ACTORS

ページ名:ACTORS

登録日:2019/11/11 (月曜日) 04:55:15
更新日:2024/05/13 Mon 11:17:51NEW!
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ボカロp 青春 ミステリー 19年秋アニメ vocaloid 声優 actors 猫アニメ アニメは5話から本番




交差したvirtual world(セカイ)の中


君の声が谺(こだま)する



『ACTORS』(アクターズ)は、2014年よりEXIT TUNESから発売されているCDシリーズ。
コンセプトは男性声優が、巨大都市学園群スライヴセントラルにある私立天翔学園の生徒・教師を演じつつ、
VOCALOID曲を歌唱するというもの。


小説化やドラマCDなどのメディアミックスを経て、
2019年秋期にはその世界観を踏まえたアニメ『ACTORS -Songs Connection-』が放映されている。
制作はDrive。監督はヤマサキオサム。
アニメ化に伴い追加された部活無所属の3人が主要キャラとして扱われており、
劇中で声優が歌うVOCALOID曲が挿入される演出が取られている。
多少意味深な伏線はあれど、基本的にはVOCALOID曲の制作活動をきっかけに少年達が友情を深める青春群像活劇……
と思われていたが5話でその印象を根底から覆す光景が描写され、一転してミステリアスな雰囲気となった。




【登場キャラクター】

◆無所属
通称「サクタスケ」。アニメ化によりプロジェクトに新規で追加されたキャラ達。


  • 音之宮 朔(おとのみや さく)

CV:梶原岳人
1年B組。余命幾許も無い姉がおり、姉の治療に追随する形で10年ぶりにスライヴセントラルに転居、天翔学園に転入した。
両親はおらず、姉の治療費及び生活費を稼ぐために多くのバイトをかけ持ちしている。
天才的な歌唱力を持ち、自身も歌うのは好きであるが、内向的な性格のため人前で見せたがらない。



  • 神樂 蒼介(かぐら そうすけ)

CV:浦田わたる
1年B組。詩と共に若者を中心に支持を受けているボカロP「うたすけ」として活動しており、作曲を手掛けている。
そのため歌唱部から誘われるも、彼の作曲した曲は音域の広さのためボカロでなければ厳しいと考えており消極的であったが、
偶然自分の曲をアカペラで完璧に歌いこなしている朔に遭遇し、その歌唱力に惚れこむ。
朔と関わるうちに彼の境遇を知り、力になりたいと考えるようになる。
ちなみに中の人も歌い手ユニット『浦島坂田船』の一員として動画配信してたりする。



  • 往田 詩(おうた うた)

CV:保住有哉
1年C組。蒼介と楽曲制作を行っており、作詞を手掛けている。
作詞の実力は確かなのだが、普段から難解かつポエミーな言葉使いをするため考えが読みにくく、
もっぱら側にいる蒼介が通訳をしている。




◆歌唱部

  • 鑑香 水月(あきか みつき)

CV:野島健児
3年C組。歌唱部を創部した部長。
掴みどころのないミステリアスな人物。



  • 五月女 燎(さおとめ りょう)

CV:坪井智浩
3年B組。副部長。
ぶっきらぼうな態度かつ強面のため不良少年に見えるが、気を許した人間には気さくに接する。
授業をサボって公園で寝ていたところを水月に捕獲され歌唱部に強制入部させられたらしい。
また、動物好きという意外な一面も。



  • 葛野大路 颯馬(かどのおおじ さつま)

CV:置鮎龍太郎
2年C組。部内の頭脳労働を担当する。かなりの大飯喰らい。



  • 光司 陽太(みつつか ひなた)

CV:保志総一朗
2年C組。親の都合で学園に中途編入している。明るい性格で、人望がある。
朔の幼馴染であり、アニメでも準レギュラーとして扱われている。



  • 東本 桂士(はるもと けいし)

CV:杉山紀彰
3年で通信修学している生徒。水月の頼みで歌唱部に幽霊部員として所属している。
アニメではキーパーソンとして扱われている。




◆考古学部

  • 丸目 千熊(まるめ ちぐま)

