奥村武【2017年2月28日】

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【美浦所属】奥村武

1976年7月10日生まれの40歳

競馬関係者がいない環境で育つも1989年ジャパンCホーリックスオグリキャップの伝説のレースを見て騎手を目指すも身長の関係で断念。
大学卒業後、北海道のディアレストクラブで約2年半修行を積み、高橋義厩舎の厩務員を経て国枝厩舎で調教助手を務めた後に2014年に開業。

調教助手時代には、3冠牝馬アパパネマツリダゴッホらを担当する等、幾多の名馬を手がけてきた経験を持つ。
「息や動き、馬体が重い状態、動けない状態では競馬に使わないこと」
と明言しており、丁寧な仕上げを心がける姿勢は好感が持てる。

近走、

2014年: 8勝
2015年: 16勝
2016年: 16勝

と実績を伸ばしており、2017年は既に7勝と今年は大幅に成績を伸ばしそう。今狙うべき厩舎。

丸田恭介、北村宏治を中心に若手も積極的に起用。
木幡拓也、初也兄弟、横山親子。
蛯名、善臣先生等のベテラン勢と関東有力騎手をまんべんなく起用。
デム、ルメ、モレイラなどの外人の起用も。
勝負レースには田辺中心。
特に田辺への信頼も厚く結果も残している印象。

以前は戸崎、ウチパクの起用も目立ったが最近はさっぱり。
その辺の見切りも好感。

冬場の勝率が低く夏場のローカルで結果を残す印象もあり特に福島では注目したい。

今年は3歳期待馬が多数。
牝馬、ライジングリーズン(三城牧場)、ホウオウパフューム(ノーザンファーム)。
牡馬、イブキ(岩見牧場)。
可能性を感じるのがリカビトス(ノーザンファーム)。
牝馬クラシックに間に合って欲しい1頭。
3月12日に出走予定もあるので勝ちきってオークスには間に合って欲しい。
他にも短距離馬のショウナンアエラ(大北牧場)、カカドゥ(グランド牧場)、コンフィデンス(日の出牧場)等もいる。

しかし若干層が薄い印象もあるので勝ち星を大幅に伸ばすことは難しそうな気もする。
慎重に使う傾向の強い厩舎だけに順調に行かない場合も多い。
能力の高い馬をじっくり育てて行ければこれから数年単位で安定的に活躍しそうな厩舎になりそうな気がするがもう少し質の高い馬を預けられるような環境を作る必要がある。
ノーザンファーム生産馬でのクラシックでの活躍が必要。
ホウオウパフュームリカビトス次第となるので今年が正念場になりそうな気がします。

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