぐんぐんカットの効果音入りウルトライブ音発動が収録されている。


他にもウルトラマンギンガのスパークドールズとギンガ以降に一般ソフビ商品化されたキャラクターも含めた221種のライブサインを収録したライブサインシートも付属する。


コスモプラック

作品:『ウルトラマンコスモス
ヒーロー:ウルトラマンコスモス
予約開始:2019年5月


シリーズで初めて録り下ろし音声が収録された慈愛の勇者の変身アイテム。
春野ムサシとコスモスの録り下ろし音声が合計70種類収録されており、以降のシリーズでも一部の商品にはキャストボイスが収録されるように。


もちろん、こちらも劇中のモードチェンジ遊びが可能で、変身するとルナモードの変身音が流れ、その後はボタン操作でコロナモードエクリプスモードミラクルナモードへのタイプチェンジ遊びが可能。
更にミラクルナモードの状態からボタンを長押しするとスペースコロナモード*2フューチャーモード、そしてウルトラマンレジェンドの変身音が流れる仕様に。


効果音も多数収録されており、輝石の光る音や輝石を回す音はもちろん、コロナモードへの変身失敗音のようなマニアックなものまで収録。
ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』のエクリプスモードへの変身音、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』のルナモードへの変身音も台詞を流していくと流れる形で収録されている。


ブライトスティック

作品:『ウルトラマン80
ヒーロー:ウルトラマン80
予約開始:2019年8月


ベーターカプセル以来の昭和ウルトラシリーズのアイテムが登場。


「通常モード」では変身遊びとBGM遊びが可能で、「BGMモード」は劇中演出と同様の変身シーンを再現可能。
このモードでBGMボタンを押すと、矢的猛が変身する直前に空手の型のような動きを取る際の効果音と「エイティ!」の台詞が流れ、直後に変身ボタンを押す事で変身音と発光・BGM「登場!ウルトラマン80」が流れる。


また、アタッチメントパーツはリング部分が銀色と青色の2種類が付属し、付け替える事で劇中で使用された2種類のデザインが再現出来るようになっている。


ウルトラバッジ&キングブレスレット

作品:『ウルトラマンタロウ
ヒーロー:ウルトラマンタロウ
予約開始:2019年10月


息子が主役で元親友がヴィランの作品が放送中に父親のアイテムが予約開始された。
最大の特徴としては音が流れず、発光もしない。
この仕様は賛否を呼んだものの、ブログでは「敢えて音を鳴らす事や光らせる事をやめた」と解説されており、
理由として「音や光をギミックとして仕様を盛り込むには、電池やスピーカー、LEDや基板の厚さが必要になって不格好になるため、プロップの形状と記憶の中の印象に近い形状を優先させたモノづくりである」と説明されている。
なお、キングブレスレットは約180gもの重さがある。


マックススパーク

作品:『ウルトラマンマックス
ヒーロー:ウルトラマンマックス
予約開始:2020年3月


放送開始15周年を記念して最強最速のウルトラマンの変身アイテムが商品化。
シリーズで初めてプロップを3Dスキャンして形状を再現し、ビス穴やスピーカーなどの穴はビス隠しパーツや目立たない位置にスピーカー穴を配置するなどしている。
発光については変身シーンで印象的だった発光イメージを表現するために、シリーズでは初めて導光シートを採用。
通常モードでは変身遊びとBGM遊びが可能で、BGM付き変身モードで変身ボタンを押すと変身音が流れている最中に「ウルトラマンマックス2」のBGMが流れる。
だが、放送当時のDX玩具と異なり左腕に取り付ける事は出来ず、上記のウルトラバッジに続いて賛否を呼んだ仕様となった。
足の裏に付けたり、額に付けるシークエンスをやりたかったというファンもいたとかいなかったとか


ウルトラゼロアイ&ウルトラゼロブレスレット

作品:『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』他
ヒーロー:ウルトラマンゼロ
予約開始:2020年5月


