仮面ライダーアギト スペシャル 新たなる変身

ページ名:仮面ライダーアギト スペシャル 新たなる変身

登録日:2011/04/27(水) 20:36:39
更新日:2023/08/18 Fri 19:09:17NEW!
所要時間:約 2 分で読めます



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仮面ライダーアギトスペシャル


新たなる変身



これは、3人の仮面ライダーの物語──




2001年 10月1日のゴールデンタイムに放送された、仮面ライダーアギトのスペシャル番組。
脚本は『アギト』メインライターの井上敏樹、監督は田﨑竜太。
特別友情出演として、京本政樹が国枝 東役で出演している。


特別編とは言え、ゴールデンタイムで放送経験を持つ平成ライダー作品は本作と次回作のTVSP『仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS』のみ。
平成一期の初期において、平成ライダーシリーズの社会的認知度の高まりとこの時間帯で放送がされるほどの高視聴率を記録していた例として語られている。



【あらすじ】

突如として人間が灰と化す事件が発生。
G3ユニットという戦力がありながらも、アンノウンによる度重なる不可能犯罪に後手後手に回るのに手を焼いた警視庁は、抜本的な解決案として簡易型G3システムというべき『G3マイルド』の投入を提案。
そして『誰でも扱えるG3』のテスト装着員として、G3ユニットの尾室が選ばれることになった。


一方、美杉家では心理学者・国枝 東が来訪。
恩師の再会に喜ぶ翔一だが、アンノウンとの戦いの中でアギトの力が暴走。
国枝にまで襲い掛かるほど制御しきれない現状に苦悩する翔一は……。




【登場人物】


すでに仮面ライダーである男

記憶喪失の頃から能天気だったらしく、国枝に無理矢理食べさせられたピーマンのサラダのせいか、ピーマンには思い入れがかなり強い。
ビートルロードとの戦いの中、アギトの力が暴走して国枝に襲いかかってしまい、力を抑えられない事を恐れ逃げ出そうとしたが…。



仮面ライダーになろうとする男

戦闘以外あまり目立っていない。



仮面ライダーになってしまった男

後半でようやく登場。
真魚の頼みを受け翔一の捜索にあたる。
翔一が警察に連行された時に助け、以前ギルス捕獲を立案した北條を殴った。
「一度お前を殴りたいと思ってたんだ!」



小さな子羊。
氷川と共にG3マイルドの装着員を尾室に推薦した。



  • 尾室 隆弘

本物の凡人。
G3マイルドの存在を知って「ついにオレの時代がキター!」と喜び、氷川と小沢の後押しでテスト装着員となり氷川に弟子入りしようとした。



続発する不可能犯罪に対し、相変わらず嫌味な言い回しで小沢を苛立たせるが、彼なりにモグラたたきのような現状を憂いている。
そこでアンノウンの行動パターンを分析するためにプロファイリングを提案。
河野から国枝を紹介され美杉邸へ向かうが、そこで偶然翔一と国枝の会話を耳にしてしまう。
アギトの正体を知った北條は、翔一の身柄を拘束しようとしたが…



入院中の翔一の世話をしていた心理学者で、彼の計らいで翔一が風谷家の居候となった。
羊羹なら芋羊羹でも何でも好物だが、お酒が苦手かつ悪酔い状態の美杉教授が苦手。
「おおざっぱに言うと」が口癖で、美杉教授はこれが苦手な模様。
愛車は、CB1300 my specialで、翔一も「すごいマシン」と評するほど。


南光太郎の先輩であるインターポール捜査官とは別人物である。


半年前、弘樹も翔一のようにアギトに目覚めていたが、その力の影響で自分自身でなくなるのに耐えられず自殺。
翔一の暴走にかつて救えなかった息子を重ね合わせた国枝は翔一に言う。


「俺は……あいつを救ってやれなかった。だから……お前はアギトに負けるな。自分に負けるな!」


そして共に見上げた青空に励まされた翔一は、病室で見上げた時と同じものだと微笑んで再起。
再びビートルロードに立ち向かい勝利するのだった。



【専門用語】


★G3MILD
小沢 澄子曰く、

  • 人に優しいG3
  • 旧G3システムにオートフィット機能搭載

誰でも装着できるように改造したG3で、尾室が装着したがアンノウンとの戦闘に数秒で敗北。だが、G3ーXと自分のバッテリーを交換して危機を救った。
しかし、前述の弱さ故、量産化は実現しなかった。


