登録日:2020/11/22 Sat 18:29:02
更新日:2024/05/23 Thu 12:53:39NEW!
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星のカービィ 絶版 カービィ漫画 漫画 デンゲキニンテンドー プププヒーロー あおきけい&みかまる 絶版←復刊しました
ごちめまして!! ボク カービィ!!
『星のカービィ プププヒーロー』とはあおきけい&みかまるによる『星のカービィ』を題材とした「デンゲキニンテンドーDS」及び後継誌の「デンゲキニンテンドー for KIDS」の連載漫画。
「デンゲキバズーカ!」で連載の『ウルトラスーパープププヒーロー』についても記載する(以下USププヒロ)。
2009年1月号から連載開始、単行本は付録で出ていた2巻と、後に復刊したものが5巻分で、さらにUSププヒロも復刊が決まっている。
○概要
いわゆるカービィ漫画と言えば基本的には、世界観こそ踏襲すれどストーリーに関しては基本的にオリジナルの展開で進み、ゲームにはいないキャラクターが登場したり、いるキャラクターでも違った個性付けがされているというイメージだろう。
ゲーム最新作が出てもその登場キャラが作品の主要キャラなら準レギュラー化もあるが、そうでなければたまにゲスト出演する程度である。
しかし、この作品はもちろん展開上の多少の変更点や個性付けこそあれど、ゲームのストーリーをテーマにした話が多い。
それも一話完結でなく、ゲームのストーリーを明確に追っていく形になっている。
後のまんぷくプププファンタジーやまんまる日記なども本編の最新作が出るとそれをテーマにしてストーリーを展開することはあるが、それら以上に原作に忠実な内容で展開している。
もちろんゲーム本編と関係ないオリジナルのストーリーの完成度も高い。
また、デデデ大王の側近がポピーだったり、カービィの友達がチリーやナックルジョーだったり、ワドルディの隊長がワドルドゥだったり、コックカワサキの料理が非常に不味かったりと、ところどころにアニカビやデデププの影響が見られる。
○主な登場人物
●メインキャラ
プププランドに来た旅人。ボケ担当。
例に漏れず大食いで、同居人のチリーを困らせる。
ごちそうさま+はじめましての「ごちめまして」やおはよう+ごちそうさまの「おはそうさま」と言った独自のあいさつを持つ。
たまにアニメの様にポヨということも。
毛虫が苦手。
漫画にしては珍しく、ものをちゃんと吸い込まないとコピー能力が使えない。
ゲームでもお馴染みの雪だるまのキャラ。ツッコミ担当。
プププランドにやってきたカービィが最初に出会い、居候している。
作者曰く「自己管理がしっかりしていてメンタルコントロールが強いと感じた」らしい。
時には自分ごとカービィに吸い込まれることも厭わない。
プププランドの大王。自称かどうかは不明だが、部下からの忠誠は明らかに薄い。
一人称は「ワシ」。ワガママで食いしん坊。
1話での悪事をカービィに阻止されたことがきっかけで、ライバル視しはじめ、様々な作戦でカービィを倒そうとする。
しかし、プププランドの一大事には協力しあうことも。
デデデ大王の部下だが、そこまで忠誠を誓っている感じではない。
その実力とカッコよさから多くの部下に「メタ様」と慕われ、デデデ大王が嫉妬で家出をしたほど。
戦艦ハルバードも登場。プププランドの未来を憂い、立て直しを図った時に登場した。
デデデ大王の部下。ワドルディが大量におり、それを管理するのがワドルドゥというアニメのような関係。
ワドルディの中には、一人メタナイトに弟子入りするためにデデデ城を訪れたバンダナを巻いた個体もおり、他のワドルディよりも熱意がある。
このバンダナは始めは白だったが、初登場時のエピソードでメタナイトのマントの切れ端を貰い青になった。
デデデ大王の部下にしてデデデ大王のツッコミ役。
要はデデププのSr.のような立ち位置。
●準レギュラーキャラ
強くなるために修行をしている。最初は食べることばかりのカービィに呆れていたが、仲良くなってからは一緒にキャンプに行くなど良好な関係を築く。
プププランドのコック。料理の腕はアニメに近い、つまりとても不味い。
カービィとデデデ大王だけは美味しく食べている。
たまにグルメレースを開催している。
- シミラ
デデデ大王の部下の自称エリート魔術師。ミラーによる反射や変装が使える。
メタナイトをライバル視しているが、メタナイトからはダサいやつ程度にしか思われていない。
お宝を狙う怪盗。「あつめて!カービィ」編に登場。10人になったカービィを助ける。
この時は他のメンバーは登場しないが、「USププヒロ」で登場した。
『プププヒーロー』のラストを飾る「星のカービィWii」編に登場。登場からその目的に至るまで原作と全く同じ。
普段ローアで一緒に留守番しているチリーに対して異様なまでの執着心を見せ、ローア内にチリーグッズの部屋がある。
「USププヒロ」にも登場するが、最初は皆疑いの目で見ていた。
「USププヒロ」で登場。メタナイトの心の影でプププランドをダークな気分に陥れようとする。
シャドーカービィとは仲がいいらしく、プププランドに送り込んだことがあったが、シャドーカービィはイタズラする程度にしか悪い心がなかったため、カービィと結託されていた。
単行本について
先述した通りこの作品には単行本が2巻、上下巻で存在している。しかし、その単行本は当時の「デンゲキニンテンドー for KIDS」の付録であり、単品で販売されたわけではなく、USププヒロに至っては単行本すら存在していない。そのため、入手難度が高くなっており、有志や作者による復刊要望の署名が行なわれていた。
そして、2022年6月2日、あおきけい&みかまる先生のTwitterで復刊決定が発表され、ファンは歓喜に沸いた。
余談だが、星のカービィ ウキウキ大冒険という漫画も復刊投票が行われている。こちらもデデデから奪われた食べ物を取り戻すSDX編や、ナイトメアとの戦いをテーマにした夢の泉の物語編とゲーム原作をテーマにした構成になっているので、興味が沸いたら調べて見てほしい。
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- 基本的に「空腹でピンチ→食べ物を食べて復活&コピー→逆転勝利」というのがいつものパターン。アンパンマンみたいなものと言えるか -- 名無しさん (2020-11-22 18:51:23)
- カービィ漫画には珍しい勧善懲悪ものなんだっけ?ボケ担当とは言え正義感のあるカービィは良いな -- 名無しさん (2020-11-22 20:42:50)
- カービィ漫画で一番アニメ要素が強いかも -- 名無しさん (2020-11-22 20:49:12)
- 数年読まずにいたけど偶然見てみたら単行本収録号だったとかいうミラクル起こした思い出 -- 名無しさん (2020-11-23 03:39:15)
- 毛糸のカービィ編の最後、弾を撃ち尽くしたビックロボカービィの最後の弾丸になって特攻したデデデはマジでカービィ漫画随一のカッコ良さ -- 名無しさん (2020-11-23 08:18:01)
- 毛糸のカービィ編のプププランド襲撃事件から軍事力に疑問抱いてメタナイトの逆襲に発展させるの上手かったなぁ -- 名無しさん (2020-11-24 10:24:06)
- おそらく、数あるカービィ漫画の中でも最もチリーの扱いがいい作品だろう。ほぼ準主役といってもいい。 -- 名無しさん (2021-03-31 22:24:22)
- 元はアクションゲームなのにマンガでバトルがメインなのってこれくらいなんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2021-09-08 22:35:09)
- 噂は聞いてたから復刊嬉しい -- 名無しさん (2022-07-27 20:48:39)
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