CV:木村昴
3年B組。考古学部の部長であり、合気道部も兼任している。
文武両道だが、実は大のゲーマー



  • 円城寺 三毛(えんじょうじ みけ)

CV:小野友樹
2年A組。サッカー部にも兼任で所属している。
名前呼びが嫌いで、名字で呼ばれたがる。



  • 秋月 甲斐(あきづき かい)

CV:江口拓也
1年B組。考古学部の副部長。
カレーを好物にしており、特に作る事には絶対的な自信を持っている。




◆水泳部

  • 清洲 鷹翌(きよす たかと)

CV:鳥海浩輔
3年D組。水泳部部長。
社交的な性格だが、暇さえあればナンパばかりしている(成功率0%)。



  • 花隈 竜之介(はなくま りゅうのすけ)

CV:小野賢章
3年A組。水泳部副部長。
鷹翌とは気の合う友人。カナヅチなので選手としてではなくマネージャーとして所属している。



  • 魚津 鯆澄(うおづ ほづみ)

CV:KENN
2年B組。水泳部の主力選手。
部内の優勝メダルの殆どは彼がもたらしたものである。



  • 高天 神一兎(たかてんじん いっと)

CV:逢坂良太
1年B組。水泳部のムードメーカー。
不思議系な性格をしており、周囲を振り回す事がよくある。
しかし学年で総合成績8位を取る等、勉強は得意。




◆美化推進部

  • 一乗谷 羚(いちじょうだに れい)

CV:緑川光
3年A組。美化推進部部長。
何事も納得がいくまで突き詰めないと気が済まない完璧主義者であり、
学校内の清掃活動をとことん突き詰めた結果、部活動にまで昇華させた。
意外にも丸目・志戸とはオンラインゲーム仲間であり、人付き合いは良い。



  • 七尾 士狼(ななお しろう)

CV:柿原徹也
2年B組。ダンスを得意としており、ヒップホップからブレイクダンスまで何でも踊れる。
本人は自分をカッコいい系の男子と考えているが、周囲からはカワイイ系と見なされている。



  • 飯盛 駆(いいもり かける)

CV:浅沼晋太郎
2年B組。シスコン



  • 五本松大(ごほんまつ まさる)

CV:濱野大輝
1年A組。体育会系で元はアメフト部の有望な選手だったが一乗谷の誘いにより転部した。
一乗谷を尊敬しており、一乗谷の命令は絶対と考えている。



  • 霧山一(きりやま はじめ)

CV:梅原裕一郎
1年A組。スマートな見た目とは裏腹にかなりの怪力。
五本松と共に一乗谷のシンパ。



  • 宇和島麒平(うわじま きっぺい)

CV:森嶋秀太
1年B組。少し抜けている生徒。
昔ヤンチャだったらしく、自分自身更生するために美化部に入部した。



  • 二条佑斗(にじょう ゆうと)

CV:古川慎
1年B組。剣道部も兼任している。
一見しっかりしてそうに見えるが実は意外と適当。
ガーデニングを好んでいる。




◆日本文化研究部

  • 麻布 汐(あさぶ うしお)

CV:豊永利行
3年A組。日研部長であり、剣道部の副将でもある。
良き古き日本文化を学園に広めようと日本文化研究部を立ち上げる。
実は極度の機械オンチ。



  • 鳴子 郁(なるこ かおる)

CV:佐藤拓也
2年D組。弓道部も兼任。
スイーツに目が無い。



  • 志戸 穂(しど みのり)

CV:高橋直純
1年C組。ゆるふわ系の美男子だが、実は毒舌かつ変態。
丸目・一条谷とはオンラインゲーム仲間で仲が良い。




◆放送部

  • 芦原 倖乎(あしはら こうや)

CV:蒼井翔太
2年A組。部長。
天翔学園の天然スピーカーの異名を持ち、
昼の放送はずっと1人で喋り続けている。



  • 湯山 靖隼(ゆやま せいじゅん)

CV:増田俊樹
2年D組。副部長だが大騒ぎすることは苦手。
昼の放送を担当するときは黙々と音楽を流す。



◆教師

  • 臼杵 鷲帆(うすき わしほ)

