極まる侵略 G.O.D.

ページ名:極まる侵略 G.O.D.

登録日: 2016/03/19 Sat 23:09:10
更新日:2024/01/22 Mon 13:34:11NEW!
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dm エンジェル・コマンド 侵略者 革命軍 デュエル・マスターズ マスコット 賛否両論 デュエマ 龍魂珠被害者の会 コマンド 光文明のクリーチャー 光文明 所要時間30分以上の項目 極まる侵略 g.o.d. デュエマウス コスト9コマンド 九極 コスト9



神へと近づくのが九極の侵略者の目的。



そして、それを極めて神となったのがG.O.D.だ!

*1



極まる侵略 G.O.D.》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
高いパワーと侵略による奇襲、豪快な踏み倒し能力を持つロマンあふれるカード。


この項目では彼が従えていた「九極」の侵略者たちと、それらを扱ったデッキ【コスト9コマンド侵略(九極侵略)】についても解説する。



概要


極まる侵略 G.O.D. LC 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500
進化-自分の光のコスト9のクリーチャー1体の上に置く。
侵略-光のコスト9の進化クリーチャー
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、光のコスト9のクリーチャーを9体まで、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出す。

DMR-19で登場したエンジェル・コマンド/侵略者レジェンドカード
侵略者サイドのレジェンドカードとしては2枚目となる。
通常版の他、全身が金ピカのゴールド板、デフォルメのきいたSD版、金ピカでSDなSDゴールド版の4バージョンが存在する。



「光のコスト9」というカードコンセプト通り、

  • コスト9
  • コスト9の光のクリーチャーから進化
  • コスト9の光の進化クリーチャーの攻撃時に侵略可能
  • 場に出た時にマナや手札から合計9体の光のコスト9のクリーチャーを踏み倒す

と、なにもかも「9」ずくしのクリーチャー。
自身が9コストと重いが、侵略能力を駆使することで早期召喚も可能となっている。
無事に場に出すことができればもれなく、マナや手札からさらに仲間を呼べるので、物量で相手を圧殺できてしまう。


ただし既存の九極進化クリーチャーと違い「光のコスト9の進化クリーチャー」から侵略するので、ある程度の手間がかかるのは注意。
幸い「九極」クリーチャー達は軒並みブロッカーを持っているので、従来の「天門」デッキよろしくヘブンズ・ゲートを用いることで重さを解消できる。
進化クリーチャーからの侵略も、九極クリーチャーの中には同じく侵略能力を持った進化九極クリーチャーが存在するため、種さえ用意できれば段階を追いながらG.O.Dまでこぎつける。
またパワーの高いブロッカーが多いので、殴り返しなどによる逆転も期待でき、さらにそこへ侵略を駆使すればあっという間に盤面をひっくり返すことも珍しくない。
STを多く採用できるので、速攻を始めとしたビートダウン系のデッキには天敵となりえる。
総じて元祖天門(高コスト&高パワーのブロッカーをヘブンズ・ゲートで踏み倒す物量デッキ)をさらに強化した仕様となっていると評価できよう。


効果の特性上、ヘブンズ・ゲート戦略を肝とした専用デッキとなるが、光のコスト9クリーチャーの中には「偽りの王 ナンバーナイン」などを始めとした強力なシステムクリーチャーが多数存在しており、侵略によるスピーディな踏み倒しと合わさって、爽快感は抜群なカードデザインとなっている。



以上のように非常に分かりやすい王道戦略を基盤としているため、ちょっとしたメタカードやコントロールデッキに絡め取られることもしばしば。
相変わらず踏み倒しメタのカードにはなす術がなく、対処できなければ何もできずに敗北ということも往々にしてある。
またコントロール相手には手札をズタボロにされたあげく、ゆっくりシールドを削られて負け、などといったことも。
対処の一つとしては光文明のお家芸「シールド除去」も忘れずに取り入れておくといいだろう。九極クリーチャー達はブレイク数も多いため、相手のシールドが多少増えたところであまり問題はない。
そしてハンデスに関しても軽量でハンデスメタ能力を持ったクリーチャーもいるので、周りの環境によっては採用してみるといい。


そんなこんなでやはり出すのは苦労するが、場に出せたときの制圧力は圧巻。
「進化元の踏み倒しから自分の踏み倒しにつなぎ、そして最後に豪快に大軍を踏み倒す」姿はまさに踏み倒しを極めた究極の、いや九極の神と言えるだろう。
まぁ実際には偽りの神呼ばわりされているけどな!




