基本情報
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名前 | 炸紫酥肉 | ピンイン | zhà zǐ sū ròu |
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凡人名 | 查紫苏 | 常用昵称 | 紫苏、 人间贵妇 |
レア度 | 珍 | 菜系 | 豫 |
概要 |
属豫菜,始创于明朝,据传是赵王朱高燃※1府中侍女所制。化灵为一位极爱奢靡、游乐人生的风流公子。爱玩会玩的他,总是引领着京城的娱乐风潮。 ※1:赵王朱高燃:朱高燧(趙簡王)のことか?明代の皇族で、3代目永楽帝の三男。 |
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豫菜に属する。明朝に生まれ、伝説によれば赵王朱高燃の宮中侍女によって作られたとされる。化霊した彼は、贅沢で遊び心のある生活を愛する風流な紳士となった。彼は遊びを愛し、常に北京の娯楽のトレンドをリードしている。 |
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礼物/贈り物 |
蛐蛐罐 祭红釉蛐蛐罐,上面绘有飞鸟走兽的花纹。将其赠予那位爱玩会玩的逍遥公子,硬当会成为他挚爱的玩物吧? |
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コオロギ壺 鳥や動物の模様が描かれた、赤い釉薬をかけられたコオロギを飼うための壺。楽しくて遊び心ある若者に贈れば、彼のお気に入りのおもちゃになるのかな? |
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絵師 |
未卿君 |
CV | 许凯 |
ボイス
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资料(伝記)
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忆往昔 |
炸紫酥肉化灵于明朝赵王府中,受到王府内奢靡享受的氛围熏染,精通奇巧玩乐之道。但凡时下流行的娱乐,诸如博戏、射柳、捶丸、蹴鞠等等,他皆是个中好手。出色的玩乐手段,让炸紫酥肉在京城纨绔子弟中名声大噪,跃升为京城娱乐潮流的领头人,甚至还受到王爷的喜爱,成为了王爷身边的红人。 |
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明の時代、趙の王室で炸紫酥肉は生まれた。 彼は射柳、捶丸、蹴鞠など、ありとあらゆる大衆娯楽の達人であった。 その卓越した遊び心で、都の妓生の間で有名になり、都の芸能の流行をリードする存在にまで上り詰め、王にも愛され、親友となった。 |
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摹形貌 |
炸紫酥肉擅长在各种事务中找出独特的享乐之道,就连衣装也与寻常权贵公子不同——他将明朝贵族间流行的长袍大袖加以改制,取他钟爱的紫色为主色调,辅以宫廷贵族间流行的金花纹饰点缀;右侧的薄纱大袖,金缕薄纱随风盈盈舞动,让明朝时下流行的缠枝纹也鲜活灵动了起来,尽显其富贵风流之态。 ※2:古典小説「红楼梦」に見える言葉。主人公の貴公子である賈宝玉を指して言う。「金銭的余裕があって気まぐれな人」くらいの意味。 |
炸紫酥肉はさまざまな楽しみの方法を見つけるのが得意で、服装も一般的な貴族の子とは異なる。彼は明朝の貴族の間で流行している衣服と大きな袖を改造し、彼が愛する紫色を基調として、宮廷の貴族の間で流行している金の装飾で飾り付けている。右側の透明なシフォンの大袖は風に舞い、明朝の人気のある文様もその富と風流さを表現している。 炸紫酥肉は常に扇を手に持っており、扇面には「富貴闲人」と泥金で書かれている。彼はこの言葉を自身の身分を表現するものであると同時に、人生の理想と考えている。 |
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战四海 |
自诩为富贵闲人的炸紫酥肉,武器当然也彻底贯彻了这四字。手中那把楠木骨泥金面的昂贵折扇,让他在战斗时仍旧风流逼人。 |
"富貴閑人"を自称する炸紫酥肉は、武器も当然ながらこの四文字を貫いている。 彼は「及時行樂(今を楽しめ)」を信条とし、敵の挑発に乗ることはない。彼にとって、敵との対峙は一種の遊びでもあるからだ。彼は扇子を軽く振るだけで風を巻き起こし、相手の防御を打ち破ることができる。怒りに燃えた彼は風を駆り、敵へ攻撃を仕掛ける。風に舞う金糸の薄紗が敵が目にする最後の光景となるだろう。 |
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绘佳肴 |
炸紫酥肉以肋猪肉为主料,整齐切条后先以明火烤焦外皮,再浸水片净糊肉鬃眼,洗净后置入蒸锅内,以葱片、姜片、花椒、八角、调料等腌渍,其间翻身两次并在肉身扎孔辅佐入味,至两小时后取出,上笼用旺火蒸至八成熟,开笼取出晾凉,至此方可起锅烧油,准备炸制。炸制时,肉皮朝下皮面抹醋,反复三次直至猪肉炸透皮表柿黄,便可捞出摆盘成品。成菜光润发亮、外焦里嫩、肥而不腻。 |
