2017 牝馬クラシック

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❖ 注目馬


◯ アドマイヤミヤビ

血統 父:ハーツクライ/母父:クロフネ
クロス Lyphard:4 x 5/Northern Dancer:5 x 5
生産 ノーザンファーム
成績(2017/2/9) 2-1-0-0

差し脚質。ハイペースでの速度性能に疑問。平均〜スローで直線勝負になったほうが良いかも

出遅れ歴はあるがゲートが下手という事も無いかな。

カデナを破ったことから評価が上がっているが特筆すべき強さを感じない。

初戦は度外視すると上がり33秒台を安定して使える事は魅力。

ミッキーシャンティ、グランアルマダの半妹。兄弟から活躍馬は出ていない。

人気にはなるとは思うが個人的には現段階で一枚足りない気がするかな。

 

① 阪神芝1600m 新馬戦:2着

クライムメジャーに1馬身1/4差で負ける。

ハイペース前半:36.9。勝ち馬:33.9に対しアドマイヤミヤビ:34.1と明確な差があった。

 

② 阪神芝1600m 未勝利戦:1着

ベルカプリを3/4馬身差で快勝。

平均ペース前半:37.0。アドマイヤミヤビ:33.7に対しベルカプリ:34.5と明確な差があった。

 

③ 東京芝2000m 百日草特別:1着

カデナを1馬身3/4差で快勝。

スローペース前半:38.4。アドマイヤミヤビ:33.5に対しカデナ:33.4と僅差で負けている。

東京の長い直線で展開的な優位性はあった。騎手の差か。ルメール


◯ カラル

血統 父:ディープインパクト/母父:フレンチピュティ
クロス Northern Dancer: 5 x 5
生産 グランド牧場
成績(2017/2/9) 2-2-0-0

良馬場であれば安定した差し脚を使えるディープ産駒。

馬場コンディション次第で33秒前半の実績もありおそらく高速京都であれば32秒後半程度は出せる力はありそう。

脚の使い所が難しいのか力はあるが2敗している。

桜花賞よりオークスのほうが向いているように思うかな。

勝ちきれないとは思うが信頼と実績のディープ産駒。連帯候補として注目かな。

 

① 阪神芝1600m 新馬戦:2着

シグルーンにクビ差で惜敗。

スローペース前半:39.7。勝ち馬:33.3に対しカラル:33.1。

仕掛け遅れで届かずという印象(武豊)

 

② 阪神芝1800m 未勝利戦:1着

ガンサリュートに3/4馬身差で快勝。

平均ペース前半:37.0。カラル:35.0に対しガンサリュート:35.6と明確な差があった。

稍重ということもあり時計的には物足りなく見えるも最速。


③ 東京芝2000m 百日草特別 2着

アドマイヤミヤビに1馬身3/4差で大敗。

スローペース前半:38.4。アドマイヤミヤビ:33.5に対しカラル:33.4と上がり的には勝っている。

東京の長い直線で展開的に踏み遅れた印象。(福永。。。)

 

④ 京都芝2000m 京都2歳ステークス:1着

ヴァナヘイムに1馬身1/4差で快勝。

平均ペース前半:38.0。ヴァナヘイム:34.1に対し33.6と上がり的にも快勝。

良馬場の高速馬場の京都で有力馬を押さえて快勝した意味は大きい。

 

 


◯ フローレスマジック

血統 父:ディープインパクト/母父:Storm Cat
クロス Northern Dancer: 5 x 4 x 5
生産 ノーザンファーム
成績(2017/2/9) 1-2-0-0

ラキシス、サトノケンシロウ、サトノアラジンの下でディープ、ストームキャットと鉄板の組み合わせ。

これだけの良血で悪い馬は出ないでしょう。

現段階では時計的な魅力や圧倒的な強さは感じない。

新潟の実績はいまいち評価出来ず、あとの2走は馬場が渋った結果。

こちらはそれなりに評価はできる。

分かりやすい重馬場巧者で重馬場であればしっかり狙って良いタイプ。

多少時計のかかる展開が望ましいかも。

兄弟は全体的に仕上がりが遅く春のクラシック戦線に間に合っておらず同馬も本格化するのは夏前位になるような気もする。

全力で狙って良いタイプの馬ではないかもな。

 

① 新潟芝1600m 新馬戦:2着

シャイニードライブにハナ差で惜敗。

ハイペース前半:37.1。勝ち馬:34.4に対しフローレスマジック:33.8(1.36.2)