「九極」の侵略者について


背景ストーリーにおいてのG.O.D.は『九極』と呼ばれる勢力のトップである。
DMR-17の時点で《九極 デュエンジェル》が登場していたこの勢力は、非進化がマスコットキャラのようなポップな見た目をしており、従来のエンジェル・コマンドの印象とは大きく異なる。
デュエンジェルのスペックは後に挙げるが、《天界の精霊シリウス》をこんなクリーチャーがパワーで上回っていいのかというような見た目である。


「九極」勢力は「○極」という冠詞が頭につき、〇に一〜九の漢数字が入る。
現時点でこの数字の上下による階級制度などは確認されておらず、そもそもリーダーであるG.O.Dの進化元と見られる《七極 Di》《超七極 Gio》はいずれも「七」である。
同じ侵略者でも《デュエにゃん皇帝》が率いる「デュエにゃん帝国」とは折り合いが悪いらしく(あちらはもともと侵略者ではなかった可能性があるが)
両者とも同じ弾で初登場したが、早々にデュエにゃん皇帝を倒し帝国を滅ぼしてしまっている。
アニメでも使い手の仲が悪く(もっともなんだかんだ凸凹コンビだったが)、「猫」と「ネズミ」の仲の悪さが反映されている。




関連カード


以下非進化九極を下級九極、G.O.D.以外の進化九極を上級九極と呼称する。


下級九極

一極 マウチュ C 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 5000
S・トリガー

チュチュッチュチュッチュ、マウッチュー!マウマウ、マウマウマウッチュ!さぁ、超九極 チュートピアの究極ショーがはじまるよ! --- 一極 マウチュ


DMR-18初出。同じ革命編の《侵略者 シロメール》の上位種。
しかしパワー5000のトリガー付き準バニラに過ぎず、他の強豪たちを押しのけてデッキに入るかは微妙。
一応序盤から出すことができれば速攻にたいしてそこそこ牽制することができる上、侵略の進化元にもありえるため、トリガー率を上げたい場合には採用してもいいかもしれない。


同じコスト9光クリーチャーの《閃光の守護者ホーリー》とは比べ物にならないくらい弱く、例の「GTさぁん?」でメタられるパワーと散々だが、
あちらと違ってコマンドであるためまだ救いがある。というかむしろコストが中途半端に軽いせいで使い物にならないシロメールのほうが気がかりである。
だが…(後述)


超ブラック・ボックス・パックにて再録。
さらにイラスト担当が穴久保先生で、見た目はまさしくピカ○ュウ。
せっかくVSRの元ネタであるディ○ニーと和解したと思ったのに、今度は任○堂とゲー○リに喧嘩を盛大に売った。


…うん、タカラトミーなにしてんの(※褒め言葉です)




二極 シヴァイーヌ P 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 5500
S・バック-コスト9の光のカード
ブロッカー

DMD-26収録。申し訳程度に機械化されただけのポップな柴犬。
コスト9の光のシールドカードが手札に加えられたときにそのシールドを手札に加えず墓地へ送ることで手札から踏み倒すことができるS・バックの持ち主。
条件が異様に限定されているものの、S・バックで出せるブロッカーであるため九極侵略においてはかなり重要なクリーチャー。
やはりホーリーと比べると散々だが、シールドにいなければならないS・トリガーと違い、手札にいてもある程度狙って踏み倒すことができる強みがある。
ちなみにコスト条件が指定されていない侵略や革命チェンジを狙うのならば光のシールドならなんでもいい《瞬防の精霊龍 サドニアラス》というカードも存在するが、専用デッキなら十分居場所を作れるカードである。



三極 デュエナース R 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/革命軍/侵略者 3500
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
ウルトラ・セイバー:コスト9のクリーチャー(自分のコスト9のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーを破壊してもよい)

DMR−20初出。マウチュよりパワーは少ないがウルトラ・セイバー付き。
しかもマスコット化してるがナースである。フェチズム刺激してる。マスコットだけど。


ただ、S・トリガーということは単体で出ることが多いため、うまくウルトラ・セイバーが活かせない、ということも多い。
侵略元にするのならば、そもそもセイバー能力が消えてしまうし、G.O.D.の降臨後は全員に(コストがいるが)強力な耐性を付加するチュートピアが出ていることも多いため、そこまで役に立たないことも。
もっともチュートピアを採用しない場合や、もしチュートピアが出ていたとしても、耐性不可に必要な手札が無い、という事態もありうるため、入れてみても悪くはないだろう。


何気に《八極 ハリルヤ》や《九極革命 デュエゼウス》同様革命軍である。


四極 キジトロン P 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 9000
ブロッカー
W・ブレイカー
マナ武装5:自分のマナゾーンに光のカードが5枚以上あれば、このクリーチャーの召喚コストを5少なくする。

DMD-26収録。犬の次は雉。多分メタトロンともかけてるがそんなコストでも大丈夫だった当たりさすがである。


9コストP9000WBの、天門ではまず入らないブロッカーだが、マナ武装のおかげで実際のコストは4。さすが四極。
下級九極では唯一小細工なしで早期召喚を狙えるため、シヴァイーヌと並んで、もっとも重視される下級九極である。


