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キン肉万太郎(キンにくまんたろう)は、『キン肉マンII世』に登場する超人であり、『キン肉マンII世』の主人公。
アニメの声優は小野坂昌也。
本作の主人公。初代キン肉マンことキン肉スグルとビビンバの息子であり、キン肉星の王子(第59代王位継承者)。父親と同じブタ鼻、タラコ唇と称されるデザインのマスクを付けているが、額の一部から頭髪を露出させている点に差異がある。
ヘラクレス・ファクトリー1期生で、ファクトリー卒業後は、大田区田園調布にある美波理(ビバリー)公園の防衛にあたっている。下品だが野趣に富んだ父・スグルと違い、遊び好きでやや軟弱な現代っ子。彼が40歳のときにできた子供であるため、甘やかされて育ち、格闘技に関しては積極的に教えられていなかったが(原作初期の設定)、洞窟の中で修行していて素質を見抜いたラーメンマンから「勉強を教えてもらう」条件としてトレーニングをやらされていたため、基礎的な力は備わっていた。ストーリーが進むにつれ、幼少時の万太郎が父スグルから柔道やリング上のルールの手ほどき、タッグマッチの極意を授かるなどの場面が回想として登場。形成逆転や新必殺技誕生に繫がる重要なヒントとなっている。戦意・怒りが最高潮に達すると火事場のクソ力が発動、額に肉マークが浮かび上がる。
一人称は「ボク」。口調は「〜だよ」など軟弱なイメージがあり、お坊ちゃん育ちであることが表現されている。性格はお調子者の面倒くさがり屋であるばかりか、重度の好色漢(14歳にしてキャバクラ・援助交際カフェに行ったこともある)で拝金主義者。また、他者を軽視、見下す言動も多く、仲間達から反感を買う場面も多い。当初はガリ勉であり、格闘理論に長け技の習得等が早く、試合中に機転を利かせて形勢逆転したり勝利に繋げたりすることも多い。スグルと同じく戦いになると尻込みしてしまう性格だが、親友の危機や卑劣な敵には勇気を奮い起こし立ち向う。究極の超人タッグ編では、格闘経験のほとんど無いカオス・アヴェニールがタッグパートナーのため、自らがしっかりしなければならないといった自覚も芽生え、以前のようなビビリ癖はほとんど見られなくなるなど、精神的にも成長した。
父親同様、自らの屁を推進力に応用して空を飛ぶことができる。極度のカナヅチでシャンプーハットがないと髪も洗えない[1]。好物はカルビ丼だが、地方の美味いものを食べ歩く場面も度々ある。
アニメやVジャンプ版では試合で無敗を誇っている。
父・キン肉スグルと母ビビンバの間に生まれた万太郎は、彼らが40歳と年老いてから出来た子供のため、甘やかされた生活を送り、万太郎も父のことは遊び道具としか見ていなかった。14歳になった頃、新世代悪行超人が地球に現れ、万太郎も戦うことを告げられるが、万太郎は全く戦う気がなく、洞窟に行き、勉強を教えてもらう生活を送っていた。しかしその教師は父スグルの親友ラーメンマンであり、彼に勉強を教えてもらうと同時に戦闘訓練も付けてもらい、才能の片鱗を見せていた。そこに悪行超人ボーン・キラーが襲来、万太郎はラーメンマンが傷つく姿を見て、怒りを心頭、キン肉バスターでボーン・キラーを倒す。
悪行超人襲来を期に万太郎は正義超人大学校ヘラクレス・ファクトリー(以下H・F)に入学することになる。このとき万太郎はスグルの親友テリーマンの息子テリー・ザ・キッドに対抗意識を燃やされるものの、打ち解けた彼と協力し、潜入していた悪行超人アナコンダを撃破している。
卒業試験では父スグルと直接対決となり、万太郎は舐めてかかるが、関節技に苦しめられる。しかし万太郎は機転を利かせた攻撃により、父の集中力を乱し、これに勝利する。
卒業後、H・Fでの成績が最下位だった万太郎は東京の美波理公園の防衛に選抜され、キン肉ハウスにてかつて父に従事していたアレキサンドリア・ミートを冷凍睡眠(コールドスリープ)から目覚めさせ、共に生活することになる。