シャイニードライブの逃げを追いかけて前止まらずさして届かずという印象。

同日開催の同条件である関屋記念勝ち馬:ヤングマンパワーの時計と比較すると多少物足りない印象。

ハイペース:前半:35.5-後半:33.7(全体時計:1.31.8)

 

② 東京芝1600m 未勝利戦:1着

ショウナンサザナミに4馬身差圧勝。

平均ペース前半:36.2。勝ち馬:35.5に対しショウナンサザナミ:35.5(1.37.1)

フローレスマジックが番手先行し快勝。重馬場ということもあり着差が大きく開いた。

重馬場は非常に良さそう。

当日同条件で1000万下ディープ産駒@ロイカバードの全体時計が1.35.3(前半:36.8 - 後半:33.9)

重馬場でも少し差はあるかな。。

 

③ 東京芝1600m アルテミスステークス:2着

リスグラシューに4半馬身差の惜敗。

平均ペース前半:37.0。勝ち馬:33.5に対しショウナンサザナミ:33.3(1.35.5)

新馬戦で負けたシグルーンを下し2着に。

今回は後ろからの競馬。器用で自在性があるかもな。

当日開催された同条件の未勝利戦:1.35.7(稍重)、新馬戦:1.39.1(稍重)

途中から稍重〜良馬場に改善したもののパンパンの良馬場では無く限りなく稍重に近かったかも。

 


◯ レーヌミノル

血統 父:ダイワメジャー/母父:タイキシャトル
クロス Halo: 3 x 4
生産 フジワラファーム
成績(2017/2/9) 2-1-1-0

ダイワメジャーとの間に全姉ばかり6頭居るがどの馬も500万を勝ち上がり頭打ち。

中でもダイワストリームが1000万勝ちをしているが春先思うように行かずクラシック戦線に乗り遅れている。

ダイワプロパー、サトノマイヒメ等も500万を勝てずに居る。

これまでの戦績を見るとレーヌミノルが最も出世している印象。

このヘイロークロス(サンデー✕タイキシャトル[Devil's Bag系列のヘイロー])は面白いかも。

最近のクラシック活躍馬の多くはヴィブロス、サトノダイヤモンド、シンハライト等々

サンデーサイレンスを経由したヘイロークロスを持っている。

全妹はいまいち結果が出ていないがレーヌミノルは良さそうな気がするな。どうだろ。

 

① 小倉芝1200m 新馬戦:1着

メイショウルーシーに13/4 差で快勝。

ハイペース前半:33.9。レーヌミノル:35.4に対しメイショウルーシー:36.0。

先行するメイショウルーシーを番手追走して突き放す。

同日同条件500万下平均ペースの全体時計が1.08.6(34.3)に対し1:09.3(35.4)。

短距離の小倉デビューということで然程特筆してみるべき内容も無く。。。

 

② 小倉芝1200m 小倉2歳ステークス:1着

 

ダイイチターミナルに6馬身差の圧勝。

ハイペース前半:33.4 。レーヌミノル:34.6に対しダイイチターミナル:35.2。

番手追走から早めにマクリ突き放し圧勝。

同日同条件未勝利が1.09.5(36.2)、500万下:1.07.9(34.8)に対し1.08.0(35.4)

短距離の小倉だが6馬身差は圧勝の部類。実力の片鱗を魅せる。

 

③ 東京芝1400m 京王杯2歳ステークス:1着

 

勝ったモンドキャンノとは0.1秒差の2着。

平均ペース前半:36.3 。モンドキャンノ:33.7に対しレーヌミノル:34.2。

番手先行から抜け出すも差し切られる。

平均ペース先行して脚色鈍らず東京でここまで粘れるのはすごいかも。

強さの片鱗を感じた一戦。

 

④ 阪神芝1600m 阪神ジュベナイルフィリーズ:3着

 

初のマイル戦となる3歳牝馬G1で3着は非常に優秀な結果となった。

勝ったソウルスターリングとは0.5秒差。

平均ペース前半:35.6、ソウルスターリング:34.2に対しレーヌミノル:35.2。

行き脚が継がず中段からの競馬となったが終始5番手位をソウルスターリングをマークしつつ追走。

力の足りない先行馬がたれてゆく中で粘るも追いつけず最後に大外からリスグラシューにも差し切られる。

基本今回のクラシック路線での最有力馬としてソウルスターリングと本レース大外枠より2着に追い込んだリスグラシューが強いと思っておりこの3着はクラシック戦線を占う上で最重要レースと位置づけたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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