なお天門では入らない、と言ったものの、それは《ヘブンズ・ゲート》をメインとした多色デッキの場合であり、
白単ならぶっちゃけそれなりの壁として出せるマナ武装つきの便利なカードだし、コンボデッキなら《ヒラメキ・プログラム》の種になれたりと結構使い道がある。
単純なスペックで見るならばより優秀なクリーチャーが存在するが、天門を引けなかったときにも出すことができるそこそこのパワーのブロッカーが欲しいというときならば一考に値するカードだろう。


五極 ギャツビー VR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 11500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚を裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置き、もう1枚を手札に加える。

DMR-18初出。でかいブロッカー。
同コスト帯の《奇跡の精霊ミルザム》と役割がかぶるが、あちらが「1枚のシールドに5枚を積み増す」のに対してこっちは
新しいシールドを設置し、手札補充できる。


コスト9のクリーチャーの仕事であるかは置いといても、設置したシールドがトリガーであるかなどを把握することである程度先までゲームメイキングをすることができるなど、小回りが利き堅実。あちらが殿堂入りした現在ではこちらにも役目はあるか。


どちらかといえば普通のヘブンズ・ゲートデッキに居場所を持つクリーチャーだが、九極侵略でも上級九極を引いてくるドローソースとなりうるカードであるため、ヘブンズ・ゲートを使うタイプの九極侵略ならば十分活躍できるだろう。


六極 サルーエル P 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 9500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーまたは自分の他のコスト9以下のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。

DMD-26収録。犬と雉の次は猿。多分サリエルともかけてる。


その実態は二体と異なりシステムクリーチャーで、《粛清者モーリッツ》の事実上の上位種。
…ただ問題として、ただタップするだけであり、《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》のようなフリーズではないこと、
能力が強制なせいでかっぱえびせんモルトくんのお友達の効果を誘発させかねないこと、そして他のコスト9が強すぎることが難点。
犬や雉がいるなか自分だけハブられる可能性が非常に高い。というか犬と雉が便利すぎるのが悪い。
《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》がいなければ、また違った評価がされただろう。
一応侵略者持ちなので《究極ゲート》で踏み倒せる点では(踏み倒せない確率を下げるため)入れれない事もない。


七極 Di(ディ) UC 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15000
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。
シールド・セイバー

DMR-19初出。同弾のシールド・セイバーサイクルの光担当であり、他よりうんと重い上に一人だけ侵略者である(ギョウが後に侵略者になるかもとか言わない)。


攻撃をトリガーにする侵略を扱うデッキにおいてプレイヤーへの攻撃制限は痛いが、相手のワールド・ブレイカー持ちでパワーがバカ高いクリーチャーとかもDi自体を犠牲に守れるなど柔軟性はある。
…と言っても九極侵略以外での採用は難しいが。


後にGioに進化し、G.O.D.になるクリーチャーなのでその意味では価値がある。


ちなみにページ最初のフレーバーはこいつのものである。


八極 ハリルヤ VR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/革命軍/侵略者 11000
ブロッカー
W・ブレイカー
相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドをひとつ、手札に加えてもよい。そうしたら、このクリーチャーをアンタップする。(その「S・トリガー」を使ってもよい。)

DMR-20初出。アニメでデュエマウスが勝太の友人になったことからか、種族に革命軍が追加された。
あくまでファンとしては嬉しいが、ゲーム中での差異はそこまでない。


革命軍に属したためか、シールドを削りながらブロックするクリーチャーになっている。
といっても、W・ブレイカー持ちが相手の場にたくさんいる場合などはこちらの方が都合が良いため、むしろ柔軟性が増えたと考えたほうがいいか。


名前の由来はハリネズミ+ハレルヤか。でも超ブラック・ボックス・パックでは某青いハリネズミと競争してたのは
《轟速 ザ・レッド》だった。場に出るのが遅すぎだぜ!!


九極 デュエンジェル SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 13500
ブロッカー
相手のシールドが2つ以下なら、誰も光以外の呪文を唱えられない。
T・ブレイカー

ギャッハー!楽しい戦いがはっじまっるッチュー! --- 九極 デュエンジェル


DMR-17登場。気の抜けるブサかわいいデザインとは裏腹に《天海の精霊シリウス》涙目のスペックの持ち主。
相手のシールドが2つ以下の時、いわゆる侵略モード時にアルカディアス同様の呪文規制能力を発揮する。
更にしつこいようだがこのギャグっぽい見た目に反比例するかのようにパワーは13500、そしてTBと並のクリーチャーを易々超える攻撃力の持ち主であり、普通にヘブンズ・ゲートのアタッカーとして優秀。


普通に強くて普通にでかいので、九極関係なく活躍できるスペックなのだが、元々ヘブンズ・ゲートデッキがビートダウンしていくデッキではないこと、近年のヘブンズ・ゲートがループや展開を狙うための能力持ちのブロッカーを重視しており、パワーが高いだけのブロッカーの必要性が薄いこと、そしてなにより「その見た目のせいで」敬遠されてしまいがちである。