ゼロの初登場から10周年を記念した商品。
ウルトラゼロアイは劇中で実際に使用されたプロップを3Dスキャンし、1から再設計&金型を完全新規造形している。
DX玩具版は安全の関係でクリアパーツを使用して前が見えるようになっていたが、レプリカではクリアパーツを使用せず、劇中同様の形状・カラーリングを再現。
また、劇中では回転するシーンが多く、表面も裏面も見える為、裏面も完全フル塗装で抜かりなく再現した気合の入った仕様となっている。


初の1/1サイズでの商品化となったウルトラゼロブレスレットも、劇中で実際に使用されたプロップを3Dスキャンして設計されている。
シリーズで初めて加速度センサーが内蔵されており、腕を振るとLEDが発光してウルトラゼロアイの出現音が流れる。
3回までという制限も完全再現されており、1回使用すると1つLEDが消え、もう一度使用すると2つ目のLEDが消え、3回使用すると全てのLEDが消え、ゼロブレスレットが消滅する際の効果音が流れる。


台詞は

に加えて、ゼロとの掛け合いを再現するためのウルトラセブンの台詞やピグモンの鳴き声、10周年記念ボイスも収録。
更に『ウルトラマンZ第1話の劇中台詞も収録されている。


音声はボタン電池を使用しているために懸念の声も多かったが、プロップの薄さに近づけるために電池を入れる構造を一から設計しており、電池接点(電池を入れる箇所のメタルパーツ)も特注で本商品の為に作られている。
スピーカーは小型で音質のいいスピーカーが、音声データもDX版よりも周波数を上げた高音質な音声データが使用されている。


ウルティメイトブレスレット

作品:『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』他
ヒーロー:ウルトラマンゼロ、ウルトラマンサーガ
予約開始:2020年9月


ゼロが客演した『Z』第7話の放送後に存在が仄めかされたアイテムで、しばらくしてから予約が開始された。
外観はゼロが身に着けているもの、タイガ・ノゾムが身に着けていたもの、展示用など何種類か存在するが、今回は「ゼロが常に身に着けているアイテム」という観点から、ゼロが着けているプロップを3Dスキャンし、設計データを作成している。
ゼロはスーツの上からブレスレットを装着しているプロップサイズをそのまま商品化するとかなり大きく、腕に着けた際にぶかぶかになる問題も起こったようだが、
この点に関してはタイガが装着していたブレスのプロップも3Dスキャンし、生身の人間が身に着けても違和感が出ないようにサイズ感が調整されている。


スイッチを切り替える事でウルティメイトブレスレットモードとサーガブレスの2モードに変更可能で、サーガブレスへの交換パーツも付属する。
塗装についてはグラデーション塗装の問題に直面したというが、UVプリント技術で見事解消し、グラデーション塗装を完全再現している。
加えて「変形ギミックを排除して、徹底的に外観にこだわる」という開発担当の思いもあり、サーガブレス交換パーツの差し替えでサーガブレスを再現する仕様となった。


タイプチェンジ・必殺技音声に関してはウルティメイトゼロストロングコロナゼロ/ルナミラクルゼロシャイニングウルトラマンゼロ*3を収録しており、
開発途中で『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』に登場したウルトラマンゼロ ビヨンド ギャラクシーグリッターも新たに追加されている。


収録される台詞は

より。
なお、『ウルトラマンジード』ではウルティメイトブレスレットが破損しており、本商品にセリフを入れると齟齬が出てしまう事と、DXウルトラゼロアイNEO スペシャルver.に『ジード』での音声が収録されている関係で外されている。


スパークレンス 25th Anniversary ver.

作品:『ウルトラマンティガ』
ヒーロー:ウルトラマンティガ
予約開始:2021年1月


放送開始から25周年、初めてAnniversary ver.として予約開始された商品。
前回の商品で不評だった変身後にBGMが強制的に流れる仕様や、3000個限定の個数制限も撤廃された。
モーションセンサーを搭載*4し、起動時に3つのモードを選択する事が可能。
MODE A「光を継ぐもの」は本編での変身を楽しむモードで、通常変身・ポーズ変身・等身大変身・グリッターティガ変身から選択可能。
掛け声やタイプチェンジ及び必殺技ももちろん完備、グリッターティガ遊びでは石化したスパークレンスで遊ぶことも可能。
MODE B「影を継ぐもの」はイーヴィルティガになりきれるモードで、ガーディの鳴き声も収録。
MODE C「再臨する光」は『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』『大決戦!超ウルトラ8兄弟』『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』での変身音やBGMが収録されている。
だが、許可が降りなかったのか残念ながら主題歌の「TAKE ME HIGHER」は収録されていないため、最終回の完全再現は不可能。残念。