アニメではH・F入校直前に新世代超人として闘うことを義務付けられることを嫌がり、家を飛び出すものの宇宙船に逃げ出すものの誤作動により地球に不時着、キン肉ハウスにてミートと出合い、持参したカルビ丼を台無しにしたブラッド・キラーを倒している。
日本武道館にプロレス観戦に来ていたところをd.M.pが襲来。その中には伝説超人ロビンマスクの息子・ケビンマスクの姿もあった。
万太郎は、テルテルボーイ、MAXマンと闘い、これを勝利する。それを見たケビンマスクはd.M.p脱退を決意する。
一方、大阪では悪魔超人首領サンシャイン率いるナイトメアズが襲来、万太郎一行は大阪へ移動(資金節約のため、新幹線の先頭部分に捕まっていた)。大阪に着いた万太郎は風俗店に立ち寄っていたところをサンシャインと遭遇。ミートに口止めしてもらう代わり(アニメでは大阪の町で食べ歩きしていたところを金が払えなくなり、サンシャインに代わりに払ってもらう)にテリー・ザ・キッドVSレックス・キング戦のレフェリーを務めさせられる。
キッドの闘いの後、万太郎はサンシャインが手塩にかけて育てた弟子・チェック・メイトと闘う。窮地の闘いの中、火事場のクソ力が発動をさせた万太郎はこれを撃破する。その後、悪魔超人軍が全員やられたことによりd.M.p本部にて内乱が発生、アジトの自爆スイッチを押されたことによりd.M.pは壊滅する。
d.M.p壊滅後、日本駐屯超人としての任務を忘れ、夜遊びに繰り出していた万太郎、キッド、セイウチン、ガゼルマンの4人は正義超人協会に目をつけられ、H・Fを卒業した二期生と日本防衛超人としての権利をかけた入れ替え戦に参加させられることになる。
万太郎はBブロックにてデッド・シグナルと戦い勝利するも、Aブロックではガゼルマンがジェイドに、キッドがスカーフェイスに敗れ、Bブロックにて共に戦っていたセイウチンがクリオネマンに敗れたことにより、一期生は万太郎一人となってしまう。二期生全員から敵視された万太郎は試合から脱走するものの、セイウチンやキッドの心の声援を受けて再び決戦場へ。準決勝では海上リングという不利な立場にありながらもクリオネマンを破る。決勝戦では同じ二期生であるジェイドを破り、勝ちあがってきたスカーフェイスと対戦。
万太郎は得意技であったキン肉バスターを破られ、闘いの中、スカーの正体がd.M.pの生き残りマルスであることが判明する。必殺技を失った万太郎はスカーの波状攻撃を受けるが、スカーの攻撃から逃れた際、彼の背中の弱点を発見する。その弱点とかつてキン肉マンから教わったリングの使い方、敗れた一期生達の声援により、新必殺技・マッスル・ミレニアムを完成させ、スカーフェイスに勝利し、一期生は日本駐屯超人に返り咲く。しかし彼らの遊び呆けた生活は特に変わらなかった。またこの後、かつてキン肉マンの恋人であった二階堂マリの娘・凛子に一目惚れし、d.M.pの生き残りTHE・リガニーに人質にされた彼女を救出している。
地球で数々の闘いを繰り広げ勝利してきた万太郎だったが、相手の攻撃を受け続けた薄氷の闘いの末の勝利であったためにその肉体は傷だらけとなり、このまま闘うと廃人になりかねない危機を迎えていた。それを重く見たキン肉星超人委員会は万太郎を召還し、彼に完全な火事場のクソ力を身に付けさせるため火事場のクソ力修練を受けさせる。
対戦相手となるノーリスペクトとの闘いをいやがる万太郎だったが、スグルの檄により彼らを自分の手で地球に送り込み、闘いを開始する。
ノーリスペクト#1・フォーク・ザ・ジャイアントとの闘いで彼の憎しみのパワーに押され、くじけそうになる万太郎だったが、彼の強さを確かめに現れたチェック・メイトの応援によりフォークに勝利。試合後、彼に「寛容」の心を持って接し、火事場のクソ力の元となる「寛容」の炎を魂のランタンから噴出させる。