既述のとおり、初めて登場した「九極」の侵略者でもある。
この当時はまだエンジェル・コマンド侵略者といえば「三界」であるなか、ひとり「九極」で見た目も奇抜と浮いていた。
それ以外にも他の侵略者以上に謎が多い存在だったため、当時は使い手のデュエマウス共々黒幕か、それに近しい存在ではないか、と囁かれていた。
結果的に彼らもデュエマウスも黒幕ではなかったが、デュエマウスのほうは(ある意味)最も黒幕に近しい存在ではあった。


九極革命 デュエゼウス SR 光文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/革命軍/侵略者 9000
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分のクリーチャーの数が自分のシールドの数以上なら、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置いてもよい。
革命2―自分のシールドが2つ以下なら、自分の手札に加える光のクリーチャーでコスト9のシールドカードすべてに「S・トリガー」を与える。

DMR-20初出。現状唯一の革命能力を持つ下級九極。


登場時と攻撃時に条件付きのシールド追加と、劣勢時の光コスト9クリーチャーのトリガー化能力を持つ。
噛み合ってるかは微妙だが、どちらの能力も攻めにくくさせる能力であるため決して侮れない。


また、シールドに関する能力を持つハリルヤやマウリエルとはいい感じにかみ合っており、アニメでもデュエマウスが彼らを組み合わせたコンボを使っている。


九極の精霊 マウリエル VR 光/水文明 (9)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/革命軍/侵略者 12500
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
ブロッカー
T・ブレイカー
相手のクリーチャーはすべて、シールドをひとつ少なくブレイクする。

革命軍に加入した九極たちは、どのチームにも属さず革命軍をサポートした。


侵略者とそれらを生み出した迷惑な科学者が敗れ、もはや新規は絶望か…と思われた矢先にDMR-21で登場した新規九極。
今弾から(正確には前弾から出ていたが)の革命軍の多色化に合わせ、エンジェル・コマンド・ドラゴン達が仕切るドレミ団と同じく、光と水文明を併せ持つ。


下級九極ではデュエンジェルに匹敵するパワーとブレイク数もさることながら、相手のブレイク数を減らしてしまう、という強力な能力を持つ。
これにより、「せっかくの巨大ブロッカーなのに攻撃したらシールド割られ放題じゃないか」という弱点を見事にカバー。
W・ブレイカーを持たないクリーチャーはシールドを破ることすら許されず、もし持っていたとしてもその攻撃力は半減されてしまう。


さらに、ハリルヤと合わせることでハリルヤのシールド減少をカバー、
デュエゼウスと組み合わせることでデュエゼウスのシールド追加の間接的な強化、といった具合に前弾の革命軍の九極との相性も抜群。


ちなみにブレイク数を1に固定する《インパクト・アブソーバー》と組み合わせてもブレイク数を減らすことはできない。
登場時に相手の非進化クリーチャーのパワーを500に固定する《超神龍イエス・ヤザリス》を出した後に、
パワー低下能力が利かなくなるのと同じことである、と考えてもらうとよい。


フレーバーテキストではG.O.D.敗北後、革命軍に寝返ることになった九極達が、どういう風に身を振ることになったかが改めて示されている。
種族に侵略者を指定する九極ゲートで踏み倒せるようにするためか、革命軍になったにもかかわらず種族に侵略者を持っている。
九極達はある意味侵略者唯一の生き残りである、ともいえるだろう。


God of Dream SR 光文明 (9)
NEOクリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500
NEO進化:自分の光のコスト9のクリーチャー1体の上に置いてもよい。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、それがNEO進化クリーチャーなら、光のコスト9のクリーチャーを9体まで、自分の手札または墓地からバトルゾーンに出す。
Grenade of D-moll SR 光文明 (9)
呪文
S・トリガー
相手は自身のアンタップしているクリーチャーを9体選び、タップする。その後、自分のクリーチャーを9体までアンタップする。

九極初のNEOクリーチャー。
進化した場合には踏み倒し効果を使えるうえ、ツインパクトトリガーであるためデッキを阻害しない。
G.O.D.の武器が杵であるためか、こちらは臼バズーカを持つ。


その他、コスト9のコマンドなので、こういうのも九極侵略の候補だったりする。

奇跡の精霊ミルザム言わずとしれたエメラルーダのお友達
《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》フリーズ要員
偽りの王 ナンバーナイン言わずとしれた大王のお友達でVANの部下
《獅子頂龍 ライオネル》全カードトリガー化
《真実の聖霊王 レオ・ザ・スター》進化だが除去耐性附与

上級九極

(上述のレオ・ザ・スターは九極ではないため除外)


超七極 Gio(ジオ) UC 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 11500
進化-自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札にある他のコスト9のカードを好きな数、相手に見せてもよい。こうして見せたカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
ブロッカー
W・ブレイカー

