万字扣肉

ページ名:万字扣肉

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デフォルト 虚弱

 

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突破4 LIVE2D

 

 

基本情報

  • 翻訳部分は管理人による翻訳です。
  • 注釈が必要そうな物には下部に追加しています。
名前 万字扣肉 ピンイン wàn zì kòu ròu
凡人名 万恣 菜系
レア度
概要

属冀菜。因菜品形似印刷字块,化灵后的他通印刷术,擅描摹凿刻。同时他能模仿接触之人的言语习惯,与人交际却从不交心,调笑面对一切的外表下却怀着广开民智的理想。

冀菜に属する。化霊してからは印刷の名人として知られている。料理が版木※1に似ていることから、なぞり書きやノミ入れが得意。 会ったことがある人の口癖を真似ることが得意で、社交的だが決して愛想はない。顔は笑っているが、人々に知恵を広めるという真面目な理想を持っている。

※1:木版印刷に使用する木の板。はっきりとは分かっていないが、中国では6世紀から9世紀には木版印刷が発達し始めていたとされる。彼がいつも抱えているのは、その印刷に使用する木版。

礼物/贈り物

 

 

絵師

未将

CV 马语非

ボイス

  • 翻訳部分は管理人による翻訳です。

相逢/出会い

字是死的,人是活的。用我的这双手,将千千万万个字排列组合,“镌刻”在人们心中。

言葉は死んでも人は生きている。俺はこの手で何千もの言葉を並べ、組み合わせ、人々の心に刻んできた。

问候/挨拶

很高兴见到你……和昨天一样的开场白?哈哈,真不好意思,明天我也会这样说。

はじめまして……え?昨日と同じことを言ってる?はは、すまない、多分明日の朝も同じことを言っちゃうだろうな。

相伴朝/同伴・朝

听人有三愁一一早上吃什么,中午吃什么,晚上吃什么。我就没有这个悩,都来一祥的不就好了?

朝に何を食べるのか、昼に何を食べるのか、夜に何を食べるのか……という3つの悩みが人間にはあるらしい。俺はそんなことで悩んだことがないんだが、なんで同じものを食べようとは思わないんだろうな。

相伴夕/同伴・夕

想听睡前故事?那我给你讲讲仓颉作书而鬼夜哭的传说吧。有这些美妙的文字保护你,妖魔鬼怪便不会扰你美梦了。

寝る前にお話を聞きたい?じゃあ、仓颉(そうけつ)※2が漢字を作ったとき、鬼が夜泣いたという伝説について話してやろう。今では漢字があるから、君のことが守られている。こんな怖い話をしても妖怪や悪霊が、君の眠りや夢を邪魔することもない。

※2:仓颉(そうけつ、日本語では蒼頡)は、伝説上の人物で漢字を作ったとされる。彼が漢字を作り皇帝に献上した時、空から泡が雨のように降ってきたと言い、人々は「鬼が泣いているのだ」と噂しあったという。人間の技術の進歩は、鬼や妖怪にとって脅威であり、自分たちの時代ではないと悟ったのかもしれない。

投桃/贈答

太好了,有了它,传播和普及文字就更加方便了……时代在进步,我也不能停滞不前啊。

これはいいな…これを使えば、読み書きを普及させるのがすごく簡単になる……時代は進んでいるのに、自分だけ立ち止まっているわけにはいかないな!

赠礼/贈答

谢了,改天回送你个一模一样的。

ありがとう、いつかおんなじ物を君にもあげるよ。

闲谭一/雑談1

无聊的时候,我就会模仿别人说话,这样 就会有无数个“人”同我聊天,实在热闹哈哈,是不是吓到你了?

暇なとき、他人の話し方を真似してるんだ。そうすると、数えきれないほどの「誰か」と自分が話をしているようになって、すごく賑やかになるんだよ。…怖かったって?

