Phase-06

主情報[]

タイトル[]

「守るべきもの」

概要[]

プロット[]

アバン[]

時を遡る事C.E78、9月。連合政府主席カガリ＝ユラ＝アスハ襲撃事件から1時間ほど経過した時の事。ピースガーディアン隊員シラヒ＝ホス＝ホデリはレイラ＝ウィン、ウノ＝ホトを伴いオーブ首相官邸に向かおうとするキラに同行を願い出る。

カガリを慕うシラヒの気持ちを汲んだキラは彼らを同行させる。彼達の来訪を喜ぶカガリ。そこには統一連合主席ではなく一人の女性としてのカガリがいた。アスランは久しく見せなかった私人としての顔が見れたことに安堵し、この笑顔を護る為に戦う事を改めて決意する。

その決意とは裏腹に一人悩むアスラン。シン＝アスカの生存は彼に喜びと、それ以上の混乱を与えていたのだ。キラから和解を諦めるなと励ましを受けた事で少し救われた気持ちになるが、彼が最後に呟いた言葉がアスランの心に突き刺さる。

Aパート[]

先の大敗を受け、サムクァイエット基地に呼ばれた男。

その名をドーベルマンという。

ドーベルマンはアデル＝マニングスに言う。「無能を晒すくらいならここで死ね」、と。差し出される銃。死を覚悟するアデル。しかし、ドーベルマンはアデルの命を奪わず、戦場に捧げることを選ぶ。それが「戦争」であり、「戦士」であると言おうとしているかのように……。

それを受けて発動される「アリー戒厳令」。交易の要所であるアリーにモビルスーツを展開。それによって、リヴァイブをはじめとするレジスタンスをいぶりだす作戦だ。

ローゼンクロイツと力を合わせても尚圧倒的な戦力差。

その差を埋めるべく、ロマ達は『奇策』を用い政府軍に戦いを挑む。それはソラにとってシン達の死を意識させるに十分な事柄だった。

そして、ソラはその死を無視することが出来なくなるほどに、彼らに『人間』を見てしまっていた。

Bパート[]

昼間のアリーに現れるシグナス。それが『奇策』の始まりだった。大尉、中尉、少尉の三人による見事なまでの奇襲と撤退戦が行われる。圧倒的な戦力差にもかかわらず、チームワークと機動力を活かした用兵術をもって敵を翻弄する大尉達。

一方、モビルスーツを伴わずアリー市内に潜入するシン＝アスカとコニール＝アルメタ。コニールの目的はシンを市内に「配置」することだった。無事潜入に成功した後コニールと別れ、市街地でただ一人空を見上げるシン。彼の視線の先には市街地に迫る巨大な影があった。

巨大な影の正体はダスト。『奇策』とはシグナスを囮に使う事で戦力を分散させたところにマッハ5という迎撃の難しい速度でダスト射出し、一気に敵の中枢を叩くというものだった。AIレイの補助により迎撃網を潜り抜け、シンを迎え入れるダスト。僚機の連携を断たれ接近戦に持ち込まれたザウート隊は成す術も無く切り崩される。

なおも撤退戦を続けるシグナス。もはや満身創痍、弾丸も底を尽き追い詰められてゆく。そこで大尉はもう一つの「切り札」を切る。切り札によりマサムネを排し制空権を支配する事に成功する。天敵を排除した事で動くローゼンクロイツのフライル。バクゥ殺しの異名を取るフライルによって残ったゼクゥ隊も掃討されるのであった。

気が付けば手駒の殆どを失い追い詰められた、アデル＝マニングス。アデルは最後の切り札を切る。その切り札の名はムラマサ。妖刀の名を冠した、オーブの理想の歪みを象徴するモビルアーマーだった。

SS[]

• Phase-06-00 幕間～優しき英雄達～
• Phase-06-10 猟犬、現る
• Phase-06-20 隣り合わせの日常
• Phase-06-30 レジスタンスの戦い
• Phase-06-40 アリー攻防戦

「編集」

登場人物[]

• シラヒ＝ホス＝ホデリ
• レイラ＝ウィン
• ウノ＝ホト
• キラ＝ヤマト
• カガリ＝ユラ＝アスハ
• ラクス＝クライン
• アスラン＝ザラ
• ドーベルマン
• アデル＝マニングス
• ドリュー＝ガリウス

• ユウナ＝ロマ＝セイラン
• センセイ
• ソラ＝ヒダカ
• サイ＝アーガイル
• シゲト＝ナラ
• シン＝アスカ
• コニール＝アルメタ
• 大尉
• 中尉
• 少尉
• AIレイ

登場組織[]

• ピースガーディアン
• リヴァイブ
• 東ユーラシア共和国軍
• ローゼンクロイツ

登場メカ[]

• ダストガンダム
• シグナス

• フライル

• ザウート
• ゼクゥ
• マサムネ
• ルタンド
• ムラマサ

対象地域[]

ガルナハン

アリーサムクァイエット

各話へのリンク

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