バルジーナ

ページ名:バルジーナ

登録日:2011/08/25 Thu 14:59:07
更新日:2023/08/21 Mon 13:38:05NEW!
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ポケモン ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 第五世代 bw あく ひこう ♀のみ ハゲ コンドル 八汰烏 耐久型 物理受け ゴツゴツメット 砂パ 霰パ 姉御 うざい イカサマ ぼうじん カヒリ ジーナ ゲーム 漫画 骨鷲 ハゲワシ ハゲタカ おおがらす オムツ カラカラ 連勝ストッパー 高耐久 ネクベト ♀限定 ←cv:オーキド ←そしてオニドリル セコい dsをパカしたくなる バカジーナ ←おい、ポケモンバトルしろよ ギルガルドキラー バルチャイ バルジーナ カゲツ 悪/飛行複合



骨を拾い集めて巣作り。弱った獲物を足で掴み骨の巣まで軽々と運ぶ。




バルジーナとは、『ポケットモンスター』シリーズのポケモンの一種である。


データ▼


全国図鑑No.630
分類:ほねわしポケモン
英語名:Mandibuzz
高さ:1.2m
重さ:39.5kg
タマゴグループ:ひこう
性別比率:♂0♀100


タイプ:あく/ひこう
特性:はとむね(防御を下げられない)
  /ぼうじん(天候によるダメージを受けず、粉系の技や特性「ほうし」も無効化する)
隠れ特性:くだけるよろい(物理技を受けると防御が1段階下がる代わりに素早さが2段階上がる)


種族値
HP:110
攻撃:65
防御:105
特攻:55
特防:95
素早さ:80
合計:510


努力値:特攻+2


進化:バルチャイ(レベル54)→バルジーナ



概要▼


ブラック・ホワイト』で登場した、ハゲワシをモチーフとしたポケモン。『ブラック』のみに登場する。
『ホワイト』のみに登場するウォーグルとは対になる関係。
ウォーグル系統が♂しか存在しないのに対し、バルジーナ系統は♀しか存在しない。


あく/ひこう複合タイプは意外にもドンカラス系統に続いて2系統目である。


進化前のバルチャイはおむつポケモン。
しかし履いているのはオムツではなく骨、恐らく頭蓋骨。
生前がロリコンならば本望なのかもしれない。


SMの図鑑説明によるとどうやらバルジーナはカラカラを食べるらしく、バルチャイのオムツは狩った獲物の頭蓋骨だということなのでつまりは…


荒っぽく粗暴な印象だが、こう見えて面倒見は良いらしく、迷子のバルチャイを見かけると巣立つまで大切に面倒を見るとのこと。
また、バルジーナが纏う骸骨には流行があり、オシャレに敏感なポケモンでもある。



ゲームでのバルジーナ▼


不遇。いやまじで。
『ブラック』では野生で出現する。
しかし進化レベルが54と遅い上に種族値的には耐久型であるためレベルが上げにくく、ストーリーでは扱いづらい。


しかし『ブラック』はまだいい、出現はするのだから。


問題は『ホワイト』バージョン。
進化前のバルチャイを含め使用トレーナーがなんと0!!対のウォーグルはシロナが起用しているにも関わらず!
図鑑にも登録されないためにGTSで検索交換も出来ない。
『ブラック』バージョンを進めているお友だちに頼るしかない。
友達いない?ネゴシエーションで頑張るしか……


流石に問題があったのか、BW2ではウォーグルとバルジーナを使用する野良トレーナーがいるのでどちらも図鑑登録させることができる。


ORASでは強化版カゲツが使用。
ようやく使用トレーナーが現れてくれた。


第七世代では『ムーン』のみ進化前のバルチャイが3番道路に出現と序盤からゲットできるようになった。
進化後のバルジーナは殿堂入り後だがポニの広野でゲットできる。
トレーナーでは四天王カヒリが使用する。
低火力だが、でんきいわ対策に「ボーンラッシュ」を覚えている。


続く第八世代でも続投し、防御寄りの種族値というのもあってか、ガラル地方では『シールド』限定で登場する。
しかし第八世代末期になってから、ウォーグルがリージョンフォームを獲得するなど対の関係がこじれ始め、第九世代では置いてきぼりにされてしまった。


