赤き妄執

ページ名:赤き妄執

「ストライクブレード、ねえ?」


ディアッカ=エルスマンの視線の先には真新しいモビルスーツが搬入されている。


「おうよ、量産機でありながらフリーダムブリンガーに匹敵する性能。フェイズシフト装甲をオミットしたことでコストの抑制と稼働時間の延長に成功。ストライカーシステムを導入した事による汎用性の向上。軽量且つ堅牢な新合金製の装甲。整備しやすいシンプルな構造……今後十年はこれ以上のモビルスーツは出来ないだろうな。統一連合の最高傑作だぜ!」


ツナギを着た中年の男性はディアッカの背中を叩きながら嬉しそうに語っている。


「おっさん……高性能なのは大歓迎だけどさ、イグの時みたいなのは御免だぜ? 初めて俺が乗ったときはフェイズシフトが動作不良起こすわ、レールガンはジャムるわ、散々だったし」


当時を思い出し心底嫌そうな顔をしているディアッカにおっさんと呼ばれた男、アメリゴ=バルボア技術大尉は妙に男臭い笑みを浮かべた。


「ははは、安心しな。コイツはイグのデータを踏まえて完成した機体だからな。ストライカーこそ間に合わなかったが、大船に乗ったつもりでいてくれや」


肝心のストライカーがまだって、やっぱり駄目じゃねえか。ディアッカはそう思った。


「そんな情けない顔しなさんな。コイツは素体でもルタンドより遥かに高性能だし、従来のストライカーも使えるんだ。試作用だがオプションも持ってきたから問題ない」


世間では最新鋭機を揃えたエース部隊という事で持て囃されるものの、その実態はテスト段階に毛が生えたような機体の実戦評価をさせられたり、便利屋の様にあちこち飛ばされたりと散々なものだ。口さがない者など『モルモット部隊』などと影で呼んでいるらしい。


(アイツにはまた振られるし、ムカツク禿にはこき使われるし、散々だ……。こんな事ならさっさと軍辞めて、食堂の親父にでもなっときゃ良かった)


嬉々として語るバルボアの言葉を聞き流しながらディアッカはそんな事を考えていた。






『――ッカ。……ディアッカ! 聞いているのか!』

「え?ああ、悪ぃ。何?」


イザークの通信で我に返るディアッカ。


『貴様ぁ……戦場で呆けるとは、死にたいらしいな』


ディアッカ達がいる場所はモスクワ。今まさに革命軍が最後の大攻勢を仕掛けようとしている時である。イザークでなくとも怒るだろう。


『数が多いから部隊を三つに分けて俺達が中央で引き付けている所を挟撃する、と言った!』


怒りながらも説明するイザーク。

このエリアを任されているジュール隊はモビルスーツ30機からなる大部隊である。しかし敵はモビルスーツ50機以上の大軍だ。性能差があるとはいえかなり厳しい戦いになるのは間違いない。

故にイザークは新型機で指揮官という事で目立つ自分達が敵を引き付け、左右から挟み込ませる作戦を選んだのだ。

ちなみに彼らの乗機であるストライクブレードには暫定的にジェットストライカーとオプション装備が取り付けられている。ペールブルーのイザーク機には対艦刀シュベルトゲベール。黒と緑を基調としたディアッカ機には手持ち式に改良したアグニを持っている。


「そういう事ね、了解。新型の力、見せてやりますか!」


気合を入れなおしたディアッカはアグニを両手で構えると、最大出力で撃った。

凄まじい閃光が大気を焼き、射程外と油断していたディン小隊を一気になぎ払う。予想以上の威力と射程に革命軍の足並みが乱れた。


「グゥレイトォ!こいつはいいぜ!」


このまま戦場の流れを変える為にアグニをつるべ打ちする。

二射目はダガーLを盾ごと撃ち抜き

三射目はバビの左半身を吹き飛ばし撃墜。

四射目は


……なにもおこらなかった。

慌てて計器をチェックするディアッカ。よく見るとアグニの残りエネルギーはEmpty(空)を示していた。思わず額に手を当て唸る。


「ゲッ、たった三発で弾切れ……?おいおい、マジかよ!?」


予備のバッテリーパックを用意していなかった己の迂闊さに舌打ちするディアッカ。しかし次の瞬間には気持ちを切り替えアグニを捨てると、腰にマウントされているビームライフルを取り出した。この辺りの切り替えの早さは流石というべきだろう。

