2012/04/03
レプリロイド開発の需要が高まる中、国際的な不景気の波がついに研究所にも及ぶようになり、今年度の研究費にも絞りがかかった。今までのエネルギー供給ではとてもじゃないが新型の開発には取り組めないだろう。どう対応しようか。
レプリロイド開発の需要が高まる中、国際的な不景気の波がついに研究所にも及ぶようになり、今年度の研究費にも絞りがかかった。今までのエネルギー供給ではとてもじゃないが新型の開発には取り組めないだろう。どう対応しようか。
04/20
研究所内で話し合った結果、エネルギー不足を解消するためレプリロイドの使用期間を設定し、それまでに外部に管理を任せるようにし、残ったレプリロイドは何かしらの理由をつけて処分することになった。
これで保管のために費やしていたエネルギーと部品を新型の研究に回すことができる。
研究所内で話し合った結果、エネルギー不足を解消するためレプリロイドの使用期間を設定し、それまでに外部に管理を任せるようにし、残ったレプリロイドは何かしらの理由をつけて処分することになった。
これで保管のために費やしていたエネルギーと部品を新型の研究に回すことができる。
04/30
レプリロイドの処分のため、以前から構想のあったモデルAの制作に取り掛かった。各レプリロイドにあるDNAデータを利用すれば圧縮も容易になるはずだ。
研究段階で面白いものを見つけたのでテスト機として組み込んでみよう。
レプリロイドの処分のため、以前から構想のあったモデルAの制作に取り掛かった。各レプリロイドにあるDNAデータを利用すれば圧縮も容易になるはずだ。
研究段階で面白いものを見つけたのでテスト機として組み込んでみよう。
2015/03/31
モデルAのテスト起動を行った。今のところ問題はなさそうだ。テストで組み込んだ機能も問題なく動いている。これを活用すれば最低サイズ以上の制限はあるが、別個体の外見と能力をコピーすることが可能になるだろう。
副次的だが、アレを制御するために使っている計測器を外部出力すれば地球の状態を素粒子レベルで計測することに成功した。しかし、アレが制御を離れたと同時に、モデルAの機体に甚大な負荷が計測された。制御の復旧があとコンマ数秒遅ければ機体が耐えられず自壊していただろう。それを差し置いても大きな収穫だった。
モデルAのテスト起動を行った。今のところ問題はなさそうだ。テストで組み込んだ機能も問題なく動いている。これを活用すれば最低サイズ以上の制限はあるが、別個体の外見と能力をコピーすることが可能になるだろう。
副次的だが、アレを制御するために使っている計測器を外部出力すれば地球の状態を素粒子レベルで計測することに成功した。しかし、アレが制御を離れたと同時に、モデルAの機体に甚大な負荷が計測された。制御の復旧があとコンマ数秒遅ければ機体が耐えられず自壊していただろう。それを差し置いても大きな収穫だった。
04/02
03/31の報告から、計測データを別個体に送り9次元計算を通すことによって「ラプラスの悪魔」を疑似的にだが作り出すことが可能であると考えた。これは確率的にだが、未来予測を可能にする大きな発見だ。
03/31の報告から、計測データを別個体に送り9次元計算を通すことによって「ラプラスの悪魔」を疑似的にだが作り出すことが可能であると考えた。これは確率的にだが、未来予測を可能にする大きな発見だ。
2017/08/10
モデルLの開発に関わることになった。この開発チームにはあの有名なシエル博士もいる。それだけ上も本気ということか。こちらも「ラプラスの悪魔」の再現は研究者にとっての悲願だ。何としても作り上げる。
モデルLの開発に関わることになった。この開発チームにはあの有名なシエル博士もいる。それだけ上も本気ということか。こちらも「ラプラスの悪魔」の再現は研究者にとっての悲願だ。何としても作り上げる。
2018/06/05
レプリロイドの処分に異を唱え続けていたシエル博士が研究所を抜けた。彼女の技術には目を見張るものがあったのに…
モデルAと何やら話しているようだったのが気になる。明日彼女に関するデータをモデルAから消しておこう。
レプリロイドの処分に異を唱え続けていたシエル博士が研究所を抜けた。彼女の技術には目を見張るものがあったのに…
モデルAと何やら話しているようだったのが気になる。明日彼女に関するデータをモデルAから消しておこう。
06/06
モデルAがいない。おそらくシエル博士の仕業だろう。だが、あの機能は悪用されるとまずいことになる。何としても連れ戻さなくては。
モデルAがいない。おそらくシエル博士の仕業だろう。だが、あの機能は悪用されるとまずいことになる。何としても連れ戻さなくては。
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