いつか、あなたの呪い「も」溶け去ることを私は願っています。 ……すべては巡り合わせなのですから。 |
■現実の設定
名前:エドガー・クリストフ(旧姓エドガー・ダンテス)
年齢:58
身長:174㎝
性別:男性
瞳の色:碧眼
髪の色:白髪
所属:夢の使者-聖教会→ローグ-夢語り→夢の使者-聖教会
キャラクター設定:聖教会の元二等深層級ダイバー。現在は前線を退き、夢の使者のダイバーの師として過ごしている。
理由は後述するが、若かりし頃は疑心暗鬼が強く苛烈で執念深い性格であり、それこそパルプマガジンの怪物になぞらえたダイバーネームで呼ばれるほどだった。が、今ではそれらはすっかり鳴りを潜め専らのんびり縁側で茶を啜ったり、弟子に稽古を付けて余生を過ごす穏やかな老紳士となっている。
疑うことに疲れたのだろうと思っていますが、単にボケが始まっただけかもしれませんね。ふふっ‐エドガー・クリストフ
元々は弱小な覚醒級ダイバーの一人でしかなかったが、ある日ローグダイバーと繋がりがあった深層級ダイバーが不知火機関からの追及から逃れるため、仲間たちと共に濡れ衣を着せられ、ダイバーライセンスを剥奪・追われる身に。
命からがら一人生き永らえ、彷徨っていたところを彼を匿われ、その話に耳を傾けた同じく聖教会のダイバーであるヨハン・クリストフ神父の提案により、彼が病死すると共に顔を変えその名と教会を引き継ぎ、彼の妹と教会に封印された黒曜石とともに報復を開始した。
この後、ダイバーと神父としての役割を果たしつつも、単行本7巻分くらいの壮絶な復讐劇の末に濡れ衣に関与した人物の一切合切を秘密裏に殺戮して回り、それを終えると同時に自首。裁きを待ったが、彼女の必死の働きかけの甲斐もあって、情状酌量の余地があるとした当時の聖教会と、一戦力としてのダイバーを温存したい特心対とで思惑が一致し正式に「エドガー・ダンテス」はダイバーとしてて聖教会に舞い戻る。
理想的な駒の条件とは何より「弱みがあること」だからネ‐織部重成
その後ヨハンの遺言に従い、彼の妹と結婚したりなんだのとしている間にその苛烈さは次第に薄れていき、それとともに彼の力を支えていた強力なダイブ能力も失われ、程なくしてダイバーとしては一線を退き、師としての道を歩み始めた。今ではこちらの顔で過ごしている期間の方が長くなりつつあるため、昔の彼を知る者を除いては概ね朗らか隠居おじいさんとしか思われていない。指導もやはり、昔の反動があってかついつい甘くなりがちだという。
これも神の思し召しでしょう。……それに、私は今これ以上なく幸福なのですから。-エドガー・クリストフ
■夢の姿の設定
名前:ティンダロス
武器:炎
外見:燕尾服に外套を纏った若かりし頃の自分・揺らめく炎
夢の姿の設定:燃え盛る炎と自分自身の肉体の置換と、またその痕跡を辿る索敵能力を持つ。このため、少しでも彼の火が燃え移っている対象はどこまでも彼へ追い立てられることになり、また見てから反応できる速度の物理攻撃は炎化で透かすことができる。(水流系の攻撃においても同じことが言える。)
また置換の関係上、事実上の肉体の分割が可能であり、火勢が強くなればなるほど総量としての実体も増加するため、一帯を焼き尽くすほどの炎を巻き起こせば実体のある分身を用意することもできる。彼が二等深層級ダイバーへと登り詰めたのはこの単騎としても軍勢としても有用な性質による。
お前の好みはウェルダンだったな。……喜べよ、一瞬で脳味噌までカリカリに焼いてやる‐エドガー・ダンテス
剣や重火器などの直接的な武器は持たない為、専ら徒手空拳による戦いを行う。中でも最も彼がよく使うのは相手の頭部や四肢を掴んでそのまま焼却するもの。このため現役当時は人型悪夢との交戦機会が一番多かった。
復讐の最果てに何もかもが燃え尽きて、積もった灰だけがそこに残される! それで、俺はその様を眺めながら満足気にこのクソみてえな世界から消えてゆくのさ! ……最初はそのつもりだったンだがなァ。 |
■夢の姿の設定
名前:マリス
武器:炎である身体そのもの
外見:青白い炎で構成された猟犬
契約者:メアリー・ヘインズ(眷属)→ヨハン・クリストフ(仮契約)→エドガー・ダンテス(契約)
夢の姿の設定:ヨハン・クリストフが過去の討伐において回収した悪夢の一つ。白鍵の魔女が契約者に望まれ、眷属として生み出した何体かの個体が離散し、成長したものでありある意味ではメルトロックの姉妹とも言える。
「敵意」に反応する悪夢であり、メルトロックと怒りがそうであったように、敵意感情を増幅させるほどによりその出力を発揮させ、その青白い炎の量と熱をともに上昇させる。「ティンダロス」が持つ性質はこの個体に由来する。
嗜虐趣味かつ狡猾で、若エドガーに対しては「面白おかしく暴れ回った後、共倒れすればいい」と考え契約したのだが、かなりの年月ヨハンとの仮契約でその存在を永らえさせていた彼は自分が思っているよりも変質が進行しており、大本の性質は変わらないが常識人寄りで、眼球を焼却してから拷問のような嬲り殺しを掛けたりするエドガーには度々ドン引きしたりしていた。
今は今で痴呆老人みたいなチョロさが心配になる‐マリス
エドガーが年老いてからは戦うだけの出力を確保できなくなったが、今でも時折弟子の有事の際には彼の取り戻した敵対心を薪に共に戦地へ赴いたり、あるいは弟子との一時契約を結ぶこともある。
人物相関
- メアリー・ヘインズ/白鍵の魔女
マリスから見てオカン。ただしもう百年は前なのでお互いに殆ど覚えてない。 - 氷室静雄/メルトロック・ボイラー
エドガーの弟子。優秀だが怒りを抑えることが難だった、が、同時にそれ長所と見てメルトロックを使い魔として与えた。聖教会を抜けて辻導を追い掛けてレイダースに行くと言われたときも、笑顔で送り出した。 - 辻導 哲乃/ソクラテス
氷室とよく遊んでくれるめっちゃ賢そうな子(小並感)。式のときにはちゃんと呼んでほしい。しずちゃん(氷室)はそういうのじゃない、って言うけど絶対そうだよね。セクハラになるかもだから直接は聞かないけど。 - -/プロイヴィド
お喋りめっちゃ上手な子。すごい。弟子にほしい。 - みみこ
最も優秀な弟子のひとり。由緒ある家の子のようで礼節があり、厚い信頼を寄せている。これ以上のことは中の人がキャラのことを知るまで待ってほしい。 - 相守めぐり/グリフィス
いつも不便を掛けるね……(挨拶)。直接弟子というわけではないのだが、不遇な境遇に若い頃の自分を重ねるところが有ったり、度々招集に応じてくれるその優しさに長年連れ添ってくれた妻を思わせるところがあり、好感を持っている。
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