だがその一瞬の間に有効射程距離にまで迫られてしまう。交差するビーム。爆発し粉塵を上げるミサイル。たちまち乱戦となった。


「やれやれ、数だけは多いぜ!」


口調こそ軽いが無駄の無い動きで確実に撃ち落としてゆくディアッカ。しかし、死角から斬りかかって来るダガーLに反応が遅れる。

ビームサーベルが届くかというその瞬間、ダガーLの胴体は両断された。イザークが対艦刀ですれ違い様に斬ったのだ。


『口を動かしている暇があったら手を動かせ!』

「へいへい。わかりましたよ、っと!……これで貸し、ひとつな?」


今度はイザークの背後で狙いを定めていたバビをディアッカが撃ち抜く。


『なんだとぉ!さっき助けてやったから今のでチャラだろうが!』


激昂しながらも正確にウィンダムを撃ち落すイザーク。ディアッカはその背後に回り込むと、降り注ぐビームをシールドでいなしながら答える。


「それはこの前の民芸品運ぶの手伝った分だぜ。ビリケンサン、だっけ?アレ運ぶの滅茶苦茶恥ずかしかったんだからな」

『き、貴様ぁ!それを言うか!?なら言わせて貰うがこの間貸してやったCD、返してもらってないぞ!』

「おいおい、こんな大変な時にくだらない事言うんじゃないよ」

『ラクス=クラインのベストアルバムを“くだらない事”呼ばわりしたか!叩き切ってくれる!』


イザークの振り下ろした対艦刀はディアッカ……ではなくディアッカの横に居たウィンダムの腕を切り裂いた。すかさず止めを刺すディアッカ。口喧嘩をしているようでも、絶妙のコンビネーションでお互いをフォローしており、時間が経つ毎に彼らの周りには残骸が増えていった。

次第に散漫になる敵の攻撃にディアッカ達は密かに回り込ませていた友軍が挟撃を成功させた事を確信する。戦局はジュール隊へと傾き始めたのだ。






革命軍の旗艦レセップス級大型陸上戦艦バーストン。慌しいブリッジに通信士の絶望的な声が響く


「スヴァジルファリに続いてグラニ、轟沈!!」


モビルスーツの大半を落とされ、虎の子のミステール級強襲陸戦艇を二隻とも失ってはもうこの部隊に打つ手は無い。絶望感が漂うブリッジ。

そこに絶望感を振り払うように、赤いパイロットスーツを身に包んだ青年が声を上げる。


「まだです艦長!……確かに我々は敗北しました。ですがそれはあくまで一戦局での事。バーストンさえ落ちなければ革命の火は消えません。本隊と合流する為に今は撤退しましょう!」


青年の主張に艦長と呼ばれた初老の男性は悲しそうに答える。


「そうしたいのは山々だがね。バーストンの船足では統一連合を振り切れない事くらい知っているだろう、モーリス君」

「それは十分理解しています。ですが私の隊が殿を務めれば何とかなるでしょう」


モーリスと呼ばれた青年は言う。それが死と同義であることを理解した上で。


「……すまない。何とか生き延びてくれ」


肩を震わせ頭を下げる艦長にモーリスはふてぶてしい笑みを浮かべ言い放つ。


「死ぬつもりはありませんよ。なにせ私は“赤”ですから。それに……」


それだけ言うとモビルスーツデッキへと足を向けるモーリス。誰にも見えなかったがその表情は恐怖ではなく敵に対する怒りと憎悪が浮かんでいた。


「あの裏切り者だけは俺の手で倒さなければならない」






追撃に移ろうとするジュール隊の前に突然6機のルタンドが突撃を掛けてきた。まるで命を顧みない無茶な攻撃に勝利間近と言う事で気が緩んでいたジュール隊は圧倒される。百戦練磨のジュール隊だが、たった6機とはいえエース級のパイロットが乗っているせいか、なかなか落とす事が出来ない。

ルタンド部隊はビームの雨をものともせず突き進む。最低限の動きで回避し、避け切れないものはシールドで弾く。一機、また一機と落ちてゆくがそれ以上にジュール隊の被害は広がってゆく。

イザーク達本隊が補給を済ませて戻ってきた頃には抵抗も空しく、前衛が突破されていた。しかし他に目もくれない無茶な突撃の代償として6機いたルタンドは3機に。しかも隊長機以外は満身創痍という有様である。

イザークの機体に気付いた隊長機は全周波チャンネルを使って叫んだ。


『見つけたぞ、イザーク=ジュール!……ザフトの面汚しが!!』


慣れることのない罵倒の言葉とそれ以上に聞き覚えのある声にイザークは動揺する。


『おいイザーク。あの声、もしかして……』


ディアッカも同じ事を考えているらしい。かつてアカデミーにいた頃の記憶が蘇る。あの頃共に学んだ同期。同じ赤を許された気の良い男――


「――モーリス=ルルー、貴様か!」


モスクワ戦線は友と友が銃を撃ち合うという悲劇をもって幕を閉じようとしていた。






他の隊員では味方を巻き込みかねず、ディアッカもルルー隊の邪魔により近寄る事も出来ない。


『ディアッカ、貴様の相手はイザークを殺した後にゆっくりと相手をしてやる。……俺の部下を倒せれば、だがな』


陽気な男のあまりの変わり様に驚きを隠せないイザーク。戦闘中にも関わらず問い掛ける


「何故だ!あれだけ平和を望んでいたお前がテロの片棒を担ぐ!?」


イザークの悲痛な叫びが木霊する。しかしそのような物言いはモーリスの怒りに火を注いだだけだった。モーリスはルタンドを凄まじい勢いで踏み込ませるとビームサーベルを一閃。あまりの速さに回避が間に合わずビームライフルを半ばから断ち切られてしまう。