ノーリスペクト#2・ハンゾウとの闘いでは直前に伝説超人ザ・ニンジャが乱入。ハンゾウの実力を危惧し、万太郎の代わりに戦うも顔を剥がされ死亡する。超人の死を初めて目の当たりにした万太郎は恐怖し、逃げ出すもののニンジャが死に際に残したスカーフに宿っていた彼の霊の激励により再びリングへ赴く。ハンゾウとの試合では顔を剥がされると言う恐怖を乗り越え、ハンゾウに勝利。試合後、火事場のクソ力の元となる「無我」の炎を魂のランタンから噴出させる。
ノーリスペクト#3・正義超人専門の殺し屋ボーン・コールドとの闘いは同行していたシュラスコ族長老ミンチが人質になり、彼に情が移っていたミートが困惑。万太郎は彼を救出するためボーンと闘うが、ミートがボーンに脅迫され、さらには合流したキッドとチェック・メイトのアドバイスが合わず大苦戦。戦いの中、ボーンはミートの生い立ちを話し、さらに困惑させる。それを見たミンチはボーンの正体を告げようとするも、ボーンの手にかかり死亡。瀕死のミンチは自分がミートの父親であることを明かし絶命する。頼れるミートもいなくなり、自分とキン肉マンの実力の違いを痛感する万太郎だったが、キッドとチェック・メイトのセコンドにより逆転。同時にボーンの正体が過去・キン肉マンに破れた超人キン骨マンの息子であり、彼から虐待を受け、悪に落ちたことが判明する。ボーンを倒した万太郎は火事場のクソ力の最後の要素「友情」の炎を魂のランタンから噴出させる。これにより火事場のクソ力修練を完遂させた。
超人オリンピック ザ・レザレクションが開催される。万太郎は当初、参加する気はなかったもののキッド達の戦う姿を見て、超人オリンピックに魅了される。その後、超人オリンピック日本予選トーナメントBブロックに飛び入り参加。決勝に進んでいたザ☆農村マンに万太郎は苦戦しながらも、彼に勝利し出場権利を勝ち取る。
大会予選ではキン肉族への私怨によるハラボテ、イケメン親子の策略により不利な立場に立たされる万太郎だったが、奇跡の逆転により全ての予選を通過。
アニメでは本戦開始前、バロン・マクシミリアン率いる残虐超人たちが万太郎に挑戦状を叩きつける。富士山に造られたリングで万太郎および正義超人たちは力を合わせて撃退に成功した。
万太郎はBブロック1回戦にてウォッシュ・アス、2回戦ではバリアフリーマンに勝利し準決勝へコマを進める。同じく闘っていたジェイドが悪行超人を親に持つヒカルドにより敗北、意識不明の重体となるが、万太郎は彼に呼びかけ、ジェイドの意識を取り戻し、ヒカルドに勝利することを約束する。準決勝では悪行超人として完全に目覚めたヒカルドを征伐し、決勝に進出する。
準決勝2回戦ではケビンマスクにより場外に落とされたイリューヒンを救うためミートがアキレス腱断裂と全身打撲の重傷し入院。ルール上の関係で仲間達の助けも受けることが出来ず、決勝戦のケビンマスクとの闘いは一人で戦うことになる。途方に暮れ、一人特訓に励む万太郎だったが、そこに農村マンが現れ、万太郎のセコンドを務める。
ケビンとの試合は一進一退の攻防となるが、万太郎は農村マンの合図を待つことが出来ず、マッスル・ミレニアムを仕掛ける。しかし、対策を立てていたケビンマスクにマッスル・ミレニアムを破られ、メイル・ストロームパワーを発動させた彼に「OLAP」で両腕を折られ、さらにはビックベン・エッジでKOされ、ケビンマスクに敗北する。大会終了後、初の黒星を喫し、農村マンとの友情パワーをも蔑ろにしたことを悔やむ万太郎はキン肉ハウスを飛び出し行方不明となる…。
アニメでは関節をキン肉族特有の筋肉で元に戻し、さらなる激戦を繰り広げ、最期はビックベン・エッジから脱出し、ミートのアドバイスによってキン肉バスターの進化系マッスル・G(グラヴィティ)を修得し、ケビンマスクを破り優勝を決めた(アニメはここで終了している)。
超人オリンピック終了より三か月、クァン母子によって保護された万太郎は雪山での特訓に励んでいたが、ある時ミートが悪魔の種子により7等分にされたことを知る。万太郎はジェネラル・パラストに赴き、仲間たちと合流するが、パラストには悪行超人しか通れないゲートバリヤーが張られていた。万太郎は元悪魔超人であるバッファローマンが一時的に悪魔超人に戻りこじあけたことにより、パラストに入場する。
