2017年 アザレア賞 暫定予想

ページ名:63

アゼリア賞予想

期待の良血が集まる割りと注目すべきレース。
とは言え有力馬の多くはノーザン生産のディープインパクト産駒で馬主は全て近藤利一&近藤 英子。
最終的に枠が固まらないとなんとも言えないがなんとなく意図を感じるレース。


アドマイヤアゼリ

ディープインパクト(サンデー)✕Jade Hunter(ミスプロ)
ロイカバードの全弟、期待の良血馬。
馬主:近藤利一 / 調教師:須貝厩舎 / ノーザンファーム生産。
  
山吹賞への登録もありアドマイヤロブソンとの使い分けもありそう。
回避しそうな気もするが一先ずは。
一番人気はこの馬なのかな?
  
アドマイヤロブソン

ディープインパクト(サンデー)✕クロフネ(ヴァイスリージェント)
アドマイヤダイオウの全弟、こちらも期待の良血馬。
馬主:近藤利一 / 調教師:友道康夫 / ノーザンファーム生産。

全兄のアドマイヤスターは500万下で苦戦中。
兄のアドマイヤダイオウは昨年のクラシック戦線を勝ち上がり皐月賞に出走を果たすもそれ以来屈腱炎で休養中。
若葉Sでのナムラシングンとの重馬場でのデットヒートは強い馬特有の雰囲気を感じる強さだった。
全弟も雰囲気ある気もするがどうか?

アドミラブル

ディープインパクト(サンデー)✕ボリクリ(ロベルト)
イサベル・タブレットの全弟、期待の良血馬。
馬主:近藤英子 / 調教師:音無秀孝厩舎 / ノーザンファーム生産
 
イマイチ明確な活躍馬が出ないグレースアドマイヤ一族の代表馬として馬主(近藤 英子)としても期待していると思う。現段階ではこの馬が最も強いように感じている。

まず時計比較が容易そうなアドマイヤアゼリとアドミラブルの比較。
阪神芝 2000mと1800mの差はあるがジュンハーツを物差しにすると1.5秒差と1.3秒差。
距離考えれば時計比較としては同じような差である印象。

同日開催された若葉ステークス(3歳・オープン)の勝ち馬の走破時計:2.00.3
に対し、アドマイヤアゼリ:2.01.8と1.5秒程度の差がある。

時計的なバランスを比較すると以下のような数字。

・ アドマイヤアゼリ    2.01.8
  前半:37.4秒(出遅れ) / 後半:34.9秒

・ アダムバローズ    2.00.3
  前半:35.4秒 / 後半:35.7秒

ペースが極端に異なる為、単純な比較は難しい。
出遅れた影響もありこのペースと馬場状態であればもう少し上がりが早くても良いかも。

対して、アドミラブルの時計はスローとは言え古馬オープンで勝利したアストラエンブレムとの時計比較としても優秀。
念のため、前日、同距離同場所でクリアザトラックが勝った古馬500万下(平均ペース)見ても未勝利戦としてはレベルの高い内容だったように思う。
実際同レースで0.6秒(2.5馬身差)千切ったメルヴィンカズマは惜敗続きではあったが未勝利戦を勝ち上がっている。

アドマイヤロブソンの勝ち上がったレースは京都芝1800m(稍重)
1.49.6(前半:37.6秒、後半:34.8秒)
稍重故の部分もあるがスローペースの上がり勝負。
2着のスイーズドリームスとは0.2秒差(1.25馬身)ではあるが、3着のシャドウブリランテとは0.9秒(5馬身)差を付けている。
同日同距離レースが無く比較は出来ないが翌日良に回復したレースとの比較。

・ ファンディーナ        1.50.6(前半:38.7秒 / 後半:33.0秒)
・ デンコウリキ        1.48.8(前半:37.4秒 / 後半:34.9秒)
・ アドマイヤロブソン    1.49.6(前半:37.6秒 / 後半:34.8秒)

クラッシック戦線で最有力なファンディーナは500万下のつばき賞。
正直ドスローなので全体時計比較を行う意味を感じないが上がり33.0秒は非常に優秀。
2日間、両日の芝レースの上がり最速。
前日の京都牝馬ステークス芝1400mでレッツゴードンキが出した34.0秒。
1000万下、芝1400mでワントゥワンが出した33.5秒を凌ぐ上がり。
その後の活躍を見ても比較にはならないかも。

デンコウリキは1000万下。時計的には0.8秒程度差はあるが馬場差とクラスを考えるとそこそこ優秀。
上がりが然程変わらないのも好感。この時期の3歳馬としてはそれなりに強いとは思う。

此処から先は印象論となるがペース含めた総合評価として以下順番で評価したい。

① アドミラブル
② アドマイヤロブソン
③ アドマイヤアゼリ

その他の有力馬としては以下が候補。

エーティーラッセン

サマーバード(ミスプロ)アグネスタキオン(サンデー)
馬主:荒木徹 / 調教師:木原一良厩舎 / 前田牧場生産

今回と同舞台、阪神芝2400mで開催されたゆきやなぎ賞ポポカテペトルに次ぐ2着。
乱ペースを先行し2着に残す。

エテレインミノル

ディープブリランテ(サンデー)Rock Hard Ten(ロベルト)
馬主:吉岡實 / 調教師:北出成人厩舎 / 杵臼牧場生産

そのエーティラッセンに次ぐ3着。
良血馬ポポカテペトルとの差は0.3秒(2馬身差)と多少開いたがエーティーラッセンとはハナ差。

アダマンティン

ハービンジャー(ダンチヒ)フジキセキ(サンデー)
馬主:G1レーシング / 調教師:大竹正博厩舎 / 社台ファーム生産

中山 芝2200m 水仙賞でイブキ、サトノクロニクルに次ぐ3着。
イブキとは0.2秒差(1馬身差)
平均ペースをイブキの番手を追走。
上がり:34.3秒とそこそこ早い上がりを魅せる。
血統的にも長いところが向きそう。育成ノウハウ確立故かハービンジャー産駒の活躍が目覚ましい。

今回のレースは、芝2400mという事もあり距離適性も考える必要がある。

有力馬は全てディープインパクト産駒で実績も豊富。
既に長距離実績もあるハービンジャー産駒のアダマンティンが中では気になる。

今回と同舞台、阪神芝2400mで実績のあるエーティーラッセン、エテレインミノルもほぼ差はない。

この時期の若駒の成長は本当によくわからない。

なので一点以下購入をするで暫定的な答えとしよう。

① アドミラブル
② アドマイヤロブソン

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