炸紫酥肉は、豚のバラ肉が主な材料となる。肉は短冊状に切ってから直火で皮面を焼き、その後水に浸し肉をきれいに洗っておく。その後、肉を洗ってから蒸し鍋に入れ、葱の葉、生姜の薄切り、花椒、八角、調味料などで味をつける。蒸す過程では2回ひっくり返し、肉に穴を開けて味を浸透させる。2時間後取り出し、八分程度火が入るまで蒸し上げ、蒸篭から取り出して冷ます。 |
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解赋性 |
炸紫酥肉有着与生俱来的玩乐天赋,他总能在最短的时间内找出新鲜的玩乐技巧,而他也乐于磨炼这方面的技艺,从而成为绮罗丛中寻乐游玩的行家里手。但凡与这位玩乐行家打过交道的人,都十分清楚炸紫酥肉所谓“人生苦短,若不及时行乐※3,岂不是徒留遗憾?”的信念,并非只是玩笑之谈,他的确是在认真享受玩乐时光的每一刻。 ※3:中国のことわざ。「人生苦短,及时行乐」。意味は「人生で一番惜しいのは人生の短さにあり」、つまり「人生は短いから後悔しないようにしよう」。 |
炸紫酥肉は生まれつきの遊びの才能を持っていて、彼は常に最短の時間で新しい遊びの攻略法を見つけ、その分野の技術を磨くことに喜びを感じている。それによって彼は遊びの世界での専門家となった。炸紫酥肉と関わったことのある人々は、彼の信念である「人生は短く、及時に楽しまなければ後悔することになる」という言葉が冗談ではなく真剣であることをよく理解している。彼は本当に遊びの時間を真剣に楽しんでいるのだ。 しかし、このような「楽しみを求める」趣味は、炸紫酥肉を知らない人々から見ると、まさに「遊び人の行為」と受け取られがちだ。しかし天性の楽観主義者である炸紫酥肉は、他人の「遊び人」という評価に気にしない。彼は自分の欲望をよく理解していて、むしろ人々が規則に縛られて人生の楽しみを満喫できないことを残念に思っている。 |
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记今朝 |
“本来担心空桑会是什么缺乏乐趣的场所,现在看来倒是我想得太多。这里能找的乐子,远比我在京城王府知晓的还要多,妙极妙极! |
「本来、空桑は楽しみのない場所だと心配していたが、実際には俺の杞憂だったようだ。ここで見つけられる楽しみは、京城の王府※4で知っている以上に多く、非常に素晴らしい! ※4:北京のこと |
手紙
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- 一般的ではない名詞や、意味を調べる必要がありそうな用語については※以下に注釈を入れています。
半面之雅 |
○○: 奏乐、棋艺、马球……这空桑果真是人间妙所,有不少没见过的新奇玩乐,这几日下来没见过重复的花样,妙极妙极? 闲人紫苏(※) |
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○○: 音楽にチェス※9、ポロ※10.…..この空桑は本当に人間の楽園だね。新しくてエキサイティングなことがたくさんあって、しかもここ数日、同じ遊びが繰り返されているのを見たことがない。素晴らしいよ。 悠々自適な紫蘇※11より ※9:棋艺。チェスというよりは囲碁の方が近そうだが、分かりやすさを優先。 ※10:马球。馬に乗って行う団体球技の一種で、世界で最も古い競技のひとつで起源はイラン。中国では唐代以降皇室で嗜まれた。 ※11:原文は紫苏で、そのまま紫蘇のことだが、或いはエゴマ? |
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同袍同泽 |
○○: 前几日,因醉酒直接睡在走廊地板一事,还请你多担待。 闲人紫苏 |
○○: 何日か前、酔っぱらって廊下の床で寝てしまったこと、どうか許してほしい。 ところで…ついでに少し質問があるんだが、酔った勢いで変なことはしてなかったよな? 悠々自適な紫蘇より |
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○○: 捶丸、走马、射柳……京城传统的玩乐颇讨空桑小孩喜欢。我嘛,也就顺理成章地成了他们敬仰的“师傅”。 紫苏 |
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○○: 捶丸※12、走馬※13、射柳※14……首都の伝統的な遊びは、空桑の子供たちにも人気だよ。俺も自然と子供たちから尊敬される「師匠」になってしまったみたいだ。 数日前に子供たちに闘蟋※15を教えていた時、君は随分と興味津々だったね。でも技術的には完全に初心者で、君が負けたときの顔を見てみんなが気の毒に思うくらいだった。空桑で君は厳しい教育を受けたと聞いたけど、俺が推測するに、多忙で遊ぶ余裕がなかったんじゃないかな? 闘蟋の大事なポイントは、コオロギの品質が勝敗を左右することだ。俺は君ともう長い付き合いになるし、勝つ方法を教えてあげる。 紫蘇 ※12:宋代から金元代にかけて流行した、杖で球を打ち、穴に入れるスポーツ。現代のゴルフによく似ている。 ※13:恐らくは乗馬のこと ※14:弓術を練習するためのゲームで、4月5日前後の清明節で行われる伝統的な遊び。 ※15:とうしつ。オスコオロギを闘わせ、ひと秋かけて最強のチャンピオンを決める遊びで、中国ではすでに唐代には行われていたという。 |