バトルサブウェイ▼


とにかくうざい。
やたら硬くて一撃では落ちないことが多く、「いばる」「おだてる」で混乱させてくるのに加えて、「どくどく」や「はねやすめ」と嫌がらせというかセコイ戦術をとってくる。
お決まりのサブウェイクオリティが発動してこんらんによって自分のポケモンが自滅することもしばしば…。
わかりやすく言えば対人戦だと嫌われる戦法しかしない。


次作XYの「バトルハウス」でもほとんど同じ(「いばる」が「ちょうはつ」に変わったくらいか)型のものが登場。
ハウスクオリティで相変わらず挑戦者を苦しめている模様。 


攻撃技が一切無いので上から「ちょうはつ」を打てば「わるあがき」しかしなくなるのが救いか。
特にXYからのものは自身が「ちょうはつ」を覚えているためメタモンでコピーする事で詰ませる事も可能。



対戦でのバルジーナ▼


100を超えるHPや防御、95の特防と低火力の攻撃面を備える典型的な耐久型の種族値を持つ。
その物理耐久は単純な数値上ではあのエアームドを僅かに越えるほど。
耐久型には珍しく素早さは80とそこそこにある。
第5世代によく見られる無駄を削った種族値配分で合計種族値以上の能力を持つ。


特性は砂パ霰パに突っ込める「ぼうじん」が非常に優秀。
パーティの守護神として活躍している。
もう一つの特性「はとむね」も防御力を下げられないメリットはあるものの、そもそも防御を下げる技がそれほどメジャーというわけではなく、バルジーナ自身も何故か「フェザーダンス」という優秀な物理殺し技を持たない上に弱点がことごとく特殊に片寄っているために使用率は低い。
ぶっちゃけ外れである。
しかし後にメガガルーラが「ブレイククロー」を撃ってくることから「はとむね」にも有用性が見出された。


変化技に関しては、 「どくどく」や「いばる」「みがわり」コンボ、そこそこの素早さから放たれる「ちょうはつ」 、回復と同時に自身の弱点をガラリと変化させる「はねやすめ」(でんきこおりいわかくとうむし)等、耐久型の嫌らしい技を一通り使用できる。


攻撃技に関しては、 物理ではタイプ一致の「ブレイブバード」や「はたきおとす」にひこうタイプには珍しい「ボーンラッシュ」、 特殊ならば「あくのはどう」や「エアスラッシュ」、「めざめるパワー」等がある。
めざパのタイプはこおりかくとうほのおあたりが候補か。


しかし火力が低い上に技の威力も高いとは言えず、範囲もさほど広くはないため、アタッカーとしては扱いづらい。
特殊型に関しては「わるだくみ」で火力を上げることは可能だが技スペースが厳しいか。
対戦では「ゴツゴツメット」を持たせ、「イカサマ」「はねやすめ」を活かした物理受け型で使われることが多い。


またどの型でも基本は変化技が主体なので「ちょうはつ」や「トリック」等こだわり系アイテムの押し付けが厳しい。
「どくどく」を入れられても機能停止しやすい。


単純な数値上の耐久こそ高いものの、タイプ相性は半減が少なく弱点が多めなのもなかなか痛いところ。
自身の耐久を上げる技もないため、相手によっては積む機会を与えるだけにもなりかねない。


耐性も技も全く異なるが、ポリゴン2が手に入らないプレイヤーが妥協して彼女を使うこともあった。


BW2では教え技で「てっぺき」「バークアウト」「イカサマ」を習得可能に。
どれも耐久型のバルジーナにとって相性のいい技ばかりである。
…が、ORASにて何故か「てっぺき」を覚えなくなってしまった。なぜだ。


しかし「てっぺき」はUSUMで教え技として習得方法が復活。
ただしBW2では進化前のバルチャイは問題なく覚えたが、今作では進化後のみになったのでその点には注意。
フェアリーが中心の環境になったのが辛いが、本作では新たに出た特殊なフィールド状態の時に使用して特防を1段階あげる「シード系」の道具が登場。


