エンディング
KP任意のラウンド数が経過したり、探索者が完全に追い詰められる、或いは逆に敵を追い詰めた状況になるとアクセルたちの準備が整い、不気味な粘着質な音と共にアクセルの体は巨大な玉虫色の不定形の塊に変化する。
――探索者達を守るようにその巨大な物体は体を広げていた。5メートルはあるであろうその体は微光を発しており、また、チカチカと点滅する緑色の光は、無数の目が形成されたり、なくなったりしている。その姿には探索者たちも畏怖と畏敬を感じざるを得ない重圧を感じるだろう。
アクセルとは思えない形容しがたい異形の塊を見た探索者達は1d3/1d10の正気度を失う
――探索者達を守るようにその巨大な物体は体を広げていた。5メートルはあるであろうその体は微光を発しており、また、チカチカと点滅する緑色の光は、無数の目が形成されたり、なくなったりしている。その姿には探索者たちも畏怖と畏敬を感じざるを得ない重圧を感じるだろう。
アクセルとは思えない形容しがたい異形の塊を見た探索者達は1d3/1d10の正気度を失う
玉虫色の塊はゆっくりとその体を変形させると手当たり次第に周りのものを押しつぶし始める。
騒然となるその場は砂埃に包まれ、しばらくしてそれが晴れるころには玉虫色の塊と機能を停止したルミネの上半身にあたる部分以外は押しつぶされ、ほとんど原型をとどめていなかった。玉虫色の塊はアクセルの姿に戻り、エネルギーを使い果たしたのかその場に倒れ込む。呆然とその状況を眺めていると、やがて大きな駆動音と共に部屋の明かりがつく。
「これで館内の施設が復旧したわ、後はしばらくすれば外のシャッターも開くでしょう。」
機械室の奥にはいつの間にかシエルが立っており、傍にあるモニタでは目まぐるしく何かの画面が動いていた。
「驚かせてしまってごめんなさい。信じられないかもしれないけど、あれがアクセルの中に入っているものなの。」
「この子は研究室で行われた実験の応用として作られたみたい。どこまで本当なのか私にもわからないけど」
倒れたアクセルの頭を撫でながら、シエルは達観した表情で淡々と事情を説明してくれる。もしも探索者達がアクセルや他のレプリロイドについて話しかけてくるのであればしばらく受け答えをしてもかまわない。
話が終わるとシエルはアンノンにルミネ、レイにアクセルを任せ、二人を連れて館内の後始末に向かっていく。彼女らの今後についてはシエルがレプリロイドを連れてほとぼりが冷めるまではまたどこかに身を潜めるのだそうだ。
騒然となるその場は砂埃に包まれ、しばらくしてそれが晴れるころには玉虫色の塊と機能を停止したルミネの上半身にあたる部分以外は押しつぶされ、ほとんど原型をとどめていなかった。玉虫色の塊はアクセルの姿に戻り、エネルギーを使い果たしたのかその場に倒れ込む。呆然とその状況を眺めていると、やがて大きな駆動音と共に部屋の明かりがつく。
「これで館内の施設が復旧したわ、後はしばらくすれば外のシャッターも開くでしょう。」
機械室の奥にはいつの間にかシエルが立っており、傍にあるモニタでは目まぐるしく何かの画面が動いていた。
「驚かせてしまってごめんなさい。信じられないかもしれないけど、あれがアクセルの中に入っているものなの。」
「この子は研究室で行われた実験の応用として作られたみたい。どこまで本当なのか私にもわからないけど」
倒れたアクセルの頭を撫でながら、シエルは達観した表情で淡々と事情を説明してくれる。もしも探索者達がアクセルや他のレプリロイドについて話しかけてくるのであればしばらく受け答えをしてもかまわない。
話が終わるとシエルはアンノンにルミネ、レイにアクセルを任せ、二人を連れて館内の後始末に向かっていく。彼女らの今後についてはシエルがレプリロイドを連れてほとぼりが冷めるまではまたどこかに身を潜めるのだそうだ。
もし別の場所にNPCや他の探索者を残している場合は、この後個別で処理をしてもかまわない。無事を確かめ合ったり、報告が終わった頃、シャッターが開き、探索者達は施設の外へ脱出することができるだろう。
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