私は仕事上ローグダイバーの討伐、つまり殺人を犯すこともあるわけだが、 |
■現実の設定
名前:辻導 哲乃
年齢:27
身長:165㎝
性別:女性
瞳の色:薄茶
髪の色:焦茶
所属:傭兵-デイドリーレイダース
階級:先任境界潜夢士長
-設定
デイドリーレイダースに所属するダイバー。同派閥の中では日本で合流した後期組にあたる。
かつてはフリーの傭兵だったが、ダイバー界隈でのデイドリーレイダースの構成員に対する「悪しき印象を持たれる組織に所属する者は悪しき者である」という意見が普遍化していることに哲学的な興味を持ち、最終的にはその意見に反証するために自らデイドリーレイダースに所属した。
悪しき組織に善き者が入ったとして、その者はその瞬間から悪しき者になるだろうか。-辻導 哲乃
性格は好奇心旺盛で面白いことが大好きだが、その感情が表情に大きく現れることは少ない。日常に気になる事象を発見しては常日頃から哲学的な思考に耽っており、ほぼ見境なく他人に問答を吹っ掛けるのでたいていの場合厄介者か面倒な相手だと思われている。言わずもがな趣味は他者との哲学的な問答、それと護身のための格闘技も嗜む。曰く「私の口を暴力で塞がれることを防ぐため」。食べ物ではジャンクフードを好む。
相手が誰であろうと不思議な自信に満ちた態度を崩さず、少しでも疑問に思えばすぐに哲学的な問答あるいは議論を開始する。一見して場の空気が読めず人の心もわからないようにも見えるが、実際には場の空気感や人間の感情の機微には人一番敏感であり、普段は自然体の観察のために敢えて読まずわからずという態度をとっている。
基本的にどのような意見を持つ者に対しても初っ端から拒絶することはせず、万人に自分の意見があると認めつつも、意見を違えれば問答によって反証していくことを好み、享楽の範疇として問答を繰り返そうとする。問答の末に暴力で解決しようとする者は「思考停止している」として嫌悪感を示し、どうしようもないときには反撃することも辞さない。
名前:ソクラテス
武器:グラディウスとスクトゥム(古代ローマ時代の剣と盾)
外見:魚兜闘士(剣闘士の一種)
夢の姿の設定:
古代ローマにおける剣闘士のうち、魚を象った兜を装備する魚兜闘士の姿をとる。
剣闘士という存在には無縁のように思える彼女が、なぜこのような姿をとるのかについては二つの要因が考えられている。ひとつは様々な哲学を漁っているうちに哲学者のキケロが古代ローマの剣闘士試合について「残酷で非人道的だが、苦痛や死に視覚的に慣れさせる訓練として、これ以上効果的なものはない」と評したという記述を憶えていたこと、二つ目は護身のために修得した格闘技の大会で試合に勝利した際、会場の観客から喝采を浴びたことで高揚感を憶えた経験が、当時の剣闘士達の経験と重なったことが影響しているとされている。彼女自身は剣闘士という存在に関して特別な拘りはなく、いつか書籍で目にしたときに印象に残っている剣闘士の姿を投影している。
ダイバーネームは何かというと哲学的な言動をする彼女を皮肉る意味合いで名付けられたものだが、彼女自身は皮肉を理解しつつも、受け取る人間によって様々に意味を変えるこの名前を気に入っている。
武器は剣闘士としては一般的なグラディウスとスクトゥムであるが、彼女のグラディウスの柄には殴打用のナックルダスターが備えられており、刃による斬撃よりもむしろ打撃武器としての運用が多い。前述の武器種の関係上、剣闘士の存在意義でもある命の危険が伴う接近戦を強いられるが、戦闘中であっても隙あらば敵に対し問答を開始する彼女にとって、この距離感はむしろ都合がいいのだろう。
もう少し耐えてくれ。考えが纏まりそうだ。-辻導 哲乃
人物相関
- 氷室静雄/ボイラー/メルトロック
腐れ縁という言葉で片付けてよいのだろうか。
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