DMR-19初出。光文明のクリーチャーであれば進化元にでき、手軽にG.O.D.に繋げられる進化クリーチャー。


手札からコスト9のカードを見せた分だけ自身の召喚コストを下げることができる。
ただし単体のスペックはアルカディアス以下であり、コスト軽減の条件もあって、【九極侵略】以外で使うメリットは薄いだろう。
侵略者ではあるが侵略能力を持たないクリーチャーであり、基本的に出したらすぐG.O.D.を載せたい。


ちなみに見せるカードはコスト9のカードであればどんなカードであっても問題はない。
たいして意味はなさそうだが、白緑九極の場合はこれが若干関わってくる。


超九極 チュートピア SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15000
進化-自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
侵略-光のコスト9のコマンド
T・ブレイカー
誰も、手札からしかクリーチャーをバトルゾーンに出せない。
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに光のコスト9の手札を1枚捨ててもよい。

DMR-18初出。最初に登場した上級九極であり、G.O.D.登場以前の核。


敵味方双方に手札からしかクリーチャーを出せなくなる踏み倒しロックをかける(手札から出す侵略には問題ない)。
具体的には、マナ、墓地、山札、超次元ゾーンからクリーチャーを呼び出すことができなくなる
さらっと書いてあるが非常に凶悪な効果であり、出すことさえできれば【緑単サソリス】や【超次元デッドゾーン】などの環境級のデッキすら縛ることが可能。


一見G.O.D.との相性が悪いようにも見えるが、このクリーチャーをG.O.D.の侵略元として使えば一時的に踏み倒しロックを解除することができるため、
ほとんど問題はない。
むしろひと通り踏み倒しが終わった後はチュートピアを出すことで、天敵ともいえる《ミラクル・ミラダンテ》の革命0トリガーを封じることができる。


ただし、S・トリガーを防ぐことはできない。防ぐことはできない
S・トリガーは一度手札に加えた後手札から発動していることになっているためである。
シールドから発動していると勘違いしやすいため、注意しよう。
もちろんS・バックも防げない。


また、超次元ゾーンの場合、クリーチャーでないドラグハートは呼び出されてしまう点にも注意が必要。
もっとも、《邪帝斧 ボアロアックス》や《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》などは呼び出せても、その後の踏み倒しを封じられてしまうのだが。


さらに、手札を捨てることで自軍を置換以外のすべての除去から身を守ることが可能。
これも非常に強力な能力であり、手札さえあればロックを解こうとこいつに放たれた除去すら打ち消すことが可能。
またこの能力により、除去トリガーから身を守ることもできるため、上に書いたS・トリガーの使用を許してしまうという弱点をカバーすることができる。
呪文を封じるデュエンジェルなどと組み合わせれば、さらに安全に攻撃することができる。クロック?閃光ホーリー?あきらめろ。


超九極 モモタルス SR 光文明 (9)
進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/侵略者 15500
進化-自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
侵略-光のコスト9のコマンド
T・ブレイカー
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目を見る。それが進化ではない光のコスト9のクリーチャーなら、バトルゾーンに出してもよい。

DMD-26収録。犬、雉、猿ときて今度は桃太郎。


効果は疑似的な九極版バルガと言ったもの。これでお供を呼び出せ、ということなのだろう。
疑似的、と書いたのは能力発動タイミングがアタック時ではなくアタック後だからである。
一見何も変わらないように見えるが、これにより、このクリーチャーへの侵略時にも効果が発動するようになっている。
ただし、攻撃が終わる前にトリガーなどで除去されてしまうと効果が使えなくなってしまうため、一長一短といったところ。


一時期はチュートピアとモモタルスが互いに効果領域が競合することで心配されていたが、G.O.D.のおかげで
併用可能になった経緯がある。でも今度はG.O.D.の踏み倒し力が高すぎてそもそもモモタルスいらなくね?という事態に。


何気にチュートピアよりパワーが500だけ高く、G.O.D.とためを張る数字になっている。


サポート呪文

ヘブンズ・ゲート 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。

光の切り札級ブロッカーが一気に2体も登場、圧倒的逆転!


ご存じ光の巨大ブロッカーご用達の踏み倒し呪文。
今更説明するまでもないが、多くのファッティブロッカーを擁する九極との相性は抜群。
九極侵略をコンセプトの一つとし、上述した桃太郎とそのお供達も収録されているDMD-26「カスタム変形デッキ 革命vs侵略 龍極の光文明」にも
収録されているため、九極侵略は公式からもこのカードを軸にしたデッキ群であると捉えられているようだ。


究極ゲート R 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
相手のクリーチャーを1体選び、タップする。
自分の山札をシャッフルし、上から1枚目を見る。そのカードが光のコスト9の侵略者なら、バトルゾーンに出してもよい。 こうしてクリーチャーをバトルゾーンに出したのでなければ、そのカードを手札に加える。

九極専門の踏み倒しカード。


他のカードと違い、完全に「九極」の侵略者のみを対象にとっているため、かなり九極寄りにデッキを作らなければその真価を発揮することができない。
ただし、条件さえ合っていれば、進化クリーチャーすら踏み倒すことが可能。
もちろん進化元がいれば直接G.O.D.を踏み倒すことすら可能。(ただし進化元はコスト9の光クリーチャーに限られる)