CV:竹内良太
地理教師。スライヴセントラルに興味を持ち、調査のために赴任した。



  • 小田原 牧(おだわら つかさ)

CV:速水奨
英語教師かつ水泳部の顧問。鷲帆とよく行動を共にしている。



  • 長野 影虎(ちょうの かげとら)

CV:堀川りょう
体育教師。日本文化研究部顧問及び陸上部顧問。
ライベートではトライアスロン選手としても活動している。





【アニメで使われたボカロ曲】

「風待ちハローワールド」(第2話)
「非公開日誌」(第3話)
「リモコン」(第5話)
「吉原ラメント」(第7話)
「虎視眈々」(第10話)
「心臓デモクラシー」(第11話)
「ティターニア」(第12話)
「INAZUMA SHOCK」(第12話)



【設定・用語】

  • 巨大都市学園群スライヴセントラル

舞台となる都市。都市そのものが巨大な「白い壁」で囲まれている。



  • メンダコグッズ

アニメで登場。
お菓子やぬいぐるみなど、頻繁に登場する。



  • 白い人

スライヴセントラルに現れる謎の存在。
ドラマGDで言及されていた「謎生物」と同一と思われる。
この白い人に頼むと願いを叶えて貰えると言われている。
朔は過去に怪我をした際にこの白い人に接触した後、怪我が魔法のように消える不可思議な体験をしているのだが……



  • ネコ達

何故かスライヴセントラルには野良猫が大量に生息している。
うち、1匹の半目のネコは朔のもとに身を寄せることになったが……





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アニメ版ネタバレ注意








  • 巨大都市学園群スライヴセントラル

その正体は「ねこさんぽ」と呼ばれるゲームの舞台であるデータ世界である。



  • アクター

朔達スライヴセントラルの住人達は、1人を除き原則「アクター」と呼ばれるゲームの世界のキャラクターである。
各自が個々の自我を持っており、推しのアクターを観覧して楽しむのが「ねこさんぽ」である。



  • ネコ

正体は1匹を除き、現実世界における課金ユーザー達のアバター。
「ねこさんぽ」では推しのキャラに課金することで、ユーザーがアクターに様々な恩恵を与えることが可能らしい。
(朔の怪我が治ったり、最終話で朔の姉の病気が治ったのもそのためとされる)
終盤では南居がスライヴセントラルをが強引にリニューアルしようとした際に、
不服とした多数のユーザーがクラックキングでアクセス制限を突破し、謀らずとも桂士に助力することになった。



  • 白い人

朔達からは超常的存在のように扱われていたが、実は「ねこさんぽ」の無課金ユーザーのアバター。
原則アクター達には特殊な条件下以外見えることは無いため、都市伝説のような存在として扱われていた。
「願いを叶える」という都市伝説は、無課金ユーザー達が課金ユーザーとなりアクターに恩恵をもたらした出来事が転じたものである事が示唆されている。



  • 東本 桂士

正体はスライヴセントラルの管理者。
朔に飼われていた半目のネコは桂士の監視用のアバターである。
(OPで桂士がネコに変化する演出や、5話でネコのユーザー名が「KC」=けいしと表示されるなど伏線は貼られていた。)
桂士自身はアクター達をデータではなく個々の人格を持つ存在として見なしており、
南居がスライヴセントラルをリニューアルしようとする試みに真っ向から抵抗し、朔達を助力した。



  • 南居 銀慈郎

アニメ版のボスキャラクター。
運営サイドにいる人間らしく、アクターに自分達の世界に疑問を持つ存在などが出始めたことを理由に、
スライヴセントラルのリニューアル(つまり世界観のリセット)を強行しようとするが、桂士やユーザー達の抵抗で手間取っていたところで、
天翔学園の生徒達が妨害を突破して学園祭を行ったことでユーザー達がゲームに殺到し、企みは頓挫した。
終盤の会話から、スライヴセントラルを強引にリニューアルさせようとしたのは、何らかの不正を隠そうとしたためらしい。




追記・修正はVOCALOID曲を歌いながらお願いします。


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