闲谭二/雑談2

我可是个正经人,偷印考卷答案,印刷钞 票,模仿家长签名等事,恕不接单。

こう見えて俺は真面目だから、試験用紙の回答をカンニング用にこっそり印刷したり、紙幣を偽造したり、親のサインを真似するような注文は受けてないんだよ。

喜恶/好き嫌い

再好吃的食物哪有“精神食粮”管饱啊,年轻人记得多看书。

どんなに食べ物がおいしくて腹が満たされても、心が満たされるような「霊的な食べ物」ってものはない。だから若者たちはもっと本を読んだ方が良いんだ。

赞扬/賛辞

不错不错,你的模仿能力也很强,这么快就把我的优点都学去了。

いいねいいね、俺の良いところをすぐに理解して真似してくれるなんて、こんなに早く君が俺の長所をまねてくれるとは思っていなかったよ。

指尖传情一

指先に込める思い1

模仿别人没什么不好的,至少省时省力,还不用动脑子,多好啊……

人の真似をするのは悪いことじゃない。まず時間と労力の節約になるし、なにより頭を使う必要もないしな。

指尖传情二

指先に込める思い2

这不是一双普通的手,而是意志力极强的手,就算你拿刀砍我也不会乱动…喂喂开个玩笑,不是让你真砍啊!

俺の手は普通の手じゃない。たとえ彫刻刀で切ったって動じないほど、強い意思を持った手なんだ。……おいおい冗談だ!本当に切れって言ってない!

指尖传情三

指先に込める思い3

我衣服上的字是《千字文》中的选段,传播蒙学,本就是我的初衷。

俺の服に刺繍されている字は『千字文』※3から引用したものだ。蒙学※4を広めることは、俺にとって一番大切な目標だからな。

※3:千字文は子供に漢字を教えたり、書の手本として使うために用いられた漢文の長詩のこと。すべて異なる1000の文字が使われている。中国版いろは歌。

※4:日本では幼稚園から小学校に相当する、子供たちへ基礎教育を施す施設のこと。

撒娇/甘え

重复同一件事会不会无聊?当然不会…… 那你呢?要是天天看见我,会不会觉得烦啊?

同じことの繰り返しは飽きる?そんなことはないさ。毎日俺に会えたら退屈しないだろ。

告白/告白

文字能表千意万情,可对着那些字模,无论我如何遣词造句,也无法传达我心中的情谊……看来,有些话只能亲口对你说了。

言葉を使えば、何千もの感情を表現できるが、どんな言葉を使おうとも、俺の思いを伝えることはできなかった……。直接会わなきゃ伝えられない感情や、言葉もあるみたいだ。

结阵/結陣

排兵布阵和排版印刷其实差不多,每个人啊,都应该待在合适的位置上。

軍隊の配列は、組版や印刷によく似てる。全員が正しい位置に留まるべきって意味でな。

入阵/入陣

文字能开化民智,不过前提是……你们得有“智”。

言葉は人を啓発することができる。だが、それは君が「賢明」である場合に限られるんだよ。

破阵/破陣

以其人之道还治其人之身。

自分がしてもらいたいように、人にもしてあげるべきだ。

求援/救援要請

为什么每一次你都会来救我,原来你也和我一样,在重复地做着傻事……

どうして君は毎度俺を助けに来るんだ。君も俺と同じで、馬鹿なことを何度も何度も繰り返してるってわけか……。

铩羽/虚弱

我这可真是东施效颦……让各位看笑话了。

はあ…俺は本当に「东施效颦(としこうびん)」※5だ……みんなに笑われてるだろうな。

※5:「顰に倣う」の意味。身の程を知らずにむやみに他人をまねること。原文の「东施」とは、絶世の美女である西施を真似た醜女の名前。

得胜/勝利

俗话说得好,“人最大的对手就是自己” ,俗话说得好啊!

「最大の敵は自分自身」ということわざがあるけど、よく言ったものだと思うよ。

探索/探索

不知道你喜欢什么,就和他们捡了一样的总不会出错吧。

君が好きなものが分からなかったけど、まあ、みんなが拾ったのと同じものだから間違いないはずだ。

劳作/労働

需要我做什么?不确定会不会,算了,大不了就照葫芦画瓢吧※6

※6:「照葫芦画瓢」は直訳ではひょうたんをまねてひさごを描く。人をまねること、見よう見まねすること。

俺に何をしてほしいの?自信はないけど…まあ、とりあえずみんなの真似をしてみればいいさ!