デッキコンセプト


ここからはG.O.D.や九極達を扱ったデッキ、通称【九極侵略】の詳しい説明に入る。


ある程度概要で述べた通り、基本的にはコスト9クリーチャーをメインに組み立てていくデッキになるが、
ただでさえ重量級のクリーチャーばかりのため、適当に組むとデッキを動かすのが非常に難しくなる。
そのため投入する9コストクリーチャーたちはデッキタイプによってある程度使い分けなければならない。


投入される9コストクリーチャーたちはいくつかのグループに分けることができる。

  • シヴァイーヌやキジトロン、デュエナースやGioのような展開しやすいコマンド

何らかの効果により自分のコストを軽減させたり踏み倒すことができるクリーチャー達。
基本的には《極まる侵略 G.O.D.》や《超九極 チュートピア》などに繋ぐための礎となる。
また踏み倒しから現れることで切札が来るまでの時間稼ぎも彼らの仕事。

  • デュエンジェルやデュエゼウス、マウリエルなどの巨大ブロッカー

ブロッカーであることを活かし、天門から踏み倒すことでビートダウンデッキを黙らせるのが仕事。
また上級九極たちの登場が待てそうにない場合は彼らで強引にフィニッシュまで持ち込むことも考えられる。
一部は後述するシステムクリーチャーの役割も兼ねている。

  • ナンバーナインや獅子ライオネル、レオ・ザ・スターのような強力なシステムクリーチャー

G.O.D.やモモタルスから展開して場を制圧する。
天門で踏み倒せない者も多いため、採用枚数に困るが、他の踏み倒し先との折り合いもつけて何体か投入しておきたい。


この3タイプのコスト9コマンドを使い分けながら、盤面をコスト9コマンドだけで染め上げるのがデッキのコンセプトである。
その見た目はかなり圧巻。相手は絶望すること間違いなし。


また、場合によっては先述したような小回りの利かなさやメタカードへの弱さを、
光文明ならではの優秀な小型システムクリーチャーや小型ブロッカーで埋めていくことも必要になってくる。
デッキのコンセプトとかみ合わない小型を採用するのは厳しいが、これらを採用しなければ、特にコントロールデッキへの勝ち目は厳しいものとなる。
特にハンデスにたいして絶大な効果を発揮する《聖鐘の翼 ティグヌス》辺りはぜひ採用したい。


大まかな動きは以上の通り。
ここからは詳しいデッキタイプについて述べていく。


ヘブンズ・ゲート型

トリガー逆転は革命だけの技じゃねえ!オレたち九極の侵略者もトリガー大好きだぜ! ---超九極 モモタルス


もっともシンプルかつ作りやすい型。
上でも説明したヘブンズ・ゲート、通称天門を軸にしたもの。
豊富なドローソースからデュエンジェル達の降臨で勝負を決めるか、
《奇跡の精霊ミルザム》と《音感の精霊龍 エメラルーダ》の暴発コンボを決めて更なる展開に持ち込むのが基本のパターン。


このタイプの場合、ブロッカー主体に天門で呼び出すことだけを考えて、G.O.Dを採用しないということも考えられる。
ただ、どうしても天門だよりになってしまうため、他のタイプに比べて動きが鈍い。


アニメにおいてデュエマウスが使うデッキもこのタイプのものであるため、デュエマウスのファンデッキとして九極侵略を作りたいというならば、
必然的にこのタイプになる。


白単九極

シンプルなヘブンズ・ゲート型の中でも特にシンプルなもの。
コスト9クリーチャーはもちろん、サポートカードやドロソ、そしてマナチャージや除去にまでも光文明にこだわったデッキタイプ。
一文明分の動きしかできないため、できる動きが限られる分、色事故をなくしたことでただでさえ多い事故を抑えた形となる。
色調整も兼ねて他文明のカードを余分に入れておくといった調整が必要ないため、より枠を開けて必要なカードを採用することが可能。
また、九極ゲートが真価を発揮するのもこのタイプ。


手札補充は九極達を手札に加える《エンジェル・フェザー》、《ジャスティス・プラン》などを採用。
フェザーは呪文も加えられるが枚数が少なめ、プランは加えられる枚数は多いがエンジェル・コマンド(・ドラゴン)しか加えられないため、
手札に応じて使い分けるべし。


除去は《パニック・ルーム》《スーパー・エターナル・スパーク》によるシールド送りや、《聖歌の翼 アンドロム》によるタップキルを狙っていく。
どれも制限こそあるが、とりあえず踏み倒しメタを消せばいいため、十分有効。


青白九極

より安定したドローソースを持つ水文明を相方に据えることでデッキの回転率を上げ、展開するタイプ。
「手札を増やしてでかいやつを出しまくって、相手を押しつぶす」という昔ながらの天門デッキを九極用にチューンナップしたもの、ともいえる。
侵略以外の基本的な構成はそれに準ずると考えてもらって間違いない。


