登録日:2013/09/03 Tue 09:48:45
更新日:2023/11/20 Mon 11:11:03NEW!
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2005年12月10日に公開された『ふたりはプリキュア Max Heart』の劇場版2作目。
ゲスト声優に矢口真理とBerry工房の一人が起用とされる等、話題になった。
Berry工房は後に『オールスターズNewStage2』でも主題歌を担当することになる。
また、シリーズ初となる「プリキュア同士の戦い」が物語の中に組み込まれ、大きな物議を醸した(詳しくは後述)
今作の劇場版限定のパワーアップは、クライマックスに登場するスーパープリキュアである。
【あらすじ】
ある冬の日、雪山へやってきたなぎさ達はスキーを楽しんでいた。
ひかりは雲の国の老子が落としてしまった伝説の鳥「鳳凰」の卵を拾い、お礼として雲の国へ招待される。
更に卵から孵った鳳凰の子に「ひなた」と名付けて可愛がるが、その命を狙ってフリーズン・フローズン兄弟が現れる。
プリキュア達は彼らに挑むが、恐ろしい罠が待ち構えていた。
【登場人物】
実はウィンタースポーツが苦手であることが判明。更に藤P先輩と仲良くするほのかに嫉妬し、ふとしたことで険悪モードになってしまう。
ホワイトが洗脳された時は防戦一方だったが、自身もまた洗脳され、激突することに…。
洗脳解除後の和解の流れもまた泣ける。
なぎさと険悪状態になってしまい、仲直りのきっかけが見つからないまま氷兄弟に洗脳されてしまう。
とにかく関節技が凄いことになっており、今作のトラウマの一つとして挙げられる。
「ブラック…、あなたを、倒す!」
今回の主役。ひなたの卵を孵し、友情を育んでいく。
ブラックとホワイトが激突する最中、氷兄弟に囚われたひなたを救おうと奔走する。
クライマックスにて、力を使い果たしたひなたのためにある決断をする。
- メップル
- ミップル
プリキュアのパートナー妖精達。ブラック達が洗脳された時は…特に動きはなかった。おい、仕事しろよ。
- ポルン
- ルルン
ルミナスのパートナー妖精達。ルルンは今作が初登場となる。
【ゲストキャラクターの皆さん】
- ひなた
伝説の鳥「鳳凰」の子供で、見た目はでかいヒヨコ。
雲の国の老子が運んでいた卵から孵り、ひかりやポルンを友達と認識する。なぎさからは「ストーブ」と名付けられかけた。
氷兄弟に囚われてしまうが、終盤は自身の力でプリキュア達をスーパープリキュアにパワーアップさせた。
『オールスターズDX3』ではミラクルライト要員その1。
- 老子
雲の国の長老。鳳凰の卵をムタと共に光の園へ運んでいたが、うっかりスキー場に落としてしまった。
中の人は、今は亡き青野武氏。
後のミラクルライト要員その2。
- ムタ
老子の側近を務めるムササビで、空を飛ぶことができる。
中の人はほのかのお婆ちゃんや前作のラウンドと同じ。
後のミラクルライト要員その3。
【今作の敵】
フリーズン&フローズン
自称「最強コンビ」な氷の魔人にして、今作のトラウマの仕掛け人。通称氷兄弟
プリキュアの仲違いに付け込み、心に氷を埋め込むことで同士討ちを図った。
雲の国の鳳凰を絶滅させ、世界を氷の闇に陥れるべくひなたを狙う。プリキュアの戦術も研究しており、彼女達の必殺技を攻略した程強い。
終盤ではプリキュアを凍らせることに成功するも、ひなたの力で二人がスーパープリキュアに覚醒したことで追い詰められ、
更に互いに自分勝手な言い分で仲違いに発展したことが敗因となった。
中の人は後のココ(フリーズン)とギリンマ君(フローズン)である。
『オールスターズDX3』にて前作の魔女と共に復活する。
【プリキュア同士の戦いについて】
洗脳されていたとはいえ、ブラックとホワイトが激突する展開は映画を観に来た幼女達を本気で泣かせ、親御さんからの苦情が殺到したらしい。
(洗脳されたホワイトの養豚所の豚でも見るような目が怖かった、という説もあるが)
プリキュアシリーズ初代プロデューサー・鷲尾天は、
「男児向け作品でよくある展開をやってみたいと思ったが、小さい女の子は友達同士の喧嘩を非常に嫌うことが分かった。
子供にとって良い印象は残らないということを学んだ」と、WEBマガジン幻冬舎にて語っている。
以降は悪のプリキュアを出すなど様々な工夫をし、仲間同士の戦いは出来る限り避けるようにしたという。
詳しくはプリキュアタブーの項目も参照に。
後のシリーズにおけるプリキュア同士の戦いは以下の通り。
『5』…劇場版でのダークプリキュア5との戦い。今でも人気が高いダークドリームの悲劇も描かれた。
『フレッシュ』…敵の罠に翻弄され、気が付いたら同士討ちしかけていた(シフォンの力で激突はまぬがれる)