最初に入場したジェネラル・ラクリマにて万太郎は第一の刺客・コンステレーションを新技「マッスル・G」で倒す。万太郎は闘いの疲労で倒れるが、スカーフェイス、ケビンマスク、ハンゾウ、イリューヒン、バリアフリーマンの5人がゲートバリヤーを突破し万太郎を救助、彼らがアイドル超人軍として代わりに悪魔の種子達と闘う。ハンゾウ、イリューヒン、バリアフリーマンがそれぞれミートのボディパーツを取り返し、残るスカーフェイスとケビンマスクはB-エボリューションズを結成し、ザ・デモリッションズ(ボルトマン、再生アシュラマン)と戦うが、スカーフェイスが消滅し敗北。アシュラマンは14日後全てのパラストが合体した「悪魔の体内」にて残った万太郎とケビンに挑戦状を叩きつける。万太郎はケビンとのタッグ結成を、スカーフェイスを見殺しにしたと言う理由と、ケビンに自分が負けたからと挑発され拒否。その後、2人は互いに分かれ特訓を行う。万太郎はキッド達に協力してもらい、マッスル・Gの完成とアシュラマンの「アルティメット・阿修羅バスター」の特訓を開始する。特訓終了後、スグルと合流し、彼がアシュラマンとの闘いに着ていたコスチュームから作り上げた新コスチュームを譲り受ける。ケビンと合流し仲違いしながらも悪魔の胎内に入場した万太郎はリングに上がる。ケビンとの仲は険悪なものだったが、ケビンはタッグの「勝利に貢献する心」を見せ、万太郎は遂に彼と和解し、コンビネーションを完成させる。ケビンの秘策とボルトマンをツープラトン・NIKU⇒LAPでKO、ケビンは彼に勝利を託して倒れ、再生アシュラマンとの一騎打ちになる。
アシュラマンとの戦いは父スグルとの親子の絆を瓦解されるほどの接戦となったが、闘いの中で関係を修復。万太郎は「マッスル・G」を成功させ、再生アシュラマンに勝利する。同時に恐怖の将の復活を阻止し、ミートの身体を全て取り返す。
時間超人ライトニング、サンダーの引き起こしたタイムパラドックスにより、消滅の危機にあるケビンマスクを救うために「タイムワープの8超人」として、20世紀への旅に参加する。
時間超人の手にかかりそうになったロビンマスクを救うことに成功するも、駆け寄った妻アリサにぶつかり、そのショックでアリサが跳ね時間超人の手により瀕死の重傷を負ってしまう。その後、時間超人の狂言により、新世代超人は全員伝説超人から敵視される・また、彼らの出現によりトロフィーがマシンガンズを最強と認めなくなり、もう一度最強のタッグを決めるために究極の超人タッグが開催される。
キッドがロビンマスクと組んだことをきっかけに焦る万太郎は仲間達とタッグを組もうとするが、そこに同じくタイムワープしてきたネプチューンマンが出現。万太郎は彼と組もうとするも、ネプチューンマンはセイウチンを指名。納得のいかない万太郎はセイウチンを罵倒。ネプチューンマンとセイウチンと共にその場を立ち去ってしまう。
その後、万太郎はミートから超人大全よりその時代の後に現れた「間隙の救世主」の話を聞くが、トイレに行った際、誤ってそのことが書かれたページをトイレットペーパー代わりにトイレに流してしまい、ミートにまで決別される。
パートナー探しに奔走する万太郎は見世物小屋で行われた偽者レスラー・ブタ肉マンことカオスに目をつける。万太郎は彼に事情を話し、彼の入手したキン肉マングレートのマスクを被らせ、マッスルブラザーズ・ヌーボーを結成し、究極の超人タッグに出場する。
突如、行われた間引きバトルロイヤルではカオスが自分も知らない潜在能力で時間超人やヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン、セイウチン)を一時的に圧倒するも、万太郎はネプチューンマンの老獪な技に苦しめられ、クロス・ボンバーで覆面をはがされそうになる。万太郎は火の玉・火爺隊(イリューヒン、バリアフリーマン)に助けられ本選に出場する。