派生としてシールドを手札に加えることができる《ハッピーとラッキーの一撃》や《アクア・スーパーエメラル》で
能動的にシヴァイーヌのS・バックを発動させることで、早期侵略に持ち込む型や、
手札補充と踏み倒しを兼ねる《Dの悪意 ワルスラー研究所》を展開し、一気にデッキを掘り進む型がある。


白黒九極

シヴァイーヌのS・バックと、光文明に多く存在する能力、エスケープに目を付けたスーサイド気味に動くタイプの九極。

時の玉 ミラク C 光文明 (2)
クリーチャー:ジャスティス・オーブ/革命軍 1500
ブロッカー
このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない

|エスケープ(このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドをひとつ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
|
闇文明に見られる自分のクリーチャーを破壊して効果を発揮するカードをエスケープ持ちのクリーチャーに適用して、破壊をシールド回収に変換、
さらにそこで回収したカードを元にシヴァイーヌをS・バックで呼び出し、チュートピアやGio、ひいてはG.O.D.につなげる。というもの。


対象にするエスケープ持ちは、最軽量の《時の玉 ミラク》とその次に軽い《堅牢の翼 アリシオン》。
基本的にはミラクを4積みし、そのあと必要かどうかに応じてアリシオンを何枚か投入することになる。


自壊カードには、手札補充として《邪魂転生》《邪魂創生》、除去カードとして《デッドリー・ラブ》《学校男》などを採用。
大量のアドバンテージを稼ぎ、増えた手札をコストにGioを出すか、踏み倒したシヴァイーヌをチュートピアに侵略させる。


さらに《福腹人形コダマンマ》や《コダマダンス・チャージャー》などのような直接シールド回収するカードをいれることで
さらにデッキの回転速度を上げることができる。


また、闇を入れることで、他の九極侵略とは違い除去やハンデスなどをいれることも可能。
メタカードを積極的に潰していくことができる。
ただ入れすぎると、シールドから光コスト9が回収できず、ちっともシヴァイーヌが出てくれない、という事態も起きうるので注意。


白緑九極(設計図型)

自然文明にいくつか存在し、主に山札の上から何枚かをめくってカードを手札に加える《○○設計図》と言われるカード群。
その中でも参照条件が厳しいが大量に手札補充できる可能性がある、《進化設計図》《巨大設計図》を使い、Gioのコストを大幅に減らしてG.O.Dまで持ち込むタイプ。

進化設計図 R 自然文明 (2)
呪文
S・トリガー
自分の山札の上から6枚を表向きにする。その中から進化クリーチャーをすべて自分の手札に加え、それ以外のカードを好きな順で自分の山札の一番下に戻す。

巨大設計図 C 自然文明 (2)
呪文
自分の山札の上から4枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、コスト7以上のクリーチャーをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で自分の山札の一番下に置く。

また九極たちは皆エンジェル・コマンドなので同種族のクリーチャーを一気にマナに叩き込める《強欲の開拓》も採用可能。
オリオティスやヤドックなどのマナを参照して踏み倒しメタをするカードたちに一泡吹かせることができる。
もちろんマナに置いた九極達は後でG.O.D.で展開する。


弱点は完全に設計図任せであること。
ちゃんと設計図で手札補充ができれば、他の型以上に理不尽な盤面を作ることができるが、もし緑マナのカードがこなくて設計図が発動できなかったり、
発動できてもろくに決まらなかった場合、非常に厳しい。
緑マナの確保のために、どちらの設計図でも確保できるコスト9クリーチャーの《超天星バルガライゾウ》を入れることすらあるほど。


ちなみにライゾウは、マナのドラゴンを進化元にするうえ、効果が山札の上のドラゴンを踏み倒し、というものなので、
ほとんどドラゴンを採用しないこのデッキにおいては、誇張抜きでマナに置かれるか手札でGioのコスト軽減に使われるだけの存在である
真面目に専用デッキを作ればG.O.D.に負けないくらい派手なデッキを作れるカードなのだが…


ビッグマナ型

G.O.D.最大の特徴といえばその踏み倒し能力だが、条件さえ満たせばノーコストで自身を展開できる侵略もその魅力の一つ。
しかしこのビッグマナ型は、そんな侵略をガン無視し、G.O.D.を直接コスト9クリーチャーの上にのせてしまおうというデッキである。


進化元となるのは《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》。

時空の不滅ギャラクシー VR 光文明 (7)
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド 5000
覚醒-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、コストの大きいほうに裏返す。
覚醒後⇒《撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー》

撃滅の覚醒者キング・オブ・ギャラクシー VR 光文明 (9)
サイキック・クリーチャー:エンジェル・コマンド 11500
バトルゾーンにある自分の他のクリーチャーはすべて「ブロッカー」を得る。
W・ブレイカー
覚醒前⇒《時空の不滅ギャラクシー》