オーブリング

作品:『ウルトラマンオーブ
ヒーロー:ウルトラマンオーブ
予約開始:2021年8月


放送開始から5年、ニュージェネレーションの先輩2人を飛ばして風来坊の変身アイテムが仲間入り。
放送時のDX玩具では2個しか搭載出来なかったLEDを18個も搭載*5し、DX玩具では出来なかった発光シークエンスを実現。


ウルトラフュージョンカードに関しては既存デザインの16種と新規デザインの6種が付属、後輩であるウルトラマンジードウルトラマントリガーまでも網羅。
なお、ジードのフュージョンカードに関してはウルトラマンベリアル同様の紫色の背景だが、属性は光となっている。
何とフュージョンライズウルトラマンルーブにも対応し、ファンを驚愕させた。
また、DX玩具では何故か掛け声が収録されていなかったウルトラマンレオの掛け声も収録*6


そしてクレナイ ガイモード。
オーブリングを前に突き出して起動、 スペシウムゼペリオンならガイの「ウルトラマンさん!」「ティガさん!」に合わせてカードをリードすると「光の力、おかりします!」の台詞が流れ、そこからトリガーを引く事で変身シーンの一連を完全再現可能。


変身音も劇中に使用された音源をそのまま使用されており、

  • カードを読み込んだ後のSE
  • フュージョンアップの際のウルトラマン同士の声が重なり合う音
  • ぐんぐんシーンSE
  • 巨大化SE

も収録されている。
そしてシリーズで初めて「BGM待機モード」を搭載。
変身前にBGMを選択する事で、変身後に自動で主題歌やBGMを流す事が可能。


サンダーブレスターに関しては、

  • 初変身
  • 闇と光の力、お借りします!
  • 光と闇の力、お借りします!

の3パターンを収録。


また、予約開始された2021年は平成3部作が25周年を迎えたこともあり、ティガ・ダイナ・ガイア・アグルの4枚をリードすると特別な音声が流れる。


一方で、放送当時のDX版で流す事が出来た

  • ウルトラマン×ウルトラマンネクサス→ウルトラマンオーブ スペシウムシュトローム
  • ウルトラマンコスモス×ウルトラマンジャスティス クラッシャーモード*7→ウルトラマンレジェンド

の組み合わせは不成立となり、ユーザーの頭を悩ませた。
そんな中で……(後述)


ブラックスパークレンス25th Anniversary ver.&スパークレンス CAMEARRA ver.

作品:『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』
キャラクター:ウルトラマンティガ、カミーラ
予約開始:2021年8月


劇場版の黒いスパークレンスも25th Anniversary ver.として、初商品化となるかつての恋人の変身アイテムと共に再登場。


ブラックスパークレンス25th Anniversary ver.は概ね前回のものと同じ。
主演俳優所属事務所の権利関係が複雑なために掛け声*8は『ティガ』TV本編のものが使用されているものの、必殺技音は劇場版本編と同じものになっている。


完全新規のスパークレンス CAMEARRA ver.はモーションセンサーが搭載されてないが、カミーラへの変身はもちろん、デモンゾーアへのデモニックチェンジ音声も収録。
変身前では目が光る音やシビトゾイガーの飛来音が流れ、変身後にはカミ―ラウィップやアイゾードの出現音や攻撃音が流れる。


リーフラッシャー 25th Anniversary ver.

