010.怒りの矛先

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10、怒りの矛先
このイベントは事件後しばらくしてから展示されていたレプリロイドかシエルを連れた状態で1階イベントホールを訪れた際に発生する。(イベントホールで公演を聞いていた場合は再度イベントホールを訪れた際に発生する。)
イベントホールを訪れた探索者達を迎えたのは招待客からの酷い怒号と非難の声だった。しかし、それは探索者達に向けられたものではなく、後ろにいるシエル、もしくはレプリロイドに向けたものだった。
「この事件の原因はレプリロイドなんじゃないのか!」「そうだ!スタッフから警備用ロボットが暴走したって聞いたぞ!」「来たぞ、レプリロイドだ…俺たちを殺しに来たんだ…」「制作者が責任を取るべきじゃないのか!?」「子どもを返してください…!」「いつまでここにいればいいんだ!」「レプリロイドなんか要らないのよ!」
シエルがいる場合(シエルをまだ仲間にしていない場合)は、シエルが「ごめんなさい。こんな事態を招いてしまったのも私の責任です。」と申し訳なさそうに答える。
「謝って済むとおもってんのか!」と近くの男性がシエルに殴りかかるが、隣にいたレイが庇って拳を腕で受け止める。<聞き耳>でパキ、と何かが折れたような音が聞こえる。<医学>で骨の折れた音ではないことが分かる。機械系統の職業のPCには、この音が何か聞き覚えがあると感じるだろう。
一瞬苦痛に顔を歪めるが、すぐに鋭い眼差しで殴り掛かった男性をにらみ、「気は済んだか?」と威圧的に問いかける。熱が冷めたのか、何も言わずに男性はその場を去る。<応急手当>や<医学>等で処置をしようとしても、嫌がってさせてくれない。(レプリロイドであるため)
シエルがいない状態で展示用のレプリロイドのいずれかを連れているの場合は、その場にいた人々がパニックに陥り、錯乱した招待客が一緒にいるレプリロイドに殴り掛かっていく。レプリロイドは反撃や反論することなく、受け止めるばかりだ。しばらくたった後、ボロボロになったレプリロイドが残され、この場から出ることもできない招待客はそれを遠巻きに見ていた。
いずれにしても一連の流れを目の当たりにした探索者は1/1d6の正気度を失う。また、シエルをまだ仲間にしていない場合はこのイベント後、イベント「7、口論から探索へ」を起こす。

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