組み合わせのパチンコではマシンガンズの妨害により1回戦にて地獄のカーペンターズ(デーク・棟梁、ザ・プラモマン)と対戦。万太郎はカオスをフォローし、カオス自身の奮闘もあり1回戦を勝利する。
2回戦では2000万パワーズ(バッファローマン、モンゴルマン)と対戦、記憶が戻り正体を表したカオスとのタッグ技「マッスル・エボルシオン」で勝利する。
2回戦全試合終了後。突如現れたサタンとそれに協力した新星・ヘル・イクスパンションズ(ネプチューンマン、マンモスマン)、時間超人により黒後家蜘蛛の呪いにかけらそうになるが、キン肉マンは彼を庇う形で呪いに掛かる。父のことを思う万太郎は特訓に集中できなくなる。しかし西伊豆海岸の断崖絶壁より、キン肉マンの師プリンス・カメハメの霊が出現。彼に鼓舞激励され、訓練をつけてもらう。
準決勝第一試合ではザ・マシンガンズとの対戦が決定。キン肉マンはマスカラ・コントラ・マスカラ(覆面剥ぎデスマッチ)を提案し、それを受ける。戦いの中でキン肉マンは黒後家蜘蛛の呪いを解除するが、キン肉マンは正義超人のイメージを覆す指折り、マスク剥ぎ等裏技を乱発。しかし戦いの中、場外に転落しそうになるキン肉マンを助け、最後はマッスル・エボルシオンで勝利する。試合の後、キン肉マンは自分の内情を話し、万太郎を息子と認めるものの、けじめをつけるためにマスクを脱ぐが、万太郎は素顔が明らかになるのを阻止するため、自らもマスクを脱ぎフェイス・フラッシュを照射、お互いのマスクを入れ替えることによりキン肉マンの自害とそれによる自らの消滅を食い止めることに成功する。
準決勝第二試合では正義に目覚めたネプチューンマンを時間超人から助けるためにカオスが重傷を負い、彼の臨終を見届けた後、決勝戦までの間マッスル・スパーク習得を目指す。
H・Fでの特訓を受け、地球の危機にキン肉星から地球に派遣される。窮地に陥ったガゼルマンにタッチを求め、たこ焼きにされ観客に食べられそうになった天タコルズを救うなど、若干友情に篤い面が描かれている。
その一方では自堕落な生活が強調され、テリー・ザ・キッドが訪問した際には、キン肉ハウスのあまりの散らかりぶりに呆れていた。また風呂嫌いかつ、歯磨きや用もロクに足していないと語られる[2]。
超人一等祭では、OKAN、天タコルズ、ザ・ドゥームマンを破り優勝。彼等との友情を築いている。
『キン肉マンII世』の最初のゲーム化作品である『キン肉マンII世 ドリームタッグマッチ』では、14体のプレイヤーキャラクターの一人としてキン肉万太郎が登場している。性能はバランスが良く、ストーリーモードでは彼がメインとなる。
『キン肉マンII世 新世代超人VS伝説超人』など、タッグチームを組むキャラクターによっては特定のチーム名が付けられる。以下にそれを示す。
team-AHOを除いてはゲーム独自の名称である。
『キン肉マンII世 超人聖戦史』では主人公が正義超人であり、主人公の正悪を評価する属性ゲージが100の状態の時のみ仲間にできる。また一定の条件を満たしている場合は弟子入りすることも可能で、「キン肉バスター」を習得できる。
『キン肉マン マッスルグランプリ』シリーズでは、万太郎の2Pカラー(同じキャラクター同士で対戦するための「色違い」キャラクター)として新コスチューム版が登場する。
2008年12月31日、『Dynamite!! 〜勇気のチカラ2008〜』で「ボブ・サップ vs キン肉万太郎」のヘビー級ワンマッチが行われた。スペシャルプロデューサーであるDJ OZMAがマッチメイクしたもので、キン肉万太郎に関しては、生年月日、身長体重、全て不明だが、レスリングでフリースタイル全日本選手権7連覇し、オリンピックの夢を捨て桜庭和志の下でトレーニングをしていた、という触れ込みだった。結果はレフェリーストップTKO負け。
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