作品:『ウルトラマンダイナ』
ヒーロー:ウルトラマンダイナ
予約開始:2022年3月


新たなる光の戦士の変身アイテムも25th Anniversary ver.で再登場。
以前の商品から全パーツを完全新規造形で作成し、スパークレンスと同様にモーションセンサーも導入。


こちらも起動時に3つのモードを選択する事が可能で、MODE A「TVシリーズモード」はTVシリーズの変身パターンを再現したモード。
天に振りかざして変身するパターンA、腕を引いてから天に振り上げて変身するパターンB、前方に突き出して変身するパターンC、胸の前に引き寄せて変身するパターンDの4つのパターンが収録。
MODE B「客演登場モード」は『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』『ウルトラマンサーガ』での変身音が流れる。
MODE C「ボーナスモード」はオリジナル音声として、ニセウルトラマンダイナやテラノイド/ゼルガノイドの効果音を収録。


また、予約ページには記載されていないが、『サーガへの変身遊び』も追加されている。
『ウルトラマンサーガ』のサーガの誕生シーンでは、タイガがウルティメイトブレスレットを掲げているだけでなく、両脇にいるアスカとムサシもそれぞれの変身アイテムを掲げて同時に融合し、サーガの誕生につながっていることもあり、特定の操作でリーフラッシャーを使ってサーガに変身できるスペシャルモードを用意することになったという。


ウルトラフュージョンカード SPECIAL SET

作品:『ウルトラマンオーブ』
ヒーロー:ウルトラマンオーブ
予約開始:2022年4月


過去にDX版として発売されたカードのデザインをプロップ仕様に変更した既存のフュージョンカード13枚と、今回のためにデザインされた新規フュージョンカード22枚の計35枚がセットで登場。
オーブリングに付属のカードと組み合わせる事で、新たな音声を流せるようになった。
また、ブラザーズマントを羽織ったウルトラマンとウルトラマンジャスティス スタンダードモードの2枚は予約開始当初、シークレットカードとして扱われていた。
前者は特別な音声が流れ、後者はルナモードとクラッシャーモードで不可能となっていたウルトラマンレジェンドの変身音が流れるカードである。


ベーターカプセル(シン・ウルトラマン)

作品:『シン・ウルトラマン
ヒーロー:ウルトラマン(シン・ウルトラマン)
予約開始:2022年6月


公開後に存在が仄めかされ、しばらくしてから予約が開始された。
スイッチが2段でポップアップするギミック、劇中同様の発光ギミック、変身遊びを搭載し、クライマックスシーンの音声も搭載。


公開されていた作品の人気からか、1次受注が速攻で終了し、2次受注も早い段階で在庫が切れて受注が終了。
皮肉にもウルトラマンが阻止しようと奔走していた「原生人類が自らの意志でベーターシステムを欲する」という状況が現実のものとなる(?)事態に。???「『在庫切れ』。私の苦手な言葉です」


ダークリング

作品:『ウルトラマンオーブ』
キャラクター:ジャグラス ジャグラー
予約開始:2022年7月


オーブリング予約開始から約1年、オーブの宿敵である変態紳士魔人の黒いリングも登場。


フュージョンカードに関しては既存デザインの16種と新規デザインの4種が付属、新規デザインのカードに関しては後述。


以前のDX玩具でも収録されていた魔王獣のフュージョンカード6枚+ベリアルのフュージョンカード*9によるマガオロチの召喚音に加えて、新たにテレスドンアントラーゴモラゴルザの4枚でマガグランドキングの召喚音が流れるギミックが搭載。


また、レギュラーとして再度登場していた『Z』の放送後ということもあってか、セブンガーウインダムキングジョー ストレイジカスタムウルトロイドゼロのカードも新規デザインで収録。


オーブリングよりも開発時期が後ということもあってか、「オーブリングには入れられなかったけどこちらには間に合った」カード読み込み音も追加されており、一例としてはウルトラマンデッカーがブログでは挙げられている。
そして……(後述)


ベーターカプセル 55th Anniversary ver.

作品:『ウルトラマン』
ヒーロー:ウルトラマン
予約開始:2022年7月


始まりの巨人の変身アイテムが6年ぶりに再登場。
今回は「変身前モード」と「変身後モード」を搭載し、変身音を切っ掛けにモードが自動的に変化する。
客演時の変身音も収録され、

が収録予定となっている。


また、開発担当によると「できることが増えすぎて、却って遊びづらいのではないか」という点が気になったようで、実験的な取り組みとして
① 変身ボタンを押すと変身音が鳴る
② BGMボタンを押すとBGMが鳴る
以上2つのみの「超シンプルモード」が追加されているという。