『ハートキャッチ』…TVシリーズ初の悪のプリキュアであるダークプリキュアが登場。
『スマイル』…終盤に登場したバッドエンドプリキュアとの対決。
『ハピネスチャージ』…洗脳されたキュアテンダーとの戦い。この作品以来久々及びTVシリーズ(事実上)初の本物のプリキュア同士の戦いとなった。
さらに現在はプリキュアではないが、元プリキュアの人物とも激闘を繰り広げた。
「女の子だって暴れたい」というコンセプトで男児向け作品の方法論を取り込んで作られたプリキュアシリーズであったが、
「小さくても、男の子と女の子は違うのだ」ということを制作側に思い知らさせたエピソードといえる。
追記・修正は敵に洗脳されて同士討ちしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- サブミッションでねじ伏せるとこはマジでえげつない -- 名無しさん (2013-09-03 10:23:20)
- ふたりが死闘してるさなか、突然莉奈と志穂が旅館でアタック25(まさかの実写はめ込みで赤と緑の実質タイマンなのが妙にリアル) 見てる場面に変わるのはいつ見ても吹いてしまう -- 名無しさん (2013-09-11 08:45:37)
- ほのかが氷兄弟に言った「もう友達を失いたくないの!」はマジで泣きそうになった。キリヤ…… -- 名無しさん (2013-09-24 22:35:54)
- 子供が泣き出したってのは噂が一人歩きしてるだけのような気が。 -- 名無しさん (2013-09-24 22:41:31)
- 男児は仮面ライダー対仮面ライダーを喜ぶので、女児向けのプリキュアでも…と考えたらこの結果。制作側に「性差」を強く意識させた作品と言えそうだ。 -- 名無しさん (2013-09-25 00:27:30)
- ↑ぶっちゃけ性差以前にゆかなヴォイスが怖い(ガクブル -- 名無しさん (2013-12-02 19:52:12)
- ヒドいことするけど仲良くて微笑ましい氷兄弟が唐突に喧嘩し出して吹いた。ホモ一歩手前まで仲良かったのに… -- 名無しさん (2013-12-02 20:34:17)
- 心神喪失ゆかな声はむしろエロすぎて勃kフリージングブリザードー -- 名無しさん (2014-02-11 23:08:26)
- 虎 王 完 了 -- 名無しさん (2014-02-11 23:51:10)
- プリキュアの百合ネタは百合厨とかが女の子の友情を拡大解釈してるだけかと思ってたけど、なぎさが洗脳状態のほのかに語り掛けるシーンを見て「こりゃ、百合扱いされるわな」と納得してしまった(笑) -- 名無しさん (2014-08-27 10:43:41)
- この氷兄弟、別作品でデリートされてたな -- 名無しさん (2014-10-26 03:25:34)
- キュアホワイトのホワイトなパンチラが拝める作品 -- 名無しさん (2014-10-26 07:59:48)
- ↑3最近のプリキュアは百合がどうのこうの言ってる奴もたまにいるがなぎほのの時点でな・・・ -- 名無しさん (2015-10-06 11:19:34)
- これ劇場で見たけど怖かったと言うよりは何かに目覚めてしまったな・・・w -- 名無しさん (2016-04-02 15:55:36)
- そんなにヤバいのか?これ。 今度見てみよっかな? -- 名無しさん (2017-02-17 01:15:31)
- 何がヤバいってただの殴る蹴るじゃなくてガチなサブミッションの動きしてるとこ -- 名無しさん (2017-02-17 08:09:25)
- 興行収入は前作から大きく落ちちゃってたな 8.5億→5.7億 -- 名無しさん (2018-07-03 11:22:22)
- この映画で2人がガチすぎる戦闘をしちゃったおかげで、プリキュアの強さ議論をすると「どうやっても初代の2人が一番強い」になっちゃうって話を聞いて笑った -- 名無しさん (2020-04-28 14:18:09)
- 二人の体術キレッキレの戦いいつ見ても吹くw -- 名無しさん (2022-07-24 18:06:47)
- 子供がガチ泣きしたのは、洗脳ものにありがちな「目のハイライトが消える」「瞳の色が赤など尋常じゃないものに変わる」「瞳が三白眼を通り越してほぼ完全に上瞼に入ってしまう」「黒いオーラを纏う」などの、明らかに正気でないとわかる描写を一切いれなかった事も関係してる気がする。 -- 名無しさん (2022-07-24 19:00:05)
- 2人が闘うシーンは正直興奮して見てました -- 名無しさん (2023-04-04 21:26:43)
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