『平和、だと……!?貴様の様な売国奴に多くの同胞の犠牲を払い、やっとの事で打ち立てた祖国を奪われた俺達の怒りがわかるか!お前が背中を守ってくれると信じて前線で戦い散って行った仲間の無念が、貴様などにわかるか!』


使い物にならなくなったライフルを投げつけると、イーゲルシュテルンで牽制しつつ対艦刀を引き抜き体勢を立て直すイザーク。畳み掛けるモーリスだったが、サーベルをかわしたイザークは、不自然な体勢ながら逆に対艦刀を横薙ぎに叩き付ける。辛うじてシールドで受けるモーリスだったがパワーの差か、シールドごと切り裂かれそうになり慌てて間合いを取る。


「現実を見ろ、モーリス!お前が暴れた所で世界は変わらん。一つに纏まろうとしている世界を何故壊そうとする!?」

『俺は、貴様の様に人形として生きるつもりは無い!世間知らずのお姫様達のおままごとになど付き合っていられるか!』


自分の事を悪く言うのは仕方が無い。裏切ってしまったのは事実なのだから。しかし世界を憂い己を削ってまで平和への努力を惜しまない彼女の凄絶な覚悟を“世間知らずのままごと”と呼ぶか。怒りが全身を駆け巡り、次の瞬間イザークは切れた。

ジェットストライカーの出力を最大にし対艦刀を突き出すストライクブレード。回避されるも壁を蹴る事で勢いを殺さず方向転換。対艦刀を袈裟懸けに一閃した。半ばから断ち切られ宙を舞うルタンドの左腕。左腕を失い体勢を崩す。だがビームサーベルを失い不利になったはずのモーリスに不適な笑みが浮かぶ。

スラスターで加速されたルタンドの右足がカウンター気味にストライクブレードの頭部目掛けて跳ね上った。最新鋭の装甲とはいえ、加速のついた数十トンもの質量には抗し切れず砕け飛ぶ。肉を切らせて骨を絶つ、である。

今の攻撃でストライクブレードは射撃武装をすべて失い、対艦刀の間合いの外まで離れた。それに対しルタンドにはまだライフルが残されており、踏み込まれるよりも体勢を整える方が遥かに早い。勝利を確信したモーリスはライフルを構え、誇示するように引き金に指を掛けると


胴体を打ち抜かれた。






「……貴様はいつも詰めが甘い」


対艦刀のブリップエンドから硝煙が上がっている。対艦刀“シュベルトゲベール”はその名の通り銃と剣を兼ね備えた兵装なのだ。主を失ったルタンドは2、3秒不自然な体勢で硬直した後、崩れ落ちた。イザークの勝利である。


「現実を見ず、幻想に縋るような奴に俺は倒せん」


平和に異を唱える存在がまた一つ消えた。自分は正しい事をしている。それに関しては疑う余地はない。だがかつての同胞を、仲間をどれだけ撃てば終わるのだろう。どれだけ戦えば彼らは納得するのだろうか。ラクス=クラインの剣となる事を決意したその日から鬼と呼ばれる事になったとしてもこの平和を護ると、二度と裏切らないと誓ったと言うのに。己の軟弱さに呆れるイザーク。そこに残りを一掃したディアッカが接触通信を入れてきた。


『……ヘコむのはわかるけどさ、部下の前で見せんなよ?今のお前は指揮官なんだからな』

「新兵じゃあるまいしこの程度で落ち込むか、馬鹿者!伏兵がいないか警戒していただけだ!」

『へいへい、そういうことにしとくよ。で、敵はあらかた片付けたけど、どうする?』


敵の残りは母艦と共にかなり離れた所まで撤退していた。追撃しようと思えばできない事も無い距離であったが、自機が損傷している事を口実にあの禿頭の司令官に押し付けてやろうと思った。どうせ手柄はくれてやる事になるのだ、この位は押し付けてもいいだろう。嫌味な禿親父が茹蛸の様に真っ赤になるのを見れば少しは気が紛れる、とイザークは考え撤収命令を出す。


「後始末は奴らの仕事だ。.俺たちがそこまでする義理はあるまい。……ジュール隊、帰投するぞ!」


C.E.78.4月10日。後に九十日革命と呼ばれる戦乱の一幕。

世界が再生の刻を迎えるには、まだ暫くの時を必要としていた。



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