剣盾では一部の耐久型ポケモンが強力なダメージソースとなる「どくどく」を没収される中、バルジーナははねやすめ等も含めて耐久に有用な技を引き続き覚えるため使用感そのものに大きな変化はなかった。
しかし、ダイマックスで手軽に大火力の攻撃がどこからでも飛んでくるため、バルジーナに限らず耐久型のポケモンそのものが環境自体にやや逆風となっていた。
『鎧の孤島』までは使用率の高いいちげきの型ウーラオスや物理型エースバーンを比較的ラクに止められる事は評価できる点ではあったものの、『冠の雪原』解禁後の環境ではサンダー、レジエレキ、ブリザポスなどの弱点をつかれる重火力のポケモンが増え、同じくあく・ひこうタイプを持つガラルファイヤーの参戦により、一線を張れるほどの力は発揮できなくなってしまった。
それでもダイマックスなし・禁止級伝説ありルールで行われたシリーズ10環境では、受けループが跋扈したことから使用率ベスト30に入るシーズンもあった。
れいじゅうランドロス、こくばじょうバドレックス、いちげきウーラオスなど、コイツで受けることができるポケモンが多いのが使用率の伸びた要因であったと言える。



アニメでのバルジーナ▼


♀しか存在しないのにイイ男の声だったらしいよ



映画でのバルジーナ▼


ビクティニと白き英雄レシラムにて登場、
とはいえ出てきたのは3分割画面のうちであり出番も少ない。



マンガでのバルジーナ▼


あのポケモンを使わないマンガポケットモンスターReBURSTにてミルトが出して山を登ろうとした。
が、リョウガ曰く出しても意味無いという事で、結局出番が無かった。


その後しばらくし、代わりにバルジーナのBURST戦士が登場した。



勇者「魔法使い、メラゾーマだ!」



バルジーナ「いや私おおがらすじゃないです」




追記・修正はバルチャイのオムツになってからお願いします


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  • 赤いノースリーブでも撃てませーんでも、典型的なオタクファッションの人格者でもない。と冗談はさておき、硬いが火力不足の典型かな? -- 名無しさん (2014-01-16 20:37:16)
  • 固いし羽休めのせいで弱点突きにくいからXYでフェアリーという羽休めしても一貫して弱点になるタイプが出てきて正直ホッとしてる。でも鉢巻きグランブルのじゃれつく耐えられた時は焦ったw -- 名無しさん (2014-01-17 10:03:34)
  • コイツを使う相手全員にこだわりトリックかましたら全員に切断されたなwww -- 名無しさん (2014-02-28 23:28:44)
  • バンギラスといい、サザンドラといい、これといい、悪がフェアリー弱点になったのが、かなり好都合に思えてしまう。 一応ゲーフリさんとしては「粗暴だから」という理由なんだろうけど。 -- 名無しさん (2014-12-12 17:36:13)
  • アニメで、わがままゴチム回に登場(CV:たかはし千秋)。ポカブに負けた(が、キバゴの夢では逆に勝ってた)。 -- 名無しさん (2014-12-12 19:40:49)
  • 悪タイプでありながらブシン殺しすら出来る頼もしいお方。姐さんと呼ばせてもらってます -- 名無しさん (2014-12-12 19:52:29)
  • 挑発からのイカサマでギルガルドを葬ったときは驚いた -- 名無しさん (2015-01-19 11:21:06)
  • よし、ニックネームは○ャミルにするよ -- 名無しさん (2015-01-19 12:15:25)
  • ♀しかいなくて鳩胸ということはつまり(ry -- 名無しさん (2015-01-30 06:14:29)
  • メス限定ポケモンなのに正直ビジュアルで損してる。 -- 名無しさん (2015-07-05 21:27:09)
  • ↑なんでや!バルジーナかわいいやろ!!! -- 名無しさん (2015-07-05 21:45:00)
  • ♀なのに中の人が♂だと…!? -- 名無しさん (2015-08-21 04:50:24)
  • 防塵はXYで粉技も無効になったが如何せんこの子を見る機会がほとんどないという -- 名無しさん (2016-04-27 23:04:43)
  • なんで嘔吐のくだりでだして意味ないってなったん? -- 名無しさん (2016-12-31 12:41:17)
  • なんで努力値が特攻+2なんだろ -- 名無しさん (2018-02-14 21:32:15)
  • ↑ウォーグルの対だからでは? -- 名無しさん (2018-04-19 17:00:28)
  • どくどくが自力習得に、はねやすめが遺伝に来てくれたおかげで、まだまだやっていけそうな希少な耐久型。 -- 名無しさん (2019-12-02 18:45:50)
  • 毒タイプでも無いのに素でどくどく覚えるってのも珍しいな -- 名無しさん (2020-05-26 18:28:58)

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