升星/昇格

这种感觉,就像活字“脱模”一样,重塑新生了!

この感覚……まるで文字を「型から外し」、再発明したみたいだ!

突破/突破

看吧,谁说重复同一件事是做无用功,这不就量变引起质变了。

見てくれ、誰かが同じことを繰り返すのは無駄だなんて言ってたけど、これは量の変化が質の変化に繋がった例だよ。

调理/療養

木纹和雕工都变了……这是换澡盆了?可我还是想要上次的那个。

木目とか彫刻が変わってるな……これ、新しい浴槽なのか?やっぱり前と同じ浴槽がいいな…。

寻踪/探索

和你在一起的时光总是这般有趣,这样的日子重复几百次我也乐意。

君と過ごす時間はいつであってもすごく楽しいし、何百回でも繰り返したいよ。

 

资料(伝記)

  • 翻訳部分は日本語版アプリから引用。
忆往昔

万字扣肉化灵于书声中,这使得他认识到传播蒙学、开化民智的重要性。学习印刷术之后,万字扣肉想要通过刻字印书来推广和传播文字。然而时运不济,文字在他所处的时代只是统治阶级的专属,寻常百姓难以触及。官家对刻书的管控更是日趋严格,万字扣肉的印刷工作遭到了莫大的阻力。
一次偶然的机会,他结识了“天一楼”的楼主并帮助其刻书,对方也腾出天一楼的一角供他刻字印刷。在这一隅之地,万字扣肉依然坚定不移地坚持着自己的理想。

万字扣肉は書の声に応じ、霊性を持ち化霊した。儒学を広め、民衆の啓蒙に貢献することの重要性を認識している。印刷技術を学んだ後、万字扣肉は文字の普及と伝播を目指して、文字を刻んで(※)本を印刷することを試みた。
しかし当時、文字は支配階級の専売特許であり、一般の人々はそれに触れることが難しかった。さらに、政府は書物の印刷を厳しく制限し、万字扣肉の印刷活動は大きな困難に直面することとなった。
偶然の出会いを通じて、万字扣肉は「天一楼」の主人※7と知り合い、彼を助けて書物を印刷する手助けをすることとなった。そのお礼として、彼は天一楼の一部を借りて文字の印刷作業を行うことができた。この一角の場所で、万字扣肉は今も自らの理想をゆるぎなく貫いている。

文字を刻んで:文字は「書く」ものだが、彼の場合は木版に彫刻刀で文字を刻むため、刻むと翻訳した。

※7:同じイベントに登場した百仁全鸭のこと。

摹形貌

从事着传统的手工工作,万字扣肉的外表看起来并不古板,落拓不羁的笑容,不拘一格的发型,举手投足间,颇有几分潇洒恣意的匠人风采。
衣袖上的图案是象征着他名字的万字纹饰,长袍的黑金配色让人很容易联想到墨水和金属模板,衣襟上一个个文字方块纹样恰如那些灵巧的活字,它们以衣襟为底,排列成一行行美妙文字。《千字文》的字句更是缀于胸前两侧,一针一线足以证明他对文字的热爱和想要推广蒙学的决心。
他行走时,宽袍大袖随风翻飞,如同一页页展开的书卷,向世人展示着文字的风采。

万字扣肉は伝統的な手工芸※8に従事しているが、外見からは古臭さは感じられず、自由奔放な笑顔や個性的な髪型をしている。彼の身振り手振りは、颯爽とした職人の風格を漂わせている。
袖には彼の名前を象徴する卍(まんじ)の文様があり、ローブの黒と金の組み合わせは、インクと金属の型※9を思い起こさせる。衣襟には巧みに描かれた四角い模様があり、その文字は衣襟を背景に美しい列を成している。胸元の両側には「千字」の文句が縫い込まれ、一針一針が彼の文字への愛情と知識の普及への決意を示している。
彼が歩くと、広いローブと大きな袖が風に舞い、まるで一巻ずつ開かれる書巻のように、文字の優雅さを世に示しています。

