013.最終戦イベント

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最終戦イベント
イベント「12、アクセルとシエルの再会」を終え、アクセルとルミネに関するレポートを入手する、或いはKPの判断で探索者が事件解決に向けた準備ができたと判断できた場合には、探索者達を5階の管理室へと向かわせる。この部屋で待ち受けているルミネを止めればシナリオクリアとなるだろう。
5階に入るなり1d3体の警備用ロボットと戦闘になる。
それを倒したところで奥にある操作用パネルの前にルミネが立っているのが確認できる。
「アクセル、待っていましたよ。やっと研究所に帰る気になった…とはいきませんか、仕方ないですね」
と言ってルミネは探索者達のいずれかに向けてとびかかってくるが、アンノンが素早く動いて対処する。
「どういうつもりだ、ルミネ、人間を守るはずの君がなぜ無関係な人間を襲っているんだ!?これ以上人間を巻き込むなら君を処理しなくてはならない、なにかプログラムに異常があるなら博士に…」
アンノンの問いにルミネは一瞬驚いた後笑う。
「プログラムの異常?そんなものでないことはあなたも分かっているのでは?私に引き金を引けないのは、それが分かっているからでしょう?」
アンノンが固まる。探索者たちは<目星>で銃口を向けるその腕が震えていることに気づくことができる。また、<心理学>で引き金を引くことに対してなにかとてつもない恐怖を感じていることが分かる。
「ふふふ、アンノン、私たちが撃てますか?私は管理権限を持った人間の指示に従っているだけです。機械の体でありながら考え、意志を持ち、人間に仇なす可能性故に処分されるあなた方不良品どもに何ができると?」
このタイミングで探索者たちとルミネに会話をさせてもよいが、ルミネは探索者たちを目的達成の障害としか思っておらず、まともな会話をしようとしないだろう。
「人間に使える機械がより発達した機械に取って代わられるのはいたって自然なことです!そこにいる無様なプロトタイプと共におとなしく滅んでしまいなさい!」
しばらくの会話の後、ルミネは隠すことなく殺意を向けると何かをつぶやきながら片手を振り上げる。それに呼応するように振り上げた腕から何かが這い出てくる。
―――それは球状の白い蜘蛛のような何かの集まりだった。いや、蜘蛛にしては足が多すぎる。ナメクジのような質感を持ったおびただしい数の「それ」は見ているだけで精神を蝕まれそうな黄緑色の粘液を纏っていた。
この世のものとは思えないおぞましい姿と数の雛を見てしまった探索者たちは、1/1d4の正気度喪失を行う。
そして探索者たちは、それが暴走していた警備用ロボットについていたものと合致することがわかるだろう。
ここから先はルミネ達との戦闘になり、探索者たちは一定ターン内(ターン数はKP任意で構わない)アクセルを守ることが勝利条件となる。また、アンノンは戦闘開始直後は動けないが、探索者が説得する、もしくはアクセルやシエル等のNPCに説得を頼めば説得に応じて戦闘に参加する。
アイホートの雛の耐久値は探索者たちの力量に合わせて調整して構わず、また、アイホートの雛に対する物理攻撃は自動的に半減したダメージしか与えることができない。会話や防御で何も探索者が行動しないターンがあれば足元の雛がその探索者に這い上がってくる。動けば振りほどけるが、連続して3ターン以上動かなければ雛が齧り付き、振りほどくまで毎ターン1d3のダメージを受ける。
ルミネ
耐久:20 回避:30 db:0
STR:15 DEX: CON: POW:18 INT:16 SIZ:15
【攻撃】支配      アイホートの雛が這い上がってきている者とPOW対抗を行い、成功すると対象を1ターンの間自由に操る
    雛への命令   アイホートの雛を操作し、任意の対象にアイホートの雛を這い上がらせる
    意識の刈り取り 対象に強烈な頭痛と眩暈を引き起こさせ、行動を阻害または昏倒状態にする
※その他KPの任意の呪文を習得していることにしてもよい。

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