母なる星域 R 自然文明 (3)
呪文
バトルゾーンにある自分の、進化ではないクリーチャーを1体、マナゾーンに置く。そうした場合、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つ進化クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。

まず超次元呪文で《時空の不滅ギャラクシー》を呼び出す、その後9マナ以上までマナをためて時空ギャラクシーを対象に母なる聖域を発動。
こうすることで


時空ギャラクシーが置換効果で撃滅ギャラクシーに覚醒→マナゾーンのG.O.D.を呼び出す対象にする→コスト9の撃滅ギャラクシーの上にG.O.D.を載せる。


という動きが可能


進化元をほぼ撃滅ギャラクシーに固定し、そこまでもっていく方法をマナブーストに絞るため、前述した展開用九極はほとんど不要。
また、大量展開にこだわらなくともナンバーナインや獅子ライオネルのような強力な9コストを数体展開すれば十分制圧できるため、
巨大ブロッカーもそこまでいらない。その枠を防御トリガーに割いたほうがマシだろう。
ていうかここまでするならG.O.D.よりも《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》とそれから呼び出せるクリーチャーを入れたほうが…あれこれ何のデッキだったっけ?


ちなみにマナを全文明に染め上げる《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》とそれを呼び出す慢神龍覇 ザ=デッドマン》を採用することでマナの光以外のコスト9クリーチャーも呼び出してしまおう、というとんでもない亜種も考案されている。
ただでさえ重いデッキが、さらに重くなってしまうが、決まりさえすれば、とんでもない軍勢を築き上げることが可能。
デッドマンの踏み倒し効果も加わり、むしろ事故要因のG.O.D.いらな…だからなんのデッキだこれ


まとめ

あらためて記述するがどう頑張っても非常に重いデッキになってしまうため、かなりファンデッキになりがちなデッキではある。
事実、決まれば強力であるにも関わらずGPや公式大会において余り好成績を残せていない現状がそれを物語っている。
だが成立した時には相手を一気に詰みに追い込めるほどの動きを見せるデッキであるため、是非組んでみて欲しいデッキタイプである。




神編集者へと近づくのがWiki篭りの侵略者の目的。そして、それを極めて神となったのがG.M.R.だ!


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  • 一応CSとかでこいつのデッキが上位に食い込んだりしたりしてる。Dioのコスト軽減は他の文明の9コスでもいいので自然を混ぜてる人がいた -- 名無しさん (2016-03-19 23:56:11)
  • チュートピアはトリガーメタカードじゃなくね? -- 名無しさん (2016-03-20 00:41:31)
  • 色々思うのが、なんかこの9極シリーズだけコスト論が大分前の物を使用しているような感じがする事。個々のスペックは極神編くらいでも十分通用する程度じゃないか? -- 名無しさん (2016-03-20 00:55:41)
  • GOD、kawasumi、光のコスト9、決まれば楽しいファンデッキと聞くと無法神類Gイズモが浮かぶ。何か関係があるのだろうか。 -- 名無しさん (2016-03-20 01:20:05)
  • オルテギアを入れた変態型とかやってみたいな -- 名無しさん (2016-03-20 03:21:05)
  • GTさぁん?何でホモが湧いてるんですかね… -- 名無しさん (2016-03-20 03:41:20)
  • 場に一極~九極が揃っている時に唱えるとエクストラウィン出来る呪文とか出てくれないかなぁ -- 名無しさん (2016-03-20 05:41:42)
  • ↑あったらマウチュも使われるよねぇ…… -- 名無しさん (2016-03-20 10:27:40)
  • 白緑九極とか相手にしてると何で大会優勝出来ないんだってくらい理不尽な動きしてくる。踏み倒しメタ出されるだけで詰むから無理なんだろうけど -- 名無しさん (2016-03-20 12:31:08)
  • 超BBPに再録された《封印の精霊龍 ヴァルハラ・パラディン》がデュエマウスのヒーローズ・カードな辺り、ますますサルーエルの存在理由が… -- 名無しさん (2016-03-20 15:13:03)
  • ターボ型やマナ染色型も存在するらしいね 色んなデッキタイプあって面白そう -- 名無しさん (2016-03-21 01:13:37)
  • チュートピアの能力がキモい。デッドゾーンで攻撃した返しのターンに侵略されて何も出来なくなった。 -- 名無しさん (2016-03-22 10:57:49)
  • 期待の新入り《九極の精霊 マウリエル》 -- 名無しさん (2016-05-27 06:26:45)
  • 設計図で増やした手札でGioのコストを減らすタイプの白緑型は環境でもちょくちょく結果出せてる -- 名無しさん (2017-05-09 03:18:34)

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*1 画像出典:Twitter イラストレーターかわすみ氏 @kawasumi3 2015年12月18日投稿 https://twitter.com/kawasumi3/status/677664854623313920?s=20&t=ss6LXKaoVNZXujlRBbLk-Q

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