※8:現在は廃れてしまったが、木版を掘る職人は中国で非常にポピュラーな仕事だった。

※9:恐らく活版印刷の型のこと。

战四海

在万字扣肉眼中,战斗也许就像是一次刻印的过程。战场上他会认真挑选出所需要的字模,将印刷好的文字掷向敌人,飞散的墨渍令敌人苦不堪言。
到了最为重要的“印刷”环节,万字扣肉发挥所长,熟练地将敌方目标的负面状态刻印至其他目标身上,使敌方全体都被负面状态笼罩。这种以其人之道还治其人之身的做法总是屡见奇效。

万字扣肉にとって、戦闘はまるで文字を刻印する過程のようなものだ。彼は戦場で必要な文字の型を慎重に選び、印刷された文字を敵に投げつけると、飛び散る墨が敵を苦しめる。
そして最も重要な「印刷」の段階では、万字扣肉はその腕を発揮する。敵の悪い状態を他のターゲットに「刻印」し、敵全体を負の状態にすることができる。
これこそ敵に仕返しするにはいつでも最高の方法だ。

烩佳肴

将猪五花肉去毛、洗净后切成方形,放入沸水中,辅以葱、香叶、胡萝卜丁、芹菜等同煮,加入黄酒、盐等佐料调味,煮熟后将肉捞出,晾凉后揭去表皮。
用刀将肉切成万字形状,码入盘中,浇上汤汁勾芡即成。

豚のバラ肉を毛を取り、洗ってから四角形に切りそろえる。お湯を沸騰させた鍋に切った肉を入れ、ネギ、ローリエ、人参の角切り、セロリなどと一緒に煮込む。酒や塩などの調味料を加えて味を調え、完全に煮えたら肉を取り出し、冷ましてから表皮を剥ぎ取る。
ナイフを使って肉を万字の形に切り、皿に盛り付け熱いスープをかけてとろみをつければ完成。

解赋性

刻字印刷并不是一件轻松的工作,需重复成百上千次相同的工序,看起来枯燥而又乏味,但万字扣肉却不是一个无趣的人。他性格开朗,总是用调笑的态度面对一切。擅长交际的他总能很快与人熟络起来。
不知能否算作是“职业病”,生活中的万字扣肉也有着“重复”的癖好,是名副其实的“复读机”。他不仅会重复做同一件事,还能模仿他人的说话习惯和行为举止,直至与他人越来越像……细思起来,也算是颇为诡异的场面了。

刻字と印刷は容易な仕事ではない。何百回も同じ手順を繰り返す必要があり、見た目は単調でつまらないように見える。だが、万字扣肉は決してつまらない人間ではない。彼は明るい性格で、いつも冗談を交えた態度で物事に臨む。彼は人と交友関係を結ぶのが得意で、人とすぐに打ち解けることができる。
彼の生活には「繰り返し」の癖があり、それは「職業病」と言えるかもしれない。万字扣肉は実際に「リピートマシン」として知られている。彼は同じことを繰り返すだけでなく、他人の話し方や行動を模倣し、ますますその人に似ていく...実に不思議な光景だ。

记今朝 “X月X日 周一
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周二
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周三
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周四
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周五
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周六
吃饭,刻字,吃饭,刻字,吃饭
X月X日 周日
有人投诉我一周浪费一页纸,所以明日起不再记录了。”

「月曜日、X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

火曜日 X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

水曜日 X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

木曜日 X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

金曜日 X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

土曜日 X月X日
食事、文字を刻む、食事、文字を刻む、食事

日曜日 X月X日
週にノートを1ページも無駄にしているという苦情があったので、明日からは記録をやめることにする。」

 