HERO SAGAでは再び尾室が装着した。


ビートルロード
角から出た針で人間を刺し、灰化させる能力をもつアンノウン。
かなりの強敵で、アギトグランドフォームのライダーキックや、G3ーXのGM-01はおろかGX-05のガトリングモードやランチャーモードにも耐え切る皮膚の持ち主で、アギトバーニングフォームでも太刀打ちできないほど。
武器は、モーニングスターと盾。
間違ってもガドル閣下ではない。


最後は、シャイニングフォームのシャイニングクラッシュで敗れた。




尾室の機転でG3-Xは窮地を脱するが、G3マイルド計画は白紙に戻ってしまう。


「アンノウンは、ますます強くなっていますよ。G3-Xでも対抗できないくらいです。もしかしたら、もっと強いシステムが必要になるんじゃ……?


尾室の言葉に対して小沢は言葉を詰まらせ、視線を逸らす。


やがて、誰もいなくなったGトレーラーのコンピューターを前に、彼女はひとつの設計画面を見つめていく。


「G3-X以上のシステム……でも、これを世に出すわけにはいかないわ」


G3-Xに酷似した強化戦闘服をしばらく見た後、小沢はパスワードを設定しロック。
他者のアクセスが出来ぬように設定しその場を後にした。




……だが、小沢が去ったのと入れ替わるように、何者かがGトレーラーに潜入。
懐中電灯片手にパスワードを入力し……






「あなた、私のコンピューターから盗んだわね!?
[[G4システム>水城史朗/仮面ライダーG4]]の設計図を!!」





物語は、劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4へと続く―――。







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  • アギトの劇場版の前の話なんだよな -- 名無しさん (2013-08-06 23:19:59)
  • バーニングフォームのアギトが大切断に似た小技を披露するシーンがある。 -- 名無しさん (2013-09-02 01:33:55)
  • 最後にちらっと出てくるG4の設計図 あと氷川さんと小沢さんに「凡人」って連呼される尾室さんェ・・・ -- 名無しさん (2014-03-21 06:12:25)
  • 本編通して見てみると、オムロン悪い人じゃないけどなんだかんだで「凡人」だからなあ… -- 名無しさん (2014-04-07 16:49:40)
  • マイルドの見せ場は「バッテリー交換だけ」とよく言われるが、登場直後に刑事二人の命を救ってることになる…それ含めても二回だけか、活躍 -- 名無しさん (2014-04-07 16:56:34)
  • ビートルロードって針で刺して人を灰化させるってオルフェノクと似た感じとも思えなくもない -- 名無しさん (2014-04-07 17:06:08)
  • シャイニングフォームが太陽の光と一緒に走って来るシーンは滅茶苦茶カッコいいと思った。 -- 名無しさん (2014-04-15 17:45:18)
  • シャイニングフォームがマトモに格闘したのって、 -- 名無しさん (2015-07-10 21:03:48)
  • シャイニングフォームがマトモに格闘したのって、このTVSPと最終回くらいなんだよね。登場回数はブラスター並に少ないし、変身するとすぐ必殺技使うからさ。 -- 名無しさん (2015-07-10 21:05:30)
  • ↑というか基本のグランドフォームが格闘の鬼でしかもアナザーアギト圧倒するくらい成長するからなぁ…シャイニングでわざわざ格闘というのもね -- 名無しさん (2016-02-26 19:06:02)
  • 小さい頃にこの回を見たのが未だに忘れられない。崩れる…って言いながら灰になる描写が当時おっそろしくて仕方なかった。親がヘビースモーカーだったから余計にね… -- 名無しさん (2016-03-15 08:05:33)
  • 映画の宣伝も兼ねて、アギトの作品世界観を一本の映像にまとめたって感じの番組。ここ最近こういうコンセプトの映像は作られてないよなあ・・・Vシネとか仮面ライダー4号とかも雰囲気違うし。 -- 名無しさん (2016-03-15 08:22:33)
  • ゴールデンでやるのはすごい人気だったんだね。クウガ、アギト、龍騎、555の頃が異常だったと体感したな。 -- 名無しさん (2016-08-11 20:34:53)
  • 尾室さん、何気にパージなしで背部バッテリー取り外し、アクチュエータオフラインで全身ヘビーウェイト状態で動いてる人外ぶり。 -- 名無しさん (2021-08-08 21:05:40)
  • ゴールデンタイムでやったのが珍しいって件、まあアギトの同時期のウルトラマンのスタッフが「当時のゴールデンタイムは殆どがバラエティ番組に取られてて夕方の時間を確保するのがやっとだった」みたいなこと言ってたな。 -- 名無しさん (2023-02-20 21:36:43)

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