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○○: <书信的纸张上泛着浓厚的酒香。> 炸紫酥肉 ※16:読み方は「ブジェンブサン」。中国の若い世代が待ち合わせの時によく使う言葉で、直訳すると、「君に会うまでここを離れない」。「絶対に会おう」などという意味。 ○○: <手紙からは濃厚な酒の匂いが漂ってくる> 紫酥肉を揚げて人生の至福を楽しむ者は、生活の中の極上の喜びを追求する者だ。本来なら全てを楽しむために時間すらも忘れ、何にも縛られず自由に生きるべきだった。 君、気づいているか?闘蟋や投壶※17で遊んでいる時ですら、君の姿を見ないと寂しいと思ってしまう俺がいる。手紙を交換したって、会って話すことには敵わない! 今夜は満月だ。君の好きな料理を庭の池の傍にあるテーブルに用意するつもりだよ。月明りの下でお茶も用意する※18から、池のほとりで歌い、心を開いて話をしよう。 追伸:言っとくけどね、君が来ないとおいしいお茶と食べ物を無駄にする上に、俺がひとり寂しい思いをすることになるんだからな 炸紫酥肉 ※17:古代中国の宴会で行われる余興用のゲームで壺(通常は金属製)に向かって矢(実際には木の棒)を投げ入れるゲームで。現代の遊びで言うと輪投げやダーツに近い。負けたらお酒を一杯飲むなどのルールもある。 ※18:中国には「煮一壶清茶,寻一人苦中作乐」という慣用句がある。「お茶を淹れ、苦味を楽しむ相手を見つける」という意味で、真の友を見つけるのは難しいというような意味。 |
その他の蛇足情報
注釈一覧
- ※1:赵王朱高燃:朱高燧(趙簡王)のことか?明代の皇族で、3代目永楽帝の三男。
- ※2:古典小説「红楼梦」に見える言葉。主人公の貴公子である賈宝玉を指して言う。「金銭的余裕があって気まぐれな人」くらいの意味。
- ※3:中国のことわざ。「人生苦短,及时行乐」。意味は「人生で一番惜しいのは人生の短さにあり」、つまり「人生は短いから後悔しないようにしよう」。
- ※4:北京のこと
- ※5:恐らく葱烧海参のこと。
- ※6:宋代から金元代にかけて流行した、杖で球を打ち、穴に入れるスポーツ。現代のゴルフによく似ている。
- ※7:同じく葱烧海参のこと。彼の凡人名は「聰少」
- ※8:家庭用ゲーム機のゲームを作っても海賊版を作られてしまいゲームが売れないというどうしようもない環境もあって、中国はネットゲーム大国としても有名。恐らくそういう本国ネタ。
- ※9:棋艺。チェスというよりは囲碁の方が近そうだが、分かりやすさを優先。
- ※10:马球。馬に乗って行う団体球技の一種で、世界で最も古い競技のひとつで起源はイラン。中国では唐代以降皇室で嗜まれた。
- ※11:原文は紫苏で、そのまま紫蘇のことだが、或いはエゴマ?
- ※12:宋代から金元代にかけて流行した、杖で球を打ち、穴に入れるスポーツ。現代のゴルフによく似ている
- ※13:恐らくは乗馬のこと
- ※14:弓術を練習するためのゲームで、4月5日前後の清明節で行われる伝統的な遊び。
- ※15:とうしつ。オスコオロギを闘わせ、ひと秋かけて最強のチャンピオンを決める遊びで、中国ではすでに唐代には行われていたという。
- ※16:読み方は「ブジェンブサン」。中国の若い世代が待ち合わせの時によく使う言葉で、直訳すると、「君に会うまでここを離れない」。「絶対に会おう」などという意味。
- ※17:古代中国の宴会で行われる余興用のゲームで壺(通常は金属製)に向かって矢(実際には木の棒)を投げ入れるゲームで。現代の遊びで言うと輪投げやダーツに近い。負けたらお酒を一杯飲むなどのルールもある。
- ※18:中国には「煮一壶清茶,寻一人苦中作乐」という慣用句がある。「お茶を淹れ、苦味を楽しむ相手を見つける」という意味で、真の友を見つけるのは難しいというような意味。
料理について
- 河南省の料理の中でも特に定番の一品で、その人気は10本の指に入る。
- 「炸紫酥肉」は直訳すると、「紫色のサクサクポークフライ」。北京ダックのような烤鴨の代わりに提供されたこともあるなど、時の皇帝・皇后も愛したお肉料理。
- 強引に日本語読みすると「ジャァズースーロウ」。
食魂について
- 「炸紫酥肉」という名前の通り、紫色を好む通り料理にも紫の文字が入る。また自称「紫苏」「查紫苏」と名乗るがレシピに紫蘇の影は見当たらない。レシピとして誕生した当時は「紫色のさくさくしたものが添えられていた(还别出心裁地加了紫酥佐味)」とあるがその正体を調べても行き当たらなかった。
- 時代は違うが杨枝甘露と同じく放蕩息子系キャラクター。
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