手紙

  • 翻訳部分は管理人による翻訳です。
  • 文章の()内に記載されているものは、注意書きが無い限り文章を補うための追記です。
  • 一般的ではない名詞や、意味を調べる必要がありそうな用語については※以下に注釈を入れています。

半面之雅

少主:

多谢你让我住在书院边。每日伴着朗朗书声醒来,这样的生活我已经很久没有过了。后日在书院会举办活字印刷体验活动,你有空就来参加吧。<字看起来方方正正,像是印刷出来的>

万恣

○○:

学校のそばに住まわせてくれてありがとう。 誰かが読書する音で目覚めるのは久しぶりだよ。 明後日、学校で活字印刷体験を行う予定だ。暇だったらどうぞ参加してくれ。

<文字は整然と並んでいて、まるで印刷されたかのようだ>

万恣

同袍同泽

少主:

我想不明白,你可是空桑少主,身居食神之位,怎么会手不稳?刻出来的活字个个缺胳膊断腿的,你莫不是在拿我寻开心吧,还要我手把手地教你刻字。
唉,这样吧,明天下午的时间我都腾出来了,实在不行我便抓着你的手一起刻。有我在,你的手总不会再抖得像个筛子。事在人为,我一定要教会你如何刻字。我们立一个小目标,先刻个“伊”字出来好了。

万恣

○○:

なあ、君は空桑の若旦那様で、食神の地位に就いているはずだよな?どうして手が震えるんだよ。君が刻んだ活字はどれも腕とか足が欠けてるんだけど、まさか俺をからかっているわけじゃないよな?
まあいいさ。そんなに手取り足取り教えてほしいなら、明日の午後は全部予定を開けておいてやる。うまくできないなら、君の手を俺が握って一緒に刻めばいいだろ。
俺が一緒にやれば、君の手もぶるぶる震えたりしないはずだ。
必ず俺が彫り方を教えてやるから、まずは小さめの目標を立てよう。
そうだな、「伊」から刻んでみるのがちょうどいいはずだ。

万恣

心意相通

少主:

那几个孩子,总说我在他们面前和在你面前是两个样子,孩子们果真是最为敏感。
在你面前,我总忍不住说出心中最真实的想法,展现最真实的情绪。不像面对他人时,我只是下意识地去模仿对方的习惯与言语,博得信任,而关于我自己的一切,其实从未向他人透露过半分。但你却慢慢叩开了我的心门,探头探脑地打探着进来的路。或许这就是你独一无二的能力吧,一种我永远无法复制的特殊能力。
明天还有活字体验课,你可别迟到。那群孩子都很期待和你一起上课,我也是。

万恣

○○:

あの子たちはいつも、俺の対応が子供たちと、君とで違うと言うんだ。子供たちは本当に敏感だよ。どうしてか君に対して俺はつい本音を言ってしまうし、本心を出してしまう。他の人に対しては、相手のクセや言葉を無意識に模倣して信頼を勝ち取っているが、自分のことは何も言わないようにしているんだ。
だけど、君は俺の心の中に入る道をうまく探ってくる。多分、これは君だけの能力であって、俺には永遠にまねることができない特別な能力なんだろうな。

明日は活版体験の授業があるから、遅刻するんじゃないぞ。みんな、君と一緒に授業を受けることをすごく楽しみにしているんだ。…もちろん俺も。

金兰之契

少主:

在教孩子们认字的时候,发现他们对一些字的认知非常奇妙。明明是同一个字,单个拎出来,陌生得仿佛从没见过,放在特定排列的词语之中,便又认得。
我好像也是这样,成千上万的汉字在我手中刻成,再排列成相应的词语、句子,这样的工序我重复了千百遍。但在组成你的名字的时候,这样的排列依旧触动了我的心弦,我仿佛回到初识文字之美的时刻。这几个文字不仅字形甚美,而背后代表之人,犹胜这些文字。
写了一遍你的名字后,我便不知怎的很想见你。你也知道我有个爱重复做事的习惯,若是明天再收到写着想见你的信件,可别太吃惊。

万字扣肉

○○:

