Phase-10

ページ名:Phase-10

目次

主情報[]

タイトル[]

「手負いの獣達」

概要[]

リヴァイブの活躍により東ユーラシア政府軍は大きく弱体化。治安警察も事態を静観する事が決まる。リヴァイブにひと時の安らぎが与えられた事を知ったユウナはある計画を思いつくのだった。

一方ゲルハルト=ライヒは意に沿わないドーベルマンの更迭を決定。後任としてメイリン=ザラを治安警察省公安部隊隊長に任命する。プライドを傷付けられたドーベルマンは己の誇りの為独自に動く事を決意する。

プロット[]

アバン[]

時を遡る事CE78、 2月12日。リンカーン・バースデイ。

かつてユニウスセブンと呼ばれた場所、エルジュ=パナンサにて一つの戦いがあった。統一地球圏連合宇宙軍とネェル=ザフトを名乗るレジスタンスの戦闘、後に言う“エルジュ=パナンサの会戦”である。数に勝る連合宇宙軍であったが、その実態はシミュレーターで促成栽培された新兵の集まりに過ぎず、ムウ=ラ=フラガの手腕をもってしても老獪な兵士の集まりであるネェル=ザフトを撃破するのは容易な事ではなかった。しかしそれでも、ムゥの卓越した技量と黄昏の性能の前にネェル=ザフトの切り札も抗いきれず、ついにネェル=ザフトは撃破される。

結果だけを見れば予想された範囲の被害で文句の付けようの無い勝利と言えたが“エルジュ=パナンサの会戦”はムゥに苦いものを残す事になった。


Aパート[]

リヴァイブの活躍により東ユーラシア政府軍は大きく弱体化した。統一地球圏連合治安警察省長官ゲルハルト=ライヒはそれを多国籍軍の介入の口実とするためリヴァイブの放置を決定する。そのため現地に派遣していたドーベルマンに撤退を指示するが“猟犬”としての矜持からドーベルマンは命令を拒絶し独走を始める。

ドーベルマンの更迭を決定したゲルハルト=ライヒは後任としてメイリン=ザラを治安警察省公安部隊隊長に任命する。メイリンはその場で部下となる一癖も二癖もありそうなライヒ子飼いの精鋭部隊の面々に引き合わされる。メイリンは忠実で有能であったドーベルマンがその有能さ故に失脚し、自分が後任に就くという事態に世の不条理を感じるのであった。


Bパート[]

何時死ぬか判らない世界だからこそ自分が死んだ時に後に続く者達へ少しでも道標を残しておきたい。そんな気持ちから執筆活動に熱中するロマ=ギリアム。しかしそれはあくまでロマ=ギリアムの覚悟であり、その所為で周囲を暗くして良いものではない。そんな時“スポンサー”から年末は東ユーラシア政府軍は動かないという情報を得たロマは、全員の志気を上げソラ=ヒダカを慰める一石二鳥の策としてある計画を進めるのであった。

一方その頃、孤立しつつあるドーベルマンゲルハルト=ライヒへの意趣返しと“猟犬”としての誇りをかけてシン=アスカに最後の戦いを挑む事を決意する。とはいえ東ユーラシア政府はもはやあてにはならず、ドーベルマンは戦力を補うためにある人物に連絡をとる。

SS[]

「編集」

登場人物[]

登場組織[]

登場メカ[]

対象地域[]

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