ウルトラセブン 55th Anniversary Set

作品:『ウルトラセブン
ヒーロー:ウルトラセブン
予約開始:2022年8月


55周年を記念し、真紅のファイターに関するアイテムのセットが豪華仕様で登場。
フォルムが薄く、細い関係で音声ギミックに必要な電子部品を搭載出来なかったウルトラアイだが、赤外線送信ユニットを搭載し、受信側となるカプセル怪獣ケースと連動してセブンの変身音を流す事が可能に。


カプセル怪獣ケースも初商品化となり、収納出来るのは5個までだが、色違い含めて6種付属、底面のボタンを押すと召喚音と鳴き声が発動する。
複数のカプセルを取り出せば同時召喚も可能。


ウルトラフュージョンカード SPECIAL SET 02

作品:『ウルトラマンオーブ』
キャラクター:ウルトラマンオーブ、ジャグラスジャグラー
予約開始:2022年9月


新たにデザインされた新規デザインのカード15枚と、過去DX版として発売されたカードのデザインをウルトラレプリカ仕様に変更した、リニューアル版カード17枚を収録。
新規デザインカードにはウルトラマンデッカー、ギルバリスホロボロスなど、怪獣を多めに今まで発売されたことのないフュージョンカードが登場。
これまでに発売されたカードとの組み合わせでフュージョン遊びが加速、受注ページではファイブキングスカルゴモラウルトラマンベリアル アトロシアスエリマキテレスドンメツボロスゴルバーの音声を鳴らすことが出来ると紹介されている。


ウルトラフュージョンカードホルダー

作品:『ウルトラマンオーブ』
ヒーロー:ウルトラマンオーブ
予約開始:2022年9月


上述のフュージョンカード SPECIAL SET 02と同じタイミングで受注が開始された。
当時のDX版に比べ重塗装を施すことでリアルな質感を再現、背面のフックパーツによりベルト帯などに装着が可能で、ウルトラレプリカシリーズのウルトラフュージョンカードを最大18枚収納可能。


余談

  • 『Z』完結記念で変身アイテム・ウルトラゼットライザーのグレードアップ版が発売されたのだが、こちらはULTRA REPLICAと関係のない「MEMORIAL EDITION」としての商品化である。


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  • ウルトラアイみたいな仕組みにすればウルトラバッジも光る!鳴る!仕様にできるかな?と思ったけどカプセル怪獣ケースに相当するもののチョイスが難しいか -- 名無しさん (2022-08-11 22:17:01)
  • 初期の商品はなにかと出来が悪い事でも知られる(というか開発者ブログからも熱意が感じられなかったのでウルトラシリーズ興味無い人間が担当してるのでは?説もあった)シリーズだけど年々良心的な値段設定なのはそのままにクオリティが高くなっていってて嬉しい。 -- 名無しさん (2022-08-11 22:35:41)
  • MARK ISのスタンプラリーやった時に飾ってあったエスプレンダー、もしかして25thの試作品……? -- 名無しさん (2022-08-13 01:36:59)
  • 初期から一貫してギミック・音声仕様面のムラが多い印象 -- 名無しさん (2023-07-07 02:24:15)
  • 悲報:マックススパーク、再販されどもリメイクされず -- 名無しさん (2023-07-21 23:37:27)

#comment(striction)

*1 当初はフォトンクラッシャーの効果音が収録される予定だったが、急遽変更された。
*2 スペースコロナモードにチェンジする描写はなかったため、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』でムサシがスペースコロナモードのコスモスと一体化した際の音声が収録されている。
*3 『ウルトラゼロファイト』における初変身完全再現モードも搭載されている。
*4 ボタン操作でモーションセンサーなしのモードにする事も可能。
*5 実際の撮影で使用されたプロップにはLEDが48個も搭載されている。
*6 レオの掛け声はDXオーブリング以前に発売されたDXエクスデバイザーでも収録されておらず、DXジードライザーでやっと収録された。
*7 『ウルトラマン フュージョンファイト!』のジャスティスはスタンダードモードが存在せず、クラッシャーモードしかプレイアブルキャラになってない。
*8 劇場版のティガの掛け声は長野博氏が担当している。
*9 オーブリングに付属していたものの再録。

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