子供たちに単語を教えるとき、特定の単語に対して変わった認識を持っていることに気が付いた。同じ単語でも、単語だけ取り出して見ると、まるで知らない言葉に感じられる。だが特定の組み合わせの中に配置すると、どんな意味の単語かようやく認識できるんだ。俺も似たような感覚があるかもしれない。何千もの漢字を刻み、対応する言葉や文章に並べる作業を、何千回も繰り返してきたからだ。
だけど、君の名前を構成する字を見ると、その組み合わせが俺の心を揺さぶってくる。まるで文字の美しさを初めて知った、あの時に戻ったような感覚になる。こうした言葉はただ言葉であるだけでなく、その背後にいる美しい誰かも表しているものだ。

君の名前を一度彫ったあと、なんだか無性に会いたくなったんだ。俺に同じことを繰り返す癖があるのは知ってるよな。だからもしも、明日また「君に会いたい」って書いた手紙が届いても、驚かないでいてくれ。

万字扣肉

 

その他の蛇足情報

注釈一覧

  • ※1:木版印刷に使用する木の板。はっきりとは分かっていないが、中国では6世紀から9世紀には木版印刷が発達し始めていたとされる。彼がいつも抱えているのは、その印刷に使用する木版。
  • ※2:仓颉(そうけつ、日本語では蒼頡)は、伝説上の人物で漢字を作ったとされる。彼が漢字を作り皇帝に献上した時、空から泡が雨のように降ってきたと言い、人々は「鬼が泣いているのだ」と噂しあったという。人間の技術の進歩は、鬼や妖怪にとって脅威であり、自分たちの時代ではないと悟ったのかもしれない。
  • ※3:千字文は子供に漢字を教えたり、書の手本として使うために用いられた漢文の長詩のこと。すべて異なる1000の文字が使われている。中国版いろは歌。
  • ※4:日本では幼稚園から小学校に相当する、子供たちへ基礎教育を施す施設のこと。
  • ※5:「顰に倣う」の意味。身の程を知らずにむやみに他人をまねること。原文の「东施」とは、絶世の美女である西施を真似た醜女の名前。あるとき絶世の美女である西施が病にかかった。彼女が眉を寄せ苦しそうにしているのを見て皆うっとりしていたが、东施は「眉をよせ苦しげにしている」様子が色っぽいのだと勘違いした。そこで胸を押さえ苦しげにするのを真似たという故事がもとになっている。
  • ※6:「照葫芦画瓢」は直訳ではひょうたんをまねてひさごを描く。人をまねること、見よう見まねすること。
  • ※7:同じイベントに登場した百仁全鸭のこと。
  • ※8:現在は廃れてしまったが、木版を掘る職人は中国で非常にポピュラーな仕事だった。
  • ※9:恐らく活版印刷の型のこと。

料理について

  • 豚肉を使った料理。中華料理のレシピではときどき「毛を取り除く」という手順が現れるが、これは中国では皮つきで大きなお肉を購入するのが一般的なため。
  • 河北省の郷土料理で、豚肉を立方形に切って煮込んだ後、渦巻き状の切り込みを入れる独特の形。
    百度百科の万字扣肉で、実際の写真を確認できる。

食魂について

  • 彼がモーション内で彫り込んでいるのは木版。しかしスキル内で敵に投げつけ使用するのは、活版印刷に用いられる「活字」(字を一文字彫ったスタンプのようなもの)。また学校で教えているのも活版印刷である。もしかすると彼は、木版印刷だけでなく、活版印刷も得意なのかも。
  • 木版印刷は、一枚の板に本の1ページ分をまとめて彫って印刷する手法を指す。
    対して活版印刷は、事前に作っておいた「活字」と呼ばれる文字を一つずつ板に並べ(これを組版と呼ぶ)、1枚の板にしてから印刷する手法。どちらも中国で誕生したとされる。
    古来より膨大な数の漢字を使っていた中国や日本では、「活字」を1文字ずつ準備する労力が甚大だったため、文章ごと彫る木版印刷が長年使用されてきた。

 

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